2018/05/02 - 2018/05/02
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トンガリキさん
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青海省のチクディル(久治)から四川省のンガワ(アバ、阿壩)にやってきました。ンガワ周辺には様々な宗派のゴンパが数多く点在しており、信仰心の熱いチベッタンが多く、非常に宗教色の濃い街です。郊外の村々には土塀で作られたアバ民居が独特な佇まいを見せており、民居を巡る村巡りも見所の一つです。ンガワは数年前までは外国人の立ち入りが制限されていたややこしい場所でしたが、現在は特に問題なく入れるようです。夏は青々と繁る麦畑の美しい風景が広がるので、その時期に是非再訪しようと思います。
以下、日程です。
4/28(土) 関空→杭州→成都
4/29(日) <BUS>成都→観音橋泊
4/30(月) <包車>観音橋→トゥジェチェンポ・ゴンパ(観音廟)→宗科郷加斯満村(日斯満巴民居)→修卡懸天蔵寨→シリンカル・ゴンパ(曽克寺)→米郎蔵寨→ザムタン泊(壌柯鎮)
5/1(火) <包車>ザムタン→ザムタン・ゴンパ(中壌塘郷)→バトン・ゴンパ(棒托寺)→班前村→ヤルタンジャ・ゴンパ(阿什姜寺)→ジャンリタン・ゴンパ(江日堂寺)→ペマ(班瑪)→タルタン・ゴンパ(白玉達唐寺)→白玉郷泊
★5/2(水) <包車>白玉郷→ゴロク山(年保玉則)の峠越え→チクディル(久治)→ダロン・ゴンパ(徳合隆寺)→★ンガワ(阿壩)泊→★セー・ゴンパ→★キルティ・ゴンパ
5/3(木) <包車>ンガワ→ナルシ・ゴンパ→トクデン・ゴンパ→デキ・ゴンパ(徳格郷)→アムチョクツェンニ・ゴンパ(査理郷)→神座村→ガルチン・ゴンパ→ンガワ泊
5/4(金) <BUS>ンガワ→マルカム→チョクツェ泊(卓克基鎮)
5/5(土) チョクツェ→<BUS>マルカム→成都泊(武候祠、蔵街)
5/6(日) 成都→青島→関空
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午後2時頃にンガワ(アバ、阿壩)に到着しました。街の入口付近で公安の検問がありましたが、特に問題なく通れました。ンガワ市街では街の東と西に移動式の公安詰め所が道の真ん中に陣取っていました。
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ンガワの郊外の集落には、アバ民居と呼ばれる独特な様式の民家が点在しています。家屋の壁は土塀で作られており、壁面には厄除けを意味する白色や赤色の印が放射線状に描かれています。
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アバ民居の構造は2階建もしくは3階建の住居で正面部分に玄関と窓があり、三方は土の壁で覆われていて窓はありません。住居の前には中庭があり土塀て囲われています。
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雪山をバックにしたゴマン・ゴンパ(各莫寺)が左手に見えてきました。明日の観光時に訪問しよう。
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ンガワに3時頃に到着しました。ンガワの街は東西にのびていて、バスターミナルのある東側に位置する阿壩聚楽大酒店に泊まることにします。200元。
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3日間お世話になったドライバーさんとはここでお別れです。
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ホテルの部屋はとても広く、寝台のライトもチベット風でとても快適です。
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ホテルの屋上からはすぐ近くのセー・ゴンパが見えます。
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ホテルの屋上からのンガワ市街。
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ホテルを出て近くのバスターミナルに向かい、翌々日の7時発のマルカム行きのバスチケットを購入しました。
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まずはホテルの近くにあるセー・ゴンパに向かいます。
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セー・ゴンパ(賽格寺)。チベットでは少数派のチョナン派の寺院です。
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セー・ゴンパ(賽格寺)の僧坊。
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セー・ゴンパ(賽格寺)の僧坊。
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セー・ゴンパ(賽格寺)の僧坊。土塀の壁から雨樋が突き出ています。
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セー・ゴンパ(賽格寺)の本堂。残念ながら中に入ることはできませんでした。
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セー・ゴンパのゴンカン(護法堂)。
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セー・ゴンパのゴンカン(護法堂)の門。
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虎の毛皮を模した暖簾をくぐってゴンカンの中に入ります。
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ゴンカンでよく見られる、おどろおどろしいデザインが描かれています。
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ゴンカンに入ると2階の窓から僧侶が顔を出して、女性は中に入れないと言われたので、妻を入口に残して私一人で入場しました。
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ゴンカン(護法堂)。
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お堂の入口に西洋人のマネキンの頭部が飾られていました。
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ゴンカンのお堂の中は独特な怪しい雰囲気が漂っていて、入口の脇には牛の剥製が飾られていました。
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ゴンカンの屋根の飾り。
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セー・ゴンパ(賽格寺)。
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セー・ゴンパ(賽格寺)の黄金のチョルテン。
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ゴンパの敷地の周囲にはマニ車の回廊がぐるりと建てられています。
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マニ車回廊をぐるっとコルラして帰路につきます。
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大チョルテンのマニ車回廊。
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マニ車。
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マニ車回廊の所々には、大マニ車のお堂が建てられています。
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大マニ車のお堂には、天井にはマンダラ、壁面にはヤブユム(男女合体尊)の美しい壁画が描かれています。
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マンダラと釈迦牟尼仏の壁画。
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黄金チョルテンとマニ車回廊。
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マニ車回廊。
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セー・ゴンパのマニ車回廊の壁画はタッチがユーモラスで、見ていて楽しいものばかりです。こちらは笹を食べるパンダが描かれています。
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顔が可愛いヤク。
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目元がパッチリなスノーライオン(雪獅子)。
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ノルブ(宝)を食べています。
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セー・ゴンパ(賽格寺)を後にし、タクシーでンガワ市街の西側に位置するキルティ・ゴンパに向かいます。
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キルティ・ゴンパの門前に到着。
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キルティ・ゴンパの僧侶。
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キルティ・ゴンパ(格爾登寺)。ゲルク派で一千人の僧侶を擁するンガワでは最大希望のゴンパです。
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キルティ・ゴンパの長大なマニ車回廊。
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以前は僧侶に睨みをきかせるべく、門の前に公安の詰所があったそうですが、現在は無いようです。
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キルティ・ゴンパの僧坊。土塀の上に白の漆喰が塗られています。
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大経堂の前に風雨除けの鉄骨テントが設置されていました。
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その風雨除けのテントの下でお祈りする地元のチベッタン。
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マニ車を回してお祈りしています。
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大経堂から大勢の僧侶が出てきました。
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キルティ・ゴンパの僧侶。
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大経堂の中に入ると入口で見張りの僧侶から、どこの国の者か聞かれて、日本人と答えると中に入れてくれました。漢族の観光客は制限しているのでしょう。キルティ・ゴンパでは中国のチベット支配に抗議する僧侶の焼身自殺が一時期多発していて、チベットの中でも非常に気骨あふれる寺院であり、堂内の雰囲気もピリピリしたものを感じました。
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キルティ・ゴンパの奥の院の新しい仏殿に入ります。
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夕方の遅い時間ですが、僧侶がわざわざ仏殿の扉を開けて中に入れてくれました。
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仏殿内部には三体の大仏が鎮座していました。
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僧坊の向こうには雪をかぶった山々が美しく輝いています。
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キルティ・ゴンパの大経堂。
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大経堂の正面に来ると大勢の僧侶が集まっていました。
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先生と思われる年配の僧侶が、若い僧侶に学業の成績発表をしていました。ここの先生方は皆非常に迫力があり、キルティ・ゴンパの気合を感じます。
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キルティ・ゴンパの僧坊。
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僧坊の玄関。
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キルティ・ゴンパの大チョルテン。
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堂内に入ってチョルテンの周りはコルラできましたが、時間も遅かったのでチョルテンの内部には入ることができませんでした。
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チョルテン正面の美しいレリーフ。
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大チョルテンの周囲には小ぶりのチョルテンが林立しています。
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小ぶりのチョルテン。
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大チョルテン内の窓口でキルティ・ゴンパ製造のサン(香草)とルンタを購入。チョルテンの前には、サンを焚いて供物を燃やす炉があり、山羊が供物のおこぼれを狙っていました。
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天にまかれて地上に散らばったルンタの上で、山羊が供物のおこぼれをあさっていました。
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キルティ・ゴンパから大勢の僧侶が僧坊へと帰って行きます。
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キルティ・ゴンパ。
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我々もそろそろキルティ・ゴンパから帰ることにします。
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門前の駐車場に立てかけられていたチベット文字の看板。漢字と併記されていれば意味が理解できるのですが、チベット文字だけでは皆目見当がつきません。中国のチベットエリアの看板の表記はチベット文字と漢字の併記が殆どですが、キルティ・ゴンパの門前町の一帯はチベット文字だけの看板が多かったです。
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キルティ・ゴンパの門前町。
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チベッタン向けのブティック。
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チベットの民族衣装を着たマネキン。
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薬局。
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薬局の前に置かれていた看板。
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キルティ・ゴンパ門前の大通り。この周辺はチベット色が非常に濃いエリアです。
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チベット色の濃い大通り。
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建物の壁にチベットの吉祥文様が大きく描かれていました。
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僧侶の衣装を扱うお店。
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今晩の夕食はチベット料理の手抓羊肉に決めていたので、通りのチベットレストランを覗いて探しますが、どこも茶館として営業している店が殆どで、お目当ての料理は見つかりませんでした。
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チベットレストランはあきらめて、回族のイスラム料理店でいただくことにします。お目当ての手抓羊肉も店のガラス窓にデカデカと書かれていました。
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大通りに面していますが、店内は町の食堂といったこじんまりとしたお店です。メニューは写真が掲示されているのでわかりやすく、店内に客はいなかったのですが、テイクアウトで買っていく人も結構いて、期待が持てます。
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これがお目当ての手抓羊肉。65元。蒸したての羊肉を香辛料を混ぜたタレにつけていただきますが、羊の臭みは殆どなく、羊肉の旨味が口の中にジュワーッと広がって、とても美味しい一品です。この他に青椒土豆(ジャガイモとピーマンの炒めもの)、水餃子の半斤をいただきました。いずれもとても美味しく、このお店にして大正解でした。食後、タクシーを拾ってホテルに戻ります。
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