2018/04/28 - 2018/04/30
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トンガリキさん
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今年のGWは東チベットアムドのゴロク地方とアバを周ってきました。東チベットへの旅行は丹巴以来3年ぶりとなります。今回は四川省西北部のザムタンから入り、青海省南東部のペマ、チクディルを抜けて、四川省のンガワ(アバ)へと周るルートを取りました。ゴロクは東チベットの中でもディープなエリアだけあって、久々に濃厚なチベッタンテイストを満喫する事ができました。まずは成都からバスでマルカム経由で観音橋に向かいます。
以下、日程です。
4/28(土) 関空→杭州→成都
★4/29(日) <BUS>成都→★観音橋泊
★4/30(月) <包車>観音橋→★トゥジェ・チェンポ・ゴンパ(観音廟)→宗科郷加斯満村(日斯満巴民居)→修卡懸天藏寨→シリンカル・ゴンパ(曽克寺)→米郎寨→ザムタン泊(壌塘)
5/1(火) <包車>ザムタン→ザムタン・ゴンパ(中壌塘郷)→バトン・ゴンパ(棒托寺)→班前村→ヤルタンジャ・ゴンパ(阿什姜寺)→ジャンリタン・ゴンパ(江日堂寺)→ペマ(班瑪)→タルタン・ゴンパ(白玉達唐寺)→白玉郷泊
5/2(水) <包車>白玉郷→年保玉則→チクディル(久治)→ダロン・ゴンパ(徳合隆寺)→ンガワ泊(アバ、阿壩)→セー・ゴンパ→キルティ・ゴンパ
5/3(木) <包車>ンガワ→ナルシ・ゴンパ→トクデン・ゴンパ→デゲ・ゴンパ(徳格村)→ゴマン・ゴンパ→スワ尼僧院→アムチョク・ツェンニ・ゴンパ(査理郷)→神座村→ガルチン・ゴンパ→ンガワ泊
5/4(金) <BUS>ンガワ→マルカム→チョクツェ泊(卓克基)
5/5(土) チョクツェ→<BUS>マルカム→成都泊(武候祠、藏街)
5/6(日) 成都→青島→関空
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
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今回の東チベット ゴロク・アバの旅の概要です。
●1日目(4/28) 成都泊
ANAの特定航空券で関空から杭州経由で成都に向かう。宿は新南門のミセスパンダホステル。
●2日目(4/29) 観音橋泊
バスで茶店子から観音橋に向かう。バスチケットは事前にミセスパンダにメールで依頼。マルカムまでは順調だが途中で道路工事で全線不通となり3時間も待たされる。観音橋に夕暮れ時に到着し、翌日からの車をチャーター。
●3日目(4/30) ザムタン(壌塘)泊
朝から大雨。観音橋からザムタンに向かう。観音廟に立ち寄った後、雨も上がり、宗科郷(日斯満巴民居)でザムタン民居の集落を堪能。5年前に下から見上げた修卡懸天蔵寨に登る。シリンカル・ゴンパ(曽克寺)再訪後、米郎蔵寨経由でザムタンに到着。
●4日目(5/1) 白玉郷泊
ザムタンから青海省のペマに向かう。ザムタン・ゴンパ、バトン・ゴンパを拝観後に青海省に入るが、省境の公安にペマでの宿泊ができないと言われる。ペマ近郊のタルチョー群に圧倒された後、ペマを通り過ぎ白玉郷に到着して宿泊。
●5日目(5/2) ンガワ(アバ)泊
白玉郷からンガワ(アバ)に向かう。白銀を抱くゴロク山(年保玉則)の絶景を眺めながら、幾つもの峠を通り過ぎンガワに到着後、セー・ゴンパとキルティ・ゴンパを拝観。観音橋からチャーターしたドライバーはンガワでお別れ。
●6日目(5/3) ンガワ(アバ)泊
この日はンガワ周辺を終日観光。午前中はンガワ市内のゴンパを巡り、午後に神座村、査理郷の郊外に向かう。ホテルのオーナーの主人と娘さんに連れて行ってもらった。
●7日目(5/4) チョクツェ(卓克基)泊
ンガワからバスてマルカムに向かう。宿泊はマルカム近郊にあるチョクツェ(卓克基)の西索民居の民宿。
●8日目(5/5) 成都泊
マルカムからバスで成都に戻る。武候祠、蔵街を散策し、最後の晩餐に火鍋をオーダー。辛すぎ。
●9日目(5/6)
早朝4時半のタクシーで空港に向かい、成都から青島経由で帰国。 -
ANAの特典航空券で関空から杭州経由で成都に飛びました。
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杭州で2時間乗り継ぎの予定が、杭州発成都行きの国内線が2時間も遅延したため、成都の到着は夜の10時と遅くなりました。空港のATMで中国元をキャッシングで引き出した後、地下鉄に乗り込みます。
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成都で予約しているホテルはミセスパンダホステル。このホステルは新南門バスターミナルに隣接していますが、地下鉄の新南門駅から徒歩数分の場所に位置しており、また空港から地下鉄が2017年に開通したので、非常に便利となりました。空港から10号線に乗って太平園で3号線に乗り換えて新南門駅に向かいます。
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ミセスパンダホステル。前日に観音橋までのバスチケットを日本からEメールで依頼していたので、チェックイン時に受け取りました(手数料1枚20元)。翌朝の6時40分に茶店子バスターミナルから観音橋へ向かうバスです。新南門バスターミナルはホステルから目と鼻の先ですが、アバ方面に向かうバスは茶店子から出発するので致し方ありません。
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ミセスパンダホステルは隣接する交通飯店の施設を使用しています。
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早朝5時半にミセスパンダホステルを出発し、タクシーで茶店子バスターミナルに向かいます。
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数年前の夏は6時に開門でしたが、6時30分からの開門に変更されていました。季節により開門時間が変わるのかも知れません。電光掲示板にバスチケットの出発時刻と残席状況が表示されており、目的地の観音橋を通る壤塘(ザムタン)行きの残席はまだありましたが、開門から10分後の出発なので当日購入では出発に間に合わなかったでしょう。
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壤塘(ザムタン)行きのバスに乗り、観音橋で途中下車します。定刻の6時40分から少し遅れて出発しました。
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この日は雲一つ無い快晴で、この晴れさ加減はこの先に取っておきたいくらいです。都江堰市で高速を下りて市内のバスターミナルを経由してから、岷江沿いに沿って走る高速に乗ってバスは進んで行きます。
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岷江沿いの高速。10年前の四川大地震の震源地であるブン川県映秀鎮を通過します。
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ブン川の街並。
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高速道路はブン川までが開通していますが、ブン川からマルカムまでの谷沿いに高速道路が猛スピードで建設されています。
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一部の区間では既に橋脚に道路が渡されています。
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川の真ん中に橋脚が立てられていて、まるで首都高のようです。
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民家の立ち並ぶ前に存在感のある橋脚がドーンと立てられています。
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家の庭先に立てられた橋脚。圧迫感極まりませんが、彼らは立ち退きを命じられているのでしょうか。
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ブン川を過ぎると道端の食堂に「豆腐魚」と大きく書かれた看板を目にします。立ち寄りはできなかったのですが、食べてみたい料理です。
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トイレ休憩の屋台で売られていたさくらんぼ。数年前の丹巴の民宿でいただいた、さくらんぼを思い出しました。
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碉楼と呼ばれる石造りの塔。
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理県の薛城古鎮が左手に見えます。
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新緑がとても美しいです。
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八角蔵寨でランチ休憩。チョルテンの向こうにそびえる雪山が青空に映えてとても美しいです。
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青空に映える美しい雪山。
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八角蔵寨の美しい風景。
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中華のランチバイキング。25元。
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習近平総書記のマルカム来訪のスローガンを大々的に掲げた看板が随所に見られました。
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川岸に渡されたタルチョー。チベットに来たことを強く感じさせてくれます。
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見上げるほど大きい高速道路の橋脚。この谷沿いは崖崩れが頻発する地域ですが、この橋脚は大丈夫でしょうか。
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石造りの伝統民居と高速道路の橋脚。
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建設中ですが、既に崖崩れで橋脚が土砂に埋もれています。
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高速道路が開通するとマルカムまでのアクセスは格段に便利となるので有り難いのですが、谷沿いの自然豊かな美しい景観と引き換えに便利さを享受するということでしょうか。
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石造りの伝統民居が密集する集落。
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マルカム近郊の卓克基の入口。帰りに立ち寄る予定です。
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マルカムに到着しましたが市内中心部は通らずにバイパスのトンネルを抜けて行きます。数年前に訪れた松崗郷直波村の塔が左手に見えてきました。
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金川への分岐点の白湾郷を過ぎた所で、道路工事のため全線が通行止めとなっていて、結局3時間半もこの場所で待たされる羽目になりました。早めに観音橋に到着して観音廟を観光するつもりでしたが、予定が崩れてしまいました。
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通行止めされていた場所を流れる川の風景。
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夕暮れ時の8時頃にようやく観音橋に到着しました。バスを降りるとタクシーの勧誘が待ち構えていて、そのドライバーの彼と交渉し、翌日のザムタン行きのチャーターを依頼する事にしました。1日500元です。彼に観音橋の中心街まで連れて行ってもらい、空いているホテルを探してもらいました。この日は労働節の三連休初日のためホテルの空きは少ないらしく、彼のおかげで助かりました。
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蔵香閣主題酒店が空いていたので、ここに決めました。施設はさほど良くないにもかかわらず、260元もしました。恐らく、平時の倍は取られているでしょう。
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観光客で賑わっている近くのレストランで夕食をいただきます。
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魚香茄子と虎皮青椒。賑わっているだけあって、とても美味しかったです。
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観音橋の2日目、外はあいにくの大雨。残念。
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ホテルを7時半に出発し、まずは近くの観音廟に向かいます。
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近いとは言え観音廟は山の上なので、雲の上まで上がってきました。
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観音廟はチベットではトゥジェ・チェンポ・ゴンパと呼ばれるニンマ派の寺院で、御本尊の観音菩薩は文革時にも秘密裏に守られたようです。
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巡礼するチベッタン。
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観音廟トゥジェ・チェンポ・ゴンパ。
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チョルテンの向こうには雪山が見えるはずですが、残念ながら雲に隠れて見えませんでした。
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マニ石が整然と並べられています。
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整然と並べられたマニ石。
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マニ石の反対側には小さめのチョルテンが並べられていました。
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観音廟トゥジェ・チェンポ・ゴンパ。
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観音廟の本堂の前には、五体投地用の大理石が並べられていました。
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残念ながら観音廟の本堂は扉が閉められていて、御本尊の観音菩薩を拝むことはできませんでした。
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観音廟本堂の周囲にはマニ車が据えられており、チベッタンの巡礼者がコルラしていました。
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マニ車回廊の仏画。
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本堂の金色の屋根。
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雨の中の観光でしたが、観音廟を下山します。
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観音廟の麓には香草(サン)を焚く巨大な香炉が設置されていて、モクモクと煙をあげています。
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観音橋からザムタンに向かいます。
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