５月ベストシーズン！初夏の北欧４カ国とエストニア１３日間（３）大型客船タリンクシリアラインでヘルシンキからタリンへ日帰り！

2018/05/20 - 2018/05/20

４日目はバルト三国の１つエストニアの首都タリンへ！
（タイトル写真は、ふとっちょマルガレータ）

タリンはヘルシンキから大型客船で片道２時間で日帰り可能。
出来るだけ長く滞在したい。でも私達は前日夜９時までフルマラソンだから早朝便には乗れない。夜遅く帰ると暗くなったら治安も心配。宿泊すると翌日午後ストックホルム行きの船に乗りたいから厳しい。。。悩む。

でも調べたらこの時期の日没は遅いし、タリンクシリアラインなら夜便があって少しでも長く滞在できるので公式ＨＰで日帰り往復の便を選択し２名分予約（１名往復４２ユーロ）！

世界遺産の旧市街「タリン歴史地区」。
船から街への移動時間を考慮すると観光は実質６時間。
初めての大型客船体験でたっぷり船内を探検してから、タリンの素敵な旧市街を見てきました！
タリンの旅、よろしければご一緒におつきあいください（＾＾）

参考：タリンクシリアライン公式ＨＰ
https://www.tallinksilja.com/book-a-cruise
画面が分かりやすいので予約は簡単！

＜１３日間の旅程と移動手段＞
17(木)成田→ヘルシンキ（ＪＡＬ）、ヘルシンキ→コペンハーゲン（フィンエアー）、コペンハーゲン泊

18(金)コペンハーゲン→ヘルシンキ（フィンエアー）、ヘルシンキ泊

19(土)15時ヘルシンキマラソンスタート、へルシンキ泊

★20(日)ヘルシンキ→タリン→ヘルシンキ（タリンクシリアライン往復乗船）、へルシンキ泊

21(月)夕方ヘルシンキ→ストックホルム行き船泊（タリンクシリアライン乗船）

22(火)朝ストックホルム着、ストックホルム泊

23(水)ストックホルム→オスロ（スウェーデン国鉄Ｘ２０００の１等乗車）、オスロ泊

24(木)夕方オスロ→ベルゲン（ノルウェー国鉄ベルゲン急行コンフォート車両乗車）、ベルゲン泊

25(金)ベルゲン→ミュルダール（ベルゲン急行）→フロム（フロム鉄道）→グドヴァンゲン（世界遺産ネーロイフィヨルドクルーズ）→フロム（フロムシャトル）→ベルゲン（ソグネフィヨルド高速艇）、ベルゲン泊

26(土)ハダンゲルフィヨルドナットシェル（周遊パス）、ベルゲン泊

27(日)昼ベルゲン→（途中ストックホルム給油）→ヘルシンキ（フィンエアー）、へルシンキ泊

28(月)夕方ヘルシンキ→成田行き機内泊（ＪＡＬ）

29(火)朝成田着

エリア タリン(エストニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

５/20（日）
今日はエストニア首都タリンへ。
大型客船タリンクシリアラインで片道２時間で日帰り船旅！
予約した船はＡＭ１０：３０出航。
いい席を取るために１時間前にはターミナルに到着したい。

ＡＭ９：２０
タリン行きのターミナルは運航会社により違うので、タリンクシリアラインの出航する西ターミナルへ行くため、ヘルシンキ中央駅のトラム乗り場へ。
これから６Ｔが来ると表示された！
グーグル経路検索って本当に便利！

トラムの車内、良く見たらシートは路線図なのね。

ターミナルへの途中、昨日のマラソン大会で走った見覚えのある道を通りました。

ヘルシンキ中央駅 駅

ＡＭ９：３０
１０分ほどで西ターミナルに到着。
遠いと思ったけどトラムだと近い！

乗客のほとんどがここで降りてＴ２の建物へ。

ヘルシンキ 西ターミナル 船系

建物に入って左側のチェックインカウンターで、パスポートと確認書を渡してチケット発券！
確認書はＱＲコード付きで、公式ＨＰで事前購入した時に送られてきたメールに添付されてました。最近はバーコードやＱＲコード付きが多いですね。

忘れずにJALマイレージバンクカードも提示！
キャンペーン中なので、船内のショッピングが８％引きになるＶＩＰカードが貰えるので、しっかり貰いました(^ ^)
https://www.jal.co.jp/jmb/tallinksilja/

ＡＭ９：３５
チケットをゲートでタッチ！
suicaみたい。

長いエスカレーターを上る途中で振り返ってみると、続々と人がゲートへ。

上階は広い待合室。
「ＨＥＬＳＩＮＫＩ」がカッコイイ！
大型客船に初めて乗るので、乗る前からなんでも感動しちゃう！

パノラマバー！
一杯飲みたいけど今は立ち寄れない。
いい席を取るため前の方に並ばなくちゃ！

ＡＭ９：４０
入船ゲートまですんなり来れて前方に並べた。
搭乗は１０：００－１０：１５と表示されている。

AM９：４５
でも、搭乗時刻前にドアが開いて入船！
早く来て良かった！

＜メガスター号の案内図＞

１０階建て。
９階から入船（You are hereの赤丸）！

まずは船内をざっと見ていい場所を探そうと思い、明るい雰囲気のFast Laneを通って奥のVictory Barへ。
なんと、通りの真ん中に馬。

Barがひろーい！

スロットマシーンもある！

ＡＭ９：５０
後方へ突き当たり外へ。
Gardenデッキではドリンクも売っていた！

中央下を覗くと車がどんどん船内に入って来る！

更に上がって最上階１０階のSun deckへ！
テーブルやイスがある。
海風に吹かれたら気持ち良さそう！

でも、やっぱり最初に入ったFast Laneが明るくていいので戻りました。
まだ窓側の席が空いていたので座りました。
直後、満席に・・・

ＡＭ１０：１０
エビのオープンサンドが美味しそうで１つ買ってシェア。
エビてんこ盛り！９ユーロ。

ＪＡＬ特典のＶＩＰカードを提示したけど割引にならなかった。

食べなかったけど、ケーキもあった！

ＡＭ１０：１８
窓側の席で朝からビールも飲んじゃう！

外を見ると、なんと船が動いていた。
まだ１０：３０の出航前なのに出航しちゃうの！？
おー怖っ！帰りは気をつけなくちゃ！

食事も終わって探検再開！

９階の前方はBuffet。
ＨＰで予約する時に朝食は１６．５ユーロ。夕食は２５ユーロだったけど申し込まず。

９階のBarの反対側はSitting Lounge。
ここは静か。
コンセント付きのテーブル！
携帯の充電ができたら良かったけど、ほとんど埋まってた。

階段で１０階へ。

１０階のCabin。
４人までは入れるトイレ・シャワー・ベッド付きで１部屋の追加料金は、
A-Class３５ユーロ。B-Class３０ユーロ。
廊下も広々。

人数割すればお買得価格。
帰りの便ならちょっと寝れていいかも！

８階へ。
前方はComfort Lounge。
追加料金は16ユーロ。
写真によると軽食とノンアルコールドリンクがフリー。

隣にはBusiness Lounge。
追加料金は65ユーロ。
写真によると冷温ディッシュとアルコールがフリー。
でも高い。これだけ払うなら現地のレストランでご当地料理を食べたい。

後方へ。

まずはCoffee&Co。
広々とした空間。
多くの人がいてザワザワ、ちょっとうるさい感じ。

中央にはマリメッコのショップ。
定番のウニッコ柄が多かった。

この奥がTraveller Superstore。
まずは食品コーナー。すごく広い！

欲しかったサーディンの缶詰が３段目にあった！
せっかくだからエストニア産を購入。

マスカットやトマトとかも売っていた。

気になったのは２段目の肉の缶詰シリーズ。
クマ肉１４．９ユーロってどんな味かな。
肉類は日本に持って帰れないけど。
他にもバッファローっぽい肉とか色々あった。

これが購入したエストニアのオイル漬けとトマト漬けのサーディン。

ソーセージも豊富。

他に、チョコやクッキーなども沢山ありました。

レジの近くにはお酒。

お酒はもっとあると思ったのにこれだけ？
テレビでタリン行きの船は免税なので箱買いする人が多いって見たのに拍子抜け？

実はこの時は分かっていなかっただけで７階に巨大なお酒コーナーがありました！

衣料品コーナーも広かった。
買う気もなくプラプラ見ていたら、このワンピースを発見。
２日後にストックホルムでノーベル賞受賞メニューを食べる時に着ようかなと思い、ＪＡＬのＶＩＰカード割引や免税手続きも出来ると聞いてかなりお得になるから、つい購入！

でも結局、免税手続きは未使用じゃないとダメだし未使用のまま帰国。
秋に行くウィーンで着ようかな（＾＾）

ＡＭ１２：３０
タリンに到着。
下船して初めて船の全貌を見た。

船首はこんな感じ。

長い通路を通ってターミナル出口へ。

そういえば全然揺れなくて、全く酔わなかった。
明日は同じような大型客船に乗って一泊するけど、予行練習としては良かったな！
なんて考えながら歩いていた。

ＡＭ１２：４５
そうだ。チケット探さなきゃ。
ごそごそしているうちに出口に来てしまった。

チケットのタッチは不要でした。。。

ＰＭ１：００
Ｄターミナルから出てタリンの地を踏む！
帰りはＰＭ７：３０の便だからＰＭ６：３０には戻るつもり（＾＾）

＜タリン旧市街でやりたい事＞
・旧市街を見渡したい
・エストニア料理を食べたい
・ふとっちょマルガレータ、ラエコヤ広場、ヴィル門、セーターの壁が見たい
・スーパーRimiで買物がしたい

ルートは決めずにその日の気分で歩いていく事にしてスタート！

タリンク シリヤ ライン 船系

Ｄターミナルから１５分ほど歩くと聖オレフ教会の塔が見えた。

ＰＭ１：２０
まず、太っちょマルガレータに行ってみた。

改装中で入れないのは事前に公式ＨＰで調べていたので写真だけ。
時間もないから見れればいいのです（＾＾）

それにしても「太い」、いや「大きい」。
右下の人間と比べると比較できます！

ふとっちょマルガレータって、昔の砲台として作られた建物なんです。
その後監獄として使われていた時代に監獄で働いていた小太りの女性の名前から取ったそうで、今は海洋博物館になっています。
（タイトルの写真）

エストニア海洋博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ふとっちょマルガリータに繋がっているスール・ランナ門。
ここは旧市街地に入る北側の門。

ここをくぐって世界遺産の市街地に入ります！

門をくぐるとすぐ、通り沿いに中世の邸宅「三人姉妹」があった。
今は改装されてスリーシスターズホテルという高級ホテルになっている。
天皇陛下も宿泊されたことがあるそうです。

３つの淡い色違いに微妙にずれている不思議な建物。

ＰＭ１：４０
そのまま歩いていくと高い塔のある聖オレフ教会があった。

旧市街で一番高い塔。
でも塔の足場は木造だから怖そうだったので、当初タリンの街並みはトームペア城に近いパットクリ展望台で見ようと思っていた。

通りがかったのは何かのご縁？
この塔に上ることになった。
入場料は３ユーロ。

聖オラフ教会の塔 建造物

狭い螺旋階段。
人とすれ違うのが大変。
どちらかが中心にへばりつき、もう一方がロープにしがみつきながらすれ違う。

一段の高さが半端ない！
膝丈くらいまであった。
写真を撮ってみたけど、私がいる靴の段から６段下の人が凄い下のほう。

さすがにフルマラソン後の二人にはきつかった。
昇る前まで元気だったのに一気に疲労。。。

ＰＭ１：４５
途中で平坦になったら椅子があったのでちょっと休憩。
その後、また急な螺旋階段を昇っていった。

ＰＭ１：５５
はーはーぜーぜー言いながら、やっとこの直線階段の下まで来た。
あと少しだ！

ちょっと休んでから昇ろうとしていると、老夫婦が昇っていらした。
エレベーターなくて大丈夫なんて凄いな。
いつまでも足腰は丈夫でいたいと思った。

塔からの最初の眺め

目の前にトームペアの大聖堂。
左にアレクサンドル・ネフスキー聖堂。

四角形の塔の周りに展望スペースがあるので、３６０度見渡せるが、それぞれの方向で見えるものが違う。

次は歩いてきたスール・ランナ門とふとっちょマルガレータ。

その次は、右に乗ってきたタリンクシリアラインの客船があるＤターミナル。
左のＡ・Ｂターミナルにも客船が停泊していた。

タリンには複数の客船が往来している。

最後は旧市街地を一望。
写真では一部しか取れないので残念。
この景色が左右に広がっていて圧巻！
凄い！凄い！来てよかった！

城壁もわずかに見えた。

縦で撮ってみた。

城壁アップ。

景色に感動して塔の上に３０分近くいたかも。

ところで展望スペースはこんな感じ。
螺旋階段同様、普通に歩いて人とすれ違えないので、どちらかが塔の屋根側に寄りかかってすれ違う。

だってこの高さで、しかも下は木の板、横は鉄柵だけなんだもの。
高所恐怖症でない私でもさすがに外側は間違っても寄りかかりたくなかったもの。

高所恐怖症の方は昇らないほうがいいと思います！

急な階段は降りるのも結構大変。
しかもすれ違うし。

やっとのことで降りてきた。
教会内部も見学させていただく。
足が疲れていて椅子に座らせていただけて助かった。

クリーム色の壁からはみ出したおじさんがいた。
何の建物かしら。

ＰＭ２：５０
クリームやピンクやの淡いグリーンなどの建物が多い。

タリンは手編みが有名。
ちょっと入ってみたお店で冬用に購入。
頭の先が長くなっているので、被って首にも巻ける。
手編みかわからないけど３５ユーロ。
旅の記念だからまあいいかな。

ピンクの建物、可愛い！

ＰＭ３：００
エストニア料理のレストラン「ラタスカエヴ・クーステイスト」
評判が良かったので行ってみた。

行く時間が決まってなかったので予約はしていなかった。
残念なから昼も夜も予約でいっぱいだった。

そのままラエコヤ広場に行った。
広場の建物と青空のコントラストがいい！

ラエコヤ広場 広場・公園

広場にもレストランがたくさんあった。
エストニア料理のお店で雰囲気が良かったのでここに入った。

お隣もレストラン。

入ると広場が見えて素敵な景色。

お隣のレストラン側もこの景色。

友人と話していた。
「かえってここで良かったかもね！
予約って確実だけど、それに縛られると自由に動けないものね。
こんな行き当たりばったりの旅もいいよね。」

日本語のメニューもあると言ってイケメンのお兄さんが持ってきてくれた。
凄い。日本語だ。
ここで日本語を見るとは思ってなかった。

エストニア料理の肉料理から一品。

スープも一品。

キャー、エストニアのビール！
飲みやすい味でおいしかった。

二人でシェアして丁度いいくらい。
結構なボリュームがあった。
しっかりした味付でとても美味しかった！

レストランを出たら、馬車が通った。
お城へ行くなら坂を昇るみたいだから楽かな。

広場の旧市庁舎の横から観光車が走ってきた。
青い車体が可愛い。
人も乗っていた。

タリン旧市庁舎 史跡・遺跡

市議会薬局に行きたかったけど、お休みだった。
道を曲がったら、鳥のオブジェ。

偶然、立て看板を見た。
これって職人の広場にあるチョコレートのお店かも？

ＰＭ５：００
当たり！
やはり「ピエール・ショコラテリエ」だった。
中庭、雰囲気があるな。

ピエールショコラテリエ カフェ

チョコのパフェ。
あまーくて美味しかった。

ＰＭ６：００頃
スーパーＲｉｍｉ
船はＰＭ７：３０出航。
時間が迫っているので急いで買おう！

リミ スーパー・コンビニ

スーパーで買ったもの！

エストニアのチョコメーカーのＶＡＮＡ　ＴＡＬＬＩＮＮのチョコ。

エストニアのチョコメーカーのピスタチオのチョコ。
美味しかった。

ＶＡＮＡ　ＴＡＬＬＩＮＮ。
甘いリキュール大好き。

エストニアのビール２種。

ＰＭ６：４５
ヴィル門に行ってないので、時間ギリギリだけど行ってみた。
ヴィル門っぽいものを発見。

ヴィル門。
おとぎの国にきたみたい。

ヴィル門 建造物

ヴィル門の目の前にあったマクドナルド。
おしゃれ！

ＰＭ６：５０
ちょっと迷ってしまったけど、セーターの壁も見れた。
時間が遅いからかお店はやっていなかった。
上は城壁。

セーターの壁 専門店

ＰＭ６：５５
「トラムも走っているね。」
と言いながらＤターミナルに向けてダッシュしている私達。

だって恐らくＰＭ７：１５には入船を締め切ってしまう。
ここから１５分はかかるから時間的にかなりヤバイヨ！！！

ＰＭ７：１８
７：１０頃に無事Ｄターミナルに到着し、急いで入船。
船内は超混雑。
甲板に上ると、まだ７：１８なのに出航した。

あー、危なかった。
乗れてよかった！

甲板もこの混雑。
行きの便より確実に混んでいる。

船内でまだ探検していない７階に行ってみた。

ベリーのリキュールみたい。
買っておけば良かったな。

なんと７階はお酒天国でした。
ＶＡＮＡ　ＴＡＬＬＩＮＮも売っていた。
船内のほうが安かった（泣）

本当にたくさんの酒・酒・酒。

ワインもいろいろ。
コノスルまであった。

コノスルは日本のスーパーでも売っているので値段チェック。
日本のほうが安い。
よく見て買ったほうがいいということね。

タリンクシリアラインのワイン６本セットも売っていた。

あった箱売り。
テレビでやっていたのはこれ。

なんとエストニアのビールも箱売りしていた。
しかもお店より超安い。
これじゃ、スーツケースで買いに来るものわかる気がする。

帰りの便で購入したのはこれ。
ＶＩＰカードで８％引き！
ＶＡＮＡ ＴＡＬＬＩＮＮまじぱんクリーム味と、ムーミンのブルーベリーコーヒー。

ＰＭ９：１５
この後、写真を撮らなかったけど、出口付近にスタンバイ。
ほぼ満席だった人数が一斉に出るとトラムが行列になると思ったからだけど、同じ事を考える人は多く、どんどん混雑してきた。おまけに到着が遅れたので足が疲れちゃった。

ＰＭ９時台はまだ外は明るい！
６Ｔのトラムを待っていたが来ないので先に来た７番に乗った。ところがなかなか出発しないまま後に来た６Ｔが先に出発していった。。。
「別ルートもいいよね！」なんて話していたけど、７番は遠回りで時間もかかった。唯一良かったのは、帰国前にまたヘルシンキで宿泊する時のホテル「クラウスＫ」の前を通ったので、中央駅までの距離感が掴めた事！

明日はいよいよ、ストックホルム行きの大型客船でムーミンルームに船内泊です！