アメリカ西部の旅③　イエローストーンの間欠泉 ＆ 虹色に輝く？グランドプリズマティックスプリング

2018/05/24 - 2018/06/07

アメリカ西部の国立公園の絶景をハイキングで一気に巡る13泊15日間のツアーに参加しました。
お天気にも恵まれ、一生に一度の素晴らしい大自然を満喫できました。

昨日のイエローストーン国立公園の「テラスマウンテン 」＆「ローワーフォールズ」に続き、今日は
虹色の温熱泉「グランド・プリズマティック・スプリング」や
色鮮やかな「モーニング・グローリー・プール」、
間欠泉「オールド・フェイスフル・ガイザー」など、
イエローストーンを代表する景観を巡ります。

エリア イエローストーン国立公園周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

観光初日の昨日はイエローストーン渓谷や

石灰棚の「テラスマウンテン」のハイキングをしました

３日目　2018/5/26（土）
7：30　ホテルを発ち、
今日はまず「グランド・プリズマティック・スプリング」に向かいます。
ホテルからは約１時間の道のり。

途中、沿道の草原に普通にバイソンが居ます。
彼らが道を横断する時はバイソンファーストなのでバイソン渋滞も当たり前に発生しますが誰も文句は言いません。

「グランド・プリズマティック・スプリング」はイエローストーンを代表する景観で、アメリカ最大の熱水泉です。
ブルー、イエロー、グリーン、オレンジ、ゴールド、ブラウン、レッドと、七色に輝くことから1871年に地質学者によって命名されました。
ガイドブックで空撮された極彩色の七色の水面の輪を想像して訪れました。
・・がぁ、

私のデジカメと写真修正の腕を駆使し、最高にアップしてこの程度の色味です。

周りの遊歩道を歩く人たちが小さく見えます。
が、私たちはあそこには行かず、最近整備されたばかりの高台の道から見下ろしました。
直径も100ｍ以上あり、近くでは却って全体像は掴めないかもしれません。
でもよく見たら右下のスプリングの端っこは淡くて上品なグラデーションができていますね。

周囲には小さなスプリングもいくつかあり、敢えてグランドプリズムに拘らなくてもお手軽に “それっぽい景色” も見られるそうです。

いずれにしても、午前中の気温が低い時はこのように湯気がもうもうと舞い上がっており、透き通った景色は見ずらいのだそうです。
晴れて気温の高い日の午後がベストタイムのようです。
このツアーの予定表では昼食後、最後に立ち寄るようになっていたのですが、何か訳があって順番が入れ替わったみたいです。

滞在は１時間ほどで、再びバスに乗り、

「モーニング・グローリー・ハイキング」に向かいます

一応、往路は皆さんと一緒に、整備されたほぼ平坦な遊歩道を歩きます。
足元の水は凄い色をしています。

DOUBLET　POOL

ＢＥＡＣＨ　ＳＰＲＩＮＧ

ＰＯＯＬはおとなしい水溜まり、
ＳＰＲＩＮＧは湧き出る温泉、
ＧＥＹＳＥＲは間欠泉のこと？

ＥＡＲ　ＳＰＲＩＮＧ
確かに耳の形に見えないこともない。

この温泉は私が行った年の９月に大噴出が起こり、中に投げ込まれていたコインやガラクタが数多く噴き上げられたそうです。
大切な自然を次代に残すためにもそんなことって許せませんね。

ひん曲がった枯れ木

住んでいるバクテリアの種類によって水の色が異なります

ＳＰＡＳＭＯＤＩＣ　ＧＥＹＳＥＲ
間欠泉ですね

モーニンググローリープールのミニ版

こんな過酷な大地なのに頑張って花を咲かせているね！

こちらもモーニンググローリープールのミニ版。
透明感、半端ない。

この辺りに　ＧＲＡＮＤ　ＧＥＹＳＥＲ　が有るっていう案内板でしょうか？

その向こうの斜面には添乗員さんが発見した超巨大ハムスター「マーモット」

ＢＥＡＵＴＹ　ＰＯＯＬ
大きな温泉で、それこそ泳げそうですがきっと高温なんだと思います。
このエリアでは今まで22名の方が転落死などで亡くなっているそうです。
遺体は溶解して消えてしまうそうです・・恐ろしや　(*_*;

ファイヤーホールリバーに架かった木橋

ＧＩＡＮＴ　ＧＥＹＳＥＲ
ＬＡＳＴ　ＥＲＵＰＴＩＯＮ　って最後の噴火？

拡大して見てみます

これは　ＧＲＯＴＴＯ　ＧＥＹＳＥＲ
やはり間欠泉で丁度噴水のようにお湯と蒸気が噴き出していました。
比較的道端で見られます。

バクテリアの力で茶色い水を湛える池

いよいよ到着。
遊歩道の最奥にある本日一番の目的地「モーニンググローリープール」。
朝顔の花のような形と綺麗な色をしているのでこの名が付きました。
でも、中心部はバクテリアも住めないほどの高温だそうです。
周辺にいくにしたがってそれぞれの温度に適した異なるバクテリアが住んでいるので不思議なグラデーションが出来ています。
覗き込むことはできないのですが、周りの見学デッキから見ただけでも奥底に引き込まれそうな神秘的な美しさを湛えています。

帰りは各自、来た時とは別の舗装道路を寄り道せずに歩いて30分。
野生のバッファローも遠くに自然に見られますが、近付くのは御法度。

11：30　ランチのレストランがあるホテルの

「オールド・フェイスフル・イン」に到着

オールド フェイスフル イン ホテル

ロビーは木組みの高天井でロッジ風

ランチブッフェは＠＄16.25

お料理の種類はとても多くて全品制覇は無理でした

行った時は満席でしたが、あっと言う間にお客さんは引いて行きました

ロビーを上から見下ろします

暖炉の石塔？には時計も掛かっていました

食後、外の木陰で「オールドフェイスフル間欠泉」の吹き上げを待ちます。
噴出予定時間に合わせて多くの人が周りのベンチなどで待ち構えていました。
90分に１回くらい律義に吹き上がります。

ビジターセンターの中に、次の吹き上げ予定時間が掲示されています。
Faithful とは忠実という意味。

間欠泉の仕組みの説明が書かれているんだろう、多分。

30～50ｍも水蒸気は上がるそうです。
アメリカ最大の間欠泉で世界第３位の規模だそうです。

間欠泉の吹き上げが終わると大勢集まっていた観客は蜘蛛の子を散らすように去って行きました

1時間弱バスで移動し「ノリスガイザー・バックベイスン」ハイキングのビジターセンターに到着

ほぼ平坦な土道と木道を30分ほどで一周します

木道から見下ろします

緑色の水の色が異様な感じ。
色の違いは生息するバクテリアの種類によるものです。

まさにこの場所の説明書き

荒涼とした風景

イエローストーン国立公園の中でも最も温泉活動が盛んなエリアだそうです。

ノリス ガイザー ベイシン 自然･景勝地

今までの所には無かった泥っぽいプール。
ハート型に見えませんか？

一旦ウエストイエローストーンの連泊の「クロスウインズイン」に戻ります。

18：00　夕食は街のレストランで、
前菜のサラダと、

ポークバックリブステーキ。
でっかいベークドポテトとたっぷりのいんげんのソテーが添えられています。
骨付きのお肉は重たいほどの大容量。
「こういうものを日常的に食っている奴等には日本人は対抗出来ねーよな」というつぶやきがテーブルの向こうから聞こえてきました。
もちろん、勿体ないけれど半分も食べられずに止む無くギブアップ。

デザートのベリーのチーズケーキもたっぷりの生クリームが添えられた特大サイズです

19：30　各自歩いてホテル帰着

明日は「グランドティートン国立公園」に向かいます