2018/03/15 - 2018/03/18
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ケロケロマニアさん
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2月末~3月初めにかけての札幌旅の後、私が居住する北海道・道北域は3月とは思えぬ大雪に見舞われ、雪はねをしているうちに腰をちょっと痛めてしまい、しばらく大人しく過ごしておりました…(-_-;)。
腰が少し癒えてからは、やはり遅々とした春の訪れを感じる日々の中で旅心を擽られ、お馴染みの北海道東日本パスを利用した旅を3月半ばから開始しました。
とは申しましても、前半は、後半に向けた旅の読書用の書物探しに図書館に出かけたり、怠惰な日々の中で溜まりに溜まった洗濯物を持ってコインランドリーに駆け込んだり(←洗濯機持ってないんかいっ!はい。何か?)、士別や旭川に行ったり来たりの無駄な3日間を過ごします。
そして4日目にいよいよ、今回の旅のメインディッシュ、ということで、まずは函館を目指して一日かけて移動します。本旅行記ではこの4日間に関する内容を扱わせていただきます。
(表紙:2018年3月15日現在の剣淵駅前の雪山の様子)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2018年春の北海道東日本パスの旅は、丁度、3月の半ば、15日から使用開始、となります。
本当は、青函トンネル開業記念日の3月13日を跨ぎたかったのですが、腰の状態もお天気もイマイチでしたので、この日からとなりました。 -
1日目。
この日はまず、士別に向かいます。
そんなに急ぎの旅程ではありませんので、学生で混雑する始発を避けて、次の汽車で。和寒駅 駅
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乗車したのはこの子。
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サボはこちら。旧型ですね!
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和寒9時8分発の名寄行き。
通常、士別までは20分位で着いてしまうのですが、この汽車は、途中剣淵駅にて、上りの特急「サロベツ2号」との列車交換があり、剣淵で20分以上停車します。
それが嫌で避ける人が多い汽車でもありますが、逆に車内空間を余計に楽しめるので、私はこのスケジュールの汽車が大好きです。じっくりと読書に励みましょう。 -
表紙にもUPさせて頂きましたが、この年の剣淵駅前の雪山。
とても巨大ですね!本物の山みたい!!!
何か、積み方もとても美しいですし、登頂してみたい位だわ…( ´∀` )。剣淵駅 駅
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こうして、約50分かけて、士別に10時前に到着。
士別駅 駅
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駅から徒歩3分の距離にある士別の図書館。
ここには剣淵の篤志家の方が寄贈されたという、ロシア文学の図書コーナーがあって、ロシアマニア的にはよくお世話になっているところですが、ここで本を探している人を見かけることは殆どありません。
喜劇化している昨今の日本の国会を見るにつけ、今こそロシア文学の読み時だなあ、と個人的には思っているのですが…。
特に陰鬱な北海道の雪景色を見ながらのロシア文学は最高です。(勿論、後の”体制翼賛”型のソ連文学は駄目ですが…。) -
さて、士別図書館にはカウンターで名前を書くだけでつカエルPCが5台用意されています。
何故か自分のPCでは重くてページが開かなかった、こちらにアクセスします。何でしょう???
実は先日の米国旅の際の香港行き往路で使用したBR便のAKJ→TPE→HKGはLHの15000マイルで発券したのですが、このFFPの既存マイルの有効期限は2018年3月末までとなっていました。
本当は25000マイル位残っていたので、日本国内線往復で使用して、丁度使い切ろうと思っていたのですが、この区間で15000マイルを使ってしまい、残り10000マイルでは航空券が発券できなくなってしまったので、LHマイルがつカエル、こちらのボンドセレクションで、10000マイルで交換できる商品を探したかったのです。
他にはワインやフォーなどの選択肢もありましたが、やはりドイツの航空会社ですから、ドイツ製のウインナーをオーダーすることにしました。 -
そして、手続き完了。この時点でLHの残りマイル数は262マイルだけとなりました。流石に、このマイル数は使いようがないので、これにて、2002年から長年お世話になってきたLHのFFP、「マイルズアンドモア(Miles&More)」との惜別となりそうです。
思えば、2002年のスターアライアンス5周年記念の55555マイルキャンペーンで、最初の6万マイル近くをこのFFPに積算して以来、一番多い時で18万マイル位を積算していたFFPでしたが、最近のルール変更で、遂に”デルタ方式”の航空券の購入金額に基づく積算ルールになってしまい(勿論、代理店経由だと以前の運賃種別毎のパーセンテージ積算、というのもDLと同じではありますが、そもそも安い運賃だと25%とかしか付かない)、ただでさえ、特典交換への必要マイル数が多くて、上級を取らないとマイルも期限ありという、LHのFFPは、一切使えないプログラムになってしまいました。
LHよ、長年お世話になりました~。
そして、さいなら~。
(改心して、ルールを戻してくれたら、また利用を考えても良いけど、恐らく無理でしょう…。) -
そして、オーダーから約1週間後。
こちらのウインナー4缶が届きました。
200g×2と、300g×2。
これで10000マイルって、ちょっと高過ぎるなぁ~。
セコい計算をすると、ウインナー1グラムで10マイル、ということになりますね。 -
いや、重さにはウインナーを浸す塩水の分も入っている、としたら、ウインナーとしてのマイル数はもっと高いことになるのかな?
200gの方を開封、このような4本入りでしたが、200gが1缶2000マイル、300gが1缶3000マイル、という計算になりますので、このウインナー1本で500マイル、という計算ですね。300g缶の方だと、1本750マイルか…。
雑な計算をすると、新千歳→羽田の100%積算で500マイル位なので、この区間を飛んでウインナー1本だけ、ということになりますね。ひえぇ~。
まあ、そんでも10000マイルをまるまる無駄にするよりは良かったでしょう。これを記している4月9日の時点で、まだ200gと300gが1缶ずつ残っていますが、缶入りで保存が効くようですので、LHのFFPの思い出と共に、暫くこのまま食べずに残しておきましょう…。 -
てか、ほぼ同時期に届いたのがこちら。
道南・上ノ国町の特産品セットです。
これは昨年の北海道内179市町村スタンプラリー旅の際、道南で使用した「江差・松前フリー切符(千年北海道手形)」の利用後アンケートみたいなのに回答したのですが、それが当選したようです。
江差線廃止後の熱い思いを色々と綴ったしなぁ~。それが上ノ国町の方のハートを射止めたのかな( ´∀` )?切符のお値段は3日間で4000円というお安さ、でしたが、この特産品パックだけで、その金額分位はありそうです。
いやはやかたじけない。でも、こっちが10000マイル、とか言われる方が、ずっと価値が高いように感じるわ…。
という訳で、上ノ国町からはこれだけの恩義を受けてしまったので、またいつか、恩ガエルしの旅に出かけないとなぁ~(;^ω^)。 -
すみません、脱線してしまいました。旅路へと戻りましょう。
その後は素直に士別駅に戻ります。
士別駅前にも雪山がありますが、思ったより小さいなぁ~。
いや、恐らくは雪山が大きくなり過ぎたので、一旦他に運んだんでしょうね。士別駅 駅
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折り返しの汽車はこの子で。
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てか、朝に乗った子と同じですね!
名寄から折り返してきたようです。 -
で、カエルりは、和寒をそのまま通過して旭川まで。
旭川駅 駅
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旅の開始を記念して、贅沢に黄色いシールが貼られていないお弁当を頂きましょう。まあ、無駄遣いした分、飲み物は30円烏龍茶で、文字通り、お茶を濁しておきましょう…(-_-;)。
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さて、この日は何だかイオンモール内が混雑していて、居心地が良くなかったので、買物公園沿いのロッテリアに移動します。
イオンがオープンしてから、ここも空いていることが多くなりましたが、まだ潰れずに頑張っていますねぇ~。電源をつカエル店舗として、PC作業などに重宝しているお店ですので、いつまでも頑張ってほしいものです。 -
この店舗では、旭川のまちなかWifiが快適につカエルのも、気に入っている理由の一つです。(イオンモール内だと、イオンWifi使用となりますが、これが重いことが多い上に、1時間毎にログインし直さなければならないのが面倒臭い。)
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で、この日は延々とPC作業をしておしまい。
終電(終汽車?)にて、和寒に戻りましょう。 -
イオン内のサザエで、こちらが半額で販売されていましたので、それを肴に…。
サザエ イオンモール旭川駅前店 グルメ・レストラン
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塩狩の駅名標。
どんなけ、雪積もってんねん!塩狩駅 駅
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で、和寒に到着。北海道東日本パス旅の一日目はこれにて終了となります。
和寒駅 駅
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翌日。
この日もお寝坊さんで、昼の便から旅の開始となります。和寒駅 駅
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ホームの雪が剥げてくると、春が来たなあと感じます。
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では、二日目の旅の開始です。
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って、大袈裟に言いますが、実はこの日は、旭川の往復だけで終了なのですが…。
冬眠生活で溜まりに溜まっていた洗濯物を一気に洗いましょうね。
旭川駅前、旧ホテルパコ旭川の所にあるコインランドリー。昔ながらの洗剤別購入タイプですが、200~300円とリーズナブルにつカエルのが有難いですね。
洗濯機もテレビも自家用車もない、そんな田舎暮らしの身ですが、別に不自由は感じません。逆に、たかが洗濯で旅を感じられる、そんな日常が好きなのです。
因みに、勿体ないので、乾燥機は使いませんよ。家に帰ってから干しておきましょう( ´∀` )。プレミアホテル-CABIN-旭川 宿・ホテル
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洗濯をしながら頂くのが、キリンコンビニ飯です。
この時期開催していたキャンペーンの当選狙いですね。更にこの期間は、おにぎり100円セールもやっていたので…。 -
洗濯機を眺めながら、優雅に4トラを嗜んで過ごす、北海道東日本パス2日目の旅。
どないやねん! -
さて、今回の旅においては、極度の金欠病に罹患していたこともあって、色々な方策で資金捻出をしなければなりません。
まずは春になりましたので、暫く、道北バスに乗ることもなかろう、と(冬の間は豪雪で汽車が止まることが多いので、バスを利用することが多い)、道北バスのICカード「DoCARD」を返却して、保証金の500円をカエルして貰います。
香港のオクトパス方式ですが、別に返却に期限はなく、いつカエルしても500円は満額戻ってくる、という意味で、香港より親切ですね。
まあ、日本では確かSuicaとかも同じルールだとは思いますが…。
お財布の中身が500円も増量。
これはもはや一流貴族の仲間入りか!
(苦情は要りませぬ…。) -
洗濯終了後は、前日のようにロッテリアで贅沢はできませんので、駅前イオンのフードコート内の電源席にて、ひたすらPC作業です。
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こうして本日もこんな時刻となり…。
旭川駅 駅
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前日と同じく、終汽車で和寒へと戻るのであった…。
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この時点で現金の持ち合わせは5000円程しかありませんが、これで残り5日間の北海道東日本パスの旅を過ごさなければなりません。
なので、この先は基本的に各種電子マネーの残額を使いながら、出来るだけ現金は使わないように過ごしましょう。
この時点で、キリンコンビニのポイントがなんやかんやで6000ポイントほど残っています。本当は3月にNHマイル変換への増額マイルキャンペーンなんかが開催されるかと期待して貯めていたのですが、どうやら今年は増額キャンペーンは開催されないようなので、半分ほどはNHマイルに変換した上で、残りのキリンポイントはキリンマネーにしてしまうことにしました。
で、そのキリンマネーを使用して、この日最後の貧相な晩餐(?)です。飲み物には貴族らしく(?)、ちょっとロイヤルミルクティっぽいやつを。 -
この日の終汽車のサボはこちら。
新型(新って程でもないか…)ですね。 -
このアングルでの撮影、和寒に住み始めてから、一体何度目のことだろう…。
和寒駅 駅
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そして翌日。
北海道東日本パス旅程3日目を控えて、お財布内の電子マネー&ポイントカードを再度確認しておきましょう。
左上からイヌ(WAON)、トリ(dpoint)、au、Tpoint、キリン(nanaco)、ミスド、楽天、サツドラ、タヌキ(ponta)、ツルハとなります。
イヌが3000円程、トリが700P程、auが300円程、Tpointが130P程、キリンが4000円程、ミスドが61円、楽天2500P程、サツドラ50P程、タヌキ800p程、ツルハ50P程、というのが、この時点での残額or残ポイントとなります。
残額が多い、イヌとキリンの使用が今回の旅ではメインとなりそうですね。
逆に、道内のコンビニとしてお馴染みのセコマは、ポイントが商品交換にしかつカエルないので、今回の旅では極力使わないようにしましょう。 -
で、3日目の開始。
和寒駅跨線橋と、その手前の雪山の様子。
雪山に雪割の破片が含まれるようになってくると、春を感じますね。
桜に春、なんて、甘っちょろいことを言ってはなりませぬ(-_-;)!和寒駅 駅
-
この日はお天気がイマイチのようですね。
雪が剥げたホームにも、またうっすらと雪が積もっています。 -
かまくらに収納されたような状態の塩狩駅の駅名標。
この冬はこれを撮っている方を頻繁に見かけました。塩狩駅 駅
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さて、3日目はいよいよ本旅へ出発か!
と思わせておいて、実態はまさかまさかの二日連続旭川往復でおしまいです。
和寒=旭川は片道740円、往復1480円ですので、北海道東日本パスの一日あたりノルマ(1550円)に、二日続けて届かない、という駄目っぷりです(-_-;)。
まあ、天気の悪いときは無理をしない、というのが地元民なのです。
皆様も特に冬季の北海道では、くれぐれも無理な旅程は慎むように心掛けて下さいね。(決して、新千歳空港のエアラインカウンターなどで声を荒げるおっさん、おばはんにはなられませぬよう…。ただ、あの光景は、部外者として眺めると案外面白い。まあ、それに応対する係員は大変だろうけど…。) -
今回の北海道東日本パス旅。
まもなく3日目を終えようとしておりますが、最大の目的地である青函トンネルはおろか、まだ道南、いや、札幌すら一度も足を踏み入れておりません。
大丈夫か?、元取れるんか??? -
んなことを思いつつ、3日連続同じ終汽車にて和寒に戻ります。
-
本日の雪で、またホームはこんな状態に…。
この時点で3月17日。
まだまだ春は遠い道北です。和寒駅 駅
-
そして北海道東日本パスの旅も折り返しの4日目を迎えます。
和寒では3月18日でも、車道の雪道状態が維持されていました。
この風景、よく覚えておいて下さいね。 -
ここで和寒での春の感じ方を…。
1:スキー場のクローズ
2:自宅の玄関扉が90度以上開くようになる
3:自室にて、昼間に照明をつけなくても良くなる
4:近所の人々の雪割り合戦が始まる
5:キッチンやトイレの水落としをしなくなる
6:近隣の停車中のお車のワイパーが寝たままになる
7:和寒駅のストーブが撤去され、ベンチの配置が変わる
こんなところでしょうか。
まだ、この時点での和寒駅構内の配置は冬仕様ですね…。和寒駅 駅
-
和寒駅構内に貼られている、士別の高校のポスター。
皆さん、学生時代は汽車に乗るんですけどね。なんでその後乗らなくなってしまうんだろう…。汽車=学生の乗り物、みたいな、悪しき認識が、現在の鉄道が残る北海道市町村においては、当たり前のように流布しているように感じるのが残念。
私としては、”まだ車なんか乗ってんの?これからは汽車っしょ。”とか、”まだスマホなんか使ってんの?これからは伝書鳩っしょ(それは無理か)”みたいな、時代に逆行する思想の拡がりに期待したい所です。
お車族の皆様には、この国の馬鹿げた政治を今一度想起して頂きたい。車を維持することで、どんなけ馬鹿政治屋達を養う資金を上納しているんですか、貴方達は。
車を持たなければ払う必要のない各種の税金。その分を瀕死の鉄路に幾許かは回して頂きたい、というのが私の思いの一つでもあります。同じことがマイホームその他の不動産所持などに関しても言えますね。
車は仕事で必要だから、なんて仰る方も多いでしょうね。
そんな言い訳せざるを得ない仕事なら、辞めちゃえば?
働くにしても、社用車で事足りる仕事を選べば済むことです。
仕事なんて、贅沢言わなければ、この人口減少の時代、幾らでもありまっせ。
きっと、くだらないステイタス意識や、”きれいな仕事”がしたいだけなんでしょうね。
と、さんざん毒づいていますが、資本主義社会における一番の犯罪者は、自分のような”お金を生み出す社会貢献”を殆どしていない、ダメ人間でしょうけど…。いや、もっとダメなのは、お金を稼いでいても貯めてばっかりの、現状の多くの日本人でしょう。
金は天下の回りもの。持っているのに回さないで貯めているだけの人が、この社会システムの中での一番の悪者でしょう。そこの貴方!日々通帳を眺めて、ニンマリしていませんか?
まあ、こういうサイトをご覧になる方は、少なくとも旅に関しては、一般人よりも沢山のお金を使用されていることでしょうから、そんな心配はないのかもしれませんね( ´∀` )。 -
3月下旬になろうとしても尚、雪没ホーローの”わっさ”駅の朝。
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昨晩も結構降ったようですね。
いつもは朝一の汽車は通常とは反対ホームに入るのですが、本日は除雪の跡が見られません。片面での運用となりそうです。 -
この景色も焼き付けておきましょうね。
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そして、真っ白にお化粧(?)した、朝一のキハちゃんがやって来ました。
寒い中、ご苦労様~。 -
そして、旭川に到着。
旭川駅 駅
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ここからは、”電車”に乗りましょう。
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さて、ここで漸く、今期の北海道東日本パス旅でのメインデッシュへの備え、が始まります。
ご存知の方も多いと思いますが、2018年春季の北海道東日本パスは、いつもと少し事情が異なっていて、北海道命名150年を記念して(?)、有効の同パスとの同時利用で、JR北海道管内の特急も乗り放題となる「オプション券」というのが発売されていました。
この特急には、北海道新幹線(新函館北斗~新青森)も含まれますので、この機会を逃すと、また北海道新幹線に乗ることもないだろうと、重い腰を上げて、開業から約二年同社の未乗区間制覇へと向かった訳です。
ご存知の通り、北海道東日本パスでは、JR北海道区間に関しては、いつもの期間でも特急料金を払えば、北海道新幹線に乗車することが可能ですが、この特急料金が結構高いので、貧乏人的にはわざわざその金額を払う位なら、船で津軽海峡渡るわな、という発想になります。
しかもこの特急料金払いでの北海道東日本パス利用の際、あるいは青春18きっぷのオプション券利用の際は、1回しか新幹線に乗れませんので、決してお得ではない、という計算にもなります。
このオプション券は1日6000円で販売されていましたが、新函館北斗⇔新青森間の特定特急料金の片道が3000円以上しますので、2回乗れば元が取れる計算になりますね。という訳で、このチャンスを利用して、嫌がらせ的に北海道新幹線に乗ってやろう、というのが、今回の旅の最大の目的となります。
天候を鑑みながら、この日にようやく翌日(19日)有効のオプション券を、旭川駅にて購入しました。勿論、現金の持ち合わせがないので、C制です。 -
この日は日曜日。
前日も土曜日でしたので、旭川のイオンでは二日分の4円ものイヌマネーをゲット。 -
そして、キャンペーン目的でのキリンマネー使用での朝食。
-
この時点で、対象商品をあと625円分買わないといけません。
2000円分買って、2000円が当たれば、タダになるってことですよねぇ~。
キリンコンビニの2万店舗達成を記念して、2万人に当たるらしいので、確率はかなり高いと思うんですが…。
まあ、2000円分の飲食物付きの宝くじを購入する感覚でしょう( ´∀` )。 -
車内では、家で沸かしてきたコーヒー、つまみ用にタヌキコンビニで購入した御得用袋入りチョコを頂きながら、三島由紀夫氏の「金閣寺」を読んで過ごします。
あ~、金閣寺燃やしたい…。(怒られるか…。)
実話に基づいた作品だけに、リアリティがありますね…。 -
滝川で乗り継いで岩見沢に到着。
うわっ、岩見沢、雪少なっ。
上述の和寒との同日の比較をして頂きたいのですが、全国的には豪雪地のイメージだと思われる岩見沢でも、春の訪れは和寒よりも随分と早いものです。岩見沢駅 駅
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そして、道都・札幌へ。
JRタワー内通路の頭上には、子供達が描いた沢山の動物さんの絵が並んでいました。JRタワー 名所・史跡
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となると、探しますわな、カエルさん。
見ぃ~っけ( ´∀` )! -
うわっ、またいらしたケロ~。
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そしてこんな子も。
たくさんの動物さんの中から、カエルさんを選んで描いてくれた子供達、ありがとうケロ~。 -
函館はまだまだ遠し…。
そういえば、瀬戸大橋も2018年春で30周年なんですねぇ~。
元四国住民としては、こちらも感慨深い…。 -
で、JR北海道の本丸の最寄り駅に立ち寄り、向かいのイオンでもう2円ゲット。
桑園駅 駅
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更には千歳のイオンに移動して…。
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ここでも2円ゲットです。
土日名物(?)のイオン巡礼。この週末は全部で8円もゲットしてしまいました。
貴族らしい旅ですねぇ~(毎度のことながら、苦情×。) -
千歳まで来ると、もう全く雪が見られませんね…。
同じ日の和寒の朝のことを思い出し、やはり北海道も広いなあと改めて感慨に耽ります…。
でも、こういう時に、”もう雪解けとんかいっ”、と、若干上から目線で悦に入ってしまうのが、道北の民ならではなのかも…(;^ω^)。千歳駅(北海道) 駅
-
苫小牧に到着。
この春は、夏の優勝経験でもお馴染みの駒苫が選抜に出場しましたね。
(初戦であっさり負けちゃったけど…(-_-;)。)苫小牧駅 駅
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そして、平昌五輪の名残のこんな掲示も。
まあ、この時点ではまだパラリンピック時期でしたので…。
苫小牧はアイスホッケーの町としてのイメージも強いですね。 -
道内の地方都市の中では、比較的活気が感じられる苫小牧。
でさえ、ツインクルプラザがこの春、ってか、この時点で丁度前日に閉店したばかりではないか…。 -
前日まで営業していた風景を想像すると、とても切ないですね…。
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寂しくなったので、酒で紛らわしながら、汽車旅を続けましょう。
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東室蘭に到着。
勿論、この辺りも全然雪が残っていません。東室蘭駅 駅
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室蘭のシンボル、測量山を眺めつつ…。
測量山 自然・景勝地
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ほろ酔い気分で北舟岡駅に到着。
これだけ海が近い駅は、海に囲まれた北海道内でも少なくなりましたね…。北舟岡駅 駅
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豊浦にて、車両切り離しとなり、ここからは1両での運行となります。
豊浦駅 駅
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休日夕刻のこの辺りの車内の様子。
伊達紋別まではそれなりに混雑していたんですけどね…。 -
日本一有名(?)な秘境駅に到着しますが…。
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流石に、この季節のこの時間帯に下車する人はいませんね…。
小幌駅 駅
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瀕死の状態で生き残っている小幌駅の今後に幸あれ、と願いながら…。
-
渡島のゲートウェイ、長万部に到着。
後は乗りカエルことなく、函館まで行くことができます。長万部駅 駅
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その車内も…。
寂し過ぎる…。 -
寂しい時には酒を飲みましょう…。
ワインとチーズ。やはり拙者は貴族じゃのう…。
(貴族様が”拙者”とは名乗らないか…。) -
前年の夏、いかめしの値上げで世間を騒がせた森に到着。
森駅 (北海道) 駅
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この時刻でこんなに暖かいなんて…。
和寒なら、これにマイナス付けても、まだ足りない位なのに…。 -
そもそも、北海道新幹線って、乗ったことないので、正確な特急料金が思い出せない。森駅の掲示ポスターにて勉強しておきましょうね。
新函館北斗=新青森で、運賃込みで6000円以上もするのか、特定特急券利用でも…。じゃ、一回乗れば、オプション券の元が取れてしまうのね…。 -
開業から2年が経過する北海道新幹線。
こんなパックも発売されているとは…。
片道しか新幹線に乗れなくて、片道はいさりび利用。1000円のクーポン付きとは言え、3800円って、十分に高い気がするけど…。 -
現状ではまだ微妙に新幹線が到達していない森町。
ここの町民の新幹線に対する思いは果たして? -
札幌延伸は2030年とされていますが、その頃にはどれだけのローカル線が残っていることでしょうか。
まあ、個人的には今回の旅が最初で最後になるかもしれない北海道新幹線利用となりますので、この時点で、下手なローカル線以上に惜別の感情が湧いていますが…('◇')ゞ。 -
森駅では約30分の停車時間がありますので、近隣のキリンコンビニまで十分に行くことができます。
元々は駅の向かいにセコマもあったんですけどね。
上述のキャンペーン目的で、対象商品を買い漁って夕食としましょう。
カップ麺に関しては、コンビニでお湯を入れ、戻ってくる頃にはちょっと伸び過ぎてしまう位ですが…。 -
このお買い物で、無事、キャンペーン対象商品の購入金額が2000円を越え、応募が完了しました。
当たるといいなぁ~。 -
そしてこの日は、北海道新幹線のゲートウェイはそのまま通過して…。
新函館北斗駅 駅
-
終点の一つ手前、五稜郭駅にて下車します。
JR五稜郭駅 駅
-
なんと、五稜郭のキオスクも閉店とな…。
しかも、丁度この日まで営業していたらしい…。
そのうち、五稜郭駅も無人駅化してしまうのかな…。 -
数年前に新しくなった五稜郭駅舎。
夜に五稜郭の星形(?)が輝くのが素敵ですね。
これを見る度、何故かかつての旭川駅の雪の結晶デザインを思い出してしまう…。 -
駅からは、いつもの場所(?)を目指して歩きます。
函館も雪は少ないですが、寧ろ、苫小牧や室蘭よりは多いように感じますね。
2018年の冬は、道南方面が大雪に見舞われることが多かったのですが、やはり気温の上昇も早いようで、その辺りは流石に道北とは違うなあ、という印象です。 -
H大水産学部を横目に見ながら…。
-
本日のお宿(?)、津軽海峡フェリーの函館ターミナルに到着です。
津軽海峡フェリー 函館ターミナル 名所・史跡
-
ここに来るのも一体何度目だろう?
その割には、ここからフェリーに乗った記憶が、最近では一切ありませんが…。 -
で、素直に寝ましょう。
寝袋、持ってきてたんかいっ!
という訳で、これを以て、2018年春の北海道東日本パスの旅の前半、1~4日目の行程を綴らせて頂いた本旅行記は終了となります。
最後までご閲覧下さり、どうも有難うございました。またお時間がございましたら、続編にもお付き合い頂けましたら嬉しく思います。
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