
2017/11/23 - 2017/11/30
91位(同エリア819件中)
DONさん
実質キューバ最終日、出不精(かつデブ性)の親友レイは一応「まだハバナで行きたい場所、残ってる?」と尋ねてくれる。何としてでも!ではなかったけども、「旅行人」の中ほどに「キューバの鉄道に乗ろう」という特集を見つけちゃった。
全身全霊で「面倒臭い」と主張するレイを「きっと楽しいよ」と根拠ゼロで説得。旧市街から渡し船で向かった先には、確かに駅が…しかし。
あれこれ無くて不自由するのかも、と覚悟していたキューバの日々は、一時間たりとも退屈しない充実の一週間でした。迷わず今こそキューバへ!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- エアカナダルージュ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
最終夜は新市街の工場跡で飲んで踊ろうぜ、とレイとエドゥ。ライブにバーに映画にギャラリー、盛りだくさんのスポットFACは、のっぽの煙突が目印です。
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ハバナで出来た友達は押し並べて夜型なので、近所のワンコやサルサで早起きしてしまう自分はFACの下見に。途中覗いたミニ市場、試しに何か買っても良かったけど、うっかり最小の1CUCを差し出そうものなら一か月分ぐらい野菜を渡されそうで(※先日のパン屋で学習)。
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マレコン通りに向かって緩やかに坂を下ってFAC下まで。残念ながら施設自体も夜型で、朝の内はクローズドでした。
そして結局この夜はFACを再訪する余力はなく、次回のお楽しみに。 -
フロリダ海峡でも望むべか、とマレコン通りまで来たら空がぐんぐん不穏なカラーリングに。案の定ざっと来ました。
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雨宿りホッピングを繰り返してジワジワ引き返す内に、程なくカラリ。行列のできる屋台を見つけて、何を売ってるのか分からないまま、甘い香りを信じて並んでみる。
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スペイン語オンリー。すぐ前のお母さんが受け取ったものを指して、二つだけ。もっちりタマリンドのような風味のお菓子でした。小さな朝ごはんに、小さな達成感。
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おお、虹だ虹だ!と興奮する日本人と対照的に球技に夢中のキューバの子どもたち。
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あっという間にいつもの完璧な紺碧ハバナです。
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冬眠から覚めたレイと、キューバ人用相乗りタクシーで旧市街に。オビスポ通り沿いの土産物屋を何軒か案内してくれましたが、さすがのゲバラ好きにもこのサイズは大きすぎる。
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この翌日のカナダはひたすらモノトーンで、連日当然のように思っていたカラフルキューバがただただ恋しくなるとは露知らず。
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音楽なら日本の街角でも溢れてるけど、それが全部生演奏というのがキューバの贅沢な当たり前。
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旧市街に限らず、BONSAI屋さんがあちこちに。興味深げなレイ、ダメだよ。これは食えないから。
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対岸のカサブランカ駅とを結ぶ船着き場に至る前、ピエハ広場でクラフトビールに完敗で乾杯。
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広場に面したテラス席で出来立てのセルベッサ!腹ペコのレイとつまみに焼き鳥とか食べちゃってすっかり根が生える。
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広場から歩いて数分、連絡船の発着場は海辺のロシア正教会のすぐ傍です。
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最近リニューアルしたようで、ピッカピカ。対岸に渡る旅行者の大半は海底トンネル経由なので、ここは9割ローカル。
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10分強の船旅へ出航!
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座席は数える位で基本はスタンダップ。
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船内販売?で何やら新聞紙を巻いた円錐形の物体を買い込んだキューバ人がいたため、激しく興味津々の眼差しを向けると「じゃ一つやるよ」とおじさん爆笑。短い船旅中に完食できるボリュームのナッツでした。gracias!
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着岸したらまず船から見えてた丘の上のキリスト像を目指す事に。
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平地を数分歩くだけでしんどいと文句たれる巨漢は、ほんの数分の登り坂で不機嫌マックス。
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しかし「イエス様と似てるんじゃない?」でご満悦。
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キリスト像の前まで登った本当の目的は、第一ゲバラ邸宅!
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小ぢんまりとした各部屋にゲバラゆかりの品々や写真がいっぱい。
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ベッドは本物ではないようですが、それでもまぁあのゲバラが!こんなシンプルな寝室に、と。
大喜びの自分の横で「早く帰ろう」「喉が渇いた」「涼しい所に行きたい」と不平が止まらない某親友。 -
丘を下って、ようやくカサブランカ駅です。
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人の気配なし。嫌な予感。時刻表だってあるのに。
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「電車、来ねぇなぁ」とプラットホームのお犬さまたち。
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手書きの張り紙を見てレイ「現在、運休中だってさ」。道理で線路も砂に埋もれてる。マタンサスにもハーシーにも行けない。
と日本人が落胆する横で、勝ち誇ったように缶コーラを飲み干すキューバ人。さぁ、帰ろう!と。 -
こちら側の船着き場は昔のまんまです。両岸ともしっかりスタッフから荷物チェックを受けて乗船。
鉄道ハーシー線の運休は残念ながら、渡し船で行き来するだけでも愉快でした。 -
疲れ果てた日本人とキューバ人、クラブに繰り出す元気はなく、スーパーで買い出しして宅飲みに変更。
でもどこに行っても物がないのが日常、慣れました。数少ないブカネロの缶をゲット。 -
連日のピザです。出来立て熱々ではあるけれども、取り立てて絶品でもなく。一枚食えなくても大食漢のキューバ人が平らげてくれます。
思った通りに行かないキューバの最終夜が終わり、翌日は朝7時のフライトに備えて4時半に出発。CASAの鍵を、隣の隣に住んでるレイに手渡す約束だったのに、電話しても出ないし、焦る焦る。結局、離れた所に住む家主のエドゥに電話して来てもらうと、のそのそ不機嫌レイも登場。最後の最後までキューバンスタイル!二人ともありがとう。 -
空港カウンターは絶望的な長蛇の列です。実はエアカナダの入札制アップグレードにチャレンジして(割と控え目な数字を出したのに)バンクーバーまではビジネスクラス(=厳密にはエアカナダルージュなのでプレミアム・ルージュ)となったのに、エコノミーの表示しかなく。
「プレミアム・ルージュも並ばなきゃダメ?」と質問に行って初めて「ああ、じゃお先にどうぞ」って。緩い。 -
あっけない出国審査を過ぎれば土産物ストリートです。ゲバラグッズに葉巻、Tシャツなどなど割かし充実の品揃え。値引き合戦も不要の安心価格、手元のCUCを使い果たすならここです。但し早朝便だからなのか、アルコール類の売り場はブロックされていました。
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長年打ち捨てられたままと思しきクバーナ航空機たちが哀愁を。
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涙雨のハバナを飛び立ち、一路カナダへ。「時間通りに」とか「充実の品揃え」とか無縁で、もう毎日がユルユル適当で楽しくって、いま思い出しても夢だったんじゃないかと感じる、キューバ旅行。本当に夢だったのか、確かめにきっといつの日かまた。
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