2017/03/17 - 2017/03/26
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jambarayaさん
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HISの旅だったので、行程表はコピペしてあります。
2017年3月19日
★移動が楽!2日目~6日目は座席間隔が広めのゆったりバスを利用★
ミラノ市内観光(約3時間30分)
ゴシック様式の大聖堂●ドゥオモ(※1)、◎ヴィットリオ・エマヌエーレ2世ガッレリア、
◎スフォルツェスコ城へご案内。
昼食:メインは名物ミラノ風のカツレツと前菜にリゾット
レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「最後の晩餐」で有名なサンタ・マリア・デッレ・グラッツェ
教会
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
おはようございます。3月19日朝6時です。
添乗員付きのツアーって、段取りが良い。
6時モーニングコール⇒6時45分部屋の前にスーツケースを出す。(私たちが朝食を食べている間に、ポーターさんがスーツケースを観光バスに乗せてくれる。)⇒6時45分~7時30分の間に朝食⇒7時45分ホテル出発。
朝食はレストランがやっていない感じなので、ランチボックス。昨晩のうちに渡された。ジュースとパン、お菓子、オレンジ。
睡眠不足でもあるからこれで十分か。 -
本日も良い天気。
さっそく父上が太陽祈願。トラブルに遭いませんように。 -
ホテルの中庭には桜が咲いていた。
日本とは品種が違うみたい。ソメイヨシノかなと思ったけど違っていた。 -
さて、7時45分ミラノ観光へ出発です。
皆さんねむそう。
一生懸命添乗員さんがテンションを上げていく。
添乗員さんの仕事って大変だなぁって思った。
ミラノの街並みはほんと、中世ヨーロッパの建物を大事に保存して、リノベーションを繰り返し使用しているよね。
こういう街並みっていいなぁ。すてき。 -
ミラノの街もレンタルバイクで回れるようになっているみたい。個人で訪れる人とか重宝しそう。
-
9時過ぎ、サンタマリア・デッレグラッツィエ教会前広場に到着。
ミラノは、この教会前までバスは入ってこない。
道端で降ろされて、目的地まで数分歩く感じですね。
この教会横の修道院では、最後の晩餐を見ることができる。最後の晩餐は予約制。
9時30分の予約の回。日本の団体ツアーはどこの観光名所も1番乗りが多いね。
9時20分過ぎじゃないと中に入れないから、それまでの間、教会でも見学していてください、となった。 -
穏やかな色合いのサンタマリア・デッレグラッツィエ教会。
細やかなデザインで非常に女性的な教会だなぁと思った。
皆さん、ろうそくに火をともしたりと糧を合わせたりして思い思いの時間を過ごしておられる。
とりあえず記念写真を数枚とり、ぐるっと一周。
朝からすがすがしい気分になった。 -
予約制で、1回25人まで、15分の鑑賞となっているドミニコ会修道院。こちらの中に最後の晩餐の絵が展示されている。旅行会社などを通さないで個人で予約にチャレンジされる際は、必ず日本から予約をしていこう。
現地での予約はほぼ無理。予約方法は私の過去の旅行記に書かれているので、そちらをチェックして下さい。 -
9時20分集合。修道院へGO!
3月19日とはいえ、寒い。早く中へ入りたい。 -
この建物、もともとは、修道院の食堂だったところ。
「最後の晩餐」は食堂に描かれていたのですよ。
9時25分、入場。待合場はリフォームされて大変きれいですが、わざと昔の名残も、要所、要所に残されている。
戦争などで被害に遭ったこともあり、その時代の写真も展示されていた。
きれいに整えられた中庭を眺めること数分、いよいよ食堂へ入場。中は作品を守るため空調管理までされている状態で、その中に入ると、15分間は外に出られない。一旦出てしまうと、中に戻って来られない仕組みなんですよ。 -
レオナルド・ダ・ヴィンチがわずか3年で書き上げた傑作は、見る者に心地よい緊張感を与えてくれる。
第2次世界大戦では、隣にある教会は損壊したのに、この画だけは奇跡的に被害を免れたとのこと。奇跡の作品だよね。
画の下には扉の後があります。ここには画が描かれた後、扉が作られてしまったそうなんですね。
作品よりも実用性を重視した時代があったんです。
扉跡の部分にはイエスキリストの足が描かれていたそうです。
その足は、近い未来自分が十字架に架けられることを暗示していたかのように、クロスされていたんだとか。
「最後の晩餐」は遠近法により奥行きがあるような錯覚を産み出すことに成功している。その点がどこにあるのか長い間不明だったが、修復の際、キリストのこめかみに釘痕があることが判明した。 -
「最後の晩餐」の向かい側には、ジョヴァンニ・ドナト・モントルファーノ(ジョバンニ)の「十字架上のキリスト(キリストの磔刑)」が描かれている。 こちらはフレスコ画。
キリストは当時、他の盗人たちとともに磔にされたんだ。キリストは槍で両脇から刺されたとかではなく、磔にされたときに釘で打たれているから、そこから流れ出てくる血が原因で亡くなったんだね。
ミラノ観光は日本人ガイドさん付き。質問攻めにして結構独占してしもた。
15分はあっという間に終わる。
15分で1600円の鑑賞料金がかかる。でも価値がある。 -
天井が高い食堂。この絵を見ながら修道士の人々は、何を思い食べていたのだろうか。
食堂を出るとお土産屋さんにつながっている。
そこでは、「最後の晩餐」グッズというよりは、レオナルド・ダ・ヴィンチグッズがいっぱい売っていた。でもちょっと強気な値段。
売上金は、この施設の維持費に回されているのでしょう。
やはり名画はじかに自身の目でしっかり見ていただきたいなと思う。資料集などで目にすることもできるけど、臨場感も違うし、作品が持つパッションも直に感じ取ることができ、感動もひとしお。
ぜひ皆さんも鑑賞してきて下さい。 -
さて、次の観光地へ。歩いていきます。
道端にはポスト。
イタリアのポストも赤い。
ちょっと汚いのがねぇ。
使用されているのかな。 -
この日、3月19日はミラノ市民マラソンの日だった。だから至る所が交通規制をひかれていて、添乗員さん大変そうだった。
-
最後の晩餐の修道院から歩くこと数分。
スフォルツェスコ城に到着。
中の見学はできないから外観だけ記念撮影。市民ランナーの皆さん、ここでウォーミングアップをされている。
1358年から1370年ごろ、中世イタリア・ミラノの名族ヴィスコンティ家の僭主ガレアッツォ2世・ヴィスコンティによって城として建造命令がなされたが、1447年にミラノで発足した短命政権アンブロジアーナ共和国によって破壊されたという。
その後、改造、修復がされ、城塞だけ残っている。
ここ、1796年にこの地に来た、ナポレオンによっても壊されているんだよね。
よく壊されてきた建物だなぁ。 -
しっかし、ヨーロッパってこういっちゃ台無しだが、横につながっているからか、建物が大体どこの国を見ても同じ。
街中の建物は1階が商店で、2階以上が住まいとなっている感じ。
家賃高そうだな。 -
この路面電車乗りたい。
中世ヨーロッパの街並みを路面電車の中から眺めるって素敵。
数年前ウイーンに行った時、その経験をしたんだけど、本当に感激した。 -
ちょっとだけバスに乗って向かった3か所目の観光地。
ドゥオモ
ドゥオモとはイタリアでの街を代表する教会堂の事。
ミラノのドゥオーモは世界最大級のゴシック建築であり、5世紀もの歳月をかけて多くの芸術家によって完成された力作。
階段やエレベーターで聖堂の上に登ることができる。
(私たちが行った時は修理中で駄目だった。)
ドゥオーモには135本の尖塔があり尖塔の天辺には一つ一つに聖人が立っている。一番高い位置に金のマリア像が輝いていて、昔はこのマリア像より高い位置に建物を建ててはいけないとされた、とガイドさんが丁寧に解説してくれた。
近くにショッピングモール(デパート)があり、そこの屋上庭園からこのドゥオーモを上から見ることができるんだ。
この見学の後1時間ほど自由時間をもらったんだけど、その時、我が家はそのデパートに行って、上から眺めたよ。
だけどデパートの屋上庭園は金網だらけで撮影はうまくいかなかった。 -
ドゥオーモは大変人気があって、15分ほど並んでから入場。
入場の際は必ず荷物チェックがある。
約500年かけて造られた大聖堂。
フランスのボーヴェ大聖堂に次いで世界で2番目で、広さもバチカンのサン・ピエトロ大聖堂に次いで2番目の大きさを誇るという。
柱1本にもすごく歴史と風格を感じてしまう。
残念ながら1周するだけ中央には近づけない。
細部にまですごくこだわりが見られ、美しい。 -
私たちが見たこのステンドガラスは、19世紀のもの。
単なるデザインではなく、絵になっているところがオシャレ。 -
さて、ドゥオーモの見学の後は1時間ほど自由時間。
まずはドゥオーモの目の前にあるガレリアへ。
市民マラソンがなくても、普段からこれくらい人が多いらしい。
こりゃ、観光客を狙ったスリもいっぱい発生するはずだ。 -
イタリア王国の初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世にちなんで名づけられたガレリアは、最初に1861年にデザインされ、イタリアの建築家ジュゼッペ・メンゴーニによって1865年から1877年の間に建設されたもの。
建物そのものが芸術品。
この中にプラダ本店もあるよ。 -
ミラノのガレリア内、プラダの斜め前にある雄牛のモザイクには穴があいている。
雄牛の大事な部分の上で止まらずにかかとで3回転すると「幸福になれる」という言い伝えがあるとか。
こういうの、両親が大好きで、さっそく挑戦。うまくスムーズに回れなくてすぐ行列ができていた。
順番待ちも多いから、皆さん、さっさと回りましょう。 -
1時間の自由時間後の待ち合わせ場所はガレリア奥にある広場。ここはスカーラ広場という。
これ、レオナルドダビンチ像。 -
この周辺にはスカラ座やレオナルドミュージアム、シアターミュージアム、フットボールミュージアムといっぱい博物館がある。
ツアーだと博物館に寄っている時間はない。
ガレリアをうろうろしたあとは、横にあるデパートに行き最上階の屋上庭園からドゥオーモを眺め、トイレを済ませてレオナルドダヴィンチ象の前に向かった。
それで1時間はあっという間に過ぎた。 -
さて、今からお昼ごはん。
バスが通れるような位置にレストランはないので、広場から歩いて向かう。
この道中、ヒヤッとした事件に巻き込まれた。
というのも添乗員さんを先頭にレストランに向かっていたのだが、その列に中東系の人が紛れ込んでいて、リュックサックのチャックを下げられていたんだ。
リュックサックは奥底に大事なものを入れて一番上にはどーでも良いものを入れていたので何の被害にも合わなかった。
その前に同じツアーの人が気づいてくれて、開けられているよ!と声をかけてくれたんだ。
添乗員さん付きのツアーでも添乗員さんはガードマンではないから気を付けないと!
この出来事を機に、翌日から父親に鞄を借りて、斜めかけ鞄に変更したんだ。
ヨーロッパはやはりリュックは危険であると学んだ。 -
歩くこと10分。
お昼ごはんの会場へ到着。
日本みたいにレストハウスとかがないから、このような街中のレストランで食べるのね。 -
リゾット。
こちらのリゾットはチーズが濃くておいしかったなぁ。
あまり臭みの強くないチーズで食べやすかった。 -
こちらがミラノ風カツレツ。
ミラノ風というのはパルメザンチーズの香りを生かしているから。
レモンを絞っていただきます。
手のひらサイズの結構な大きさのカツレツ。脂身が苦手なんだけど、なくてペロッと平らげた。
デザートにはフルーツカクテルがついてきた。
飲み物だけ別。ソフトドリンクは2~3ユーロだったかな。
食後はお土産屋によってベネチアに向かいます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
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- Pメテオラさん 2018/02/18 20:33:30
- 王道
- 作者さまのミラノ、なつかしく拝読しました。まさに王道ですね。どうしてもツアーのランチは、ミラノ風カツレツになってしまうところに、余人の評価を許さない王道ツアーの存在感を感じました。できうるならば、是非、次回は王道から側道に入って、おしゃれとか、お買い物とかのお話を楽しみにしています。また、添乗員さんの観察が鋭いですね。私も、プロの方のお仕事を読んだり、こうして仄聞しますと、つくづく大変だなあと感心です。でも、こうして皆さまが楽しまれたのですから、やりがいがあったことは間違いありません。楽しい旅が続きますように。
- jambarayaさん からの返信 2018/02/19 17:16:52
- でしょう・・・(^^♪
- 初心者には良いツアーでした。その都市の観光地のいいとこどりですね。
HISであまり期待しておりませんでしたが、なかなか良かったです。
フィレンツェは消化不良です。
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