雪祭りより楽しかった、中島公園の雪あかり

2018/02/09 - 2018/02/09

札幌の雪まつりは著名で観光客も多いですが、もう一つの冬のイベントを紹介します。札幌の中島公園で開かれている「ゆきあかりin中島公園」です。雪あかりイベントはこの時期あちこちで開かれており，小樽の雪あかりの路なども有名ですか、今回は中島公園で開かれた野外巨大人形劇　宮沢賢治作　雪わたりです。九日から11日まで開かれており、初演を見学してきました。

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩

会場は札幌地下鉄中島公園駅出口の近くにあります。

会場の周りはロウソクの明かりが灯され幻想的な雰囲気です。

上演するのは、このステージの裏手に見える札幌市子ども人形劇こぐま座の小学生から大学生が中心です。開演15分まえですが、寒い中ステージの前にはすでに人が集まっています。

手前に見える箱の中からオーバーヘッドプロジェクターで映されています。お金がかかったプロダクションマッピングより好感が持てます。

最初に前説がありました。チェコ在住の人形劇師「沢則行」さんが英語も交えて解説してくれます。私の理解したところでは、キツネは人を騙すというが、酒を飲んで酔っ払い勝手に糞を饅頭と思って食べているのであって、キツネは人を騙さないという話です。いつも酔っ払っている私としては、何か身につまされます。もっとも最近はお化粧の綺麗なキツネさんのところには行ってませんが。

劇が始まりました。

キツネが兄妹の子供達を幻燈会に誘います。

幻燈会にやってきた子供達がキツネの作った饅頭をご馳走になります。キツネは喜んでいます。

幻燈を見ているところです。

みんな仲良くやっていこうというストーリーで、色々な動物たちも登場します。

象も出てきました。

ピエロのようです。

フィナーレです。寒い中、ちっちゃい子が一番前で真剣に見ていました。夜の6時と7時の開演です。

舞台の周りには雪あかりのロウソクが灯されていて、インスタ映えする撮影スポットがたくさんありました。

滑り台。大人が子どもに転ばないように気をつけてと言いながら、自分が転んでました。

雪まつりの市民雪像もそうですが、こんな手作り感のあるほっこりしたイベントは楽しいです。やかましい観光客もほとんどいません。

コップをもらって願いを書いたらロウソクをつけ棚に並べます。

一年に三日間しか売ることができないカンバッチです。

中島公園からススキノ方向に駅前通りを歩きます。

途中でガリガリ君を無料配布していました。寒空の下で、外国人がゾロゾロとガリガリ君を食べながら歩いているのは不思議な光景。でもなにか先ほどのイベントと比べてしまいます。

途中のバーで一杯やって帰ります。

残念なことにゴミをこんなとこに捨てて行く人がいます。きっとあの人たちでしょう。