夏の北欧４か国　１０日間のツアー旅行　３　２日目　コペンハーゲン～北海を船でオスロへ

2011/07/12 - 2011/07/12

２日目（２０１１年７月１２日）

　北シェラン島観光（フレデリクスボー城、クロンボー城）→コペンハーゲン観光（ストロイエ、ロイヤルコペンハーゲン本社、ニューハウンを車窓より、アメリアンボー宮殿、港でゲフィオンの泉と人魚姫の像）→３．５万トンの大型フェリーＤＳＤＦシーウェーで北海の一泊クルーズ

　コペンハーゲンは市内に海に通じる運河が縦横に廻っており「おとぎの国の都」と呼ばれている。アンデルセンに由来するのだろうが街自体もとても可愛らしかった。ＤＳＤＦシーウェーで北海の一泊クルーズは初の体験で、これからゆっくり休暇をノルウェーで過ごす人たちの解放感が感じられた。

　

エリア コペンハーゲン(デンマーク)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

　朝、朝食の前にホテル周辺を少し歩いた。ホテルは海に通じる運河の近くだった。

　１日目の観光スタート。最初にコペンハーゲンの北５０ｋｍの北シェラン島にあるフレデリクスボー城へ。

フリーデンスボー宮殿 城・宮殿

　オランダルネッサンス様式の美しい建物。

　クリスチャン４世の居城として１７世紀初頭に建設された。現在は国立歴史博物館。

　城は湖に浮かんでいるように見えた。

　外観のみの観光でフレデリクスボー城を後にした。

　次に訪れたのは世界遺産クロンボー城。

クロンボー城 城・宮殿

　１５世紀初めに砦として建設されたものを、フレデリクス２世の命により１６世紀後半に大改修がなされ現在の形になっている。

　入口で現地ガイドさんの説明を聞く。
　壁にシェークスピアのレリーフ。この城は戯曲『ハムレット』の舞台「エルシノア城」だそうだ。

　城内に入る。

　中庭

　レンガの外壁に緑色の屋根。北欧ルネサンス様式が美しい。

　創建当時の建物の大部分は大火で焼失した後に再建されたが、ここ礼拝堂は当時のままで残っていた。

　The royal apartmentsと呼ばれる王と王妃の住居。

　The Ballroom。北欧で最も大きいホールらしい。

　多くの絵が飾られていた。

　タペストリー

　オーレスン海峡を挟んで４ｋｍ先はスウェーデン。１８５７年までここを通る船から通行税を徴収していた。

　コペンハーゲン市内に戻ってこれから昼食。

　立っている眼鏡の男性が添乗員さん。メニューはオープンサンドだった。

　食事を終え市内観光に向かう。建物の向こうにラウンドタワーが見える。

　ラウンドタワーは天文観測所として建設された。
　設計はクリスチャン４世が自ら行ったという。クリスチャン４世は別名「建築王」と呼ばれ、彼が設計したことを表すＣ４のマークのある建物が他にも随所に見られた。

ラウンド タワー（円塔） 建造物

　ストロイエと呼ばれる旧市街の目抜き通り。

ストロイエ 散歩・街歩き

　有名なロイヤルコペンハーゲン本社。中に入った。

ロイヤルコペンハーゲン 専門店

　この絵柄は「ブルーフルーテッド」と呼ばれベストセラーのひとつ。ツアー開始早々に買い求めた人がいた。

　ロイヤルコペンハーゲン本社前で短いフリータイム。

　バスに乗って車窓観光しながらアメリアンボー城へ向かう。

　尖った塔が印象的な旧証券取引所。

Borsen 旧証券取引所 建造物

　ニューハウンにやってきた。

ニューハウン 散歩・街歩き

　運河に面してカラフルな建物が並ぶコペンハーゲンの代表的な風景。

　コペンハーゲンはデンマーク語で「商人の港」を意味する。長い航海から帰った商人たちがここで荷揚げをした。

　アンデルセンもこの場所を愛し２回も居を構えたという。道路の渋滞でゆっくり見ることができた。

　落ち着いた色使いの重厚な建物が並ぶ中で・・・

　モダンなオペラハウス。

オペラハウス 現代・近代建築

　現在のデンマーク王室の宮殿アメリアンボー城で下車。街の中心に位置する。

アマリエンボー宮殿 城・宮殿

　衛兵。夏バージョンだが冬は分厚い熊の毛皮の帽子をかぶるという。

　衛兵ボックスが鉛筆を立てたようで可愛い。さすがはおとぎの国の都。

　港にやってきた。背後は北欧神話をモチーフにしたゲフィオンの泉。

ゲフィオンの泉 モニュメント・記念碑

　有名な人魚姫の像。向こうにはこれから乗るＤＦＤＳシーウェイズが停泊している。

　人魚姫をズームで。有名な割に控えめでとても小さい。三大ガッカリと言われる所以か。

人魚姫の像 モニュメント・記念碑

　港で乗船を待つ。

　ＤＦＤＳシーウェイズは３５０００トン超の大型船。

　　いよいよ乗船。海側キャビンなので満足。

　シャワー室もついてなかなか快適だった。

　１６：３０　船はコペンハーゲンを出港した。明日９：４５オスロ到着まで約１７時間の船の旅。

　少し船内を探検。

　複数のレストランやショップ。夕食は広いレストランでビュッフェ。夜、ディスコで６０年代のポピュラーやダンスミュージックに合わせて踊っているお年寄りたちが恰好よかった。