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正月休み前、1日有給休暇を取って、4月1日に浪江駅まで、10月21日に富岡駅まで部分復旧した常磐線に乗り行きに出かけています。<br />震災以来、このあたりを訪れるのは3回目になります。<br /><br />仙台から南下して、浪江町までやってきました。<br />浪江町内で昼食をとったあと、いよいよ今回の目的のひとつである、4月に復旧した浪江-小高間に乗りつつ、原ノ町まで往復することにします。<br /><br />浪江駅周辺の駐車場の関係から、現在の浪江町内の様子を見ながら駅に向かいました。<br />

常磐線の不通区間を再訪する【その2】 浪江と原ノ町を往復する

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2017/12/26 - 2017/12/26

8位(同エリア64件中)

Tagucyan

Tagucyanさん

正月休み前、1日有給休暇を取って、4月1日に浪江駅まで、10月21日に富岡駅まで部分復旧した常磐線に乗り行きに出かけています。
震災以来、このあたりを訪れるのは3回目になります。

仙台から南下して、浪江町までやってきました。
浪江町内で昼食をとったあと、いよいよ今回の目的のひとつである、4月に復旧した浪江-小高間に乗りつつ、原ノ町まで往復することにします。

浪江駅周辺の駐車場の関係から、現在の浪江町内の様子を見ながら駅に向かいました。

同行者
一人旅
交通手段
JRローカル 徒歩

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  • 【その1】からのつづき<br /><br />仙台から常磐線に乗って南下し、原ノ町からレンタカーに乗り換えてやってきた、浪江町の市街地にある町役場。<br />この敷地内にあるお店で、地元のB級グルメ「なみえ焼きそば」を食べた。

    【その1】からのつづき

    仙台から常磐線に乗って南下し、原ノ町からレンタカーに乗り換えてやってきた、浪江町の市街地にある町役場。
    この敷地内にあるお店で、地元のB級グルメ「なみえ焼きそば」を食べた。

  • 食後、浪江駅まで町内を歩いていく。<br />町役場から駅までは、歩いて約10分。

    食後、浪江駅まで町内を歩いていく。
    町役場から駅までは、歩いて約10分。

  • 町内は、まだまだ復興途中という感じ。<br />

    町内は、まだまだ復興途中という感じ。

  • このような、震災以降手つかずの建物が多い。

    このような、震災以降手つかずの建物が多い。

  • こういう時に役に立つワークマン。<br />と思ったら、地元の土建会社の事務所になっていた。

    こういう時に役に立つワークマン。
    と思ったら、地元の土建会社の事務所になっていた。

  • この建物は、倒壊の危険があるのか、立入りできなくなっていた。

    この建物は、倒壊の危険があるのか、立入りできなくなっていた。

  • とにかく町内、まだ人が少ない。<br />誰ともすれ違わずに、駅前に着いた。

    とにかく町内、まだ人が少ない。
    誰ともすれ違わずに、駅前に着いた。

  • ひっそりとした浪江駅。

    ひっそりとした浪江駅。

    浪江駅

  • 駅前の様子。<br />早く活気が戻ってきてほしいものです。

    駅前の様子。
    早く活気が戻ってきてほしいものです。

  • 現在もまだ不通になっている、浪江駅と富岡駅を結ぶ代行バスの乗り場。<br />浪江方面が1日6本、富岡方面が1日5本。<br />朝夕が中心のダイヤ。

    現在もまだ不通になっている、浪江駅と富岡駅を結ぶ代行バスの乗り場。
    浪江方面が1日6本、富岡方面が1日5本。
    朝夕が中心のダイヤ。

  • 駅舎の内部。<br />委託ではあるが、有人駅。

    駅舎の内部。
    委託ではあるが、有人駅。

  • 駅の自動券売機。<br />代行バスへの乗り継ぎが前提で、いわき方面の運賃も掲載されている。<br />また、もともとみどりの窓口があった名残で、指定券券売機もある。

    駅の自動券売機。
    代行バスへの乗り継ぎが前提で、いわき方面の運賃も掲載されている。
    また、もともとみどりの窓口があった名残で、指定券券売機もある。

  • 改札を入ったところ。<br />入ってすぐが1番線、向こうに2,3番線がある。<br />現在は3番線しか使われておらず、このような仮通路ができている。

    改札を入ったところ。
    入ってすぐが1番線、向こうに2,3番線がある。
    現在は3番線しか使われておらず、このような仮通路ができている。

  • 3番線側から駅舎を見たところ。

    3番線側から駅舎を見たところ。

  • 昼と夜に計2本だけ設定されている、仙台まで直通する電車が停車中。

    昼と夜に計2本だけ設定されている、仙台まで直通する電車が停車中。

  • これに乗って原ノ町まで行く。

    これに乗って原ノ町まで行く。

  • 原ノ町から浪江までの区間は、ホーム高さの関係で701系しか乗り入れることができない。これは震災前からそうであった。<br /><br />ということで、ここで今年初めて(今年もあと5日で終わりますが…)701系とご対面。

    原ノ町から浪江までの区間は、ホーム高さの関係で701系しか乗り入れることができない。これは震災前からそうであった。

    ということで、ここで今年初めて(今年もあと5日で終わりますが…)701系とご対面。

  • 車内に貼ってあった、津波警報発表時の対応についての「お願い」。

    車内に貼ってあった、津波警報発表時の対応についての「お願い」。

  • 浪江駅を出発。<br />車内のお客さんは5人くらい。

    浪江駅を出発。
    車内のお客さんは5人くらい。

  • 浪江-小高間は4月に復旧した区間。<br />もう8ヶ月近く経っているが、架線の支柱などがまだ新しい。

    浪江-小高間は4月に復旧した区間。
    もう8ヶ月近く経っているが、架線の支柱などがまだ新しい。

  • 先ほど立ち寄った桃内駅。

    先ほど立ち寄った桃内駅。

  • 桃内駅。

    桃内駅。

    桃内駅

  • 桃内駅を出発。

    桃内駅を出発。

  • 桃内-小高間。<br />左に見える道は、さっき車で走りました。

    桃内-小高間。
    左に見える道は、さっき車で走りました。

  • 小高駅。ここまでが4月に復旧した区間。<br />小高駅自体には、その前の1月にも来ている。<br /><br />晴れているのに雨が降ってきた。窓ガラスに雨粒が。<br />

    小高駅。ここまでが4月に復旧した区間。
    小高駅自体には、その前の1月にも来ている。

    晴れているのに雨が降ってきた。窓ガラスに雨粒が。

  • ここから、大量に高校生が乗ってきて、車内が騒がしくなった。<br />今までほとんど人気(ひとけ)のないところに居続けたので、なんだか逆にホッとする、不思議な感覚。

    ここから、大量に高校生が乗ってきて、車内が騒がしくなった。
    今までほとんど人気(ひとけ)のないところに居続けたので、なんだか逆にホッとする、不思議な感覚。

    小高駅

  • 小高駅を出発。

    小高駅を出発。

  • ここからは、1月にも乗った区間である。

    ここからは、1月にも乗った区間である。

  • 磐城太田駅。

    磐城太田駅。

    磐城太田駅

  • 磐城太田-原ノ町間。

    磐城太田-原ノ町間。

  • この道も、さっき車で走りました。

    この道も、さっき車で走りました。

  • 原ノ町駅構内へ。

    原ノ町駅構内へ。

  • 本日2度目の原ノ町駅着。

    本日2度目の原ノ町駅着。

  • 原ノ町駅。南相馬市、旧原町市の中心駅。<br />(余談だが地名は「はらまち」、駅名は「はらのまち」)<br /><br />震災後、ここに来るのは3回目。

    原ノ町駅。南相馬市、旧原町市の中心駅。
    (余談だが地名は「はらまち」、駅名は「はらのまち」)

    震災後、ここに来るのは3回目。

    原ノ町駅

  • 南相馬といえば「相馬野馬追」。

    南相馬といえば「相馬野馬追」。

  • 駅前の様子。

    駅前の様子。

  • 相馬野馬追の銅像がある。

    相馬野馬追の銅像がある。

  • 駅周辺の案内図。

    駅周辺の案内図。

  • 駅前にある図書館。

    駅前にある図書館。

    南相馬市民情報交流センター  名所・史跡

  • 少し時間があるので、駅周辺を散歩してみた。

    少し時間があるので、駅周辺を散歩してみた。

  • 一歩裏道に入ると静かな町だが、先ほどの浪江とは違って生活のにおいがする。

    一歩裏道に入ると静かな町だが、先ほどの浪江とは違って生活のにおいがする。

  • 車通りも人通りもそれなりにあって、表向きには復興した普通の町という感じだった。

    車通りも人通りもそれなりにあって、表向きには復興した普通の町という感じだった。

  • 駅舎に戻る。

    駅舎に戻る。

    原ノ町駅

  • このあたりの駅では、改札口にある発車案内は電光掲示板ではなくこのような液晶画面である。

    このあたりの駅では、改札口にある発車案内は電光掲示板ではなくこのような液晶画面である。

  • 切符売り場の運賃表。<br />ここでも、代行バスに乗ることありきでいわき方面の運賃も書かれている。

    切符売り場の運賃表。
    ここでも、代行バスに乗ることありきでいわき方面の運賃も書かれている。

  • 駅舎の中にある「原ノ町駅陣屋」。<br />ただのみどりの窓口かとおもったら…

    駅舎の中にある「原ノ町駅陣屋」。
    ただのみどりの窓口かとおもったら…

  • 相馬野馬追に関する展示スペースのようだった。

    相馬野馬追に関する展示スペースのようだった。

  • その内部。<br />この手前の右側には、一応「みどりの窓口」がある。

    その内部。
    この手前の右側には、一応「みどりの窓口」がある。

  • いろいろなリーフレットや、祭りの様子を映したビデオなども放映されていた。

    いろいろなリーフレットや、祭りの様子を映したビデオなども放映されていた。

  • 奥では、甲冑の試着もできるようだった。

    奥では、甲冑の試着もできるようだった。

  • そろそろ、浪江行きの電車に乗る時間。

    そろそろ、浪江行きの電車に乗る時間。

  • この電車も仙台駅からの直通電車だった。<br />もちろん、701系です。

    この電車も仙台駅からの直通電車だった。
    もちろん、701系です。

  • 20m3扉車の文字通り「ロング」な「シート」。<br />JR東のいわば標準仕様(爆)

    20m3扉車の文字通り「ロング」な「シート」。
    JR東のいわば標準仕様(爆)

  • 直通ではあるが、ダイヤ上は列車番号も変わる別列車。<br />運転士の運行表も単純な折返し。<br />

    直通ではあるが、ダイヤ上は列車番号も変わる別列車。
    運転士の運行表も単純な折返し。

  • 原ノ町駅を出発。<br />いままで、「お天気雨」の中を走ってきたようで、フロントガラスが濡れている。

    原ノ町駅を出発。
    いままで、「お天気雨」の中を走ってきたようで、フロントガラスが濡れている。

  • 磐城太田駅。

    磐城太田駅。

    磐城太田駅

  • 小高駅。

    小高駅。

  • 小高駅。

    小高駅。

    小高駅

  • 小高駅で、ほとんどの乗客が降りてしまった。<br />先頭車は借し切り。

    小高駅で、ほとんどの乗客が降りてしまった。
    先頭車は借し切り。

  • 桃内駅。

    桃内駅。

    桃内駅

  • 終点、浪江駅構内へ。

    終点、浪江駅構内へ。

  • 浪江駅に到着。<br />ここまで乗ってきたのは、私とあともう1人だけ。

    浪江駅に到着。
    ここまで乗ってきたのは、私とあともう1人だけ。

  • すぐに閑散としてしまった駅構内。<br />改札口で駅員が所在なげに立っている。<br />モタモタして待たせるのも気が引けるので、すぐに外に出る。

    すぐに閑散としてしまった駅構内。
    改札口で駅員が所在なげに立っている。
    モタモタして待たせるのも気が引けるので、すぐに外に出る。

  • ということで戻ってきた浪江駅。

    ということで戻ってきた浪江駅。

    浪江駅

  • 車を停めてある町役場まで歩く。

    車を停めてある町役場まで歩く。

  • とにかく町内はあまり人気(ひとけ)がなく、ひっそりしている。<br />車もたまにしか通らない。

    とにかく町内はあまり人気(ひとけ)がなく、ひっそりしている。
    車もたまにしか通らない。

  • 地域とともに東北電力。<br />東北電力管内なのに、事故を起こしたのは別の電力会社…<br />

    地域とともに東北電力。
    東北電力管内なのに、事故を起こしたのは別の電力会社…

  • 歩いて10分ほどで町役場に着く。

    歩いて10分ほどで町役場に着く。

  • 敷地内にある「まち・なみ・まるしぇ」。

    敷地内にある「まち・なみ・まるしぇ」。

  • 先ほど昼食をとった、なみえ焼きそばのアンテナショップ。

    先ほど昼食をとった、なみえ焼きそばのアンテナショップ。

  • 完売のため、すでに閉店。

    完売のため、すでに閉店。

  • その並びにあるローソンでお買い物。

    その並びにあるローソンでお買い物。

  • ここから再びレンタカーを運転し、常磐線不通区間と並行する国道6号線を南下します。<br /><br />【その3】につづく。

    ここから再びレンタカーを運転し、常磐線不通区間と並行する国道6号線を南下します。

    【その3】につづく。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • Akrさん 2018/02/11 11:20:57
    ようやっと701系に乗られたのですか~?
    Tagucyanさま

    こんにちは。Akrでございます。

    表紙が701系だったので「ああ、ついに乗ったな(笑)」と思ってしまいました。

    浪江の街は、役場以外は震災当時のまま放置されていますね。実は、この地区へは仕事も含め、震災以降、足を運んでいなくて、依然として復興は遠い感じですね。常磐線が全線復旧すればまた変わって来るのでしょうか。

    原ノ町~浪江間ってホーム高の関係で701系なんですか。へえ。初めて知りました。
    地元、東北民としてお恥ずかしい限りです。E721系だと低すぎるのでしょうか。
    あの電車「シャコタン」ですからね。

    次回はレンタカーで6号南下ですね。
    車なので行程の予想が難しいですね。

    それでは!

     -Akr-

    Tagucyan

    Tagucyanさん からの返信 2018/02/11 13:58:36
    「乗らない記録」がついに途絶えました(笑)

    Akrさま
    こんにちは。

    とうとう、私の「701系に乗らない記録」は途切れてしまいました(笑)
    まあ、常磐線の原ノ町−浪江間は701系しか走っていないのは知っていたので、ここで途切れるのはわかっていたのですが。
    震災前も、いわき−原ノ町間は、いわき側から415系、仙台側から701系の2種類しか走っていなかったようです。今はいわき側がE531系に置き換わっているので、全通したらそれがそのまま乗り入れてくるのでしょうね。

    浪江は私が行った時点で避難指示解除からまだ8ヶ月、手つかずのところが多かったですね。1年前に小高駅周辺を歩いたときと同じ印象でした。
    でも、今回小高の町も通りましたが、以前よりは町らしくなってきていました。
    浪江も、だんだんと戻ってくるのではと思います。
    常磐線が全通すれば、さらに加速するのでは、と期待しているのですが。

    ここから先は車ですから、電車とバスだけではできない行動をしていることは確かです^^;

    ---
    Tagucyan
  • BTSさん 2018/02/08 14:04:06
    浪江町の早い復興を祈ります。
    Tagucyanさまへ

    こんにちは~
    前回のコメントで代行バスについて1日2往復と書いたのですが、今では5.5往復も運行しているんですね。

    いつもの乗り鉄旅だと高校生たちが乗って来るとウザく感じますが、震災の悲惨な爪痕を見て気持ちが落ち込んでいるので、逆に地元の高校生たちが乗って来ることで、自分の気持ちが明るくなりますね。

    浪江町では、東日本大震災で被害を受けた建物が、そのままの姿で残っているんですね。それぞれの事情はあるのでしょうが、早い復興を願っています。

    「地域とともに東北電力」の看板を見ると複雑な気持ちになりますね~特に関東に住んでいる人には…もし、東京電力の原子力発電所がなければ…放射能による被害は無かったのにと思います。関東の犠牲になったと言っても過言ではないでしょうか。

    BTS

    Tagucyan

    Tagucyanさん からの返信 2018/02/09 23:56:06
    私も祈っています。

    BTSさま
    こんばんは。

    おっしゃるとおり、いつもは「あーあ」と思ってしまう高校生の集団が、このときは「こんなにたくさん人が!」という感じで、ホッとする気分になるのは初めてでした。
    この小高駅、昨年1月に訪れたときにはまだ人もまばらで、まだまだこれからだなと思ったものですが、4月からは学校も再開したようで、賑わいも戻りつつあるようですね。

    浪江町も、まだ町内に避難区域もありますが、こんな感じで徐々に戻ってくるのではないかと思います(というか期待してます)

    「地域とともに東北電力」… この看板、あちこちにありました。皮肉なものですね。

    ---
    Tagucyan

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