2018/04/19 - 2018/04/19
170位(同エリア372件中)
きままな旅人さん
- きままな旅人さんTOP
- 旅行記58冊
- クチコミ3148件
- Q&A回答2件
- 287,715アクセス
- フォロワー4人
この旅行記のスケジュール
2018/04/19
-
徳蔵禅寺
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
今回の旅行は、小浜と琵琶湖北部の古寺と仏像を訪ねる旅です。
事前に行きたいお寺をピックアップすると、公共交通機関ではとても回れないことがわかり、マイカーで回ることにしました。
*写真は舞鶴/金剛院の三重塔
《スケジュール》
1日目(2018/4/18)
小樽発[前日]23:30(新日本海フェリー)舞鶴着 21:15〔舞鶴 泊〕
2日目(2018/4/19)
【舞鶴】松尾寺、金剛院、徳蔵禅寺
【小浜】羽賀寺、圓照寺、妙楽寺、多田寺、若狭姫神社、若狭彦神社、萬徳寺、神宮寺、明通寺、天徳寺、瓜割の滝、長浜城、〔長浜 泊〕
3日目(2018/4/20)
【木之本】西野薬師堂、正妙寺、赤後寺、黒田観音寺、木之本地蔵、石道寺、己高閣、医王寺、渡岸寺観音堂、観音の里資料館、〔大津 泊〕
*2018/8/15 一部変更しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 船 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
札幌から小浜方面へは、新日本海フェリーの〔小樽-舞鶴〕と〔苫小牧-敦賀〕の2つの航路がありますが、舞鶴にも興味深いお寺があったので今回は〔小樽-舞鶴〕航路を利用することにしました。
*写真は、昼間の小樽フェリーターミナル小樽港フェリーターミナル (勝納埠頭) 乗り物
-
小樽港 23:30出航ですが、小樽フェリーターミナルには22時前に到着。
カウンターで乗船手続きの後、2階の待合室で乗船を待ちます。 -
フェリーターミナルの1階には、乗船する〔フェリーはまなす〕の模型が展示されていました。ずいぶん大きな船です。
-
乗船時間が近づき、乗船する車の列に並びます。
乗船時間が来ると順にフェリーへ。新日本海フェリー 乗り物
-
乗船した乗用車の列。
-
車を停めた後案内所へ行き、部屋のカギを受取って部屋へ。
-
今回予約した、個室〔ステートB・洋室〕の室内。
あまり広くない部屋ですが、ツインベットのほかテレビ(BS中心に10局見れます)、洗面台、ロッカー、ポット、歯ブラシ、お茶セット、ティッシュがありました。
Wifiや携帯は出港後少しして圏外になり、到着直前まで使えません。 -
簡易洗面台のほか、ポットやお茶セットの設備がありました。
部屋で小休止の後、船内の探検へ。 -
船の先端にある「フォワード・サロン」。
ソファーもありゆっくりできそうです。 -
レストランは、食事時間ごとに1時間だけの営業です。
食事は主にここで取りましたが、価格は相応でした。
レストラン営業時間の前後は、隣のカフェで軽食を取ることができます。 -
レストランの窓側の席は、海を見ながら食事ができます。
-
お風呂の入浴可能時間は長く、ゆっくり入ることができました。
いつでも好きな時間に寝ることができ、食事、風呂、テレビや読書のほか、映画の上映やクイズラリーなどもあり、約22時間の船旅もあまり退屈せずに過ごすことができました。
波もなく快適な船の旅を味わい、ほぼ定刻(21:15)に舞鶴港に到着。 -
今晩は港に近い「ホテル・アマービレ舞鶴」に泊まります。
既に22時近くですが、同じフェリーで着いた人が多く、チェックインはやや混雑しました。ホテル アマービレ舞鶴 宿・ホテル
-
ホテル・アマービレ舞鶴のツインルーム。まずまずの広さがあり、清掃もしっかりしていました。
ただ、船で寝てばかりいたため、なかなか眠れません。 -
2日目、目覚ましで起床、無料朝食を食べて早速古寺巡礼へ向います。
先ずは「松尾寺」へ。 -
松尾寺は、国道27号線から山道をかなり入った所にありました。JR松尾寺駅からはかなり離れていて、お寺から頂いたパンフには「駅から徒歩50分」と記載されていました。歩くにはちょっと遠すぎです。
駐車場に車を停め、不揃いで素朴な石段を上った所に山門があります。松尾寺 寺・神社・教会
-
山門から参道を進むと更に石段があり、上った所に本堂が見えます。
朝一で訪れたため他に参拝者はおらず、歴史や素朴さなどの雰囲気を味わいました。 -
松尾寺の本堂。本尊の馬頭観音菩薩が安置されています。
国宝や重文は宝物殿に展示されていますが、訪れた日(4月19日)はちょうど展示替えの日のため休館でした。 -
松尾寺の隣に歴史を感じる神社がありましたが、説明板や扁額はなく、神社名もわかりません。
続いて「金剛院」へ。 -
金剛院は829年に創建されたお寺で、重要文化財に指定されているだけでも、三重塔のほか、平安時代後期の〔阿弥陀仏如来像、多聞天立像、増長天立像〕、鎌倉時代の〔快慶作の深沙大将立像、執金剛神立像〕など、多くの文化財を保有しているお寺です。
金剛院 寺・神社・教会
-
山門から境内に入ると、入山料(拝観料)を入れる箱が置いてあります。
入山料を入れる箱があり、セルフで300円を入れてお寺のパンフを頂きます。 -
参道を進むと、樹齢1000年と言われるカヤの大木があります。
-
イチオシ
モミジのトンネルを抜けると、その先に三重塔が現れます。
現在の三重塔は室町時代に再建されたものですが、美しい姿で重要文化財に指定されています。 -
三重塔の横に、不揃いで素朴な感じの石段があり、上った所に本堂があります。
この石段、上るにつれて少しずつ急になっているように見えます。
本尊の波切不動尊は、病気平癒、海難、火難、水難除けなど、全ての災難除けにご利益があるとされていますが、秘仏のため拝観できません。 -
本堂に隣接した「雲山閣」、なんとなく清水寺の舞台に似ています。
-
帰り道にあった「弘法の滝」。注連縄が張られていて、神聖な場所なのです。
重文指定の仏像などの寺宝は宝物館に保管されていて、「拝観は事前予約が必要」と掲示されていました。 -
金剛院から戻る途中、コンパクトながら均整のとれた山門が目に入り、ちょっと寄り道です。
「徳蔵禅寺」というお寺でしたが、予習していないのでご本尊など詳しいことはわかりません。
なお4トラのスポットはありません。 -
赤い屋根が印象的で大きな本堂ですが、カギがかかっていてお参りできません。
続いて小浜へ向います。
舞鶴東ICから高速を利用して小浜ICへ。 -
高速を小浜ICで降り、羽賀寺へ向います。
駐車場に車を置きお寺へ向いますが、ちょうど桜が満開でした。 -
羽賀寺入口にある、境内案内図。
羽賀寺には、重文指定の十一面観音、千手観音、毘沙門天像があります。羽賀寺 寺・神社・教会
-
右の階段を上った所にある庫裡で拝観をお願いすると、本堂の前で待つよう言われます。
-
本堂の中へ案内され、お寺や仏像について説明して頂いた後、をゆっくり拝観させて頂きました。
-
*本尊の十一面観音(パンフから)
本堂内の、十一面観音、千手観音、毘沙門天像(いずれも重文指定)をゆっくり拝観させて頂きました。本尊の十一面観音は、手の長さが印象的な美しい観音様でした。 -
境内に案内板があり、アメリカのオバマ前大統領と小浜市の関係は、羽賀寺の住職の提案がキッカケとなったそうです。
-
次のお寺へ向う前に「道の駅・若狭おばま」で休憩。
道の駅 若狭おばま 道の駅
-
休憩所を兼ねた観光案内のコーナーには、パンフのほか「語り部」の方がいて、細かいことまで丁寧に教えて頂きました。
-
道の駅のレストランで、ちょっと早めの昼食。
「半天うどん」と「鯖寿司」 -
珍しい味のソフトクリームがありましたが、ダイエット中につきガマン...
-
売店にあった似顔絵が面白い。
-
昼食後向ったのは「圓照寺」。シンプルな山門から境内へ入ります。
ここには重文指定の平安時代後期の作と言われる大日如来と不動明王があります。圓照寺 寺・神社・教会
-
庫裡で拝観をお願いすると、住職さんに案内されて本堂を開けて頂きました。
-
圓照寺の本堂。
本尊の大日如来坐像と、隣に不動明王像が安置されています。 -
本尊の大日如来坐像は穏やかな顔をした大きな黄金の像で、隣にある不動明王像は左足を一歩前に出し、手が長く細身の姿です。
共に平安時代後期の作で、重文指定されている見応えある像でした。
*写真はパンフから -
江戸初期に作られた、素朴で趣きある回遊式庭園があります。
-
圓照寺の隣にある、赤松神社。
-
続いて「妙楽寺」へ。真言宗のお寺で、本堂と千手観音が重文に指定されています。
雰囲気ある山門から境内へ入ります。妙楽寺 寺・神社・教会
-
鎌倉時代に造られた、重文指定の本堂。本尊の千手観音像が安置されています。
-
千手観音像は平安時代中期の作で、頭上に十一面ではなく二十四の面があり、手の数も千本あるそうです。長く秘仏だったため表面の金も多く残っていて、見応えある仏像でした。
*写真はパンフから -
藤原時代の作とされる地蔵菩薩が安置されている地蔵堂。
安産と子育にご利益があるそうです。 -
庭園の中央に芭蕉の句碑がありました。
-
続いて「多田寺」へ。広場に山門がありました。
多田寺 寺・神社・教会
-
多田寺は749年に創建された真言宗のお寺で、薬師如来、日光・月光菩薩、十一面観音が重文に指定されているほか、阿弥陀如来、四天王像など多くの仏像が安置されています。
-
本尊の薬師如来像は平安初期の作で、眼病平癒に信仰を集めています。
以前は秘仏だったそうですが、やさしい顔立ちの大きな仏像でした。
*写真はパンフから -
境内の片隅に、石に刻まれた御詠歌がありました。
小さなお地蔵さんが愛らしいですね。
*以下、1日目(№2)に続きます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
小浜・若狭(福井) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 小浜と湖北の古寺と仏像を巡る旅 2018
0
54