2018/05/01 - 2018/05/01
65位(同エリア1560件中)
amadeoさん
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2日目、西安到着。
西安へは過去1995年夏、1996年春、1996年夏、1997年夏、2011年夏に来ており、今回で6回目になります(トランジットは含めず)。中国内陸部旅行の移動の中継拠点として何度も立ち寄る機会がありました。城内、郊外の主要な見所は殆ど見学済みなのと、今回は「食」を目的とした旅なので、観光は特に考えていませんでした。グルメ情報を得ようと「地球の歩き方 西安・シルクロード偏」を図書館で予約していましたが、出発前に順番が回って来ませんでした。今回殆ど下調べしていない状態で来てしまいましたが、着いた日の夜には重慶へ移動するし、鐘楼、北院門付近へ行けば多くの「小吃」の店があるのは知っていたので、とりあえずそこへ行きました。
【今回の旅程】
4/30(月) 羽田→関空、関空→上海浦東
上海→西安 Z92 車中泊
★5/1(火) 西安 鼓楼、北門院付近を探索
西安→重慶 K1002 車中泊
5/2(水) 重慶 龍興古鎮訪問
5/3(木) 重慶→宜賓 バス
5/4(金) 宜賓 李庄古鎮訪問、五粮液工場見学
5/5(土) 宜賓→重慶
5/6(日) 重慶→関空
美食を求めて!上海から四川省宜賓市まで鉄道とバスを乗り継いで行く旅
#01 上海 南京西路の四季坊
https://4travel.jp/travelogue/11356651
#02 西安 北門院の回民街
https://4travel.jp/travelogue/11358097
#03 重慶 龍興古鎮とお洒落な川菜
https://4travel.jp/travelogue/11359618
#04 宜賓 四川省名特小吃「宜賓燃麺」
https://4travel.jp/travelogue/11359620
#05 宜賓 「万里長江一城」岷江と金沙江が合流し長江となる
https://4travel.jp/travelogue/11359622
#06 宜賓 伝説の李庄白肉
https://4travel.jp/travelogue/11359623
#07 宜賓 酒都宜賓にある五粮液集団
https://4travel.jp/travelogue/11359625
#08 重慶 老重慶 老火鍋 老味道
https://4travel.jp/travelogue/11366600
#09 重慶 旅の最後は重慶小麺
https://4travel.jp/travelogue/11376023
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.0
- グルメ
- 1.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 自転車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回の旅行の進路。
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朝6時過ぎ、外が明るくなってきて目が覚めてしまったが、そのまま横になっていた。7時半頃、周辺がざわざわうるさくなってきたので、起きました。外を見るとヤオトンらしいものが。
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どこの辺走っているのか分からず。
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駅を通過。
注意してよく見ると「三門峡」だ!
洛陽と西安のちょうど中間あたり。 -
北上した黄河がΩ状に南下し、ここから直角に東に向きを変えている場所だ。
昔の函谷関なんかもこの近くにある。 -
そんなことよりも、正直まだここ!?と思った。
列車は9時半に西安に着く予定で、8時近くでまだここだと、かなり遅れているはずだ。 -
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朝食を食べようと食堂車へ行ってみるが、依然、無座の乗客の溜まり場と化していて、食堂車として機能していなかった。
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通路側の補助椅子に座り、暫く景色を眺める。
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弁当売りが来たが、不味そうなので買わず。
中国の列車の中では、カップ麺を良く食べたが、今回は「食」の旅で、どうでもいいものでお腹を満たすことは止めようと思いとどまり、何も食べなかった。 -
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駅通過。
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「華山」駅だった。
今は高鉄が走っており、西安から20分くらいでいけると思うが、在来線だとあと1時間位だ。 -
華山らしい山が見える。
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華山らしい山肌も見えた。
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車掌が「換票」に来たが、よく見ると兵馬桶の図柄になっていたので、写真に収めとく。
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「渭南」駅通過。
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「臨潼」駅通過。
あと少しだ。 -
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だんだんと都市らしい景色になってきた。
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10:41頃、西安駅到着。
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1時間以上の遅れ。
そういえば起きてからどこの駅にも停車せず、一定のスピードで走り続けていたのに、何が原因で遅延したのだろう。 -
当然の如く「遅れてすみません」的な謝罪放送は一切無し。さすがは大中華様。
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同室だった母子。
あまり喋らなかったが、夫婦共に上海で勤務しており、今回子供を連れて実家の西安に里帰りするとのこと。 -
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改札をでるとすぐに城壁が目に付く。
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西安駅。
90年代後半に来たときから、駅舎の様子は変わっていない。
1985年に建てられたらしい。 -
駅に入る改札。
第一検問。 -
近くに荷物預けがあったので、ここで荷物を預ける。
8元。
夜23:30まで営業とのこと。
やっと身軽になれた! -
この部分の城壁は2000年以降に再建されたもの。
もともと今に残る西安の城壁は明代のもので、唐の都・長安時代のものではない。
長安があった場所は、ここから北西へやや行ったところになる。
初めて来たときは、駅前の部分だけ、無造作に城壁が取り壊されていたが、今は写真のように繋げられ、徒歩や自転車で一周でいるように観光化されている。 -
中国でよく見かける「美国加州牛肉麺大王」と思ったが、違うみたいだ。
美国ではなく「美味」になっている。 -
駅前に堂々と構える偽牛肉麺大王から50mくらい歩いたところに、2011年夏に宿泊したホテルがあるはず、今もあるか確かめに行くと、あった!
「海源商務酒店」
名前は忘れていたが、確かこんな名前だった。
当時飛び込みで見つけたが、西安郊外へ行く旅遊バスは駅前から出発するので、位置的に便利だった。またこのホテルから西安駅や城壁が見渡せ、眺めも良かった。
ツイン176元で、設備的には値段相当だったけど、部屋は広く、また宿泊したいと思ってた。
次回訪問の時のため、今でも外国人は宿泊できるか聞いてみたら、NGだった。 -
その隣に安そうなチェーンホテルがあり、ここも試しに聞いてみたら外国人NGだった。外国人はこの近くにある陽光大酒店(★★★★)なら宿泊できるよ、と案内された。
(そんなの分かっているよ。)
最近つくづく感じていたが、このような150元前後の格安ホテルには、外国人は泊まれなくなってきているようだ。
中国の国内観光需要が飛躍的に伸びているので、面倒な外国人観光客なんか泊めなくても、中国人観光客だけで十分やっていけるのだろう。
ついでに鐘楼へ行くバスを教えてもらう。 -
611路のバスで鐘楼へ。
611路のバス乗り場は西安汽車駅前にあり、少し分かりにくかった。
大雁塔方面行きのバスは、偽美味牛肉面店前にある、たくさんのバス停がある場所から出ている。 -
-
大差市で右折。
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前方に鐘楼が見えてきた。
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611路のバスの停留所。
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鐘楼で降りようとしたが、その一つ先の広済街で下車。
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広済街のバス停で下車すると、すぐ目の前に鼓楼がある。その後ろに回民街がある。
-
回民街。
11:30過ぎ。
今日は5月1日、中国は労働節で休日だ。
そのせいか凄い人混みである。 -
ここでもメイソウは健在。
-
はじめにここで有名な「賈三灌湯包子店」で包子を食べる。
-
店内の様子。
前回来たのは2011年夏。
その時と変わっていないが、1995年に初めて来た時はもっと狭く汚く、解放前からあるのではと思わせるような店舗だった。 -
三鮮灌湯包子を注文。
先に食券を購入する。
16元。 -
とてつもなく無愛想だった回族の店員。
-
でも、どことなく高木姉妹の妹の方に似ている感じがした。
-
食券をテーブルに置いておくと、店員がそれを見てすぐに取りに来る。
-
そして出てくるのも妙に早い。
-
小龍包とは似ているけど違う。
肉汁はない。
水餃子を蒸して食べるのに近いかも。
美味しいかどうかは微妙なのだが、西安に来るといつも食べに来てしまう。 -
続いて「ビャンビャン麺」を食べる。
店を探すまでもなく、回民街の至る所にこの「ビャンビャン麺」の暖簾、看板が掲げられ、あちこちで食べられる。 -
今に至っては西安名物となっているようであるが、自分がこれを知ったのは2011年だ。
-
2011年に宝鶏にある法門寺へ行った際に、この画数の多い感じの看板を発見して、はじめて「ビャンビャン麺」の存在を知り、食べてみた。
その時、店員にこんな漢字本当にあるのか聞いたら、「有る、康煕字典にも載っているよ」と言われた。
それから興味を覚え、書けるように何度も練習した。
しかしその後調べたところ、康煕字典に載っていないことが分かった。
つまり昔からある漢字ではない、今も漢字として正式扱いされていない、謎の多い漢字であることが分かった。
自分が90年代後半に来たときは、「ビャンビャン麺」自体、まったく見かけなかったし、聞いたこともなかった。
結論として、町興し等の目的で、最近作られた造語と名物料理化されたものであると強く推測する。 -
-
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簡体字を使ってない「ビャン」の漢字。
ピンインはbiangの第2声。
ちなみに中国大陸で使用されている正式なピンインでbiangという発音は無い。
実存する漢字の中では、4番目に画数が多いらしい。 -
-
どなたかの口コミで、北門院奥の店が美味しかった、とあったので、そこで食べてみることにする。
この建物の中にある。 -
多分この店だ!
-
店内の様子。
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ビャンビャン麺の小(普通)で28元。大だと35元。
ちと高い。
2011年、法門寺で食べたときは、1杯6元だった。 -
ビャンビャン麺の「ビャン」の漢字が印字できないので、レシートには「BB面」と記されていた。
-
この店のメニュー一覧。
ビャンビャン麺以外にも品数は多いいが、系統はどれも同じに思えてしまう。 -
「酸梅湯」5元。
「湯」と付くけど、冷たい飲み物。
新彊でもたびたび見かけた。
甘酢っぱい梅ジュースのようなもの。
暑い時飲むと疲れが取れる感じがする。
また乾燥地域に適したような飲み物だ。 -
続いて「ビャンビャン麺」。
-
この麺は幅広の麺が一本入っているのが特徴だ。麺は一本麺なのである。
今や西安名物の一つになっており、せっかくなので今回も食べてみた。
興味はあったものの、前回食べた時、特別美味しいかったという覚えはない。
今回も食べても、それほど美味しいとは思わなかった。一本麺にしなくてもいいし、もっと細くしたほうが麺と具材が絡み、美味しく食べれると思う。
半分くらい残してしまった。
新彊のラグメンや日本のうどんと同じく、小麦粉の麺だ。ラグメンはとても美味しいのに、何故これはイマイチに感じてしまうのか? -
最後に店内をぐるっと回って店を出た。他の客が何を食べているか見てみたが、ビャンビャン麺を食べている客はかなり少なかった。
ここでビャンビャン麺を食べている人は、見た感じ、いかにも観光客です!といった西安以外の人たちだけのようであった(自分を含めて)。 -
「焼きイカ」である。
内陸地なのに何故か焼きイカが多く売られていた。 -
北院門通り。
ここと西羊市路周辺を総称して「回民街」と呼ばれている。
回族やウイグル族のイスラム教徒の出店が多く、清真寺(モスク)もある。 -
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「桂花糯」
地球の歩き方の西安・シルクロード偏で毎回紹介されている。 -
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見た目は、我が国南蛮渡来のカステラにそっくり。
だけど味はぜんぜん、全く違う。 -
よく見ると、スポンジではなく、もち米なのである。
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あちこちで売られている桂花糯。
自分も1本買ってみた。
3元。
2口ほど食べて捨てた。 -
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このような光景は、新彊へ行くと日常の一コマに過ぎず、普通に慣れてしまう。
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西羊市路へ進んでみる。
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街中でこのようにフルーツを容器に大量に入れて、食べ歩きしている人達をよく見かけた。
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理由はここ、このようなフルーツ屋が結構あり、大繁盛していた。
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たくさんのフルーツが店内に置かれ、好きなものを選んで容器にいれる方式だ。
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選んだものは量り売りされる。
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どれを選んでも8.5元/斤(500g)みたいだ。
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買ったフルーツは食べやすいよう、必要に応じてカットしてくれる。
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とうもろこしも売られている。
中国では夏場によく売られているのを見かけ、自分も1度買ったことがある。
日本のとうもろこしと比べ、硬くて甘くなく、いかにも穀物です!といった感じだった。
スイートコーンなんてイメージはしちゃいけない。 -
羊羹に似たこれも食べたことある覚えがあるが、美味しかった記憶はない。
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ヨーグルトを買った。
「胡人造」5元。
昔でいうソグド人など西域人が造りました!的な名前だ。
味は濃いめの飲むヨーグルト。
西域のヨーグルトは牛ではなく、ヤクとか羊の乳を原料にしているのが多い。
これは元が何かが分からなかった。
*楊貴妃在命中の唐玄宗の時、安史の乱を起こした安禄山もソグド人。 -
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「生果物アイス」なるものを買ってみた。
10元。
はじめに見かけた店では1本15元もし、高い!と思い買わなかった。
再度見つけたとき、10元だったので買ってみた。
普通に美味しかった。 -
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こちらも焼きイカ。
さっきのは「火爆」で、こちらのは「轟炸」。
名前の違いからして、焼き方が違うのか? -
屋台で売られていたお土産。
-
プーチンTシャツ。
これはあまり見ないかも。 -
パンダグッズの中に、ハローキィティグッズも。
多分違法もの。 -
中国もののトランプと共に、有名日本人のトランプも売られていた。
-
超意訳すると「触らないで!」
-
3時間近く回民街にいた。
正直、ここでの食べ物には期待していなかったが、雰囲気は楽しい。
昼間に来たのはかなり久々であるが、来るならやはり夜の方が面白いと思う。
2011年夏は3泊して、昼間は観光、3夜連続で夕飯を食べに来た。 -
回民街を後に、歩いて鐘楼方面へ向かう。
-
写真が取れなかったが、若い女性でこのような風車か角型の飾りを頭の上につけて歩いている人が多かった。
自分も買ってみた。
5元。
さすがに頭の上につけなかったが、肩につけて歩いていた。こちらじゃ普通なので、だれも振り向かないし、珍しがらない。 -
西安で老舗の「徳發長餃子店」。
こちらは以前からあったが、過去西安5回来ていて一度も食べたことがない。
今晩こそと考えていたが、昨日から包子が続き、飽きてきて食べる気が失せた。 -
こちらは大学時代、定宿にしていた徳發長酒店。
鐘楼近くで交通の便が良かった。
自分としてはとても懐かしい。 -
まだやっているかのかなと覗いてみると、潰れていた。
この辺周辺取り壊しが行われていたので、この建物自体もいずれ無くなりそうだ。 -
鐘楼を南下して、騾馬市商業歩行道を探索。
以前はかなり汚らしい、ごちゃごちゃした通りであったが、今は綺麗に整備された歩行天となっていた。 -
先ほどの回民街は西安以外の観光客だらけだけど、こちらにいるのは地元の人といった様子だ。
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真ん中の部分に注目。
赤背景に白地の文字。
ユニクロのロゴをパクった看板を各地で見た。
発端はメイソウのような気がする。 -
地元の麺店であるが、何故か入口にクマモンが・・
麺を注文すると、肉挟膜が一つ貰えるらしい。 -
碑林の入口付近。
大雁塔のミニチュアがある。 -
この辺は人が少なかった。
骨董関係の店が多く、若者、今時の一般観光客はそんなの興味ないのかも。 -
この時15:00くらい。
なんだかブラブラするのが飽きてしまった。
下にいても、城壁の上でサイクリングしている人が見え、自分もサイクリングする気になった。 -
南門。
正式名称は永寧門。
ここから城壁の上に登ろうとしたが、入口のところで「夕方イベントがあるので、今日は南門はからは登れない」と言われる。 -
そのためバスで駅前まで戻る。
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陝西省の省庁。
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駅斜め前にある尚徳門。
この後、この門の上からも写真を撮る。 -
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城壁へ登れる入口へ向かう。
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城壁の切符。
券には54元と記載されているが、40元だった。 -
入る時、係員に自転車はどこで借りるのか聞いたら、「上で借りられる」とのこと。
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登ってみると、自転車を貸し出しするようなところはなかった。
騙された、とも思ったが、実際何人も自転車に乗っている人が通り過ぎて行くし、この城壁のどこかに貸し出しする場所があるのだろう。 -
東側に向かい、歩いて行く。
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城壁の上から見た駅前広場の様子。
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11時前、自分も出てきた駅の出口。
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駅前から伸びる解放路。
道の先、写真真ん中辺り、かすかに大雁塔が見える。 -
ひたすらレンタル自転車を求めて歩いて行く。
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15分くらい歩くと、城壁北側の東端が見えてきた。
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その前には高級別荘地みたいな建物が密集していた。
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城外の様子。
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ここから南下して行く。
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歩いている間、何人ものサイクリストたちとすれ違う。
どこで借りたのか聞いてもよかったが、どのみちそこまで歩いていかねばならない状況には変わらないので聞かなかった。 -
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東門が見えてきた。
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城内内側、東大街。
以前、この付近にスケート場があり、真夏にスケートをしたことがある。
夜はこの付近に夜市が出ていた覚えがある。 -
東門。
正式名称は長楽門。
カフェや飲食店なんかがあり、少し賑やかな雰囲気だったので、ここでレンタル自転車がある!と思ったが、見つからず!!
ショックで心が折れかけた。 -
でもすぐに、少し先に行ったところにレンタル自転車があった。
やっと見つかった!
ここまで40分以上歩いた。 -
3時間で45元。
デポジット200元も必要。
レモン色の自転車を借りた。
車種はマウンテンバイクのみ。 -
南門方向へ向け出発。
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日差しが強かったが、意外と気持ちいいい。
帽子は持っていなかったが、サングラスは掛けていた。 -
城壁の東側から南側へ行く曲がり角。
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陝西日報、つまり新聞社だ。
昨年の察布査尓日報訪問を思い出す。 -
城壁上の道はこのようにデコボコが多く、走りやすくスピードが出せる状態ではない。そのため車種はマウンテンバイクのみなんだ。
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この先で足止めを食らう。
南門付近は夕方からのイベントで、立ち入り不可。
さっきも聞いた話だ。 -
つまり今日は城壁一周は出来ないことが分かった。
来た道を戻る。 -
-
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再び駅前へ。
駅前にある解放飯店。
このホテルも昔からある。 -
-
再び解放路。
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-
西安駅前にある西安汽車駅。
長距離バスターミナルだ。 -
さっきバスで通ってきた尚徳門前の道。
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1kmほど走り北門へ。
正式名称は安遠門。 -
ここにもレンタル自転車の拠点があった。
駅前箇所は城壁の北側東よりに位置しており、ここはちょうど北側中央に位置する。駅が中心と思っていたが、城としてはここが中央なのだ。
駅前から登り、東門へ行くより、北門へ来たほうが距離的に短かった。 -
城外の様子。
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-
再び走行。
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西端が見えてきた。
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城壁西側。
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ここにはチベット系の寺院があった。
名前は不明。 -
-
東門。
正式名称は安定門。 -
ここでも自転車のレンタル、返却が出来る。
-
東門をでてすぐ、通行止めになっていた。
-
となると再び来た道を戻って北門か東門へ行くことになるが、同じ道を戻るのはあまり面白くないので、ここで返却することにした。
通常通り1周できれば、1周するぞ、2周するぞ、とモチベーションが上がって乗り続けていたかと思う。
16:25に借りて、返却時間は17:25、ちょうど1時間自転車を借りて乗っていた。
城壁を歩いた距離と、自転車に乗っていた距離を合わせると、ほぼⅠ周下距離にはなったと思う。
紙を渡すと200元が戻ってきた。 -
西門から階段で城壁を下る。
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-
西安城壁の見取り図。
-
西門付近を少し探索し、611路のバスで、駅前一つ手前の五路口で下車する。
-
ソフトが売っていたので買う。
4元。
普通に美味しかった。 -
SUICAみたいな西安版交通系電子カード「長安道」を購入しようと地下鉄の駅へ行くが、地下鉄に入るのにものすごい行列が出来ていた。
出てくるのも大変そうで、面倒になり諦めた。 -
西域名物「肉挟膜」のファストフード店。
チェーン店展開しているようだ。 -
五路口にはモールがあり、中を暫くブラブラする。
出てきた時には暗くなっていた。 -
夕食をどうしようか迷う。
ここにも飲食店があったが、何故かこれから行く四川系統の料理ばかりばかりなので入らなかった。 -
そこで思い出した。
着いてすぐ「海源商務酒店」へ行ったが、その目の前に蘭州拉麺店があったのを思い出し、歩いてそこへ行く。 -
店内の様子。
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せっかくの西安での夕食が蘭州拉麺では少しさびしい気もするが、日本では簡単に食べられないし、あまりお腹がすいていなかったので、これでいい。
ごくごく普通の蘭州拉麺 12元。 -
あっさりしていて美味しかった。
辣醤ははじめから入っておらず、自分でも入れなかった。 -
ここでも赤背景に白地の看板。
メイソウがユニクロをパクッて、他店がメイソウをパクり出したのかと思う? -
夜の西安城壁。
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-
駅前広場。
-
別れを惜しむウイグル族のカップル。
二人とも、かなり真剣に別れを惜しんでいた。
彼氏の方がこれから更に西域に旅立つ様子らしい。
(行き先は勝手な推測)
駅には様々なドラマがある。 -
安全をみて出発1時間前に駅中へ入る。
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-
自分が乗車するのはK1002 重慶行き21:28発。
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-
待合室の様子。
かなり込んでいて、座る場所がなかった。 -
座る場所がないので、ブラブラしていたら、軟席待合室を発見!
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一般の待合室と違い、こちらはガラガラだ。
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洗面室と着替える場所があったので、ここでタオルを水で絞って体を拭き、着替えて、歯を磨き、寝る準備をしてしまった。
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30分前になり検札が始まる。
写真の列車は西安発銀川行き。
重慶行きは地下道を潜り、4番ホームであった。 -
ちょっと驚き!
自分が乗る車両は軟臥だが、2階建て車両になっている。
2階建てだと車両の高さも高い。 -
-
-
-
車内の様子。
自分のシートは2階建ての1階部分だった。
2階建てでも中の様子はいつもの軟臥車両と同じ。 -
1つだけ大きな違いを発見!
2段ベットの上にある荷物収容スペースがなかった!
ちなみに2階部分の部屋を見にいくと、2階の部屋は全て2人用の個室になっていた。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- メイリンさん 2018/05/13 15:38:57
- z92
- amadeoさんこんにちは。
初めて一人旅で中国に行った2011年秋のときに乗ったのがz92だったのと西安で回ったところが同じところが多く、amadeoさんの旅行記を見ながらとても懐かしく思ったり共感したりする部分がありました。
私の時は運悪く列車内に拘束されたまま19時間の遅延、翌朝の4時に着く有様でした。中国だからそういうこともあるんだな、と当時は思ったものです。amadeoさんの写真を見て、本当だったら駅通過の風景とか見られたんだろうなーと、なんとなく行った気分になれました。
最後の重慶行きでの2階建ての車両、良いですねえ。2階の方にちょっと乗ってみたいです。
以前からamadeoさんの旅行記は拝見していたんですけど面白いですね。続きを楽しみにしています。
- amadeoさん からの返信 2018/05/15 21:13:46
- RE: z92
- メイリンさん
こんにちは。
コメント並びご投票いただきまして有難うございます。
Z92は2011年にもあったのですね。
私も2011年の夏に西安へ行って、今回はそれ以来でした。
また今回は時間の都合でZ92に乗車したのですが、D306 上海22:55発というのが寝台新幹線であるみたいで、これに乗っとけば良かったとも少し後悔しています。
ここ数年、年1回しか旅行できていないので、今年は短期でも構わないから、もう少し増やしたいと考えています。
メイリンさんの雲南旅行記も拝見しました。LCCの直行便とかが出来れば、雲南にすぐにでも行って見たいのですが・・。
今回の旅行記の続きは少し時間がかかってしまう予定ですが、楽しんでいただければ幸いです。
amadeo
> amadeoさんこんにちは。
> 初めて一人旅で中国に行った2011年秋のときに乗ったのがz92だったのと西安で回ったところが同じところが多く、amadeoさんの旅行記を見ながらとても懐かしく思ったり共感したりする部分がありました。
> 私の時は運悪く列車内に拘束されたまま19時間の遅延、翌朝の4時に着く有様でした。中国だからそういうこともあるんだな、と当時は思ったものです。amadeoさんの写真を見て、本当だったら駅通過の風景とか見られたんだろうなーと、なんとなく行った気分になれました。
> 最後の重慶行きでの2階建ての車両、良いですねえ。2階の方にちょっと乗ってみたいです。
> 以前からamadeoさんの旅行記は拝見していたんですけど面白いですね。続きを楽しみにしています。
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西安(中国) の旅行記
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旅行記グループ 2018年 上海→四川省宜賓 旅行記
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