バンコクからスラッツターニへ<br />列車の旅<br /><br /><br />それまでの経路は、バンコク- アユタヤ - バンコク - ホアヒン - バンコクでした。<br /><br />ピピ島やサムイ島などにどちらも2, 3度行ったので、ちょっと記憶がごちゃ混ぜになっていることもあると思います。<br /><br />初めてのピピ島への旅は1991年です。<br />バンコクから列車の旅でした。<br /><br />のどかな風景が広がっていました。<br /><br />太平洋戦争下では、進行していた日本軍の戦闘機がいっぱい<br />飛びだったとも。。。<br /><br />若かりしプミポン国王さまが、<br />敗戦国になるところを、勝戦国に変えたそうです。<br />らしい。。。<br /><br /><br />4人掛けのボックス席でした。<br /><br />お父さんと可愛い少女が、目の前に座りました。英語は話せませんでした。<br /><br />２人ともにっこりと、タイの微笑みでした。<br /><br />その頃のありったけの知識で、タイ語でコミュニケーションを取りました。<br /><br />サワディカップ　こんにちは<br /><br />ポムペンイープン　私は日本人です<br /><br />タイスーアイ　タイは、美しい<br /><br />ポムチョープタイ私はタイが好きです。<br /><br />でも、彼らの言っている事がわかりません。。。<br />聞き取りなど、できるはずがありません。<br /><br />マイカウチャイわかりません<br /><br />にっこり微笑見合うしかありませんでした。。。<br /><br /><br />お父さんが、何か取り出しました。<br /><br />ビニール袋に入った、発酵食品のようでした。<br /><br />なんじゃこれは(*_*)/<br />よく見ると、小えび? 沖アミ? の塩辛のようでした。<br /><br />お父さんは、ジェスチャーでどうぞどうぞと、タイの微笑みで勧めてくれました。<br /><br />その時、私は、お腹を壊すのがとっても怖かったのです。。。<br /><br />でも一口も食べないなんて、失礼です。<br /><br />一口、パクっといただきました(*_*)/<br />味は覚えていません。<br /><br /><br />そんな列車の旅でした。<br /><br />***************************<br /><br />スラッツターニ駅<br /><br /><br />スラッツターニは、交通の要所でした。<br />北は、バンコク。<br />南には、マレーシア。<br />西には、プーケット島、ピピ島。<br />東には、サムイ島、パンガン島。<br /><br />私は、ピピ島に向かう予定でした。<br /><br /><br />スラッツターニ駅に着いた時には、もう真っ暗でした。<br /><br />どうしよう(-_-)<br /><br /><br />列車を降りると、客引きさんがいっぱいです。<br /><br />西洋人のバックパッカーを見つけました。<br />こんな時は、バックパッカーたちは自然と集まって、どうするぅと相談です。<br /><br />スマホが無い時代の、ガイドブックだけの冒険の旅でした。<br /><br />みんなで交渉して安宿街に向かいました。<br /><br />その頃、私は、英語は下手クソで、みんなに付いて行くだけでした(*_*)/<br /><br /><br />##########################"#<br /><br />スラッツターニの安宿<br /><br /><br />なんとか宿を確保しました。<br /><br /><br />次の日、朝起きて、ビックリしました。<br /><br />腕にも足にも、小さな赤い湿疹、或いは、斑点、直径1mm強がいっぱいでした。<br /><br />なんじゃこりゃぁ(-_-)<br /><br />うっ、まさか昨日の塩辛にあたったか(*_*)/<br />でも私は、エビ、カニのアレルギーでは、ありません。<br /><br />なんじゃこりゃぁ(-_-)/<br /><br /><br />お腹は異常なし。ふぅ(*_*)/<br /><br /><br />Ｔシャツ、パンツをまくり上げると、湿疹、斑点無し。<br />覆われている所に、異常無かったのです。。。<br /><br /><br />虫か？　<br />ここには何がおるのじゃ(*_*)/<br /><br /><br />まあ、幸いな事に痒くもなく、すぐに消えて行きました。<br /><br /><br />#########################<br /><br />スラッツターニの街<br /><br /><br />バンコクのカオサン通りの安宿街では、それなりに英語が通じました。<br />それを離れると、英語が通じませんでした。<br /><br />タイ王国は、東南アジア諸国唯一、植民地にならず、王国が続きました。<br />英語もフランス語も入って来ませんでした。<br /><br />英国援助のタイ軍と、仏軍援助のベトナムの抗戦時代もあったとか。。。<br /><br />でもタイは英語の植民地とはなりませんでした。<br /><br /><br />スラッツターニの街では、ほとんど全く英語が通じませんでした。<br /><br />名所らしきものが無く、バックパッカーが通り過ぎる街でした。<br /><br /><br />どこかに行くのに、ソンテオに乗りました。<br />初めての、地元民のソンテオでした。<br /><br />お客さんは、野菜売りのおばちゃんが、売り物の野菜といっぱいでした。<br /><br /><br />おばちゃんたちに、にっこり、或いは、どこの国の人じゃ、と見つめられて迎えられました。<br /><br /><br />%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%<br /><br /><br />街頭テレビ<br /><br /><br />夜、街を散歩していると、ちょっとした広場に出ました。<br /><br />人がいっぱいでした。<br /><br />その目線の先には、小さなブラウン管のテレビがありました。<br /><br />えっ、街頭テレビ。。。<br /><br />みんな映像に夢中でした。<br /><br />日本でも、そんな時代があったとか。。。<br />白黒テレビに映る、プロレスの力道山を見入ったそうです。<br /><br />当時、まだテレビは高値の花だったようです。<br />みんな、街の人々は地面に座り込んで、食いついて観ていました。<br /><br /><br />そんな素朴なスラッツターニの街でした。<br /><br /><br />&&&&&&&&&&&&%%%%%%%%%%<br /><br />バックパッカーデビュー編<br />https://4travel.jp/travelogue/11364520<br /><br />バンコク編<br />https://4travel.jp/travelogue/11366582<br /><br />アユタヤ、ホアヒン編<br />https://4travel.jp/travelogue/11366691<br /><br />チェンマイ編<br />https://4travel.jp/travelogue/11371960<br /><br />スラッツターニ編<br />https://4travel.jp/travelogue/11367266<br /><br />ピピ島編<br />https://4travel.jp/travelogue/11368014<br /><br />ペナン島(マレーシア) 編<br />https://4travel.jp/travelogue/11368130<br /><br />サムイ島編<br />https://4travel.jp/travelogue/11371735

海外旅行デビュー。1991年。タイでクーデターが起きた。ガラガラの機内でバックパッカーのお師匠さまとの出会い。戒厳令下のタイ。回想録。スラッツターニ編

10いいね！

1999/03/07 - 1999/03/28

419位(同エリア894件中)

#バックパッカー

旅行記グループタイ　1991

palさん

バンコクからスラッツターニへ
列車の旅

それまでの経路は、バンコク- アユタヤ - バンコク - ホアヒン - バンコクでした。

ピピ島やサムイ島などにどちらも2, 3度行ったので、ちょっと記憶がごちゃ混ぜになっていることもあると思います。

初めてのピピ島への旅は1991年です。
バンコクから列車の旅でした。

のどかな風景が広がっていました。

太平洋戦争下では、進行していた日本軍の戦闘機がいっぱい
飛びだったとも。。。

若かりしプミポン国王さまが、
敗戦国になるところを、勝戦国に変えたそうです。
らしい。。。

4人掛けのボックス席でした。

お父さんと可愛い少女が、目の前に座りました。英語は話せませんでした。

２人ともにっこりと、タイの微笑みでした。

その頃のありったけの知識で、タイ語でコミュニケーションを取りました。

サワディカップ　こんにちは

ポムペンイープン　私は日本人です

タイスーアイ　タイは、美しい

ポムチョープタイ私はタイが好きです。

でも、彼らの言っている事がわかりません。。。
聞き取りなど、できるはずがありません。

マイカウチャイわかりません

にっこり微笑見合うしかありませんでした。。。

お父さんが、何か取り出しました。

ビニール袋に入った、発酵食品のようでした。

なんじゃこれは(*_*)/
よく見ると、小えび? 沖アミ? の塩辛のようでした。

お父さんは、ジェスチャーでどうぞどうぞと、タイの微笑みで勧めてくれました。

その時、私は、お腹を壊すのがとっても怖かったのです。。。

でも一口も食べないなんて、失礼です。

一口、パクっといただきました(*_*)/
味は覚えていません。

そんな列車の旅でした。

***************************

スラッツターニ駅

スラッツターニは、交通の要所でした。
北は、バンコク。
南には、マレーシア。
西には、プーケット島、ピピ島。
東には、サムイ島、パンガン島。

私は、ピピ島に向かう予定でした。

スラッツターニ駅に着いた時には、もう真っ暗でした。

どうしよう(-_-)

列車を降りると、客引きさんがいっぱいです。

西洋人のバックパッカーを見つけました。
こんな時は、バックパッカーたちは自然と集まって、どうするぅと相談です。

スマホが無い時代の、ガイドブックだけの冒険の旅でした。

みんなで交渉して安宿街に向かいました。

その頃、私は、英語は下手クソで、みんなに付いて行くだけでした(*_*)/

##########################"#

スラッツターニの安宿

なんとか宿を確保しました。

次の日、朝起きて、ビックリしました。

腕にも足にも、小さな赤い湿疹、或いは、斑点、直径1mm強がいっぱいでした。

なんじゃこりゃぁ(-_-)

うっ、まさか昨日の塩辛にあたったか(*_*)/
でも私は、エビ、カニのアレルギーでは、ありません。

なんじゃこりゃぁ(-_-)/

お腹は異常なし。ふぅ(*_*)/

Ｔシャツ、パンツをまくり上げると、湿疹、斑点無し。
覆われている所に、異常無かったのです。。。

虫か？　
ここには何がおるのじゃ(*_*)/

まあ、幸いな事に痒くもなく、すぐに消えて行きました。

#########################

スラッツターニの街

バンコクのカオサン通りの安宿街では、それなりに英語が通じました。
それを離れると、英語が通じませんでした。

タイ王国は、東南アジア諸国唯一、植民地にならず、王国が続きました。
英語もフランス語も入って来ませんでした。

英国援助のタイ軍と、仏軍援助のベトナムの抗戦時代もあったとか。。。

でもタイは英語の植民地とはなりませんでした。

スラッツターニの街では、ほとんど全く英語が通じませんでした。

名所らしきものが無く、バックパッカーが通り過ぎる街でした。

どこかに行くのに、ソンテオに乗りました。
初めての、地元民のソンテオでした。

お客さんは、野菜売りのおばちゃんが、売り物の野菜といっぱいでした。

おばちゃんたちに、にっこり、或いは、どこの国の人じゃ、と見つめられて迎えられました。

%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

街頭テレビ

夜、街を散歩していると、ちょっとした広場に出ました。

人がいっぱいでした。

その目線の先には、小さなブラウン管のテレビがありました。

えっ、街頭テレビ。。。

みんな映像に夢中でした。

日本でも、そんな時代があったとか。。。
白黒テレビに映る、プロレスの力道山を見入ったそうです。

当時、まだテレビは高値の花だったようです。
みんな、街の人々は地面に座り込んで、食いついて観ていました。

そんな素朴なスラッツターニの街でした。

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バックパッカーデビュー編
https://4travel.jp/travelogue/11364520

バンコク編
https://4travel.jp/travelogue/11366582

アユタヤ、ホアヒン編
https://4travel.jp/travelogue/11366691

チェンマイ編
https://4travel.jp/travelogue/11371960

スラッツターニ編
https://4travel.jp/travelogue/11367266

ピピ島編
https://4travel.jp/travelogue/11368014

ペナン島(マレーシア) 編
https://4travel.jp/travelogue/11368130

サムイ島編
https://4travel.jp/travelogue/11371735