【シーパンドン】デッド島とコーン島。。。此処がラオスの楽園だった。

2018/05/28 - 2018/05/29

5/28
チャンパーサックのゲストハウスを8時に出発。
ボートでメコン川を渡り、そこからバスでナーカサーンに向かいます。
ナーカサーンはシーパンドン(4000の島)の2大島デッド島とコーン島へ渡るボートの出航地です。
シーパンドンの目的はいくつかありました。
(1)シーパンドン最大(メコン川最大)の滝「コーンパペンの滝」と「ソムパミットの滝」を見ること。
(2)デッド島、コーン島をたっぷり見て周ること。
(3)たっぷりメコン川を眺めること。
(4)沈没地と言われるデッド島エリアを体験すること。

結果は！？
滝は凄い！
メコンは凄い！
島内の生活は正に昔のまま。大人達はハンモックに揺られ、子供達は裸足で駆け回り、メコン川で水遊びをしています。
1泊40,000kip のバンガローが並び、現地人と同化したような長期滞在の欧米人がハンモックに揺られています。
デッド島のレストランエリアはビールやカクテルを飲む欧米人の溜まり場になっています。
ラオス最後に訪れたシーパンドン。
デッド島、コーン島は間違いなくラオスの楽園でした。

素晴らしい楽園、デッド島、コーン島。
沈没寸前でしたが、私達は6/8 バンコク→長沙の航空券を予約しています。
タイに入るために、一度パークセーに戻る予定でしたが、ルート変更！
シーパンドンはカンボジアとの国境地帯。
シーパンドンを2泊で切り上げて、カンボジア(シュムリアップ)行きのバスに乗ることにしました。

4/26～28【中越徒歩越境→サパ Sapa】
https://4travel.jp/travelogue/11351393
4/29～5/1【ハノイ Hanoi】
https://4travel.jp/travelogue/11353640
5/2～3【ハロン湾】
https://4travel.jp/travelogue/11354224
5/4～6【カットバ島】
https://4travel.jp/travelogue/11356590
5/7～11【ムアンクア】
(ベトナム→ラオス陸路国境越え)
https://4travel.jp/travelogue/11357020
5/12～13【船でしか行けないムアンゴーイ】
https://4travel.jp/travelogue/11358770
5/14～15【川を下ってノーンキャウへ】
https://4travel.jp/travelogue/11359401
5/16～17【ルアンパバーン】
https://4travel.jp/travelogue/11360438
5/18～19【ポーンサワン】
https://4travel.jp/travelogue/11360639
5/20～22【バンビエン】
https://4travel.jp/travelogue/11361367
5/23【ビザラン　ラオス→タイ→ラオス】
https://4travel.jp/travelogue/11362363
5/23～26【ビエンチャン】
https://4travel.jp/travelogue/11362828
5/26～27【チャンパーサック】
https://4travel.jp/travelogue/11363559
5/28～29【シーパンドン】
https://4travel.jp/travelogue/11363905
5/30～30【ラオス→カンボジア 徒歩国境越え】
https://4travel.jp/travelogue/11364545
5/31～6/1【シェムリアップ　アンコール遺跡】
https://4travel.jp/travelogue/11365378/
6/2【カンボジア→タイ 徒歩国境越え】
https://4travel.jp/travelogue/11366788
6/3～6/8【パッタヤ】
https://4travel.jp/travelogue/11366880

エリア シーパンドン(ラオス)

5/28
8:00にチャンパーサックのゲストハウスピックアップ。
ボート乗り場まではトゥクトゥクで5分です。

ナーカサーン(シーパンドン)までのバスチケットはゲストハウスで購入したこれだけ(70,000)。
ゲストハウスからトゥクトゥク→ボート→バスと乗り継がなければならないのですが、ちゃんと次々乗れるのかちょっと心配。。

ボート乗り場到着。
トゥクトゥクのおじさんと一緒に川辺まで歩く。
平べったい大きなイカダみたいのが停まっていて、たった今このイカダからダンプカーが降りて行きました。
あれに乗るのかな？

「お前達が乗るのはあれじゃない。これだ」
なるほど、瀬戸の花嫁か。。。

乗客はもちろん私達だけ。
でも、乗ろうと思えば、あと4人は乗れるかな。
舟の先っぽが無いのですが、到着して先端から降りるので、これが楽チンでした。

10分ほどで対岸に到着

今度は船頭さんが案内してくれるので後を追います。
(この後、写真がありませんが)
200mほど歩いて交差点の店前で待つように言われます。
船頭さんはいなくなりましたが、店の女性は事情を知っているので安心しました。
10分ほどすると、スペインバックパッカーが同じく対岸からボートで渡ってきました。
行き先は同じくナーカサーン、彼も私達も一安心。
彼は昨日ターケークから南部行きのミニバスに乗り朝9:30にここで降りたから、多分9: 30にミニバスが来ると言います。
まだ1時間ほどありますね。
ミニバスか。。
(店前で待っている間に私達もスペインも暑さでTシャツびっしょりの汗なんですが。。)
まあ2時間位だからいいか。
と思っていたら9:30 にビッグバスが来ました。
ゆうゆう座れるし、クーラー聞いてるし、ほぼ爆睡でした。

11:10
1時間40分でナーカサーンに到着。
到着前にバスガイドが「島内にはATM は無く、両替レートは悪いので、ここでATM か両替するように」とアナウンスがあって、ちょっと考える。
多分大丈夫なくらいのkip は持っているけど、60ドル両替する。
レートはルアンパバーンやビエンチャンとほぼ同じ8,300kip/ドル
島内では8,100なので大金を両替するのでなければ、大した違いはありません。

先ずは、島への切符を買わねば。。。
デッド島。。コーン島。。
どっちにしようか。。。

ほとんど全ての外国人がデッド島だったので、デッド島を購入(15,000)

ボートは10人で満席。
全員欧米人で、2船になりました。

デッド島までは10分くらい。
なんだか、皆さんワクワクしているように笑顔です(^_^)

到着(11:45)。

ボートを降りて5～6軒のゲストハウスをチェックすると、バンガロー型AC無しFanのみで40～50,000。
AC付は100～250位。
私達が選んだのは
Mama Leruth Sunset Guesthouse
広い！AC 付100,000

バスルームも広い。。。
寝具もきれいだけど、床が土埃っぽい。

立派な建物で、部屋数も多いし、安いのに客は私達の他に2部屋だけ(欧米人)。
まあ、オフシーズンだけど、若いオーナーはやる気が全くありません。
夕方から2amまで連日広いエントランスで友人達とビアラオ飲んでます。

私達としては、部屋の西側の窓からは、こんな夕陽も見れたし

東側の窓からは、こんな朝陽も見れたから不満はありませんが。。。

この日は、Ma さんをゲストハウスに残して、私だけ自転車(10,000)で、コーン島に行ってゲストハウスやレストランを見て来ました。
コーン島はデッド島に比べて欧米人客も少なくレストランも地元料理レストランです。
とても静かなエリアでした。
川沿いには素敵なバンガローがAC 付100,000(Fan 60,000)でありました。
ただ、自転車きついです。。
欧米人は100％自転車ですが、私には未舗装道の自転車はきつい。
Ma さんはおそらく無理でしょう。

一休みして散歩に

夕食は川沿いのレストラン
今夜は月夜でした。

Ma さんはチャーハン
私はベーコンと玉ねぎを炒めたもの。
それと、スティッキーライス

この犬、スティッキーライスにベーコンの脂を染み込ませて食べさせてあげると離れなくなる。
犬は可愛いね。

5/29
バイクを借りて観光開始です。
(1)シーパンドン最大の滝「コーンパペンの滝(Khonphapheng waterfalls)」【紫印】
(2)ソムパミットの滝(Tad Somphamit Falls)【緑印】
がメインで、後は島内を走り回ります。
問題は、(1)が島外にあるということ。
一度、ボートでナーカサーンに戻らなくてはなりません。
島内の旅行社では、コーンパペンの滝ツアーは150,000。
私達はバイクごとボートに乗って自力で滝まで行くことにしました。

船はこんな平たいイカダ船。
バイクを乗せるのには、かなり緊張します。

バイクと一緒にメコン川を渡ります。
人間15,000、バイク30,000です。
ちなみに、このバイク。
HONDA というシールが貼ってありますが、HONDA のバイクではありません。
メーターパネルなどには正式名 HONG GA のロゴがありました。
どこの国のバイクかはわかりません。
フットブレーキ、チェンジ、極めて乗りにくいです。

さて、いきなりですが、メコン川を渡って約13km 走るとカムファーフェンの滝(Khonphapheng waterfalls)です。
入場料は55,000
滝に行く途中に祭壇があったので、5,000で供物を買っていろいろお願い。

そして滝。。
旅行記読んで知ってました。
ゴーゴー凄い音ですが、滝まで。。遠いんです。

一応、定位置で記念撮影

そして、カートに乗って更に奥に

おー、これは凄いぞ！

そして、ちゃんといましたよ。
漁師さんが。
この滝はホントにすぐ近くまでいけるんです。
もちろん、水にも触れます。
ナイアガラもイグアスも見たことないけど、この滝凄いじゃん。結構感動しました。

Khonphapheng waterfalls

デッド島を出て2時間ほどで、またまたバイクと一緒にメコン川を渡りデッド島に帰還。
ホテルで一休みしてから、島の観光開始！(12:00)
先ずは、デッド島東側の川沿いを通ってコーン島に向かいます。
レストラン、バンガロー街を抜けて進んで行くと。。

島内はとても長閑です。。

お坊さん(こども)がタバコを買って行きました。

つながれたコブタもぐっすり。
バイクでブンブン近づいても起きません。

最初の撮影ポイントは昔の鉄橋跡。

更に進みます。

のんびり。ゆっくり、ゆったり。。

デッド島とコーン島を結ぶ旧鉄橋が見えて来ました。

2島を結んでいた鉄橋

今は線路はありません。
2島を結ぶ重要な橋です。

橋を渡ると、当時の機関車があります。

線路も細く、小さな機関車ですが、当時、フランスがこんなところまで来て鉄道を造ってしまう。。。
その国力とか時代とか。。考えてしまいますねえ。

13:00
橋を見ながら昼食
Rice soup とフライドポテト

レストラン横では子供達が川遊び

橋を自転車に乗った欧米人が通ります。
欧米人はほぼ100％自転車(10,000)。
バイク(80,000 ガソリン入)に乗った欧米人には1台も出会いませんでした。。。
彼らのエコ感覚なんでしょうね。
バイクで自転車を追い越し、声をかける度に、ちょっと後ろめたさを感じてしまいました。
私達年寄りでMa さんは膝の調子が良くないので勘弁して下さ～い。
でも、絶対バイクオススメです。
未舗装道の自転車はきついです。

観光再開、ソムパミットの滝(Tad Somphamit Falls)(35,000)

Wao !
ここ凄いです！
午前中に行ったコーンパペンの滝より絶対に凄い、大きい！

こっちの方がシーパンドン一番の気がするけどねぇ。

滝の水のそばまでは行けません。
コーンパペンの滝と違って渓谷の川なんです。

しばし、見とれます。

周囲一体を眺められて、ホント絶景です。

こんなふうに渓谷

だから、急流部分がたくさんあるんです。

滝の先に
ビーチがあるというので行ってみました。

ありましたが、なぜここだけ砂があるんでしょう。。
人工？
まあ、無いよりいいか。

さて、次を目指します。

コーン島最南西端の港。
ここはサンドビーチですね。
ということは、さっきの滝のビーチも本物かな。

次は南東端の港へ向かいます。
同じようなルートを欧米人は自転車で周っているんです。
彼らのパワーは凄いわ。。

河イルカウォッチングなんかに出航する港。
イルカ見えないかなあ。

ここにも機関車があります。

私はMaps.MeのGPS マップを使って動いています。
コーン島最南東端から東側の川沿いを北上する道。
Collapsed bridge! Uncrossableとなっていましたが、行ってみると、やっぱり行けませんでした。
後から来る自転車部隊もMaps.Me を使っていました。
ここまで来て引き返すのは自転車では大変なので、「通れないよ」と教えてあげました。

後は戻るだけ。
デッド島は西側の川沿い道を通って帰ります。

この道にも安バンガローが多く欧米人が滞在しています。
Barやレストランも多く、昼間でも盛り上がっているHappy Bar があります。

ゲストハウスに戻り、一休みして夕食に行きます。
これは毎晩17～18時頃たくさんの欧米人がビールやカクテルを飲んでいるレストラン。
テーブルの横のスペースで謎のインド人がヨガを教えてたりします。
ちなみに、コーン島、デッド島には、インディア料理店、インド人(多分)多いです。

今夜の夕食はここ。
雰囲気いいのに、お客はゼロ。。
ちょっと不安。

まあ、2人ともあまり食欲ないので、オーケー。
私はRice soup 、Ma さんは野菜スープとスティッキーライス。
美味しかったです。

5/30
早朝5:00
ゲストハウスの西側窓からは月が見えました。

そして東側窓からは朝陽です。
シーパンドン、ラオス終了です。

私達は今日8:00のバスでラオス－カンボジアの国境を越えてシェムリアップに行くことにしました。