アメリカ西部の旅⑦⑧　憧れの「グールディングスロッジ」に泊まってモニュメントバレーをハイキング

2018/05/24 - 2018/06/07

アメリカ西部の国立公園の絶景をハイキングで一気に巡る13泊15日間のツアーに参加しました。
お天気にも恵まれ、一生に一度の素晴らしい大自然を満喫できました。
ただし、モニュメントバレーは「ナバホ トライバル パーク」として、ナバホ族が管理運営する土地で、国立公園ではないそうです。

7日目5/30（水）はお昼過ぎまでアーチーズ国立公園をハイキング。
夕方、モニュメントバレーにやって来ました。
翌8日目の午前中も自分の足で大地を確かめます。

モニュメントバレーはアメリカ西部の景観の中でも先ず思い浮かぶ代表格です。
小さい時「ローン・レンジャー」をＴＶで見て、世界にはあんな所もあるんだと、いつかは行ってみたいとずっと思っていましたがやっと来ることができました。
宿泊はバレーを一望できる憧れの「グールディングスロッジ」。
朝夕の景観も好きなように堪能できます。
旅の醍醐味は現地に泊まってこそ、を実感しました。

エリア モニュメントバレー周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

7日目　2018/5/30（水）
この日はお昼過ぎまで「アーチーズ国立公園」のトレイルを楽しみました。
その後3時間かけて夕方「モニュメントバレー」に到着。

アーチーズ国立公園 国立公園

宿泊は憧れの「グールディングスロッジ」です。
部屋は本館からはだいぶ離れている比較的最近建てられたコテージタイプの１棟です。
車でないとレストランに行くにも移動は困難な場所です。

グールディングス ロッジ ホテル

キッチン付きの広いリビングにＷベッド。
バレーに近い棟からはベランダに居ながらにして景観が一望できます。

奥にベッドルームがもう一つ。

深いバスタブ付きのバスルームも清潔で綺麗。

写真でよく見るのはこの本館。
てっきりこちらに泊まるのだとばかり思っていました。

昔からある本館。
狭くても本当はこっちに泊まってみたかった。

本館の遠景です。
夕方なのでかすんでしまいました。

夕方に着いたので慌てて夕景を撮りに外に出ました。

辛うじて夕日に染まっています。
でも、私のカメラと腕ではこれが限界・・

来る途中の車中からのシルエット。
本来ならもっと早く到着して、この日のうちに「ジープツアー」を行う予定だったのですが、いくつかのトラブルのせいで時間切れでこの日の観光は割愛です。

夕飯は本館近くのダイニングルームにて。

サラダはバイキング方式です。
小さなお皿に最初の1回のみ盛って来ることができるので、根性で積み上げました。
嵩の張る葉物は取らずに重量感のあるもので山盛りに・・・味がゴチャゴチャ

サラダコーナーはわざと取りづらいような構造

スープはミネストローネ。
直前までクラムチャウダーだったのに無くなってしまい残念。
でも具沢山で食べ応えはあり。

メインのステーキはミディアムレアでお願いしたのにしっかりウェルダン。
何の為に焼き方のオーダーを取ったのか？
アメリカの牛肉は脂身が少ないのでわたし的には好みですが、今度はベリーレアでお願いしよう。

必ず甘いデザートが付きますが、一口だけ食べれば十分です。

このエリアはナバホ族の管轄の為、アルコールの販売は一切行われていません。
部屋で持ち込みを飲むのは構わないけれど空き缶類は持ち帰りました。

店内は欧米人が殆どで東洋人は私達だけ。
皆さん帰った後にパチリ。

8日目　2018/5/31（木）　
翌朝です。
朝の景観を見に早起きして外に出ました。

朝焼け

振り向くと、ホテル裏の岩壁も染まっています

だんだんと明るくなってきました。

もうすぐ日の出

染まる岩壁と本館。
修正なしですが綺麗な色です。

満月が白く残っていました。

何処で見てもうさぎさんは住んでいるようです

7：00　朝食も昨夜と同じレストランで。

朝はバイキングではなくアメリカンブレックファストのセットメニュー。
他のホテルの朝食よりははるかにいい方かも。

8：00　朝食後、ホテルのジープでツアーに出発です。
約2時間かけて、主要な見どころを案内してもらえます。
本当なら昨日慣行の予定でした。

ジープというよりトラックの荷台みたい。
後の席の方が視界が開けていいように思います。
最初は舗装道を飛ばしますが、バレーの中は敢えて土埃舞い上がる未舗装のまま。
マスクやカメラの防埃対策をして下さい！
でも、朝一で出発したので対向車もなく、比較的快適な道行で却って良かったかも・・

いよいよまじかに「メサ」や「ビュート」といわれる岩丘観光の始まりです

比較するものが無いので大きさが分からない・・

「スリーシスターズ」は何処にでもよくある形容ですね。
一昨日のアーチーズのトレイルにも有りました。
ＷＥＬＣＯＭE のＷだとも言うそうです。

凄く大きな岩なんです

展望台からの景色。
このモニュメントバレーは国立公園ではなく、現地の先住民「ナバホ族」が管理運営する「ナバホ・トライバル・パーク」なんだそうです。

ナバホ族のカウボーイが崖の上でポーズを取っています。
写真を撮るにはチップが必要みたい。

岩壁に佇むナバホ族のカウボーイ。
絵になります。

手を振ると応えてくれました。

高さはどれも300ｍくらいはあるそうです。

青空が綺麗。
バレーの面積は東京23区の60％くらいの広さだそうです。

道は埃っぽく、前を走る車でもあろうものなら悲惨な状況になりそう。
ジープの一番後ろに座ると後方の景色も撮れます。

高さはどのくらいあるのか比較するものが無いので分かりませんが想像以上なんでしょうね。
ビュートだけでなく色々な形の岩があります。

ビジターセンター。
ジープツアーを終えて、ここでハイキングの身支度をします。

ビジターセンターの隣にある「ザ・ビュー・ホテル」です。
グールディングスロッジしか知りませんでしたが、このホテルからの景観は比較にならない近距離感。
個人で来るならこちらの方に泊まってみたい。

ビジターセンターのお土産コーナーです。
クーラーが心地よい。

ワイルド・キャットトレイルの始まりです。
約２時間、高低差275ｍ。
いよいよ自分の足で歩くハイキングに出発です。
ウェストミトンを反時計回りに一周します。

いかにも西部劇の舞台っぽい景観。
左手と右手の両方のビュートが望めます。

ウエストミトンは左手の甲

丘の上にコテージがあります。
ここに泊まったら凄い景色が見られるでしょうね。

最初は下りの砂地が続きます。
この砂地が帰りの登りで難儀のタネになるのですが・・

野生動物の ”落し物” です。
実際に姿を現してくれたらいいのに、足跡とか巣穴だけで残念。

歩いてこそ分かるアングルです。

真横に来るとほぼ１本の棒状。

こんな乾燥地帯でも頑張って葉を茂らせる木もあります。

何処までも広大

西部劇によく出て来る枯草のボールです。
転がって種を拡散するのだそうです。

イーストミトンビュートは右手の手袋

展望台からは正反対の位置から見たウエストミトンです。

掌方面から見たウエストミトンの景観は歩いてこその賜物。
植物も頑張って生えています

枯れ木

周辺にも見所

干からびた土地でも花も一生懸命咲いています。

一周するのはほぼ平坦な道なのでそんなに辛くはありませんが、最後に出発地点に戻る道が砂地の斜面なので歩き辛く体力を消耗しました。
写真を撮る元気もありません。

やっと舗装道路まで辿り着きました。
目の前の建物は「ザ・ビューホテル」

13：00　ランチはホテルのレストランに戻り「ナバホブレッド」です。
厚手のピザ生地のようなものを揚げて、レタスと豆のトマト煮とチーズを乗せます。
サルサソースはお好みで。
でも、油っこくてパンの部分は半分残してしまいました。

レインボーアイス（私には２色のみ）がデザート。
これも一口だけ頂きました。

レストランの店内。夕朝食の時とは異なる場所です。
先客の欧米人は一斉に食べ終わって退席です。

ランチ後、ギフトショップと、

ミュージアムも少しだけ覗きます

グールディングス トレーディング ポスト ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー

壁面のこれは誰だ？

外のレリーフ

屋外に展示されていた駅馬車

この旅の一番の目的だった憧れのモニュメントバレーともお別れです。

バスでホテルを後にします。
走り出して直ぐにバスの中から見えた野生の馬はやせ細っていました。

グランドキャニオンまでは３時間です。
ユタ州からアリゾナ州に移動なので時計を１時間戻します。

グランドキャニオン国立公園 国立公園