アイルランド・スコットランド11日間の旅⑰　カーネギーの生まれた街ダンファームリン

2017/08/12 - 2017/08/12

いよいよ旅もおしまいです。フライトは夕方なので、午前中はバスでちょこっとダンファームリンまで行きました。カーネギーホールで有名な実業家カーネギーの生まれた街です。この街に行くには、有名な鉄橋を渡ります。それもちらりと見たかったのです。
あまり期待もせずにでかけたのですが、スコットランドの小さい街の街歩き、意外な発見もあり楽しいものでした。
☆が、この旅行記
(旅程)
8/3(木)　22:55羽田発　AF293便　

8/4(金)　04:30パリ　シャルルドゴール着、　
　　　　　07:20　シャルルドゴール発　AF1616便　08:20　ダブリン着
　　　　　空港バスで、市内中心部へ
　　　　トリニティカレッジ　泊

8/5(土)　コリンズデイツアー参加
　　　　　08:45　ダブリン市内発　
　　　　　10:00～11:30　グレンダーロッホ
　　　　　13:15～16:15　キルケニー
　　　　　18:00　ダブリン市内着
　　　　　トリニティカレッジ泊

8/6(日)　エクストリーム・アイルランド社ツアー参加にて、ベルファスト移動
　　　　　06:30　ダブリン市内発
　　　　　10:00　ダークヘッジス、キャリック・ア・リード吊り橋、コーズウェイ、ダンルース城(写真のみ）をへて
　　　　　16:00　ベルファスト着（ここで、ツアーから離団）
　　　　　ベルファスト・IBISホテル泊

8/7(月）　09:50　ベルファスト・ジョージ・ベスト空港発　Fly Be
　　　　　10:55　インヴァネス空港着
　　　　　タクシーでインヴァネス市内へ
　　　　　ジャコバイトツアー　テンプテーションコース参加
　　　　　14:00　インヴァネス　バスステーション発
　　　　　ネス湖クルーズ、アーカード城見学　
　　　　　17:00　インヴァネスバスステーション帰着

　　　　　B&B Sandwood 泊

8/8(火）　09:00　インヴァネス駅発
　　　　　11:25　アバディーン駅着　アバディーン市内観光
　　　　　14:04　アバディーン駅発　14:20　ストンヘブン駅着
　　　　　タクシーにてダンノッタ―城へ
　　　　　17:53　ストンヘブン駅発　18:53　ダンディー駅着
　　　
　　　　　マルメゾン　ダンディー　ホテル泊
8/9(水）　06:55　ダンディー　バスステーション発
　　　　　07:32　セントアンドリュース　バスステーション着
　　　　　セントアンドリュース城、大聖堂　見学
　　　　　11:25　セントアンドリュースバスステーション発
　　　　　12:00　ダンディ―　鉄道駅着
　　　　　13:54　ダンディー　鉄道駅発　14:43　スターリング駅着
　　　　　ウォリスモニュメント
　　　　
　　　　　スターリング　ユースホステル泊
8/10(木）09:30　スターリング城　見学　
　　　　　12:07　スターリングバスターミナル発　12:52　グラスゴー着
　　　　　グラスゴー大聖堂、ジョージスクエア観光
　　　
　　　　　ホテルポイントAグラスゴー　泊

8/11(金)05:50　グラスゴーブキャナンバスターミナル発
　　　　07:00　エジンバラ　バスターミナル着
　　　　エジンバラ城、聖ジャイルズ大聖堂、ホリルード宮殿見学

　　　　21:00　ミリタリータトゥー鑑賞

　　　　　エジンバラセントラルユースホステル　泊

☆8/12(土）07:25　エジンバラバスターミナル発
　　　　　08:20　ダンファームリンバスターミナル着
　　　　　ピッテンクリフ公園、ダンファームリンアビー見学
　　　　　10:25　ダンファームリンバスターミナル発
　　　　　11:30　エジンバラバスターミナル着
　　　　　エジンバラ市内散策、昼食
　　　　　13:41　ヨークプレイス発　トラム
　　　　　14:20　エジンバラ空港着
　　　　
　　　　　16:40　エジンバラ空港発　AF1487便
　　　　　19:30　パリ・シャルルドゴール空港着
　
　　　　　23:25　パリ・シャルルドゴール空港発　AF274便
8/13(日）　
　　　　　18:20　羽田空港着

エリア その他の都市(イギリス)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

エジンバラセントラルユースホステルには専用電話があって、
タクシーはその電話を使って自分で呼びます。

乗ってみたかったこの形のタクシーが来ました。
(写真は前日にエジンバラの街で撮ったもの）

小雨模様でしたし、スーツケースがあったので、バスステーションまでタクシーで助かりました。スコットランドのダクシードライバーはプロ意識が徹底していて安心して乗れます。

タクシーを降りて、ちょっと違った方向に歩きかけたら、車の中から窓を開けて、
「あっちに行くんだよ!」と親切に教えてくれました。

最終日、午前中ダンファームリンに行ってみることにしました。

StagecoachのX55のバスに乗ります。

ほぼ貸し切り状態。土曜日の早朝ですものね。

車窓から、昨日「ミリタリータトゥー」を堪能した、エジンバラ城が見えます。

結構な雨の量。

雨の中で煙っていますが、フォース鉄道橋が見えました。

日本人技術者　渡邊嘉一氏が、この工事の技術監督者としてかかわっていたそうです。

2015年世界遺産に指定された橋。

この橋が見たくて、バスでのダンファームリン行となりました。

はるかにダンファームリンの街が見えてきました。

ダンファームリンのバスターミナルに降りた時には、雨はだいぶ小やみに。

画面中央左寄りの尖塔、修道院目指して歩いていきます。

まだ、オープンしていないけれど、こじんまりとしたINFO.

時刻は8時45分。

この時計塔はダンファームリン市会議事堂。

The Old Inn.

いかにも宿屋さんといった風情。

ダンファームリン修道院。

修道院の中に入れるのは、9時半。

外側から、見せていただくことにします。

レンガの色、お墓のコケ、年代を感じさせます。

昔の城壁の残りかしら。

王宮の跡のようです。

今度は、修道院の裏手に回ってきました。

修道院に隣接しているのが、このピッテンクリフ公園。

しばし、散策してみます。

緑の中に、あずまやがひっそりとあったりします。

今日は、ランニングレースがあるようで、スタッフがコースの目印を置いて準備中。

静と動が共存している公園です。

随分頑丈だけれど、トイレでもないし何だろうと通り過ぎました。

どうやら、電話ボックスのようです。

すっかりみかけなくなりましたが、昔は日本でもあちこちありましたよね。

公園から、先ほどの修道院の城壁を臨みます。

ピッテンクリフ公園は、かつては、限られた人しか入園できなかったのですが、カーネギーが土地を購入、市民に開放されました。

どこかで似た話を聞いたなあと思ったら、旅の初めに訪れたダブリンのセントスティーブンス公園。ギネスビールの創始者の孫エドワード・ギネス卿が、私財を寄付して公園を整備して、市民誰もが入れる公園にしたとのこと。

こういう富豪のお話、いいですね。



。

8万８００坪という広大な敷地は、きれいに整備されています。

お天気がもっと良ければ、ここでピクニック気分でランチするのも悪くないかも。

そろそろ、修道院が開く時間なので、戻ります。

写真中央が修道院。

チャールズ1世。
なくなったのは1649年。ピューリタン革命で処刑されました。

塔の一面にBRUCEの文字があるのわかりますか？

堀の役目をしたのでしょうか。

かなり深いです。

苔むし年代を感じさせます。

古い城壁と、整備された花壇の対比が美しい。

修道院の裏手には、戦没者慰霊碑がひっそりとありました。

ダンファームリンアビーの全景。

正面。
十字架の後ろには、ROBERTの文字が。

そう先ほどのBRUCEと合わせて、スコットランド独立の英雄ROBERT BRUCE.

墓地と、とんがり屋根の市議会場。

修道院の中、薄暗い中に浮かぶステンドグラス。

柱も年輪を感じさせます。

ピカピカにしないところが魅力。

こちらのステンドグラスもお見事。

地球の歩き方に、同じアングルで、もっとはっきりした写真が掲載されていますね。

さて、修道院を出たところで、赤いポスト発見。

やはり、ポストは赤くなくちゃ。

ダンファームリンの見どころが集まっているHigh Street。

とんがり屋根の時計台はダンファームリン市議会場。

ほんの2時間ほどでしたが、古都ダンファームリン(17世紀まではスコットランドの首都)散策はおしまい。このバスでエジンバラへ戻ります。

エジンバラ空港に直接行く747番のバスも日に数本あるようです。

最初は、空港に一旦荷物を置いて、そのバスでダンファームリン往復をと目論見ましたが、絶対遅れられないフライトのことを考えると、本数の多いエジンバラ往復にして、よかったです。

この旅であちこちお世話になったStagecoachのバスも乗り納め。

乗車後30分くらいたったでしょうか？
バスが途中のバス停で、停まったまま動きません。
？？？時間調整？？？
どうやら、故障したようで、次のバスが来るので乗り換えるように・・とのこと。

次のバスはそれなりに人が乗っていたので、
窓際席はゲットならず、
若いお姉さんのお隣に座ります。

雨がやんで、行きよりもはっきりとフォース鉄橋が見えました。
なんとかカメラに収められたかな。

エジンバラ市内に戻ってきました。
雨もやみましたね。

土曜日で市内中心部は渋滞しています。
お城がかすかに見えます。

さあ、帰り支度して、空港へ。