2023/07/17 - 2023/07/17
16位(同エリア64件中)
Akrさん
ご覧くださいましてありがとうございます。
今回は「木造駅舎」めぐりのお話です。
昔は駅舎と言えば木造でしたが、時代とともに数を減らし、橋上駅や高架駅に生まれ変わっています。
耐震性や老朽化などの問題によって取り壊され、わが東北でももう数えるほどしか残っておりません。
そんな木造駅舎を宮城、福島を中心にめぐって来ました。
全3部作でお送りします。
【その1】
まずは常磐線を南下、宮城県の「浜吉田駅」と福島県の「鹿島駅」を見に行きます。
※表紙:屋根を支えるY字柱が等間隔に並ぶ浜吉田駅
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル
-
7月17日。快晴の仙台駅である。
仙台駅 (JR) 駅
-
今日も殺人的な暑さ。
雲もないからがんがん照り付ける。
駅舎めぐりとはいえ、厳しい天気だ。おれも若くないから気を付けて行こう。 -
こ「おまえみたいなのがいるから熱中症搬送が減らんのだ」
-
秋田新幹線の盛岡~秋田間が大雨の影響で終日運休。
-
「こまち」は運休かな?と思ったら
「わあ、盛岡止まりのこまち爆誕だ~ ネタになるなあ」
相変わらず不謹慎でスミマセン。 -
18きっぷシーズン前なので今日は「普通きっぱー」
後戻りしなきゃ途中下車も出来るからいいね。 -
本当は、8時12分発の常磐線原ノ町ゆきに乗ればいいんだけど、とりあえずその前に出る、8時7分発の岩沼ゆきに乗る。
なんでって? 原ノ町ゆきが701系なので少しでも旅行気分をということでボックス席があるE721系に乗る。 -
椅子は硬いがボックス席。
ふかふか椅子だけどロングシート。
さあ、あなたはどっち? -
隣には、原ノ町ゆきの701系が。
7「乗らへんのかい!」
嫌でも岩沼からは世話になる。 -
仙台発車。
-
広瀬川。
-
緑の田んぼ、青い空、グリーンフィルムのガラス(←コレはいらん)
-
岩沼へ到着。
常磐線乗り換えはこ線橋を渡らないといけない。
最初から原ノ町ゆきに乗っとけばいいのに。岩沼駅 駅
-
味のあるこ線橋。
-
7「あんまりやないか~」
5分後を原ノ町ゆき701系が追いかけて来た。
本当は701系のほうが好きです。 -
実家のような安心感。
タイトル回収~
えっ?こっちのことだったの? 笑 -
常磐線へ入り阿武隈川を渡る。
-
やって来ました、浜吉田。
まずはこの駅から見学と行きましょう。浜吉田駅 駅
-
常磐線に入って3つ目の駅。
震災時は仙台からここまでしか電車が走ってなかった。 -
まずは上りホームから駅舎を眺める。
ストレートの屋根に均等に並ぶY字柱。好きなタイプの駅舎だ。 -
こ線橋は中途半端に古い。
-
駅舎をホーム側から見た様子。
木製のベンチもポイント高い。 -
縦型の駅名標も昔ながらのホーロー製だったらなお良かった。
-
この改札の先にちょっとした屋根がかかっているのがまたいい。
-
幹線の駅だけあって構内は広く、ホームも長い。
国鉄時代は無駄に長い編成の客車鈍行が停まった名残り。いまは2両か4両の電車しか来ないが。 -
では駅舎の中へ。
がら~んとしている。ラッチは撤去され、Suica改札機がある。 -
窓口はベニヤ板が打ち付けられている。
完全無人化は意外にも今年(令和5年)だった。 -
海が近いため、津波襲来時の避難場所の地図がある。
浜吉田駅は震災の津波被害はなく、木造駅舎は守られたが、同じ常磐線の山下駅や坂元駅は貴重な木造駅舎が津波によって消失した。 -
こちらが駅舎全容。
日本鉄道として開業した1897年(明治30年)からの駅舎だそう。
駅舎の前の木も当時からあったのかな。 -
国鉄チックなフォントの駅名標。
-
待合室内につばめの巣があった。
親鳥が一生懸命、ヒナに餌を運んでくる。 -
ヒナ「おか~さん、ヘンなおじさんがいる~」
母「見ないの!!」 -
そろそろ電車の時間なので上りホームへ。
上りホームには小さな待合室があった。
日差しが強いので中で休ませてもらおう。 -
中のほうが暑いではないか 笑
-
青空に映える木造駅舎。
夏休み、って感じが出ている。ベンチに半ズボンの小学生でも座ってればなお良し。 -
今度は鹿島駅へ向かう。
7「むかえにきたで~」 -
せっかくですが、後ろ4両がE721系だったので・・・またボックスシート。
今日は701を避けるねえ。
「好き避け」ってヤツかな 笑 -
浜吉田を出ると震災以降に移設した新線区間に入る。
ずらっと並ぶビニールハウスはいちご。 -
坂元。
ここも旧線時代は木造駅舎だった。
津波によって消失。いまは高架駅に生まれ変わった。坂元駅 駅
-
新地。
こちらも坂元と同じく旧線時代は木造駅舎だった。新線移行後も地上駅だが、立派な駅舎になった。新線区間はここまで。新地駅 駅
-
次の駒ヶ嶺は昔ながらのホーム。
以前、ここで降りたことがあるが駅舎は簡易なものに建て替えられていた。駒ケ嶺駅 駅
-
相馬。
相馬駅 駅
-
簡易すぎる日立木(にったき)駅。
日立木駅 駅
-
途中ですれ違った701系の帯色の退色が酷い。
-
鹿島駅に到着。
鹿島駅 駅
-
先ほどの浜吉田駅と同じような造りだ。
ストレートの屋根が美しい。 -
駅舎はホームより一段低い場所にある。
-
やっぱり木造駅舎にはホーロー看板だよなあ。
-
Y字柱も健在なのだけど、若干、補修されておる。
-
上りホームにはかわいらしい待合室。
-
この駅名標いいね。
昔からあるのか雰囲気づくりなのか不明だけど。 -
駅事務室をホームから覗いてみた。
2016年(平成28年)より無人化されてるらしい。 -
では駅舎観察を。
駅舎入り口の屋根の上に駅名標がある。右のスペースは団体入口の跡かな? -
ここも浜吉田駅と同じスタイルの駅名標。
-
駅舎内には部活へ行く高校生がたくさん居て撮影できなかった。
駅前へ出ると木造の時計塔?があった。 -
駅南側の陸橋に上がってみた。
こちらが仙台方。 -
こちらは上野方。
このあたりの常磐線は単線だ。
しかし、危険な暑さである。屋外に長い時間いるのは危険なので撤収。 -
駅に戻り、上り線の待合室へ。
日差しを避けられるが暑い。 -
仙台駅で買った、アクエリの冷凍版。
ここにきてようやっと溶けて飲み頃に。
夏はこれが必需品。半日は冷たい。 -
今度こそは純粋な701系ばかりの編成。
-
おとなしくロングシートに収まる。
この701、冷房ががんがん効いてる。
ふかふかの椅子とキンキンに冷えた車内、サイコーです。(で、好きなの?嫌いなの? 笑) -
終点の原ノ町へ到着。
ここでいわき方面への接続が悪いので1時間ほどのインターバル。
支社間の問題とかはわかるんだけど、昔は仙台~いわきの直通電車なんてザラにあった。455系グリーンライナー時代ね。最近は「長距離は特急乗れや」的なあからさまな鈍行分断ダイヤが多くて困る。原ノ町駅 駅
-
さて、原ノ町で1時間もの空き時間を作ったのは計画的である。
かねてから噂があった原ノ町駅のホーム足元乗車案内の痕跡。
とのっちさまが西のほうで精力的に活動されているので私もここらで「下を向いて歩こう」をしてみよう。
こういうペンキで塗りつぶした跡に過剰反応する。 -
早速みっけ。
×印がつけてあるがはっきり「みちのく 3(号車)」と読める。
「みちのく」は上野と青森を常磐線経由で結んだ特急電車。 -
急行電車
指定席
と読める。 -
2号車 急行電車
下が読めないが、さっきと同じ指定席か? -
おお、これはくっきり。
みちのく 6(号車) -
これは現役。
E653の国鉄特急色だろう。臨時用か。 -
左の縦書きは「7号車」
横書きは「急行電車 自由席」か?
雪が多い東北は冬は足元が雪で隠れるので乗車案内は吊り下げ式が多いと思ったら、意外にもあった。
ちょっと本題と脱線したが「下を向いて歩こう」シリーズでした。 -
さて、あまりホームで下を向いているとあらぬ疑いをかけられかねないので・・・
退散。 -
近代的な原ノ町駅。
さて、次の電車までぶらぶらして過ごそう。 -
駅前に騎馬像。
騎馬武者像「出陣」というらしい。さすが相馬野馬追の街だけあって馬関連が多い。 -
駅舎の壁画にも野馬追が描かれている。
-
暇なので駅の北側にあるこ線橋に上って電車でも見ようか。
-
お、仙台発上野ゆき、特急ひたち14号が来た。フレッシュひたちリバイバルカラー。
グリーンが来た。 -
白一色のE657よりカラー巻いてたほうがいいんじゃない?
-
今度は下り、ひたち3号が来た。
こちらはノーマルカラー。 -
仙台まであと1時間。
-
では、本題に戻ろう。
いわきゆきに乗って次の木造駅舎を目指す。
つづく
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (9)
-
- つららさん 2023/09/09 10:56:08
- 浜吉田駅の静けさ
- Akrさま
こんにちは
浜吉田は幹線らしい長いホームと少し大きめの駅舎が、ローカル線のそれとは少し違う趣きがありますね。駅舎の中ががらーんとしているのもそれなりの広さを持つからで、昔は賑わっていた面影なのかもしれないと感じました。ここのような駅のベンチでボーっと座っていると、無心になれるんですよね。
この日は見るからに暑そうで、周囲に高い建物がないこともあって、快晴の空に木造駅舎が映えていますね。半ズボンの小学生にプラスして、BGMに蝉の声がほしいところです。
つばめの巣は古い駅でなくてもあるのでしょうが、やはり木造駅舎が似合いますね。
誰もいない静けさの中、ヒナがぴいぴい鳴いてる様子がほほえましいです。Akrさまは「おか~さん、ヘンなおじさんがいる~」と言われちゃいましたけど、それに対するお母さんの「見ないの!!」は思わず笑ってしまいました。
久しぶりに701系さんがしゃべっておられるのを聞いてうれしかったです。(結構楽しみにしてる)
椅子が硬いけどボックス席のE721系と、ふかふかロングシートの701系は迷うところですが、椅子が硬くて「ガラスがグリーン」だけどボックス席のE721系と、「着色のないガラスで」ふかふかロングシートの701系と、比較項目を3つにするとまた評価が違ってくるかもしれません。
701系さんとAkrさまの関係性は他人が入れないものがあります。「好き避け」ってどんな心の機微なのですか?(笑)
あ、私は701系さんは大好きです。
鹿島駅の、あの青い駅名標もいいですね。本物っぽく見えますが、あれが後から作ったレトロ風なら騙されてもいいです。(笑)
旅行記を読ませていただいて、少し時が止まったようなひとときを過ごさせていただきました。
つらら
- Akrさん からの返信 2023/09/10 10:53:30
- RE: 幹線の木造駅の良さ
- つららさま
こんにちは。
コメントありがとうございます。
常磐線は幹線なのでホームはそれなりに長いです。おそらく10両は軽く停まれる長さを持っています。そんな中にある木造駅舎はローカル線のそれと違い、特有の趣があります。
この日はめちゃくちゃ暑くて、外を出歩くには危険な暑さでした(なぜ行った 笑)
確かに青空に木造駅舎が映えますね。セミの声は欲しい所です。この日は鳴いてませんでしたが(仙台では今年の夏はセミが少ないような・・・)
つばめの巣はあるあるですが、つばめも賢いですね。ここなら外敵の心配はまずないですから。私がベンチに座って、ぼーっと眺めてたらヒナが急に騒がしくなり、親鳥が戻って来てあのような小芝居を思いつきました 笑
最近は701系とE721系の混結編成が多いので空いていればボックス席に座ってしまいます。まあ、座席の座り心地は701系なのですがボックスのほうが車窓の撮影には向いています。着色ガラスは問題ですが。とりあえず仙台圏では気動車を除けばこの2車種しか選択肢がないので。
基本、乗り心地、加速、音どれを取っても701系は好きなんですがね。
鹿島駅の駅名標は昔からあるのか、最近レトロ調に作ったものかは不明ですが、雰囲気が出ますね。あれとホーロー看板が欲しい。
まだまだ木造駅舎が登場します。
Akr
-
- とのっちさん 2023/09/02 23:02:53
- これは見に行きたい!
- Akrさま
こんばんは。殺人的な暑さが写真から伝わってきます。九州では9月に入ってからも相変わらず我々を殺しにかかってきているような気候が続いておりますが、東北の方はいかがでしょうか。
九州も決してよそのことはいえませんが、銀色電車ばっかりになってきましたね~その中で“少し前の記録を探す旅”、木造駅舎に目を向けられたところがすばらしい。というか、木造駅舎に目を向けなければならないほど減ってしまったんですね…たしかに、うちの県内でも駅舎の改築が進みました。それ以上に無人化が進みました…(笑)Y字柱やホーロー看板といった重要アイテムはみなさまの旅行記で知ったところです。書体のこだわりも然り。震災の翌年の北海道に行く途中に719系の浜吉田ゆきを見ました。西の果てに住んでいるとテレビ画面の中だけの世界だった震災の現実を突きつけられました。線路がつながるか半信半疑だったのですが、さすがJR東日本。ふかふか急行ボックスで長距離快適に移動できる路線ではなくなりましたが、明治30年(びっくり!)の浜吉田駅も残り、いい感じで過去の遺構が残る路線に生まれ変わりましたね。
「下を向いて歩こう」はすばらしい遺構が残っていましたね!あれは私が始めたものではなく、たまたまネットで徳山駅の記事を見てから熱中しているもので、熱中症がここ1年以上続いております(笑)。“下を向いて歩こう”は私が適当に思いついた標語なのですが、マンホール探しの方々も使われているようなので、お咎めがあれば何か考え直そうと思います。特急「みちのく」に急行電車、これは見に行きたい!電車が来る気配のないホームで雑草をかき分けながらじっと観察し、光の当たり具合で字が浮かび上がらないかどうかうろちょろするのは通報されかねないレバルの不審者ですが(笑)遂行していただき感謝申し上げます。実は今回は下車されなかったS馬駅に、この手のペンキが大量に残っているらしいので、近いうちに見に行きたいなと思っております。あとS石にK山、S賀川あたりが怪しいらしいのですが…ご同行願います。
こういったマニアックな旅行記が両手放しで喜ばれるのが“フォートラ”だと思いますので、この調子でガンガンやっちゃってください。次も楽しみにしております。
とのっち
- Akrさん からの返信 2023/09/03 08:26:15
- RE: 無くなるのは車両だけじゃないんですよね
- とのっちさま
おはようございます。
早速、ご覧いただき、ありがとうございます。
今年の夏は異常高温ですね。干からびそうです。仙台も真夏日記録史上最多を更新しました。仙台で35度以上ってほとんどないのに。
最近は国鉄型の淘汰が活発ですね。あんなに居た車両がもう一握りしか残ってない。寂しい限りです。実は駅舎もなんです。老朽化、耐震性などの問題で古い木造駅舎はどんどん無くなっていく。味も素っ気もない公民館みたいな駅に建て替えられてます。
今回もいわき郊外の某駅を見たくて計画したのですが常磐線沿いには意外に木造駅舎が残っており、全部見て来ようとなったのです。
味のある駅名標、小さな待合室、もと有人駅の名残の駅事務所、そしてY字柱。
まさに駅が街の顔だった証ですね。
常磐線も震災で二度と再開することはないと思っていたのに9年で全線復旧。
津波や原発事故で失われた木造駅舎もありましたが、まだまだ残ってくれているのには感謝です。いつまで残るか分からないので車両同様、記録することが大事ですね。
「下を向いて歩こう」は、なかなか東北では収穫がなかったのですが、原ノ町はネットでも話題になっていたので一度、見に行こうと思っていました。
「みちのく」は収穫でしたね。この駅から上野や青森へ乗り換えなしで行けていたなんて凄いですね。こういった国鉄の遺品も駅のリニューアルとともに失われていくのでしょう、記録は早めにですね。
いま、私が疑っているのは「一ノ関」「北上」「花巻」など。ちょっとマニアックですがコレだけのために出かけてもいいかななんて思っています 笑
次回も木造駅舎です。
Akr
-
- Tagucyanさん 2023/09/02 21:30:58
- 木造駅舎 やっぱりいいですね
- Akrさま
こんばんは
木造駅舎シリーズ、シブいところをついてきますね。私が住むエリアはムダに近代化が進んでしまい・・・ いやいや、ルートを1つ外れればまだ残っている駅がいくつか思い当たりまして。今度巡ってみましょうかね。
常磐線のこのあたりは、震災被害からじわじわと復旧するたびに訪れていたエリアでして、具体的に絵が浮かんできました。浜吉田駅が終点だった時期がありましたねえ。集落内の郵便局には「津波がここまで来た」の表示があったり、駅近くのお店でお弁当を買ったり、あんな機会だからこそ駅周辺を散歩させてもらった思い出があります。
また一時期、相馬-原ノ町間が、離れ小島のように部分開通していた時期もありましたね。途中駅が「ひたちぎ」じゃなくて「にったき」、茨城県のイメージがある鹿島駅の2つでした。鹿島駅は降りたことないですが、いい駅ですねえ。というかあのあたり、震災前はこんな感じの駅舎が多かったような気がします。明治30年に建てられたとか! こりゃすごい。
そういうわけで原ノ町駅は乗り降りしたことも駅周辺を散歩したこともあります・・・が、下を向いて歩いてはいませんでした^^; 特急「みちのく」なつかしい。上野-青森間の昼行特急は東北線回りの「はつかり」がメインで、常磐線回りの「みちのく」は1往復のみでしたね。青森駅では往復とも夜行の青函連絡船に接続するダイヤでした。朝の4:50頃に青森駅から「白鳥」「はつかり」「みちのく」が相次いで出発。ホームの駅そば屋は早朝から大賑わい・・・ 子供心に憧れた光景でしたねえ。
原ノ町から先は、しばらく建て直された駅ばかりだと思いますが、その先にあるあの駅とかあの駅などかな・・・
---
Tagucyan
- Akrさん からの返信 2023/09/02 23:02:20
- RE: 絶滅危惧種になってしまいました
- Tagucyanさま
こんばんは。
早速、ご覧下さいましてありがとうございます。
今回は私の好物、木造駅舎シリーズです。だんだん数を減らして来ていますが調べると意外や意外、常磐線沿線には残ってるようです。もともとはいわきエリアのとある駅が目的だったのですが調べたら色々出て来たのでシリーズ化して駅舎を巡ってみました。
震災前は、山下、坂元、新地、あとは原発事故のエリアにある各駅も木造駅舎だったと思います。新線移行や建て替えによってみんな新しくなってしまいました。
浜吉田は震災後、暫く、仙台側の終点でした。あのころは常磐線の復旧なんてもうないのだろうなと思っていましたから全線復旧は驚きましたね。おかげでこうやって駅舎めぐりが出来るのです。
原ノ町のホームはですね、ネットで結構有名でして、いつか見てやろうと思っていました。東北は雪が降るから足元にペンキで書くのは少ないと思います。比較的、雪の少ない浜通りだからホームに書いていたのかもしれませんね。それにしても「みちのく」懐かしいです。「はつかり」の補完列車的な立ち位置でしたが、車両は583系で風格が感じられました。常磐線なので「ときわ」や「十和田」「もりおか」なんてあれば最高だったのですが、「急行電車 指定席」でひとくくりにされた感じです。機会があれば他の駅もじっくり探してみようかと思います。
次回はさらに常磐線を南下、木造駅舎を拾って行きます。
Akr
-
- 毛利慎太朗さん 2023/09/02 16:06:24
- 1いいね!しましたあ。
- と書きましたが、コメントはだいぶ後で失礼します。
こんにちは、Akrさん、今回は駅舎巡りですか…
以前「いわき近郊の某駅が…」とラインで触れてらして、今回はまだ出てきてませんが、もしやその関連の…これ以上いうとネタバレになりうるので、あとはグフフご想像におまかせ、ということでいいでせうか。。。
ま、駄弁に次ぐ駄弁はこれくらいにして、浜吉田と鹿島、すんばらしい!
私は鹿島の黒板みたいな駅名標すこ(好き)ですね~、まだこんなもんあったのかと。
白い国鉄フォントのやつもいいですが、これはいい収穫だと思います…仙台に近いので、いつか(とはいえ、早めに)行ってみたいとこです。
>「みちのく」「急行自由席」
お、とのっち先生のリスペクトだあ~、郡山にカシオペアだか、北斗星だかの案内表示があるというのはとのっち先生の旅行記で触れてらっしゃいましたが、常磐線にもあったんすね…
それとこないだ「TX-1000さん」が先生のリスペクト旅行記をあげてらして、ちょっとびっくり!この分野は「こけし氏」なみに裾野が広がってる気もします。
https://4travel.jp/travelogue/11848179
毛利慎太朗
- 毛利慎太朗さん からの返信 2023/09/02 16:18:07
- Re: 1いいね!しましたあ。
- 追記…なんか原ノ町駅って新幹線開業前の仙台駅にみえてくるんですが…
中央の雨よけと柱の感じが。
by毛利
- Akrさん からの返信 2023/09/02 22:44:26
- RE: 1いいね ありがとうございます!!
- 毛利慎太朗さま
こんばんは。
早速、旅行記をご覧いただきましてありがとうございます。
今朝はいつもの9時ジャストにアップ出来ず、少しフライングしました 笑
そうです、前にLINEでちょこっとお話したのはこの旅です。
今回のメインはいわき郊外の某駅なんですが、その駅を見に行く計画を立てた際にいろいろ調べましたら常磐線にはそれなりの数の木造駅舎が残っているんです。
そこで全駅訪問を企てました。
仙台近郊ではもう数える位しか残っていませんね。返す返すも新田駅は勿体なかったなあ。
まず今回、ご紹介した浜吉田と鹿島でありますが、似たような駅舎の造りをしていますね。ストレート屋根にY字柱。私の好きなタイプの駅舎。で、ホームから駅舎がちょっとだけ下がった位置にあるのもポイントです。あとは幹線ならではの長いホーム。ローカル線では味わえないスケール感と木造駅舎の組み合わせがまたいい。国鉄時代、長い編成の客車列車が停まったんだろうなと想像を掻き立てます。
両駅で見られた四角い駅名標。白地にあのフォント。最高です。確か渡波駅もあんなだったような。あとは駅前に木があるのも良い。駅の歴史と一緒に育って来たのかなとか考えてしまいます。
鹿島駅のレトロ駅名標は昔からあるのかはわかりませんが、木造駅舎と相まっていい味を出していますね。
ちょっと本題からは脱線しましたが、原ノ町駅では乗り換え時間を利用して「下を向いて歩こう」をやってみました。
原ノ町は前から「ソレの宝庫」と聞いており、一度、訪問したかったのです。
「みちのく」は収穫ありでした。なんか一ノ関駅2,3番の青森寄りも怪しくないですか?確か立入自由ですよね。「TX-1000」さまもやられてましたねえ。旅行記見ました。
最後に原ノ町駅の駅舎、確かに仙台駅4代目駅舎に似ていますね。
大時計を付けたいところです。よく観察されておられます。流石。
あと、3駅ほど訪問します。
お楽しみに。
Akr
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
Akrさんの関連旅行記
南相馬・飯館村(福島) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
9
79