6月5日　火曜日　第6日目<br />旅のテーマは、「素晴らしい歴史遺産や風景を楽しむ」「いろいろな人と交流する」「おいしい食べ物、ビール、ワインを堪能する」です。<br />すべて個人で計画・手配しましたので、何かの参考になればと思います。<br /><br />ウィーンの街を歩きます。カフェも楽しみです。<br /><br />◆旅の概要<br />1日目　伊丹⇒羽田⇒ミュンヘン(空路)、ミュンヘン⇒ザルツブルク(鉄道)　ザルツブルク泊<br />2日目　ザルツブルク観光　ザルツブルク泊<br />3日目ハルシュタット、グムンデン観光　ザルツブルク泊　<br />※天候次第で2日目と入れ替える予定でした。<br />4日目　ウィーンへ移動(鉄道)　ウィーン観光　ウィーン泊<br />5日目　バッハウ渓谷(ドナウ川クルーズ)　<br />※天候次第で6日目と入れ替える予定でした。<br />6日目　ウイーン観光<br />7日目　午前　ウイーン観光　午後　ウイーン⇒ブリュッセル⇒成田への帰国便への予定が、いろいろあってアントワープ泊<br />8日目　アントワープ⇒ブリュッセル空港(鉄道)　ブリュッセル⇒フランクフルト⇒羽田への帰国便へ。<br />9日目　朝　羽田着⇒伊丹　やっと自宅へ。<br />

シニアWカップル・オーストリアのんびり旅⑨ウィーン街歩き

13いいね！

2018/05/31 - 2018/06/08

2294位(同エリア6056件中)

エリア

ウィーン(オーストリア)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 5.0

グルメ: 5.0

交通: 5.0

同行者: カップル・夫婦（シニア）

一人あたり費用: 20万円 - 25万円

交通手段: 鉄道高速・路線バス船タクシー徒歩飛行機

航空会社: ANA

旅行の手配内容: 個別手配

朝食前に朝の散歩です。

フォルクステアターとトラム。
朝日に映えるミュージアム・クォーター。
ホテル近くのバイスル。

朝食を済ませて、フオルクステアター駅から地下鉄U2号線でカールスプラッツまで行き、ナッシュマルクトを散策します。
カールスプラッツ駅から、「セセッシオン」を右手に見ながら、ナッシュマルクトまで歩きます。

今日も暑くなりそうです。
カールスプラッツ駅から徒歩10分弱、ナッシュマルクトにやってきました。
人通りは少ないようです。
ナッシュマルクトの様子
ナッシュマルクトの様子
ナッシュマルクトの様子
ナッシュマルクトの様子
ナッシュマルクトの様子

「オーストリアには、カンガルーはいません!!」
ナッシュマルクトの様子

中東系のお惣菜やオリーブを売るお店が多かったように思います。
カフェやレストランもあり、朝食がてらに立ち寄るのもいいかもしれませんね。
ウィーン初日ラーメン屋からの帰りにも利用した駅からU4で、カールスプラッツまで戻り、U2でフォルクステアターへ、そこから今度はU3で、「ノイバウガッセ」駅まで行きます。
やってきたのは、ノイバウガッセ駅近くの「手芸店」です。

M君の奥様が「手芸」が趣味なので、訪れました。
手芸店
手芸店のショーウィンドウ
手芸店の開店時間にまだ間があったので、近くのカフェで待ちます。
手芸店近くのカフェで。
手芸店近くのカフェで。
朝からビールで恐縮ですが、これも旅の大きな楽しみのひとつです。
手芸店が開店しましたが、門外漢の私は近くをブラブラしました。

近くにSPRA(Bistro)があったので、お土産探し。
SPARは、いろいろな種類のお店があるようですね。

手芸店でお目当てのものも手に入ったそうで、その後みんなでさっきのSPARに立ち寄り、「マンナー」等お土産を買いました。種類も多くお得な値段でした。

この後は、ノイバウガッセから地下鉄U3でシュテファン寺院に向かいます。
シュテファン寺院の北塔からの眺め。

ウィーン初日の夕食後も訪れたのですが、北塔からウィーンを眺めてみたくてやってきました。
大人6～7人が乗ると一杯の小さなエレベーターで昇ります。係員が操作してくれます。
シュテファン寺院の北塔からの眺め。

屋根瓦で描かれた紋章もやってきた目的です。
シュテファン寺院の北塔からの眺め。
シュテファン寺院の北塔からの眺め。

ここから見える建物などの説明板。
シュテファン寺院の北塔からの眺め。
シュテファン寺院の北塔からの眺め。
シュテファン寺院の北塔からの眺め。
シュテファン寺院の北塔からの眺め。
北塔にあった、なんと言ったらいいのかよくわかりませんが、「コインをお土産に細工する機械」です。お土産にするコインを圧縮機で伸ばしながら図柄を刻印します。
使用料が1ユーロで、細工するコインは5セントだったように記憶しています。同じような機械は、あちらこちらの観光施設にもありました。
シュテファン寺院の北塔からの眺め。

寺院内へ下ります。
シュテファン寺院
シュテファン寺院
シュテファン寺院
シュテファン寺院を出て、グラーベンを散策します。
天気も良く、多くの人出です。
グラーベンを散策します。

ペスト記念柱
グラーベンを散策します。

ペーター教会
グラーベンを散策します。
グラーベンを散策します。
グラーベンを左に折れると、王宮前に続くコールマルクトです。

王宮のミヒャエル門が見えます。

王宮に行く前に、コールマルクトのノルトゼーで軽く昼食をとってから王宮に向かいました。
王宮のミヒャエル門
王宮のミヒャエル門
ミヒャエル門をくぐって王宮へ。

のはずだったのですが、「今日は王宮には入れない」と門のところで警察官に言われました。やけにたくさんの警察官がいたので、何か事件が起こったのかと思いましたが、事情が良くわかりません。

そうしていると、門前の広場で観光客にコンサートのチケツトを売っていたにーちゃんが、「今日はロシアのプーチン大統領が王宮に来るんだよ。だから今日は入れないよ」と教えてくれました。
仕方がないので、記念写真を1枚。
もう1枚。

王宮に入れなくなったので、明日訪問する予定の「シェーンブルン宮殿」との共通チケツト「シシィ・チケツト」も買うことが出来なくなりました。
シシィ・チケツトがあれば、シェーンブルン宮殿には並ばずに入場出来るそうなのですが、これで並ばないとチケツトが買えなくなってしまいました。

気を取り直して、国立図書館プルンクザールへ向かいます。
さっきのチケツト売りのにーちゃんに「図書館は大丈夫?」と聞いてみると、「たぶん図書館は入れると思うよ。ここから少し行って右側に入り口があるよ」と教えてくれました。
プルンクザール前のヨーゼフ広場。

真っ白な建物が美しいです。
広場に立つヨーゼフ2世の騎馬像。
国立図書館プルンクザール

この下に入り口があります。
国立図書館プルンクザール

入口左にチケツトブースがあります。
1人7ユーロ。クレジットカードで購入しましたが、PINコードを入力したのに、サインまで必要だと言われました???
中に入ります。
国立図書館プルンクザール
国立図書館プルンクザール
国立図書館プルンクザール
国立図書館プルンクザール

天井画も美しいです。
国立図書館プルンクザール
国立図書館プルンクザール
国立図書館プルンクザール

天井近くまで蔵書が並んでいます。
国立図書館プルンクザール
国立図書館プルンクザール
国立図書館プルンクザール

膨大な蔵書(20万冊以上だそうです)にもおどろかされましたが、大理石の柱と天井画が織りなす雰囲気は、「図書館」という言葉のイメージとはかなり違いますね。プルンクザール＝豪華なホールという意味だそうですが、その名の通りでした。
プルンクザールを出て、「アルベルティーナ」前を通って、オペラ座傍にある「アルカディア」とケルントナー通りにある「シュテッフル(デパート)」にお土産探しに行きます。
フィアカーには乗ってみたかったのですが、またの機会にしましょう。

お馬さんはみんなかわいい目をしています。
オペラ座の北側に、「ホテル・ザッハー」がありました。
ホテル・ザツハー
ホテル・ザツハー入口の左側が、「カフェ・ザツハー」です。
プーチン大統領関係でしょうか、オペラ座の前にもパトカーが止まっています。

「アルカディア」で少し買い物をして、ケルントナー通りに向かいます。
午後のガイドツアーのためもう一度戻ってきます。
賑わうケルントナー通りをすすみ、お店(デパート)まで行ったのですが、あいにくお目当てのものはありませんでした。

そこで、日本人御用達のお土産屋さん「ワルツ」が近くにあったことを思い出し、行くことにしました。
※出発前に、娘のお土産品のことでお店にメールで問い合わせていたので、店の場所も確認していました。
「ワルツ」に来ました。

やはり日本語が通じるのは、ほっとしますね。
日本からのツアーの方も、昨日買われてお店に預けていたお土産を取りに来られたりしていました。
冷房が効いていて、熱い体を冷やしてくれます。

隣には、日本料理の「日本橋」がありました。
「ワルツ」の前あたりからケルントナー通り方向を見ると、シュテファン寺院の塔が見えます。
「ワルツ前」あたり
すぐ南側は、ウィーン初日に、ラーメンを食べるために降りた地下鉄「カールスプラッツ」駅の交差点です。
方向を間違って、暑い中迷ったのですが、このあたりにも来ていたことがわかりました。

幸い、ワルツでお目当てのものが見つかり、暑い中来た甲斐がありました。
オペラ座に戻ってきました。

15時からのガイドツアーに参加するつもりでしたが、なんと昨日と今日は、「中止」でした。
王宮といい、オペラ座といい、残念ですが、しょうがないですね。

気を取り直して、「カフェ」で一休みすることにしました。
オペラ座前からトラムで「シュバルツェンベルグプラッツ」まで移動。やってきたのは、「カフェ・シュバルツェンベルグ」です。

リンク沿いのカフェでは、一番古いそうです。
カフェ・シュバルツェンベルグの店内
地元の方が多い印象ですが、あまり混んでいなくて落ち着いた店内は一休みするのにもってこいの雰囲気でした。
カフェ・シュバルツェンベルグの店内
カフェ・シュバルツェンベルグのメニュー

創業は、1861年となっています。
メニュー(英語が併記されています)
私は、白ビール。他の3人は「アイスカフェー」。

アイスカフェーは、お盆に乗って水と一緒に提供されます。

チップ込みで24ユーロでした。
カフェ・シュバルツェンベルグで涼をとって、「楽友教会」に行きました。
楽友教会
王宮もオペラ座も見学できずに、時間が余りそうなので、トラムでリンクを回ってみることにします。

楽友教会からリンクに戻る途中に、「ホテル・インペリアル」がありました。パトカーがここにも停まっていたので、プーチン大統領はひょっとしたらここに泊まるのかな??
ホテル・インペリアル
カフェ・シュバルツェンベルクの前から、トラムD線に乗って、リンクを周ります。
最初に降りたのは、ウィーン大学前。
ウィーン大学構内に入ってみます。
ウィーン大学の出身者でしょうか。
建物内は、何かイベントの準備なのか、若いスタッフ(学生)が忙しく動いたり、授業が終わった学生たちが教室からたくさん出てきたりしていました。
校舎に囲まれた中庭に出てみました。

たくさんの学生が、思い思いに時間を過ごしています。
こんな雰囲気の中にいると、学生時代に戻ったような気分になります。
花壇の縁に座って、「学生時代がやっぱり一番良かったよな～」と話しが盛り上がりました。
ウィーン大学中庭
ウィーン大学

重厚な校舎です。
ウィーン大学を後にして、再びトラムに乗ります。

グリンツィングから帰りに乗ったトラムの終点、ショッテントーアから今度はトラム①番に乗ります。

振り返ると、市庁舎の２本の塔が見えます。

①番のトラムでリンクを周りながら、途中シュヴェーデンプラッツで降りて、銀行のATMで少しキャッシングをしました。
オーストリア銀行のATMのコーナーは、銀行のカードが無いと入れないようでしたが、ちょうど来られたご婦人と一緒に入ることが出来ました。
ウィーン市内は思ったよりATMは少なかったです。

トラムを市立公園近くのストゥーベントーアで降りて、地下鉄U3でヘレンガツセまで、「カフェ・ツェントラル」に夕食に行きます。
カフェ・ツェントラル

地下鉄U3ヘレンガツセ駅からエスカレーターで地上に出て、イタリアンレストラン・ヴァピアーノの前を突き当たると、王宮前から続くヘレンガッセ通りです。右にまっすぐ進むと店が見えます。
入口には、このお店の常連だった、作家ペーター・アルテンベルクの等身大の人形があります。

すぐに、担当のウェイターさんが窓際の席に案内してくれました。
カフェ・ツェントラルの店内

並ぶほどではありませんでしたが、店内は結構混んでいました。
食事をする人、飲物とケーキを楽しむ人、様々です。
フランス人パティシエのつくる繊細なケーキの人気も高いそうです。
カフェ・ツェントラルの店内
カフェ・ツェントラルの店内

天井が高いです。
オーダーしたビールをテーブルで注いでくれます。
今日は黒ビールです。
料理は、「グラーシュ」を２皿。
「ターフェル・シュピッツ」を１皿。

グラーシュ、ターフェル・シュピッツともに大変おいしかったです。
味もサービスも、さすがに伝統のある人気店です。

食後にメランジェを頼んで、４人で90ユーロ少しでしたが、支払い時に、「当店では、チップは10％程度いただいております」とはっきり言われましたので、100ユーロ支払いました。
チップの金額をはっきり言われたのは、初めてでしたが、そんなに悪い気はしませんね。
地下鉄でフォルクステアターまで戻り、徒歩でホテルに戻りました。

ホテルの部屋から見たウィーンの夕焼けです。時間は午後８時４５分頃。

ウィーン最後の夜がゆっくり暮れていきます。
天気予報は、明日も晴れ、また暑くなりそうです。

ウィーン最終日は午前中シェーンブルン宮殿を訪れ、日本への帰国便に乗ることになります。(とんだハプニングでそうはならなかったのですが)

続きは、⑩へ。