アメリカ西部の旅⑪-2　ザイオンロッジ周辺散策

2018/06/03 - 2018/06/03

アメリカ西部の国立公園の絶景をハイキングで一気に巡る13泊15日間のツアーに参加しました。
お天気にも恵まれ、一生に一度の素晴らしい大自然を満喫できました。

11日目　2018/6/3（日）
今日は午前中、ブライスキャニオンのコンビネーションハイキングでした。

午後は、車で２時間半移動し、ザイオン国立公園にやって来ました。
昼食をザイオンロッジで食べた後、アッパーエメラルドプールまで行く半日だけのハイキング滞在です。
標高差61ｍ。約2時間半の行程の予定。

だから、広大なザイオン国立公園のほんのほんの一部でしかありません。
それにもかかわらず、疲れが出てきたのか？体調不良と暑さで「アッパー」どころか「ミドル」までも行けず、「ロウワー」で挫折した意気地なしの私の旅の記録です。

エリア ザイオン国立公園周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: 観光バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

11日目　2018/6/3（日）
午前中は、ブライスキャニオンのコンビネーションハイキングでした。

ブライスキャニオン国立公園 国立公園

ブライスキャニオンから2時間半。
これは、ザイオン国立公園の入口近くにある「チェッカーボードメサ」。
裾に碁盤の目のような亀裂が確認できます。

チェッカーボードメサ 山・渓谷

チェッカーボードメサを見渡す展望台。

車窓から
今迄の景色とはまた違った景観が広がります

車窓から
よいお天気です

途中の料金所？とトンネル

車窓から
青空が綺麗です

「ザイオンロッジ」到着。
時季によっては許可車両しかここまで乗り入れる事はＮＧになるそうです。
（宿泊者は大丈夫。）

ザイオン ロッジ - インサイド ザ パーク ホテル

ロッジの遠望
切り立った岸壁が迫ります

ロッジの庭には1本の大きな木があり木陰をつくっています。
みんな木陰の芝生の上で寛いでいます。

13：30　昼食を食べた「レッドロックグリル」。
ザイオンロッジの中にあるビジターセンターの棟にあります。
周辺にはここしか食事処は無いみたい。
階段を昇って2階にレストランはあります。

レッド ロック グリル アメリカ料理

ツアーで用意されたメニューは｢ザイオンバーガー｣。
どこが ”ザイオン” だかは不明ですが、メニューを見ると約12ドル。
水とレモネードはボトルで、ケチャップなどのソース類は初めから卓上に置いてあります。

店内。
ランチには遅い時間だったのでお客さんは引けた後。
とても広いのですが一部だけの写真です。

１階はビジターセンターとお土産屋さん。
無料でお水をペットボトルに入れることもできます。

「エメラルドプールトレイル」の出発点の表示

エメラルドプールトレイルの案内図。
これはロウワープールに注ぐ水量の多い時の滝でしょうか。

バージン川に架かる橋を渡って対岸の遊歩道を歩きます

バージン川に架かる橋

この辺の景色だと日本にもどこかには有りそう

これは痩せた野生の牛ではありません。
遊歩道のすぐそばに現れました。
人を怖がりません。

暫らくは平坦な道が続きます。
裸だと紫外線の影響は直撃だと思うんですけれど、欧米人って感覚が違うんですね。

「デザートオアシス」と書かれた滝の看板。
遠くにシャワーのようなちょろちょろ水が見えます。

「ロウワーエメラルドプール」の標識。
ザイオンロッジから未だ0.6マイルしか歩いていません。

下の茶色い水たまりが「ロウワーエメラルドプール」？
“プール” って水たまりのことです。
でも、エメラルド色では全然ありません。

ちょろちょろ水の滝の裏を通ることができます。
日陰に入ると急に涼しい。

少し濡れますが今まで暑かったので気持ちいい

よく見ないと分からない頼りなげな滝？の遠景です

暑い中でも高山植物ならぬサボテンの花に癒されます。
我家の庭にも咲いていそうなウチワサボテンみたい。

日を透かして若葉が綺麗ですが少しピンボケ

ミドルプールまではまだまだ

せめて「ミドルプール」までは頑張ろうと思ったけれど、途中の小川がある広場で敢え無く断念。
お水はぬるい感じ。
この小川がさっきの滝へと続いているみたい。

エメラルドプールズ 滝・河川・湖

チョロチョロ水です

帰りにもう一度滝を見上げます。
白い筋が滝の水。
君はこんな乾燥地帯でよく頑張っています。

来た時と同じ道を戻ります。
炎天下。暑ッ！

名前は教えて貰ったのですが・・・？

白い岩肌の山も

トカゲも保護色
地面すれすれでさぞや暑かろうて・・

ロッジ近くのバージン川では川遊びに興じる人が沢山。
浅くて穏やかな流れです。

早くビジターセンターに戻ろう　(-_-;)

親子で水遊び、涼しそうです

早々にロッジに辿り着きました。
クーラーの利いた室内は天国。
トイレの事を心配しないでロッジで思いっきり水を飲んで生き返る思いです。
疲れてしまうのはやはり水分不足なのかも知れません。

私のザイオン国立公園はトレッキングどころか「ハイキングをしました」とさえ、とても言えるようなモノではなく、ほんのサワリ程度の体験です。

だから何も言える立場ではないけれど、モニュメントバレー・アンテロープキャニオン・イエローストーン・グランドキャニオン等、今迄巡って来た景観と比べると「ワ～ッ！これぞアメリカ」っていう驚きが少なく
「日本にもこんな所あるよね」っていう感じでした。

総面積593平方ｋｍの広大な公園です。
公園内のザイオンロッジに泊まるには1年も前から予約が必要とか。

立山黒部アルペンルートを一日で通り抜けしたのでは室堂の魅力は半減するのと同じく、やっぱり公園内に何泊かしないと本当の良さは理解できないんでしょうかね。
公園内には無料のシャトルバスも本数多く出ているそうです。

ザイオン国立公園を後にして車で３時間。
夕方、ラスベガスの「サーカスサーカス」ホテルに到着。
明日早朝のサンフランシスコへの飛行機に備えて宿泊します。

ラスベガスは激暑です！

希望者だけ「ベラッジオ噴水」と「ミラージュ噴火ショー」見学のナイトツアーに路線バスを使って出かけましたが、私はこの蒸し暑い中、しかも明日は5：00発なのでとても行く気にはなれませんでした。

サーカス サーカス ホテルカジノ & テーマ パーク ホテル

ホテルの部屋は超シンプル。
今迄かなりの田舎のホテルでさえお部屋には冷蔵庫がちゃんと有ったのに、ここでこそ欲しいのにありません。

40℃はあるというのですが、この日の相部屋の方はクーラーが嫌いだというので、部屋に入った途端、エアコンのスイッチをOFFにするんです。
しばらくは余熱？の涼しさで耐えましたが、その後は大変でした。

なら、彼女はバスの中でのクーラーはきっと我慢して耐えていたんでしょうね。
他人様と相部屋で初めて不快な思いをしました。
一言、「切ってもいい？」と訊いて欲しかった。
でも、訊かれても「いいですよ」とは言えない猛暑なのに・・

遊園地やプールが見える夕焼けです

巨大なホテルです。

ホテル内をガイドさんが案内してくれました。
カジノにつくられた会場でサーカスの実演が本当にあるそうです。

カジノでお客が儲かっていたらカジノ屋さんが潰れてしまいます。
何故、賭け事をするのか私には理解不能。
全く、興味はありません。

巨大なホテルでＥＶまで行くにも一苦労。
一歩部屋を出たら迷子になりそうだったので部屋でおとなしくしていました。
こじんまりとしたホテルの方が私は好きです。

屋外のピエロも暑そう。
チョットでも外に出るとクラクラしそうな暑さです。

12日目　2018/6/４（月）
5：00　ホテルを発って、
6：45　サンフランシスコ行きの飛行機に乗り一時間30分。

預け荷物はトランク１個につき25ドル別途料金が掛かります。
機内持ち込みならお金が掛からないので機内の荷物入れは満杯です。

8：14　サンフランシスコ着。
ここからバスで５時間かけてヨセミテ国立公園に向かいます。
昼食用のお弁当が支給され、

ハリーリード国際空港 (LAS) 空港

今日は「ヨセミテ国立公園」のハイキングです

ヨセミテ国立公園 国立公園