2018/04/22 - 2018/05/11
6位(同エリア16件中)
ライカさん
★今回の旅行の、旅程まとめは下記
「20日でヨーロッパ周遊6カ国!【旅程まとめと準備編】」
https://4travel.jp/travelogue/11358060
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ヘルシンキから、船でバルト海を渡ってやって来たのはエストニア。
エストニア入国は、今回で3回目です。
過去2回は首都タリンに滞在しましたので、今回は他のところへ行きました。
選んだのは、次の目的地・リガまでの中間地点になるパルヌです。
ここは夏の避暑地として、ビーチなどが有名だそうです。
なので、観光は「海を見ること」。
しかし、旅行時期の季節は早春でした。
晴れたり降ったりを繰り返す荒れた天気、寒風吹きすさぶビーチは人影まばら。思わず口をついて出たのは、「津軽海峡・冬景色」。
その他は、事前にチェックしていたカフェの内、2店を回ってティータイムをしました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ヘルシンキからのフェリーですが、実は昨日の間にタリン港へついていました。
ただし、船内泊の場合は、翌朝8時にならないと下船できません。
8時になりましたので、改めましてタリン上陸です。
ほぼ10年ぶりぐらいの港。前に来た時より、ずっと綺麗になってない……? -
港から出たところ。
レストランやらショッピングセンターやらが出来、かなり開発されていることにびっくり
(前に港つかった時は、ちょっと離れたRimiぐらいしかなかった記憶がある)
ちょうど、初めてタリンを訪れた10年前の写真がありましたので、比較してみました。 -
さて、せっかくタリンにやってきましたが、ほぼ素通りします。
というのも、前の写真でも分かる通り、タリンは過去に観光したことがあるからです(それも2回)
正直、今回の旅行では旅程の都合で、エストニア自体を素通りしようとも考えていました。
しかし、一気にリガまで行くなら、そもそもヘルシンキ空港からエアバルティックで飛んじゃった方が早いしねえ……でも、それだと「バルト海をフェリーで横断!」な楽しみがなくなっちゃうしねえ……などと、うだうだ考えていたところ。
「そういえば、リガ-タリン間をバスで移動していた時に、1箇所バスターミナルに立ち寄っていたはず。あそこは、何かあるのかな?」
と思いついたのが、今回の旅行地・パルヌでした。
まずは、港からバスターミナルまで、バスで移動します。
バスターミナルへの路線は2番、1時間に3-4本走っています。
移動の際には、前の旅行で手に入れていた「Ühiskaart(※日本で言えば、ICOCAみたいなもの)」を利用。ただし、カード残高が0円だったので、日本にいる間に3ユーロだけチャージしておきました。
なお、Ühiskaartは、インターネット経由・クレジットカードでチャージできます。
【参考:チャージ方法】
Tallinna Transport
https://tallinn.pilet.ee/buy
上記のHPで、
・「Add money」を開く
・「Enter travelcard number or personal code」という入力欄があるので、Ühiskaartに書いているカード番号を入力
・下の選択肢から、チャージしたい金額を選択して「Add to card」をクリック
・カートの内容を決済する(決済方法の選択肢に、クレジットカードがある)
なお、私の場合、本当は3回以上バスに乗るつもりがあったので、3ユーロチャージしました(※1日に3回以上使うと、自動で1日券(3ユーロ)の扱いになるため)。
1回だけでいい方は、同じような方法で「QR-ticket(カードではなく、QRコード式の1回券)」を購入すればいいと思います。 -
バスターミナルへやってきました。
そして、ここで小雨が降り始めました。
濡れる前に急げー!
バスターミナル到着後、本日の予定を再考します。
予約しているパルヌ行きのバスは、11:30発。
港からの移動がスムーズに行けば、2-3時間ぐらいの時間の余裕がありました。
なので、待ち時間の間はコインロッカーに荷物を預けて、旧市街か中央市場へ行くつもりをしていました。
(だから、タリンも当初「ほぼ」素通り(訳:ちょっとは観光するよ?)予定でした。実際は、ガチスルーになっちゃった訳ですが)
しかし、雨だと回りづらいなあ……。 -
雨足を見ながら考えた結果、タリン観光は完全に諦める事に。
バス移動中に雨が上がる事を祈りつつ、早めにパルヌへ移動します。
チケット窓口で確認すると、私の持っているバスチケットは時間変更不可とのこと。まー、キャンペーン価格で2ユーロで手に入れたチケットだし……仕方ない。
1本前の、9時半発のチケットを買い直しました。 -
バス待ちの間、
バスターミナル併設のカフェにて、朝ごはん。
3つ全部で、6.9ユーロ(約950円)。
ヘルシンキに比べて、物価がやや安くなっていることを再確認。
本当は、旧市街のカフェでご飯食べたかったんだけどなあー。
(物価的に、ここからは「カフェ巡り解禁」) -
バスに乗車しました。
このバスは、パルヌ終点のローカルラインです。
ローカルだからでしょうか、パスポートチェックがありませんでした。
(※Lux Expressの国際線は、チケット確認時にパスポート提示が必要です)
そして、ローカルラインでもエンターテイメント設備があるのか……! -
バスの車窓にて、見かけた楽しそうな車。
普通に公道を走っていて、思わず2度見。
乗りたい、あれ乗ってみたい! -
2時間ほどかけて、パルヌに到着しました。
パルヌのバスターミナルは、新しくて綺麗です。
そして、下車後、こうして写真を撮ったりしていたら、
現地のお子様の、度胸試しの洗礼を受ける事に。
突然、近づかれて「You are Pretty!」と言われ。
いきなり過ぎて、「(え、えーと)お、おう……」という反応しかできませんでした。
周りを見れば、その子の友人と思しきお子様があと2名ほど、こちらを見ていました。
……正直に言おうか。君らのほうが、天使のようにプリティやと思うぞ?
(今振り返れば、「親しげに話しかけてきて油断させ、その間に仲間が窃盗を働く」な事じゃなくて良かったな、と、しみじみ思います)
あと、プリティ言われたけど、
おばさんもう 4 0 歳 近いんやけどな。
プリティではあかん年やとわかってるんで、実は若干ショックなんやけどな。 -
本日のホテルは、バスターミナルから徒歩5分ほどにあります、「Hotel Victoria」です。
-
ベッドは大きめ。その代わり、物を広げるスペースはやや狭め。
一人で過ごすには、十分な大きさの部屋です。
なお、窓を開けておくと、通行人の方と目があっちゃうかもしれない。
そういう意味で、カーテン必須なお部屋です。 -
ホテルに荷物を置いて、街の散策。
早速海を見に行きます。
イラストいっぱいの建物。 -
タリンの旧市街のように、こちらもおとぎ話のような可愛らしさのある街です。
-
カラオケ、こんなところでもやれるんだ……。
-
目抜き通りを見に行きたい気持ちもありますが、
先に海に行こう。 -
街の中心部に背を向け、海岸へ向かいます。
割と、公園や緑もいっぱいな街です。 -
多分、この辺りは住宅街っぽい。
ちょっと渋い色合いですが、これまた可愛らしいお家。 -
歩いて行くと、事前にチェックしていたカフェに通りかかりました。
「Kohvik Supelsaksad」というカフェです。 -
このカフェは、内装の愛らしさに惹かれてマークしていました。
-
店内はほぼ満席。
唯一空いていた、4人がけぐらいのソファーの席に座りました。
(ちなみに、帰り際に相席になりました)
注文はお茶とケーキ。お茶は、種類を聞いたら、
「Black tea(これはよくある)
Green tea(これもよくある)
White tea(……ん?)」
初めて聞くお茶の種類に、思わず「ほわいと?」とびっくり気味で聞いてしまいました。せっかくなので、それを注文。
ただ、どこが普通のお茶と違うのか、いまいちわかりませんでした。 -
そして、ケーキ。
このケーキのビジュアルを見た瞬間、頼まずにはいられなかったです。
なお、上の白いところはメレンゲです。
甘く、ボリュームもあって満足ー。
カフェを出たところで、雨に遭遇。
海岸線までの道のりは半ばですが、一旦ホテルに戻ります。 -
1時間ぐらい、洗濯がてら部屋で時間を潰していると、雨が上がっていました。
再び、ビーチへのアプローチを開始です。
途中、キオスクに立ち寄り、ペットボトルを入手。 -
先ほどのカフェも超え、道のりは順調に進んでいます。
何の変哲も無い、明るい黄色の住宅街。
そこに紛れるのは、1匹のちゃとらねこ。
これは、近づいたら逃げられるパターンか……と、ミラーレスカメラのズームを最大にして撮って見ました。
(写真では分かりにくいので、吹き出しをつけてみました) -
近づいても逃げられません。
というか、むしろこちらに向かっていただいていますか?
足元に来られたので、遠慮なくもふらせていただいていた所、
唐突に態度急変。
ちゃとらねこの、ねこぱんち(爪出し)の攻撃!
ライカさんの手に、ダメージ!!
ついでに、ライカさんのハートにもクリティカルヒット!!!
うん、ごめん。調子に乗り過ぎました。
撫でさせてくれて嬉しかったから、もふりすぎました。
そして、ちゃとら氏はヒットアンドアウェイにて離脱されました。 -
気を取り直して、海岸まで進みます。
海岸の目前にも、気持ち良さそうな公園が。
海を見に行ったら、後でここで森林浴もしよっと。 -
有名な泥風呂の建物までやってきました。
といっても、今は泥風呂ではなく、スパホテルになっているそうです。 -
そして、ようやくやってきました海!
-
しかし、寒い。
そして、人影もまばら……。
やっぱり、まだ避暑には早すぎたか(季節的に)。
でも、せっかくなのでしばらく海を眺めることにします。
ペットボトルのお水を飲みながら、のんびり自然鑑賞……のつもりでしたが。 -
さて、皆様。ここで、写真右側にご注目ください。
雲です。黒いです、分厚いです。
つまり……また 雨 か!
青空が見えている前に逃げるよ、ホテルまで逃げ切る。
名残惜しいけど、これにて撤収します。 -
※この写真は、実は最初にビーチに向かっていた時に撮っておいたものです。
公園を抜け、住宅街も抜け、急いでホテルに戻ります。
しかし、あと一息のところで、間に合いませんでした。
そこで、近くのレストランに飛び込むことに。
「Pizza Restaurant Steffani」
最初見かけた時から、黄色のパンジーが素敵で気になっていたお店にはいります。 -
中は、イタリア料理のレストランのようでした。
そして……レストランって普通1人で突っ込むところじゃなかった!
ちょっと後悔しつつ、でもせっかくなのでご飯を食べて行くことに。
店はほぼ満員でしたが、隅の方に小さな席を発見。
ピザとお茶を注文しました。
無料のパンやサラダをとってつまんでいると、出てきたお茶がこちら。
お茶の付け合わせの甘みは、砂糖ではなく蜂蜜。
この蜂蜜ポット、この量は初めてで新鮮。
(ただし、ライカさんはお茶に砂糖は入れない派なので、使いませんでした) -
メニューを見ていた時は、「ピザ1枚10ユーロ以上か……一人分だとしたら、私的にはちょい高め」と思っていました。
でも、きっと1人分サイズのピザだろう、と、
「マンマ・ミーア」という、ツナに卵にハムにエビに……と、トッピングましましのピザを注文しました。
そして、出てきたのがこちら。
(※明らかに一人で食べる量じゃない。最低2人、3人前でも十分いける)
うん、この大きさは、その金額とっても仕方ないわ!
冷めない内に、はふはふ美味しくいただきます。 -
最初は持ち帰り不可だと思ったので、かんばって4切れまで食べました。
しかし、お会計してみたら、残りは持って帰れることが判明。
持ち帰れるなら、食べるのは3切れにしておけば良かったー。
ウェイトレスさんも親切でチャーミング。
美味しい夕ご飯になりました。
なお、残りは翌日の昼ごはんになりました。
普通の方なら、この2切れで十分1食になると思います。 -
レストランでご飯を食べている間に、雨がほぼ止みました。
-
今度は、市街地部分をお散歩します。
-
エストニアの建物は、カラフル。
これは青空が背景だったら、もっと映えたのにー。 -
バスターミナルも超えて歩いて行くと、大きめのショッピングセンターが見えてきました。
お腹はいっぱいだけど、せっかくだから覗いて行こう。 -
ここで、エストニアでは初めて見るスーパー発見。
(エストニアとラトビアは、大体Rimiなイメージがありました)
気になったので、ちょっと覗いてみます。 -
品揃え的には、それほど変わらないかな。
あと、Rimiみたいなプライベートブランドをあまり見なかったような気がします。
アイスコーナーにて気になったもの。
エストニア国旗カラーのアイスです。
大きかったから買うのを諦めました……一人用カップサイズがあれば、絶対買ったのに!
この日は、ショッピングセンター巡りをした後、ホテルに帰って就寝。 -
翌朝。
朝食会場は、ホテルのレストランです。
そして、信じていただけないかもしれませんが、
昨日の段階では、床剥がしたりとか、「ただいま、全力で改装しております」な雰囲気でした。
チェックインの時に、「朝食は隣のレストランで……」と案内された際、
(え、本当に? 間に合うの??)
と、思わず真顔で見ちゃったレベルです。
1夜明けたら、綺麗になっててびっくり。 -
私は飲みませんでしたが、朝シャンができます。
-
今日もカフェに行きたいと思っているので、朝食は(私にしては)控えめです。
見かけたお客さんは5組ほど。
シーズンオフだけに少ないのかな? -
ホテルをチェックアウトして、バスターミナルへ。
予約したバスは11:50発、まだまだ時間があります。
なのにどうして、荷物を引きずってバスターミナルまでやってきたのか?
それは、お天気のせいです。
この日も天気予報は、曇りのち小雨。午後に向けて崩れて行く予報です。
ホテルで預かりをお願いすると、雨の中移動することになる可能性が高いです。
なので、雨の降らない内にバスターミナルに持ち込み、コインロッカーに預ける予定でやってきました。
……問題は、肝心のコインロッカーが見つからないことですが……おや?
この部屋は?? -
先ほどの部屋の奥で、荷物の預かりをしてくれました。
預かり料金は、24時間で、
15kgまで 2ユーロ
20kgまで 3ユーロ
20kg以上 4ユーロ です。
預かり札を頂き、また街歩きに行ってきます。 -
今日は市街地でも、昨日とは違う方向へいきます。
-
ただ、まだ朝9時台なので、お店がまだ空いていません。
人影もすくないです。 -
天気が良ければ、きっともっと素敵な風景。
-
バスの出発までの時間を、またカフェで過ごします。
10時になりましたので、事前チェックしていたお店へ開店同時に入ります。
「Mahedik」というカフェ。
昨日のカフェと打って変わって、モダンな内装です。 -
注文したのは、紅茶とりんごのタルト。
朝ごはん控えめにしておいて、良かったー。
私が多分1番乗りのお客でしたが、その後まったりしている間にお客さんが増えてきました。 -
お子様用遊具。
バルト3国のカフェは、わりとこういうお子様向けの物を見かけることが多いような気がします。
(本旅行では、リガでも見ました) -
バスターミナルに帰ってきました。
カフェから出てすぐに、雨が降り出してきたので、荷物を事前に預けたのは大正解でした。
私は好きで街中のカフェで時間を待っていましたが、バスターミナルの中でも十分快適に待てます。 -
11:50になりました。
バスの予定出発時間ですが……バスがやってきません!
同じ便に乗るであろう方も心配そう。別ルート行きの同じ色の車体が発車寸前に、慌てて声をかけて確認していました。
うん、心配になるよね……リガ行きのバスはタリンからやってくるから、道路事情上遅れる可能性はあるな、と、わかっていても不安になるよね……。
定刻より15分ほど経過し、やっとバスがやってきました。 -
パルヌ-リガ線は国際線なので、パスポートチェックがありました。
ちなみに、最初に「Document」と言われ、
当初は(書類?)と、頭に?マークを飛ばしまくっていたのはライカさんです。
ですが、ここで何かの記憶がよぎり、
「ぱすぽーと?」と聞き直してみたら正解でした。
そういえば、ヨーロッパで身分証明書の提示を求められる際は、「パスポート」ではなく、「ドキュメント」と言われることが多かったよな、と、思い出したからです。
パスポートを見せたら、「Japan?」とちょっと驚かれて、それからいい笑顔を頂きました。
(たしかに、タリン-リガは日本人よくいるかもしれないけれど、パルヌから乗るのは少ないかも)
乗ってみれば、バスはガラガラ。 -
窓の外に見えるのは、広大な……これは農地?
バスに揺られ、3カ国目ラトビア・リガに移動します。
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