アイルランド・スコットランド11日間の旅①　アイルランドのやうな田舎へ行かう！

2017/08/03 - 2017/08/04

アイルランド共和国、北アイルランド・スコットランドに行ってきました。
昨夏のドイツの旅から帰った後、一年近くかけてじっくり計画した旅です。

休暇を有効に使うため、エールフランスの夜行便で、パリ経由ダブリンへ。
旅行記もまずは、ダブリンまでの片道約18時間の空の旅から・・・。

☆が、この旅行記
(旅程)
☆8/3(木)　22:55羽田発　AF293便　

☆8/4(金)　04:30パリ　シャルルドゴール着、　
　　　　　07:20　シャルルドゴール発　AF1616便　08:20　ダブリン着
　　　　　空港バスで、市内中心部へ
　　　　トリニティカレッジ　泊

8/5(土)　コリンズデイツアー参加
　　　　　08:45　ダブリン市内発　
　　　　　10:00～11:30　グレンダーロッホ
　　　　　13:15～16:15　キルケニー
　　　　　18:00　ダブリン市内着
　　　　　トリニティカレッジ泊

8/6(日)　エクストリーム・アイルランド社ツアー参加にて、ベルファスト移動
　　　　　06:30　ダブリン市内発
　　　　　10:00　ダークヘッジス、キャリック・ア・リード吊り橋、コーズウェイ、ダンルース城(写真のみ）をへて
　　　　　16:00　ベルファスト着（ここで、ツアーから離団）
　　　　　ベルファスト・IBISホテル泊

8/7(月）　09:50　ベルファスト・ジョージ・ベスト空港発　Fly Be
　　　　　10:55　インヴァネス空港着
　　　　　タクシーでインヴァネス市内へ
　　　　　ジャコバイトツアー　テンプテーションコース参加
　　　　　14:00　インヴァネス　バスステーション発
　　　　　ネス湖クルーズ、アーカード城見学　
　　　　　17:00　インヴァネスバスステーション帰着

　　　　　B&B Sandwood 泊

8/8(火）　09:00　インヴァネス駅発
　　　　　11:25　アバディーン駅着　アバディーン市内観光
　　　　　14:04　アバディーン駅発　14:20　ストンヘブン駅着
　　　　　タクシーにてダンノッタ―城へ
　　　　　17:53　ストンヘブン駅発　18:53　ダンディー駅着
　　　
　　　　　マルメゾン　ダンディー　ホテル泊
8/9(水）　06:55　ダンディー　バスステーション発
　　　　　07:32　セントアンドリュース　バスステーション着
　　　　　セントアンドリュース城、大聖堂　見学
　　　　　11:25　セントアンドリュースバスステーション発
　　　　　12:00　ダンディ―　鉄道駅着
　　　　　13:54　ダンディー　鉄道駅発　14:43　スターリング駅着
　　　　　ウォリスモニュメント
　　　　
　　　　　スターリング　ユースホステル泊
8/10(木）09:30　スターリング城　見学　
　　　　　12:07　スターリングバスターミナル発　12:52　グラスゴー着
　　　　　グラスゴー大聖堂、ジョージスクエア観光
　　　
　　　　　ホテルポイントAグラスゴー　泊

8/11(金)05:50　グラスゴーブキャナンバスターミナル発
　　　　07:00　エジンバラ　バスターミナル着
　　　　エジンバラ城、聖ジャイルズ大聖堂、ホリルード宮殿見学

　　　　21:00　ミリタリータトゥー鑑賞

　　　　　エジンバラセントラルユースホステル　泊

8/12(土）07:25　エジンバラバスターミナル発
　　　　　08:20　ダンファームリンバスターミナル着
　　　　　ピッテンクリフ公園、ダンファームリンアビー見学
　　　　　10:25　ダンファームリンバスターミナル発
　　　　　11:30　エジンバラバスターミナル着
　　　　　エジンバラ市内散策、昼食
　　　　　13:41　ヨークプレイス発　トラム
　　　　　14:20　エジンバラ空港着
　　　　
　　　　　16:40　エジンバラ空港発　AF1487便
　　　　　19:30　パリ・シャルルドゴール空港着
　
　　　　　23:25　パリ・シャルルドゴール空港発　AF274便
8/13(日）　
　　　　　18:20　羽田空港着
　　　　
　　　　　
　　　　　

　　　　　

エリア ダブリン(アイルランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス 徒歩
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

今年も旅の始まりは大井町から・・・。

機内でよく眠れるように、大井町駅前の「おふろの王様」でゆっくりおふろにつかり、仕事帰りの汗を流しさっぱりした夫と、出口で待ち合わせ。

大井町駅からは、羽田空港行、片道580円所要37分の京急バスがでています。

19:30頃、遅れてきたバスに乗車。乗客はわたくしたちの他はお二人。ほぼ貸し切り状態で快適な旅は始まります。

空港には20時少し過ぎに到着しました。

Webチェックインをしてあったのですが、荷物を預けるのに少し並びます。

手荷物検査も、出国手続きも無事終わりました。

搭乗時間までまだ少しあるので、スカイラウンジアネックスで一休み。

9時半にもなると、がらがら。

あまり飲み物をいただいていると、後に差し支えますから、この辺でゲートに行くことにしましょうか。

142番ゲート　搭乗が始まります。

昨秋、チケット購入時に、DUOシート(機内後部の２人並びの席）を予約してありました。

機内はほぼ満席です。

22:55　離陸。

落ち着いたころに、わたくしの機内食が運ばれてきました。

事前に、ヴェジタブルミールを予約しておいたので、皆さんより一足先に、席に運ばれます。

深夜・・ということを考えると、このヴェジタリアンミールおすすめですよ！パンが温めてなく冷たいことを除けば。

わたくしが食べ終わったころ供された夫の機内食。
チキンだったと思います。

座席は、後部なので、配られるのはもう最後の方。

「味噌汁」はいかがですか？ですって。

機内食をいただいて、
わりとよく眠りました。

ふと目が覚めたのはロシア上空。
その後、宮沢りえの映画を見ることにし、
見終わるころには
目的地までだいぶ近づいてきました。

2回目の機内食。

またもや真っ先に運ばれてきたベジタリアンミール。

若い方には物足りないかもしれませんが、じっとしてほとんど動かない機内にいるわたくしには、これで十分。

担当のCAさんはベテランさんで、気の回る方。

「ご主人もご一緒に召しあがったほうがよろしいですよね？」と
今度は夫の分も、同時に持ってきてくださいました。

食事も済んで、洗面、歯磨きもして、一息つくと、もうパリです。

ダブリン行は同じターミナルの２E。

乗り継ぎの案内に沿って、広い空港内を移動します。

早朝5時前の空港は人も少なくて、移動もスムーズ。

K21ゲートまでやってきました。

あれれ、手荷物検査は通過したけれど、パスポートコントロールは？
入国審査は、ここシャルルドゴールでするのではなかったっけ？

12時間のロングフライトを終え、ここまでやってきたなあと、ダブリン行ゲート前のベンチでぼんやり外を眺めます。飛行機を誘導するスタッフの姿、好きです。

夜が明けてきました。

7:10　AF1616便はほぼ定刻に離陸、ダブリンに向かいます。

丸山薫の詩「汽車に乗って」は御存知でしょうか？

　　　汽車に乗って　あいるらんどのやうな田舎へ行かう
　　　 ひとびとが祭りの日傘をくるくるまはし
　　　日が照りながら雨のふる　あいるらんどのやうな田舎へ行かう
　　　窓に映った自分の顔を道づれにして　湖水をわたり隧道をくぐり
　　　珍しい顔の少女や牛の歩いてゐる
　　　あいるらんどのやうな田舎へ行かう

そう、飛行機に乗って今まさに「アイルランドのやうな田舎」へ行くのです。

わずか2時間ほどのフライトですが、軽食が出ます。

多分、フランス風の朝ごはん。

クロワッサンとコーヒー。

わあ、アイルランドの上空に差し掛かった。
ここで、パリとは時差が１時間あって、ただ今の時刻は8:10。
ほぼ定刻通りダブリン空港到着。

シャルルドゴール空港ですると思いこんでいた入国審査は
このダブリン空港でした。
アイルランド共和国は、イギリス同様、シェンゲン協定加盟国でなくシェンゲン協力国。
イギリスとワンセットになっているというとわかりやすいかな。
両国間の国境は自由に行き来できるそうです。

英語の教科書のような入国の質問、目的は？滞在日数は？どこに行くの?次はどこの国へ？…一通り答えると、スタンプをポン！
はいどうぞ！

その後、心配していたロスバゲもなく、自分のスーツケースに再会。
出口目指して歩いていると、女性係員に呼び止められます。
"Where　do　you come from?"
"JAPAN"と答えましたら、それだけで「いいわよ」というように通してくれました。
いつの間にか税関を通過したのですね。　大きな荷物を持ったアジア人はチェックされるのかな？

そうして、空港バスの乗り場に来ました。

既に、バスは停まっていました。

市内中心部まで、7ユーロ、所要30分のエアコーチ700系統に乗ります。

スーツケースなど大きな荷物はもちろんバスのおなかに入れてくれます。

さあ、街へ！

きれいな家並みの中を通り抜け
リフィ川流れるダブリンに
とうとうやってきました。

「アイルランドのやうな田舎」ではありません！
素敵な都会です。