2018年　旅行始め　イタリア3都市　その6　ローマ観光2日目

2018/02/02 - 2018/02/10

ローマ観光2日目です。この日はあらかじめ予約していたボルゲーゼ美術館見学から始まります。
時々雨が降る空模様でしたが、かまわずローマの街を歩き回りました。

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

7:00に朝食を食べます。甘くて大きいパンとハム・チーズです。

さらに甘い甘いお菓子が置いてありました。
甘党の私には天国のような朝食でした。

テルミニ駅から910番バスに乗ってボルゲーゼ美術館へ向かいます。広大なボルゲーゼ公園の東の端、ピンチアーナ通りの方から入ります。

9:00～11:00の2時間で入場を予約しています。
門から公園に入ってすぐ、右手に美術館が見えてきます。

開館を待つ観光客がちらほら見えます。
それほど混雑はしていないようです。

時間になりました。地下から入場します。
地下が入場口になっていて、お土産店や喫茶店があります。
階段で上に登って展示室に入ります。

まずは2階に行きました。2階は絵画館になっています。

有名な絵画がいっぱい展示されていますが、どうも写真撮影禁止みたいです。（かまわずに撮影している人も結構いました。係り員に注意されている人もいました。良くわかりません。）

１階は彫刻館です。
ベルニーニ作「プルートとプロセルピーナ」。第４室、皇帝のギャラリーの中央にあります。

彫刻とは思えない肉感です。

太ももをがっしりつかむ手。
すごいですね。

第３室の「アポロとダフネ」。
これもベルニーニの作です。

月桂樹になってしまうダフネの様子が繊細に表現されています。

髪の毛や葉が生えてくる指先など、私はこれが一番お気に入りの像でした。

第２室の「ダヴィデ」。
ベルニーニの作品をじっくり観たのは今回が初めてでしたが、かなりいい感じです。

ドラマティックな構図とか、豊かな表情とかが魅力的です。

建物自体も素晴らしいものです。

なんか見たことがあるような有名な絵画もたくさんありました。

それほど大きな建物ではないのですが、すごい密度で作品が展示されているので、見ごたえがあります。

ヘルマプロディートス像

両性具有の官能的な像でした。

２周目。
何度見ても素晴らしいです。

朝から素晴らしい芸術を堪能できました。美術館を出て公園内を歩きます。

気持ち良い公園です。
ピンチョの丘方面までのんびり歩いて行きます。

海馬の泉。
今日もいろいろな泉を見ることになります。

地図でみるとここはシエナ広場だそうです。

ディアナの神殿。
地図を見ながらの散策でちょうど良い目印になります。

湖の庭園にあるエスクラピオ神殿。
ボート遊びができるみたいです。オシャレですね。

公園は結構な高台に位置していたようです。下の車道はムーロ・トルト通りというそうです。

ピンチョの丘に来ました。
ちょっと雨が降ってきました。傘をさしながらの観光になります。

遠くにヴィットリオ・エマヌエーレ２世記念堂が見えます。

ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂も見えました。

丘の上からポポロ広場の方へ降りて行きます。

広場の入口に来ました。

双子のように教会が並んでいます。

門をくぐってすぐ左にあるサンタ・マリア・デル・ポポロ教会に入ります。
外観は改修工事中でした。

映画『天使と悪魔』にも出てきた教会です。

キージ家礼拝堂が有名ですね。

カラヴァッジョ作「聖ペテロの磔刑」。

ポポロ広場の中央にはオベリスクがあります。
向かって左の教会がサンタ・マリア・イン・モンテサント教会です。
右はサンタマリア・ デイ・ミラーコリ教会。
右側の教会に入ることができました。

ローマには本当に教会が多いですね。

中は割とシンプルですっきりとしたつくりの教会でした。

そろそろお昼の時間です。ポポロ広場の近くにあるピザ屋で食べることにしました。

お昼から営業のお店なのでまだ準備をしています。レジでは女性が化粧をしていました。

トマトとモッツァレラチーズとプロシュート・コット（加熱処理したハムのことだそうです）のピザ。９ユーロでした。１枚を二人で分けてちょうどよい量でした。
とても美味しいピザでした。

アウグストゥス帝の廟。
改修工事でもしているのでしょうか？整備して新たな観光スポットにするのかもしれません。

スペイン広場に向かって歩いて行きます。

船の噴水
スペイン広場にはやはり観光客がたくさんいます。

スペイン階段。
あまりにも有名な観光地ですね。前回も今回も冬に訪れたので、寂しい景色です。

階段の上からの風景。
どんより雲が立ち込めています。

スペイン広場の上から南東に向かって歩いて行きます。
二股に分かれている道の右側にちょっと進みます。

地図に怪物の家とあったので見に行きました。なんだかよくわかりませんが、怪物っぽい家がありました。
先ほどの二股に戻って左に進みます。

バルベリーニ広場に来ました。
トリトーネの噴水。

広場から通りを渡って蜂の噴水があります。本日何個目の噴水でしょうか？

カプチン派修道会博物館に来ました。

入場料8.5ユーロ、写真撮影禁止。
ガイコツ寺として有名です。

これは購入した絵葉書を撮影したもの。

バルベリーニ宮。国立古典絵画館になっています。
ここは外観のみでスルーします。

交差点の四つ角にある四つの噴水。

一つは改修工事中でした。

この時雨が結構降っていて、見物はなかなか大変でした。

車の通りが多くて信号が変わるたびに別の角に移動して一ずつ噴水を見物します。

狼に育てられたローマの初代王の像、だと思います。

共和国広場目指してナツィオナーレ通りの緩やかな坂をのぼっています。
途中にシマシマ模様の教会がありました。セントポールウツィンザウォール教会というそうです。

共和国広場に到着しました。ナイアディの泉が中央に見えます。噴水の周りをたくさんの車が走っています。

この時が一番雨が強く降っていました。

雨宿りもかねて広場の周りの回廊を歩きます。

広場に面したところにある、サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会に入ります。

古代ローマ時代の浴場跡を利用してミケランジェロが設計した教会だそうです。

良くわからないオブジェもありますが、全体的に広々としてゴージャスな感じの教会です。テルミニ駅からも近くて観光しやすい場所にあります。

それにしても、私が教科書やテレビ番組で覚えている有名人の名前が旅行中に次々と出てきます。ミケランジェロやラファエロ、ベルニーニ、アウグストゥスetc.
やはりイタリアはすごい国だと思いました。

教会を出て国立博物館の方へ来ました。
ディオクレティアヌスの浴場跡があります。

ここもおもしろそうだったのですが、今回は外観のみで次の場所に進みます。

モーゼの噴水まで来ました。

通りの向かいに目的地のサンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア教会があります。
ここも「天使と悪魔」に出てきた教会ですね。

ここの目玉は何と言っても「聖テレーザの法悦」ですね。

薄暗い教会の内部ですが、よく見るとかなり凝った装飾になっています。

映画ではこの像が燃えてしまいます。

まだ外は雨が降っていますが、もう少しだけ観光します。
小さな古本屋が軒を連ねているいい感じの通りがテルミニ駅のすぐそばにありました。

サンタ・プデンツィアーナ教会。
ローマで最も古い教会のひとつだそうです。入口がなくて、なんだか改修工事をしているようだったので中に入るのはあきらめました。帰国後調べてみたら、正面入り口はもう一つ先の通りにあるようでした。
朝から歩き回っていくつもの教会を見学していると、夕方になるころにはかなり適当な気分になってきます。これはこれで良いだろうということにして次に進んでしまいました。

サンタ・マリア・マッジョーレ教会に来ました。
似たような名前の教会が多くて混乱します。ここはローマ４大聖堂の一つなんだそうです。

正面に回ります。
セキュリティ・チェックをして中に入ります。

広くてゴージャスなつくりに圧倒されます。４大聖堂というだけあって、すごい迫力です。

イタリアに来てから毎日すごい教会を見ているせいで、すっかり感覚が麻痺していたようです。帰国後に写真をみたら、すごい教会でした。

サン・ピエトロ大聖堂が近くにあるせいで、イマイチ観光客の関心は薄くなってしまいがちですが、こんな教会がもし日本にあったら、超一級の観光スポットになっているはずです。

アプシスのモザイク「マリアの戴冠」。

本日最後の観光スポット、サンタ・プラッセーデ教会です。

先ほどの大聖堂とはうって変わって、こじんまりとした教会です。

ここはモザイク画が素晴らしかったですね。

右側廊にある「Ｓ．ゼノーネの礼拝堂」。
１ユーロを入れるとライトアップが点灯する仕組みになっています。誰かがお金を入れた時に便乗して観光するのが良いでしょう。

モザイク画は素朴な感じが良いですね。

全体的に薄暗い教会なのでますます神聖な雰囲気が醸し出されます。

今日は１日中、たくさんの教会を見て回りました。どこも見ごたえがあるものばかりで、頭の中が飽和状態です。

スーパーでサラダとトマトとビールを買ってホテルに戻りました。