2024/07/31 - 2024/08/13
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この旅行記のスケジュール
2024/08/04
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クリスチャニア
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電車での移動
デザインミュージアム(Designmuseum Danmark)で、IRMAの特別展を
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2024年夏、スウェーデン(ヨーテボリ、マルメ)、デンマーク(コペンハーゲン、ロスキレなど)、ノルウェー(オスロ)の街を歩いてきました。当初、スウェーデンのヴィスビーから入る予定でしたが、諸々を鑑みて直前にヨーテボリから入るルートに変更しました(変更可の航空券にして良かった)。
北欧は中央ヨーロッパと比べると歴史や文化が濃厚すぎず(それはそれで良いのですが)、治安も良く、人々の暮らしが穏やかなので心が安らぎます。コロナ禍を挟んで5年ぶりとなった今回の北欧旅も、居心地の良い滞在となりました。街を歩きながら質の良いデザインたちに触れ、環境問題へのかかわりについても考えさせられた14日間、家族3人で毎日とことん歩きました。
★羽田発着14日間(現地11泊)2024.7.31~8.13
1日目(7/3水) 羽田発→ヘルシンキ乗継(機中泊) ⇒ (1)
2日目(8/1木) ヨーテボリ着/泊 ⇒ (1)(2)
3日目(8/2金) ヨーテボリ→マルメ泊 ⇒ (2)(3)(4)
4日目(8/3土) マルメ→コペンハーゲン泊-1 ⇒ (4)(5)
5日目(8/4日) コペンハーゲン泊-2 ⇒ ★(6)
6日目(8/5月) コペンハーゲン泊-3
7日目(8/6火) コペンハーゲン泊-4
8日目(8/7水) コペンハーゲン泊-5
9日目(8/8木) オスロ泊-1
10日目(8/9金) オスロ泊-2
11日目(8/10土) オスロ泊-3
12日目(8/11日) オスロ泊-4
13日目(8/12月) オスロ発、帰国へ→ヘルシンキ乗継(機中泊)
14日目(8/13火) 羽田着
(6)は、5日目-1:コペンハーゲン②です。まずはクリスチャンハウン(Christianshavn)地区へ向かい、ディープな自治区クリスチャニア(Christiania)を探索。その後、救世主教会(Vor Frelsers Kirke)の塔の外階段をぐるぐると登り(怖かった!)、360度のパノラマビューを楽しみました。中心部に戻ってからは、デザインミュージアム(Designmuseum Danmark)でイヤマちゃん(Irma Pigen)ワールドに浸りました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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(6)は、5日目-1:コペンハーゲン②です。最初の1泊だけ泊った Go Hotel Ansgar。 コンパクトで備品は最小限ですが、駅チカで清潔なホテルです。
Go Hotel Ansgar ホテル
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朝食付きの安いプランがなかったので、前日スーパーで調達したものを部屋で食べます。
Go Hotel Ansgar ホテル
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部屋から通りを眺めると、遠くに何やらアーチ状の建造物が…。
Go Hotel Ansgar ホテル
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思いっきりズームしてみると、どうやら工事中の建物のようです。またはカバーの図柄かもしれません。
Go Hotel Ansgar ホテル
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8時半。ホテルに荷物を預け、クリスチャンハウン(Christianshavn)地区に向かいます。
Go Hotel Ansgar ホテル
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バンクシー? …なわけないですよね。
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中央駅近くにクライミングウォール。近づくと高いです。
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道路上に、中央駅のホームに降りる階段が並んでいます。ここを降りると、直接7/8番線ホームに行かれます。
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中央駅からクリスチャンハウン行きのバスに乗ります。
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バス停の近くに可愛い建物。クラフトビールとピザのお店のようです。
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中央駅からバスで10分足らずで、クリスチャンハウン地区に着きました。きのう運河ツアーのボートから見えた救世主教会(Vor Frelsers Kirke)もここにあります。
救世主教会 寺院・教会
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衣類をリサイクルするための回収ボックスがありました。けっこう大きいです。北欧やドイツの街中でよく見かけますが、日本にもあったらいいのに。
救世主教会 寺院・教会
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「このカラフルで可愛らしい建物は何?」と思ったら、かつての徴税所(税関)でした。ここは17世紀に築かれた要塞(城壁)の門があったところで、19世紀に城壁が取り壊された後もこの建物だけは保存されているそうです。急勾配の瓦屋根も素敵です。
クリスチャンハウン 旧市街・古い町並み
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救世主教会の隣りには、クリスチャニア(Christiania)という自治コミュニティがあります。近づいてみると外壁には落書きがびっしり。落ち着いた街並みと激しいギャップです。
クリスチャンハウン 旧市街・古い町並み
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1971年にヒッピーたちによって設立されたこのコミュニティは約34ヘクタール(東京ドームの7倍以上)の敷地に約1000の建物があり、850人ほどの住民が共同生活を営んでいるそうです。案内図もあちこちにあり、誰でも自由に立ち入ることができます。左側の赤い長方形は国旗です(国歌もあるとか)。
クリスチャンハウン 旧市街・古い町並み
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このコミュニティは、デンマーク軍が放棄した兵舎にヒッピーが住み着いたことから始まったもので、デンマーク政府とは異なる独自のルールで運営されています。現在では水道、電気、ごみ処理などの料金や税金を払っているそうで、教育や医療などのサービスもデンマーク国民と同じように受けられるそうです。
クリスチャンハウン 旧市街・古い町並み
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アートといえばアートなのでしょう、独特のディープな雰囲気が漂っています。
クリスチャンハウン 旧市街・古い町並み
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ここは日本ではあまり知られていませんが、ヨーロッパでは自由や権利に対する理想が体現された場所として有名な存在で、年間50万人が訪れるそうです。とはいえ、全体的に雑然としていて、建物は昭和の学園祭のように手づくり感いっぱいです。いたるところに国旗(赤字に黄色の●●●)があリます。
クリスチャンハウン 旧市街・古い町並み
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ガイドツアー(毎日午後3時から出発)があるようです。料金は60DKK(1500円くらい)と書かれていますね。
クリスチャンハウン 旧市街・古い町並み
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各国語で「クリスチャニアを支援しよう」などといったメセージが書かれています。日本語はありません。
クリスチャンハウン 旧市街・古い町並み
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建物には多くのグラフィティ(落書き)。
クリスチャンハウン 旧市街・古い町並み
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特にクオリティーが高いという感じはありません。
クリスチャンハウン 旧市街・古い町並み
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縛りから解放されているので、統一感のようなものは一切なし。
クリスチャンハウン 旧市街・古い町並み
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壁には「撮影禁止」ならぬ「写真OKだよ」のマークが。とはいえ、一部撮影禁止のエリアもあるらしいので注意が必要です。
クリスチャンハウン 旧市街・古い町並み
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オーガニック、自然食、ヴィーガンなどのヘルシーな飲食店や個性的なショップがたくさんあります。ここはライブハウスのようです。
クリスチャンハウン 旧市街・古い町並み
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あちこちがDIYの工事中です。
クリスチャンハウン 旧市街・古い町並み
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クリスチャニアを出ました。こちらが正面入口かもしれません。人気のエリアという割にはほとんど人がいなくて寂しい感じでした。かつて悪かった治安は落ち着いていると言われていますが、ハードでない薬物は普通に使用されているようですし、日本人が散策するなら複数人で日中がいいと思います。夜間や、1人で行くのはお勧めできません。
クリスチャンハウン 旧市街・古い町並み
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隣にある救世主教会に向かいます。道の右側(聖)と左側(俗)が対照的です。
クリスチャンハウン 旧市街・古い町並み
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救世主教会は1696年にバロック様式で建てられ、その約50年後に、高さ90mの塔が増築されて今の姿になりました。教会に入るのは無料で、古い三層式パイプオルガンも見事です。とはいえ、やはりここはてっぺんまで登らなくては…。塔に登るのは有料ですが、コペンハードカードでOKです。
救世主教会 寺院・教会
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10時少し前。このてっぺんまで、外側の螺旋階段(木造)をぐるぐると登っていきます。あまり高い所は得意でないし、風が吹くと揺れるという話もあって若干不安ですが、コペンハーゲンの街を一望するパノラマビューを目指して行けるところまで行ってみることに。近くで見ると金色の装飾が施されていて綺麗です。
救世主教会 寺院・教会
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階段は400段。初めは内階段です。途中の小窓からは街をのぞき見しているみたい。
救世主教会 寺院・教会
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外に出ました。いきなり、眼下にコペンハーゲンの風景が広がります。
救世主教会 寺院・教会
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ここは展望台になっていて、ぐるりと一周しながらコペンハーゲンの各方角の眺めを楽しめます。上から見ると、1ブロックが1つの建物でできていて、内側が広い中庭になっているのがよくわかります。ここはまだ足場も狭くないので、写真も余裕で撮れます。
聖救世主教会 寺院・教会
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コペンハーゲンの街では景観保護条例により市庁舎より高い建物を建ててはいけないはずですが、白い高層ビルのあるあたりは市街地じゃないからOKなんでしょうか。
救世主教会 寺院・教会
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案内板を見ると、白い高層ビルはSAS Radisson Hotelでした。
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美しいコペンハーゲンの街並みから海まで見渡せます。ちょっと雲行きが怪しくなってきたような…。
聖救世主教会 寺院・教会
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赤い屋根の街並みと、遠くには尖塔がいくつも見えます。
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案内板には、クリスチャンボーをはじめスポットがたくさん示されています。
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眺めを堪能したので、いよいよここから塔のてっぺんを目指します。
救世主教会 寺院・教会
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外から見えていた螺旋階段を登ります。木製の階段は進むにつれて狭くなり、景色を楽しむ余裕などありません。さらに雷鳴が聞こえたので急いで登ります。避雷針にいるようなものですからね。対策はされていると信じたいですが。
救世主教会 寺院・教会
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螺旋階段の一番上まで来ました。最後の最後は片足が入るくらいの狭さです。手すりをつかむ手に力が入ります。これまであちこちで多くの塔に登リましたが、ここまでスリルがあるのは初めて。記念撮影どころではなく、そそくさと降りることに。
救世主教会 寺院・教会
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当然ですが、下りも同じ階段を降ります。すれ違うときは大変です。
救世主教会 寺院・教会
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展望台まで降りたところで、最後にコペンハーゲン旧市街の方面を。
救世主教会 寺院・教会
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建物の内部まで降りてきました。階段の途中にはカリヨンの鍵盤装置が置かれています。毎週土曜日の夕方4時に演奏され、42個の鐘が奏でる美しい音色が響き渡るそうです。
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手前の鍵盤を叩くと奥に並んでいる鐘が鳴る仕組みです。
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突然、頭上で大きな鐘の音が鳴り響きました。至近距離なので耳をつんざく爆音です。
救世主教会 寺院・教会
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下まで降りると、教会の歴史を映像で紹介するミニシアターがあったので、休憩がてら椅子に座って観ました。ぐるぐる巻きの塔が増築される前はこんな感じだったんですね。人々の衣装が中世ですね。
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救世主教会をあとにし、デザインミュージアム(Designmuseum Danmark)に向かいます。何気ない道端の景色もポストカードのようです。
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メトロのクリスチャンハウン駅です。Vanløse行きのM2があと1分、M1があと5分で来ると表示されています。
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コンゲンス・ニュートー(Kongens Nytorv)駅でM3/M4に乗り換えます。エスカレーター下の照明デザインが際立っています。
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Marmorkirken駅で降りて地上に上がると、フレデリック教会がすごい存在感で建っていました。後でまた来ます。
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このセブンイレブン、モノトーンで渋いです。
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可愛い郵便ポストが2つ並んでいます。市内宛とか市外宛とかで分かれているのでしょうか。
*デンマークではデジタル化の急速な進展に伴い、2025年末をもって国の郵便配達サービスが終了しました。この赤いポストは撤去され、一部は歴史文化財として博物館に保存されているそうです。 -
こちらは消火栓。デジタル化やAI化が進んでもなくならないモノのひとつでしょう。
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中庭に続く石畳の通路がありました。思わずのぞきたくなります。
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落ち着いた街並みです。表通りは歩道のみ石が敷かれています。
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通りを横切る脇道は石畳。建物が小さく区画も曖昧で、雰囲気がありますね。
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11時。Designmuseum Danmarkの旗が見えました。地味ですが、北欧デザインに関心のある人にとっては外せないスポットです。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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こちらが正面です。建物は18世紀に建てられた元王立フレデリク病院を利用しています。デンマークのデザインを中心に、北欧の家具、陶器、テキスタイル、グラフィックアートなどが展示されていて、歴史的な空間でデザインの変遷を観ることができます。もとは工芸博物館だったので、日用工芸品も充実しています。コペンハーゲンカードで入場できます。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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嬉しいことに、イヤマちゃん(Irma Pigen)の特別展「Irma - A Design Story」が開催中です。イヤマちゃんは1886年創業のスーパーマーケットの看板娘です。Irmaは高品質なオーガニック食品を扱う人気のスーパーでしたが、残念ながら親会社の経営再編により昨年2023年に最後の店舗が閉店し、歴史に幕を閉じました。これは惜別の企画展なんですね。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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Irmaのロゴが入ったクラシックなカーゴバイクも展示されていました。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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建物に入るとイヤマちゃん(2011年からの最後のロゴ)のネオンサインがお出迎え。ルイス・ポールセンのウォールランプに掛けられた贅沢な演出です。まずは常設展から見て行きます。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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展示は、入口右手にあるギフトショップを通り抜けた奥からスタートし、一周回って戻ってくる順路になっています。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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はじめに、美術館が所蔵する日本の木版画コレクション「IN LOVE & WAR」がお出迎えです。江戸時代から明治時代への激動の転換期がテーマになっています。江戸時代あたりの展示は美人画や春画(LOVE)が多くてほんわかしますが、明治時代になると日露戦争や日清戦争(WAR)を描いた版画が多くなります。写真は「海軍将校等征清の戦略討論する図(作:水野年方)」という作品で、日清戦争を題材にしたものです。
それにしても、デンマークまで来て日清戦争の絵を見るとは思いませんでした。ほかにも数多くの絵が展示されていましたが、時代とはいえ戦争賛辞の色合いが濃く(この絵は大丈夫)、純粋にアートとして楽しむ気持ちにはなれませんでした。とはいえ会場は大賑わいで、文字による説明とともに皆さんとても熱心に見ていました。どんな印象を受けたでしょうか。日本人は私たちだけでした。デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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気を取り直して先に進むと、「デザインによる課題解決の提案/THE FUTURE IS PRESENT」というコーナーがありました。なにやら難しそうですが、現代社会や自分自身の抱えるさまざまな問題を解決する方法をデザインを通じて提案するというものだそうです。
写真は「ボトルの中の考察/Bottled Ponderings」というアートインスタレーションで、医療用の小瓶に「誠実」「希望」「忍耐」「不安」「依存」など、ポジティブまたはネガティブな感情や概念がラベル付けされています。目に見えないものを可視化することで、自分自身の感情や不健康な行動パターンに気づき、どう向き合うべきかの対話を生み出すきっかけとするためにデザインされたということです。やはり難しいですが、デザインは目に見えるものを超えたものであることはわかります。哲学的な作品ですが、このセット、一般向けに市販もされているそうです。デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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こちらは「公共空間のためのボールラン/Kuglebanen til det offentlige rum」というプロジェクトに基づく作品です。100種類の異なる木材から作られた100個の木のボールと、その原料となった木の姿が描かれていて、図鑑のようなデザインですね。これなら部屋に飾ってもいいな。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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ケースに何やらこまごましたものが並ぶエリアもあります。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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デンマークの巨匠デザイナーの名作が並ぶ「椅子のトンネル/Chair Tunnel 」に来ました。床から天井まで約125脚の椅子が並ぶ大人気の展示エリアです。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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展示は、デザインの歴史と進化を体験できるように設計されているそうです。それぞれの椅子の側面には説明パネルがしまい込まれていて、引き出して読めるようになっています。説明が展示の邪魔にならないのはいいですね。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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1点1点が背後からスポットライトを浴びて、主役として輝いています。リスペクトを感じます。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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歴史的なストーリーも展示されています。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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ヒュッゲ/Hygge、ミニマリズム/Minimalismeといったテーマでアイテムが展示されています。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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こちらは、ヴィンテージのキッチン用品や照明器具、歴史的なモーターサイクルなどの展示です。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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「WONDER」という展示室には、日本刀の鍔(つば)のコレクションがありました。精緻な細工とデザインが芸術作品として高く評価されているそうです。個人による寄贈コレクションの一部で、木枠にずらーっと並んで壮観です。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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Irmaの歴史とデザインをテーマにした特別展の会場です。イヤマちゃんは創業者の娘がモデルなんだそう。シンプルな横顔に大きなリボン、買い物かごを持っています。これは4代目(2003~2010年)のイヤマちゃんです。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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壁一面に並んだ Irma のオリジナルショッピングバッグたち。まさにアートです。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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手持ちの紙袋は無漂白なので、ナチュラルで優しい感じですね。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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ビニールのショッピングバッグはカラフルです。スーパーのバッグとは思えない攻めたデザインもありますね。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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117年にわたるイヤマちゃんの変遷(1907~2023年)です。時代に合わせてだんだんシンプルになってきたのがわかります。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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ショーケースには、レトロなキャニスターが並んでいます。こちらのデザインも、イヤマちゃんの変遷とともに変わってきました。現在では歴史の一部として評価されていて、コレクターズ垂涎のアイテムとなっているそうです。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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Irmaを象徴する「Blå Irma Kaffe/青いイヤマコーヒー」のパッケージです。ただ積み上げているだけにも見えますが、かつてスーパーでよく見かけた情景として心に響くのではないでしょうか。このブルーは、今回の特別展のシンボルカラーにもなっています。
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こちらはレトロな紙製おもちゃ箱(Irma Teater)など。手前の小さなアイテムはパズルになっていて、グリコのおまけみたいでかわいいですね。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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こちらは、1970~1991年にデンマークのアーティストたちによってデザインされた限定版のコーヒー缶たち。これらもコレクターに大人気ですが、蚤の市などで見つけることもあるそうです。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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初代(1907~1941年)のイヤマちゃん。ちょっとおばさんぽいような(創業者の娘さんでしたね、ごめんなさい)。腰に大きなリボンを結んでいるのが時代でしょうか。いろいろなイヤマちゃんに会えて貴重な体験になりました。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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常設展に戻り、テキスタイルのエリアへ。これはデンマークのパイオニアデザイナー(Marie Gudme Leth)による「木々のパターン/Træmønster」です。1937年のデザインですが、色合いが北欧らしいですね。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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日本でも超有名なフィンランドのマリメッコ(marimekko)のウニッコ(Unikko)柄です。はっきりと明るい暖色も、長く暗い冬を彩る北欧らしいデザインです。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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世界的な建築家 フランク・ロイド・ライトによる「タリアセン・ライン」コレクションの緑色の幾何学模様です。ちょっとニトリに売っていそうな感じもしますが(失礼)、ニューヨークのメトロポリタン美術館でも展覧会が開かれたりするそうです。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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順路を一周して、ギフトショップに戻ってきました。今回は1時間半ほどでざっくりと回りましたが、しっかり見るなら3時間、じっくり見るなら1日かけてもいいミュージアムだと思います。再訪したいです。
ギフトショップにはIrma関連のグッズもたくさん売られていて、もちろんゲットしました。ちょっとウキウキです。
写真はDesignmuseum Danmarkが作った「Format Chair Collection」のポスターです。やはり椅子が一番のウリのようです。デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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ミュージアムを出る前にお手洗いへ。トイレも間接照明でお洒落です。便器の両サイドにあるのは折り畳み式の手すりでしょうか。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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洗面台には、ソープディスペンサー、湯水、ハンドドライヤーの3点セットが。2点セットはよくありますが、ハンドドライヤーまで付いているのは初めて見ました。LEDライト付きのタッチレスセンサーで作動します。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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もとは病院の中庭だったところ。カフェもあります。ひと休みしたいところですが、午後もまだまだ歩きます。
デザインミュージアム・デンマーク 博物館・美術館・ギャラリー
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