アイルランド・スコットランド11日間の旅④　コリンズデイツアーで行く古都キルケニー

2017/08/05 - 2017/08/05

グレンダーロッホを後にしたツアーバスは、古都キルケニーに到着しました。ダブリンから日帰りで来られるキルケニーの街は、土曜日とあって、人も車も思いのほか多いです。バスのドライバーは、キルケニー城の前にバスを駐車するのに一苦労。

ここでの時間はだいたい2時間。さほど大きな街ではないのだけれど、カニス大聖堂のタワーに登り、ブラックアビーとキルケニー城を見て、名物パブ「キテラーズ　イン」でアイリッシュシチューをいただく…、それが全部かなうかどうか？


☆が、この旅行記
(旅程)
8/3(木)　22:55羽田発　AF293便　

8/4(金)　04:30パリ　シャルルドゴール着、　
　　　　　07:20　シャルルドゴール発　AF1616便　08:20　ダブリン着
　　　　　空港バスで、市内中心部へ
　　　　トリニティカレッジ　泊

☆8/5(土)　コリンズデイツアー参加
　　　　　08:45　ダブリン市内発　
　　　　　10:00～11:30　グレンダーロッホ
　　　　　13:15～16:15　キルケニー
　　　　　18:00　ダブリン市内着
　　　　　トリニティカレッジ泊

8/6(日)　エクストリーム・アイルランド社ツアー参加にて、ベルファスト移動
　　　　　06:30　ダブリン市内発
　　　　　10:00　ダークヘッジス、キャリック・ア・リード吊り橋、コーズウェイ、ダンルース城(写真のみ）をへて
　　　　　16:00　ベルファスト着（ここで、ツアーから離団）
　　　　　ベルファスト・IBISホテル泊

8/7(月）　09:50　ベルファスト・ジョージ・ベスト空港発　Fly Be
　　　　　10:55　インヴァネス空港着
　　　　　タクシーでインヴァネス市内へ
　　　　　ジャコバイトツアー　テンプテーションコース参加
　　　　　14:00　インヴァネス　バスステーション発
　　　　　ネス湖クルーズ、アーカード城見学　
　　　　　17:00　インヴァネスバスステーション帰着

　　　　　B&B Sandwood 泊

8/8(火）　09:00　インヴァネス駅発
　　　　　11:25　アバディーン駅着　アバディーン市内観光
　　　　　14:04　アバディーン駅発　14:20　ストンヘブン駅着
　　　　　タクシーにてダンノッタ―城へ
　　　　　17:53　ストンヘブン駅発　18:53　ダンディー駅着
　　　
　　　　　マルメゾン　ダンディー　ホテル泊
8/9(水）　06:55　ダンディー　バスステーション発
　　　　　07:32　セントアンドリュース　バスステーション着
　　　　　セントアンドリュース城、大聖堂　見学
　　　　　11:25　セントアンドリュースバスステーション発
　　　　　12:00　ダンディ―　鉄道駅着
　　　　　13:54　ダンディー　鉄道駅発　14:43　スターリング駅着
　　　　　ウォリスモニュメント
　　　　
　　　　　スターリング　ユースホステル泊
8/10(木）09:30　スターリング城　見学　
　　　　　12:07　スターリングバスターミナル発　12:52　グラスゴー着
　　　　　グラスゴー大聖堂、ジョージスクエア観光
　　　
　　　　　ホテルポイントAグラスゴー　泊

8/11(金)05:50　グラスゴーブキャナンバスターミナル発
　　　　07:00　エジンバラ　バスターミナル着
　　　　エジンバラ城、聖ジャイルズ大聖堂、ホリルード宮殿見学

　　　　21:00　ミリタリータトゥー鑑賞

　　　　　エジンバラセントラルユースホステル　泊

8/12(土）07:25　エジンバラバスターミナル発
　　　　　08:20　ダンファームリンバスターミナル着
　　　　　ピッテンクリフ公園、ダンファームリンアビー見学
　　　　　10:25　ダンファームリンバスターミナル発
　　　　　11:30　エジンバラバスターミナル着
　　　　　エジンバラ市内散策、昼食
　　　　　13:41　ヨークプレイス発　トラム
　　　　　14:20　エジンバラ空港着
　　　　
　　　　　16:40　エジンバラ空港発　AF1487便
　　　　　19:30　パリ・シャルルドゴール空港着
　
　　　　　23:25　パリ・シャルルドゴール空港発　AF274便
8/13(日）　
　　　　　18:20　羽田空港着
　　　　

エリア キルケニー(アイルランド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

キルケニーのmapです。黄色い線がわたくしの足跡です。

キルケニーは、ダブリンから約100㎞。バスや鉄道等を使って簡単に日帰りできる距離にあります。最初は、路線バスで行こうと思っていましたが、旅行計画を詰めていた時期に、エイランバスが、ダブリン⇔キルケニー路線を2017年4月に廃止したということが分かりました。ダブリンコーチは、今もバスを運行していますが、2時間に1本。そこで、現地ツアーを利用することにしました。

コリンズデイツアーのバスがキルケニー城横に無事駐車。

さあ、街歩き。まずはメインストリートへ。

真っ先に行ったのがこちらキテラーズイン。

14世紀に建てられた石造りの建物も歴史を感じさせますが、
なによりも、この建物の所有者アリス・キテラーの逸話。

4度もお金持ちの男性と結婚しては、死別し、
その度に財産を増やしたとか。

現代でもありそう？

アリスは秘薬を使って夫を毒殺したと、異端として訴えられましたが、イングランドに逃亡。
彼女のメイドは逃げきれず、火あぶりの刑に・・・。

そんなおどろおどろしい逸話の建物も、今は、アイリッシュシチューが有名なパブ。

午後1時を回っていたのが功を奏したのか、空席があり、すぐに座れました。

ピンぼけではありますが、これが、アリス・キテラーさんのようです。

キテラーズ・トラディショナル・アイリッシュシチュー。
そう待たずに、料理が運ばれてきたのは、時間に追われる旅人にはありがたいこと。

それぞれ、飲み物を頼んで2人で37ユーロ。

お肉がたっぷり入っていて、おいしかったですよ。

さて、念願のアイリッシュシチューをいただき、満足したところで、カニス大聖堂を目指します。

スミズウィックス・エクスペリエンス。

ここのレッド・エールは、アイルランドでは、ギネスと並んで有名。

工場見学もできるようですよ。

細道の向こうにあるものは？？？

間違えないように、道標にしたがって・・。

聖カニス大聖堂。

キルケニーの町の名の由来は、「カニスの教会」というゲール語からきているとか。

ここでも、日本語のパンフレットをいただきました。

大聖堂は、1202年に建築に着手。

ジェフリー・セントレジャー司教のもと、1285年建築完了。

横に立つ、ラウンドタワーは大聖堂より古く11世紀のもの。
・・と「地球の歩き方　アイルランド」にはありましたが、
頂いた日本語パンフレットによれば
「849年　円塔の建立」だそうです。つまり、9世紀。

もちろん、あとで登りますよ。

大聖堂の中もさらりと見学。

金の鳥？

そしてラウンドタワーに登るべく、行ってみますと、20分くらい待ってね！とのこと。

先客がこんなに。

20分待ちののち、順番が来ました。

登り始めて、人数制限するわけが分かりました。すれ違うのも大変。

フーフー言いながら登ってみたキルケニーの街は絶景。

あれは何・・と確認しながら眺めます。

すぐ前に登っていった、おじいちゃんおばあちゃんと孫娘2人の4人組。

下りるときも、おじいちゃんがリーダーシップを発揮して、
「まず、じいちゃんが行くから、お前たち、しっかりついてこい。」
みたいな感じで、下りて行かれました。

おじいちゃんが、ひと声かけて降りていくくらい、
登りも大変だったけれど、
下りもスリルがありましたのよ。

すべて、「自己責任」です。

あのてっぺんまで登ったのだなと振り返りながら、
カニス大聖堂を後にします。

お隣にあったのは、
カニス教会。

さてさて、集合時間まで残り少なくなってきました。

ブラックアビー。

ドミニコ派の修道院。

ブラックの由来は、こちらの修道士たちが着ていた黒い衣装から。

怪しい黒雲が出てきました。
残り時間もわずか、キルケニー城まで急ぎましょう。

聖メアリ―大聖堂。

タウンホール（Tholsel）が見えますね。
頭のてっぺんがかわいい。

マジックハンドみたいな素敵なはしごで作業中。

キルケニー城の下、川沿いの散歩道いい雰囲気です。
とちゅう、城に登る道があるのか定かではないので、残念ですが、この道を写真に収めるだけで、戻ります。

16時少し前、集合場所のダブリン城に戻ってきました。

サクッとお庭を眺め・・・。

回れ右して、お庭を背にし、お城を眺める。

コリンズデイツアー、効率よく、グレンダーロッホとキルケニーを見られるので、満足したのですが、欲を言えばキルケニーでもう少し時間がほしかったかな？

17時すぎに、バスはダブリン中心部に帰着。

もう少しダブリン中心部歩いてみますか。

花屋さん。

果物やさん。

このあと、スーパーにて、明日の朝食のパンや野菜など買い出しです。

明日、早朝のバスでダブリンともお別れ。

短い滞在でしたが、このリフィ川ともさようなら。

壁画、見事だなあ。

雨が降ってきても、あまり傘は差さないのですね。

フードをかぶり足早に歩く・・。
ひどくなると、お店や軒先借りて雨宿り。

それがアイルランド流に思えました。

遅いお昼ごはんで、キテラーズインのアイリッシュシチューをたっぷりいただきましたので、夕食は軽くしようか・・と入ったフィッシュアンドチップスのお店。

1人1パックずつ注文したら、その分量の多さにびっくり。軽く・・のはずが！？

隣席の若いカップルをちらりと見ますと、2人で1パックが適量のよう。

本日のお宿は電子レンジ完備のキッチン付き、食べきれない分は持ち帰りますか。

長い一日がおわり、トリニティカレッジに戻ってきました。

トリニティカレッジ正門は、土曜日、日曜日は7時開門、18時には閉門です。

用のある方は、正面右側、ナッソーストリートの門からお入りくださいとのこと。

明日は、開門前の早朝6時には、ここを出発するのだけれど、果たしてわたくしたちは出られるのでしょうか?

この旅行記へのコメント （2）

• ニコニコさん 2018/06/07 04:02:03

  懐かしい！

  さんちゃんさん
  
  私の旅行記にいいね下さり有難うございます。
  
  ２０１５年にアイルランド行きましたが、カニス大聖堂の塔、
  狭かったですよね～。
  でも、景色は最高でした。
  懐かしく拝見しました。
  この時は
  南米からアイルランドに飛んだので、
  到着早々、緑が多くて空気がひんやりして
  綺麗だなぁと言う印象でした。
  
  ニコニコ

  さんちゃんさん からの返信 2018/06/07 15:54:14

  メッセージありがとうございます。

  ニコニコ様　
  初めまして。
  テレビで見たポルトガルのエルヴァスに行ってみたくて、検索していましたら、ニコニコ様の旅行記がヒットしました。塁壁と水道橋の町、これは、ぜひ行かなければ…と思います。
  
  あちこち、行っていらっしゃるのですね。世界一周航空券…、40日間の旅…、いずれも憧れです。
  一つ一つゆっくり旅行記拝見しますね。どうぞよろしくお願いいたします。