2018/05/03 - 2018/05/03
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amadeoさん
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4日目、重慶→宜賓。
朝、重慶を出て、今回の旅行の最終目的地である四川省宜賓へ向かいました。宜賓という地名は以前より知っていましたが、地球の歩き方に紹介されておらず、観光情報も乏しく、なんとなく行ってみたい!とは思ったことはあっても、実際に、さぁ行って見よう!とはなかなか思い立ちませんでした。
宜賓と言えば自分の中では「ワイルド・スワン」と「宜賓燃麺」で、今回来た最大の目的も宜賓燃麺を食べることなのですが、実際来てみると、新しい発見があったり、なかなか魅力的な場所でした。
それではこれから順を追って紹介していきます。
【今回の旅程】
4/30(月) 羽田→関空、関空→上海浦東
上海→西安 Z92 車中泊
5/1(火) 西安 鼓楼、北門院付近を探索
西安→重慶 K1002 車中泊
5/2(水) 重慶 龍興古鎮訪問
★5/3(木) 重慶→宜賓 バス移動
5/4(金) 宜賓 李庄古鎮訪問、五粮液工場見学
5/5(土) 宜賓→重慶 バス移動
5/6(日) 重慶→関空
美食を求めて!上海から四川省宜賓市まで鉄道とバスを乗り継いで行く旅
#01 上海 南京西路の四季坊
https://4travel.jp/travelogue/11356651
#02 西安 北門院の回民街
https://4travel.jp/travelogue/11358097
#03 重慶 龍興古鎮とお洒落な川菜
https://4travel.jp/travelogue/11359618
#04 宜賓 四川省名特小吃「宜賓燃麺」
https://4travel.jp/travelogue/11359620
#05 宜賓 「万里長江一城」岷江と金沙江が合流し長江となる
https://4travel.jp/travelogue/11359622
#06 宜賓 伝説の李庄白肉
https://4travel.jp/travelogue/11359623
#07 宜賓 酒都・宜賓の五粮液
https://4travel.jp/travelogue/11359625
#08 重慶 老重慶 老火鍋 老味道
https://4travel.jp/travelogue/11366600
#09 重慶 旅の最後は重慶小麺
https://4travel.jp/travelogue/11376023
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
菜園覇バスターミナル7:00発のバスに乗るので、6:15頃、紅旗溝にあるホテルを出る。タクシーで移動。
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-
牛角沱付近の嘉陵江を潜るトンネル。
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10分程度で到着。
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朝マックを買ってバスに持ち込もうとしたけど、マック、Dicosともにまだ開いていなかったので、バスターミナル前の店で、朝食を食べることに。
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ちっぽけな店だけど、メニューは豊富。
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店内の様子。
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一番安い小麺、7元。
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普通に美味しかった。
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6:40頃、中へ入る。
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中へ入ると、有名チェーン店ではないが、ハンバーガー類が売っており、テイクアウトもできた。
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宜賓行きのバス。
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バスの中の様子。
乗車率は8割くらいだった。 -
給湯器があり、乗車してからカップラーメンを食べる人もいた。
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7:00定刻通り出発。
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重慶市内を出るまで、少し渋滞していた。
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重慶から宜賓への進路。
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バスの中では仕事のメールチェックをしていて、ほとんど外を見ていなかった。
会社は休みでも、世間や世界は動いている。 -
途中「白鹿服務区」で休憩停車。
面倒なので降りるつもりは無かったが、強制的に降ろされた。
盗難防止のためか、全員降ろしてバスに鍵をかけていた。 -
20分くらい休憩して、再び出発。
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高速を下りる。
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高速を下りて、すぐバスターミナルへ着いた。
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11:45頃、宜賓高速バスターミナルに到着。
通常だと重慶から4時間くらいらいしいが、重慶市内で渋滞していたこともあり、50分近くオーバーした。 -
先ずは帰りの切符を購入。
明後日の夜、重慶で火鍋を食べる時間を考慮し、14:00のバスにした。
ここでも座席は01番であった。 -
パイナップルを売っている。
食べてはないが、市内であちこち見かけた。
宜賓は産地なのだろうか?南国のイメージはないが、緯度的には奄美大島くらいの位置に有り、地理的にも東南アジアに近い。 -
4路のバスで市内に行けるらしく、4路のバスを発見するが、すぐに出発してしまい乗れなかった。
他の路線を確認したところ、11路のバスも予約したホテル前に停車することが分かり、11路のバスで市内へ向かう。 -
岷江を渡る。
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鉄橋がある。
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これは四川省内江と雲南省昆明を結ぶ内昆線だ。
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「叙府商城」で下車。
宜賓高速バスターミナルから11路のバスで20分ほどで到着。 -
ホテルは叙府商城のすぐ裏手にある。
-
「叙府賓館」
ここのホテルに決めた理由は、百度の地図を見て、「宜賓燃麺」のお店に近かったから。 -
フロントの様子。
Ctripで予約したが、事前に外国人も宿泊出来るか、電話で確認しておいた。 -
8Fエレベーターホールの様子。
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普通のホテルといった感じであるが、少々古臭い。
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部屋の様子。
昼間撮り忘れたので、夜、撮ったもの。
Ctripでデポジット無しの標準単人房200元。
部屋は古く、ボロい感じがある。
昨晩とはかなり違う。
ワンランク上にしておけば良かった。 -
ホテル周辺を少し探索。
-
ホテルの裏に教会があった。
この後も教会をよく見かけた。 -
近くに外国人が宿泊できそうなホテルもあった。
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13:30を過ぎており、早速お昼を食べに出かける。
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「宜賓燃麺」の老舗はこのような景色の中に溶け込んでいる。
NIKEの隣。 -
本場「宜賓燃麺」のお店。
本店はここのみで、支店は無いらしい。 -
店内の様子。
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1990年8月と1992年9月に四川省から賞を戴いている。
-
厨房の様子。
-
-
宜賓燃麺は2種類あり、普通の「燃麺」は7元、肉そぼろが乗っている「葷燃麺」は9元。初回は「葷燃麺」を注文してみた。
麺には小磨麻油が和えてあり、上には肉そぼろ他、香葱、黄芽菜、麻花生がのっている。 -
よくかき混ぜて食べる。
とても美味しい、絶品、感無量! -
燃麺という名前だけあって、燃えるように辛いイメージの通り、下にはたっぷり辣油が敷かれてある。
っていうか、混ぜ方が下手で、よく絡められなく残ってしまった!
だけどとても美味しくいただけた。 -
豆乳も頼んだが、この豆乳も美味しい。
葷燃麺 9元
九陽豆乳 3元
合計 11元 -
ちなみにこちらが2011年7月、四川省旅行中の楽山で、初めて出会って食べた「宜賓燃麺」2両で5元。
この味がずっと忘れられないでいた。 -
次なる目的地、「宜賓燃麺」の店から徒歩5分にある林家巷へ行く。
民主路は宜賓市街の翠屏区の中央通り。 -
林家巷へ着くと、何やら少し人だかりが出来ているので、行ってみる。
-
桶の中に大量のザリガニが、、
-
ゲェッ!
このおばちゃん、ザリガニが活きたままの状態で、殻をむしり取っている。
殻をむしり取られたザリガニは、袋に入れられ、懸命にピクピク動いている。
超気持ちワリィ。
普段、温室の中で生活してる自分には、例えお金を積まれても、こんなサバイバルなことは出来ない。 -
ホテルにあった地図には、確かに「ザリガニ」が美食として紹介されている。
この地の名物らしい。 -
他にも何かいる。
-
多分、どんぐりコロコロのドジョウだ!
-
実演販売をしているわけでも無さそう。
何故このような通りの中央で、脇目も振らず懸命にザリガニの殻をむしり取っているのかは不明。
なんたって中国だから。 -
今度は怒鳴り声がするので、そっちへ行ってみる。
児童虐待だ!
この2人の関係は不明だが、知り合いのようだ。
このデブ女は木の枝をムチにして、子供を引っ叩き、子供は大泣きしている。
これは止めに入って介入すべきか、一瞬ためらったが、すぐに人が大勢集まり、デブ女はドヤ顔でスタスタその場を去って行った。
日本でも自動虐待は社会問題化となっているが、一人っ子政策下(2015年廃止)で子供は甘やかされて育てられていると思ってた中国においても、児童虐待は顕在化しているとは・・ -
自分がここへ来たのは、このようなイベントを見に来たのではない!
臭豆腐を食べに来たのだ!
そしてあった!
(だけど少し違う気が・・) -
実はこの本でも紹介されていた「父子臭豆腐」を探しに来た。
-
-
だけど自分が見つけたのは「恋愛」臭豆腐となっている。
恋愛と「臭豆腐」はイメージが合致しない。
近くに「臭豆腐」を売っている店は無さそうだし、多分、店名を変えたんだろう、と勝手に思い込み、あまり気にせず。
外で父子が串焼き用の肉を刺している。
中に老板娘がいたので、「臭豆腐」を注文する。
準備に10分くらい掛かるという。 -
その間、ここで座って待っていて!と言われる。
店の中を覗くと、老板娘が炭火で本格的に焼いていた。 -
「臭豆腐」を実際に食べるのは初めてだ。
特別変な臭いはしなかったので、普通に食べようとしたところ、口に入れたとたん※★△☆※¥!!
何とも言い難い臭いと味が電光石火の如く走った!!
(この臭豆腐は炭火で焼かれてコーティングされていたせいか、口元に持ってくるまで異臭は感じなかった。)
臭豆腐を知ってる人に尋ねると、必ず「う△こ」という枕詞が付いて返ってくるが、今回身をもってそれを実感した。
「う△こ」は食べたことが無いので分からないが、多分こういう味なんだろう。
こんなの人が食べるもんじゃなく、自分としては到底受け入れ難い、大失敗だ!
残して逃げたかったが、まだお金を払っていない。しかもいくらか聞かないで注文してしまった!(汗)
客は自分ひとりで、10分かけて炭火で焼いてくれた老板娘がちらちらとこちらを見ている。
ここは泣く泣く大人の付き合いで8割ほど食べ切った。
値段は10元だった。
良心的で助かった。
こんな「う△こ」で30元とか50元とかボッタくって言われたら、どうしようかと冷や冷やした。
※臭豆腐ファンのみなさま、申し訳ございません。 -
食後、少し市内を探索する。
-
先ほどの口直しに飲み物を買う。
「一只酸酪牛」というジューススタンド、あちこちで見かけた。 -
マンゴーヨーグルトを購入、12元。
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「大観楼」。
宜賓のシンボル的建築物で、ここの辺が中心地みたいだ。 -
西安の鼓楼、鐘楼などに比べると、規模は小さく、ショボい。
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中へ入れるようなので、入ってみる。
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ここでは輪タクが現役で健在。
この後も何度も見かけるが、どれも広告看板を大々的に付けて、広告費としての収入も得ているようだ。 -
2階へ登ってみる。
屋根裏は北京にある皇宮並の装飾。
登城は無料。 -
2階からの眺め。
-
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あんまり面白くないので、5分くらいで下りる。
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付近を探索。
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明日行く予定の「李庄白肉」の店がある。
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マネキンが100元で売られている・・
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はろーきぃてい!
なんか・・・。 -
客を乗せ、堂々と車道の中央を疾走する輪タク。
それゆけ輪タク、車に負けるな!! -
金沙江に掛かる南門大橋までやってきた。
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#03 重慶 龍興古鎮とお洒落な川菜
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この旅行記へのコメント (2)
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- マサラさん 2018/06/03 11:37:21
- 臭豆腐(笑)
- いよいよ宜賓燃麺に辿り着きましたね!
初めて本場で食べた時の感無量感、分かります!
あ~また食べに行きたくなっちゃいました。
そして臭豆腐。
やはり衝撃でしたか(笑)
私も一番最初、20年以上前台湾留学時代に臭豆腐に出会った時は店の前を通るときも息を止めないといけないくらい臭くて嫌いでした。でも今は中国ではどこに行っても探して食べるくらい好きです。きっとamadeoさんもいつかそんな日がやってくると思います(笑)
しかし、父子臭豆腐、なくなっちゃったのでしょうか。一昨年2回目に宜賓に行ったとき既になかったのです。
看板も臭豆腐自体も写真を見る限り名前が違うだけで似てますけどね。
お父さんが亡くなってしまったのかもしれませんね。
マサラ
- amadeoさん からの返信 2018/06/03 23:43:59
- RE: 臭豆腐(笑)
- こんばんは!
コメント頂きまして有難うございます。
これまで何回か中国へ来ていて、「臭豆腐」の存在は知っていましたが、食わず嫌いな傾向もあり、無理して食べようと思ったことは有りませんでした。だけど今回はマサラさんの旅行記はじめ、いろいろと啓発されて、重慶でも内臓系の火鍋に初チャレンジするなど、今回の旅行は自分なりには「食」の冒険旅行ともなりました。
臭豆腐、これからまた中国へは行くと思いますが、食べるつもりは有りません。
だけど、怖いもの見たさと同じで、どこかで偶然出会ったら、試している自分を想像してしまいます。
amadeo
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