山形へ　その３　　蔵王温泉スキー場で春スキー　　頂上で蔵王地蔵尊へお参り。

2018/03/15 - 2018/03/18

ずーっとアイスバーンを滑ってきました。
夫婦2人の下半身はガタガタ。
ゲレンデ中腹にある樹氷高原駅からロープウェイに乗って地蔵山頂駅へ。
コーヒーとこんにゃくの休息後、蔵王地蔵尊へ行ってお参り。
黒姫ゲレンデと百万人ゲレンデで数本滑って横倉ゲレンデから下山。
蔵王山麓駅から車を駐車してある蔵王温泉駅までスキー板を持って歩き、
鍋焼きうどんの昼食へ。

エリア 蔵王温泉(山形)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配

パラダイスゲレンデのザイラーコースを楽しんだ後、樹氷原コースを通って、ゲレンデ中腹にある樹氷高原駅に着きました。
標高は1,331ｍです。

ガラガラです。
ここから地蔵山頂駅に向かいます。

約10分で地蔵山頂駅に着きました。
標高は1,661ｍです。
大雪が降っています。
何も見えません。

地蔵山頂駅は蔵王連山の中の地蔵岳にあります。
標高は1,661ｍです。

駅の中で休憩。

たまこんにゃく
と
コーヒー
と言う変な組み合わせ。

だーれもいません。
私たち夫婦２人だけ。
平日のこの天候で全山アイスバーンでは仕方ないですね。

席からの景色。
かなり降ってきました。

蔵王山神社由緒。
ここから約2km先の熊野岳山頂(1,841ｍ）にあります。
冬はいけません。
この神社からお釜はもうすぐです。
今年１月に火山性地震が起き、お釜の水が白濁化して少し騒ぎになりました。
宮城県側の蔵王は大変だったようです。
山形県側は安全です。

蔵王山は険しい山で、遭難者が多い山でした。
江戸時代(1,775年）にこの地蔵が建立されると、遭難者が大幅に減りました。
それ以来、災難除け地蔵と呼ばれるようになりました。

蔵王地蔵尊はこの駅構内でもお参りできるんですね。

雪が無い時はこんな景色なんですね。

少し雪が小降りになったので、蔵王地蔵尊にお参りに向かいましょう。

スキーヤーやスノーボーダーではなく、ハイカーも多いです。
ほとんどが外国の方々です。

少し小降りになりました。

この辺りにスキー板を置いて。。。

地蔵山頂駅を振り返ります。

蔵王地蔵尊は３０ｍ先です。

見えない。
あの人だかりの所かな？

この上は地蔵岳山頂です。

多くの外国の方々がお参りしています。
皆さんスキーやスノーボードの方ではなく冬山ハイカーです。

着きました。
お参りします。

こんな所まで雪がかぶっています。

樹氷はありませんが、綺麗です。

綺麗です。

ここも全部樹氷があった場所です。

さあ滑り始めましょう。

ゲレンデは全てアイスバーン。
一度気温が上がって雨が降ってしまった後、また急激に気温が下がったため、ぜーんぶ凍ってしまったようです。

春スキーは仕方がないです。

視界が悪いです。

アイスバーンを夫婦２人で滑ります。

元来はここからの景色が最高なんですが。。。

樹氷原コース（全長８ｋｍ）を滑ります。

ユートピアゲレンデから黒姫スーパージャイアントコースを滑り、クワッドで上がって百万人ゲレンデに出ると少し視界が広がりました。

右奥に見える山の中腹のゲレンデは、竜山ゲレンデです。

遠くに見えるのは、かみのやま温泉のある上山市でしょうか？

もう少し視界が広がりました。

家内の隣で転んだ方が、そのまま止まらずにずーっと下までゆっくり落ちていきました。
ゲレンデが氷になっているとこんなことも起きるんですね。

転んでも滑って立てない方が続出。
家内と私で助けることが何度あったか、、、

無謀な滑りをする方が見当たらなかったのが良かったです。。

スカーっと晴れると素晴らしい景色が広がっているんだけどなー？

結局この百万人ゲレンデを数本滑りました。

何処のゲレンデを滑ってもすべてアイスバーン。

ある程度の技術がないと、どこを滑っても危ないです。
私たち夫婦は急斜面でもゆっくり滑りました。
急斜面はハーネンカム国体コースとザイラーコースしか滑っていませんが。。

このゲレンデコンディションですのでガラガラです。

こちらの奥は山形市内のはずです。

こんなコンディションでアイスバーンですが気持ちいいです。
だからスキーはやめられません。。

横倉の壁の入口。
残念ながら進入禁止。

ここは蔵王温泉スキー場の名物難コースで、最大斜度38度。
上からのぞくと垂直に見える急斜面に不規則なコブが待ち構える難易度の高いゲレンデです。
私たちは大好きなゲレンデです。

残念。

斜度が急なため、雪の付きが悪いのですが、、、

「急激な気温の変化と降雪により亀裂が入り、大変危険な状況のため、当面の間滑走を禁止致します。」
との表示。

樹氷原コースを滑って横倉の壁のゲレンデの下部分に向かいます。

途中、一人立てないスキーヤーを発見。。
膝に怪我をされているようだったので、携帯で蔵王スキーパトロールに救助を要請しました。。

振り返ります。
右の山は熊野岳かな？

横倉の壁の下の部分にやってきました。
ゲレンデがパックリ割れています。
気温の上昇で雪が解けてこんなになっちゃったんですね。
これでは危険で滑れません。
残念。

この横倉の壁は、この辺りで上手い人が滑り降りてくるところを見ることができます。
滑る方は、ギャラリーの目を気にして滑ります。
調子に乗って滑って転ぶと、下まで止まらず落っこちます。
以前、何度もここで下まで落ちたことがあります。

横倉ゲレンデは緩斜面。

ここも凍ってます。

蔵王山麓駅まで滑ってきました。
リフト券は４時間券。
ロープェイで上がってリフト2本を乗り継いで車を停めてある蔵王温泉駅まで行くには時間的に無理。
ずーっとアイスバーンを滑っていたので私たち夫婦の太ももはパンパン。

よって蔵王温泉駅まで板を持って歩くことにしました。

こんな中を板を持って歩きます。
ほとんど人はいません。

板を車に積んで、昼食へ。

このお店にしましょう。

残念ながら、山形名物「芋煮」はありません。

何にするー？

鍋焼きうどんを戴きました。

蔵王温泉スキー場をあとにします。

アイスバーンしかないスキーでしたが十分に楽しみました。
２人も太ももはパンパンですが、、、