アンコール遺跡群（郊外編）

2018/01/02 - 2018/01/02

アンコールワット遺跡群の2日目は、アンコールワットで朝日を鑑賞した後、バンテアイ・サムレ＝＞バンテアイ・スレイ＝＞ベン・メリアム＝＞ロリュオス遺跡群と回る盛り沢山コースです。

写真はこれが朝日？とガッカリしたアンコールワットを背にした朝日。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

アンコール遺跡群観光2日目は、朝5時にホテルを出てアンコールワットで朝日を鑑賞した後、バンテアイ・サムレ、バンテアイ・スレイ、ベン・メリアを回るハードコースです。

まずは真っ暗で街灯もない中、浮橋を渡ってアンコールワットの池脇に陣取り朝日を待ちます。

ちょっと明るくなってきたかな。

ようやく綺麗になってきた？と思った頃、池の回りにたむろしてた観光客が去り始めます。

えっ？これで終わり？ってぐらい朝日なんか見えやしません。

運転手さんに話しを聞くと、アンコールワットの屋根から朝日が観れるのは秋分の頃だけとのこと。

こんなんなら朝早くから場所取りすることないんじゃない？

この時期ホテルは6時に出発すれば十分です。

これが人生初に見るアンコールワット

さっきは真っ暗で何も見えなかったけどこんな浮橋を渡ってたのね。

朝はウォーターリリーが綺麗に咲いてます。

アンコールワットは陽の加減上午後に観光することが多いので花が咲いてるのを見れるのは貴重かもね。

これ蓮子（lotus）じゃないの？って運転手さんに聞いたらwater lilyとのこと。日本でも名前違うんだっけ？

近所のレストランで運転手さんは麺を、私たちはホテルで用意してくれたブレックファーストボックスを食べます。

これがブレックファーストボックス。

ハムもチーズも入ってないサンドイッチって、、、。

各テーブルに付け出しのように置いてある揚げパンとバケット。

揚げパンはこうやってミルクコーヒーに浸して食べるそう。

運転手さんが頼んだクイティウという米で出来たヌードルスープ。

こっちの方がブレックファーストボックスの何倍も美味しそう。

レストランのワンちゃんにおこぼれをあげます。

なんとこの犬、私があげるパンには見向きもせず運転手さんがくれる肉やつみれ団子しか食べません。

クロワッサンをあげたら一度口に入れて吐き出したぐらい。

これまで地べたにダラリと寝そべっているカンボジアの犬たちを空腹で可愛そうだと思っていましたがこれを境に考え方が変わりました。

日本の犬はなー、たとえ家の中で飼われててもどんなおこぼれも喜んで食べるんだよ‼︎

朝食後車で30分弱でバンテアイ・サムレに到着。

スールヤヴァルマン2世が12世紀初めにててたヒンドゥ教寺院です。

ポルポト時代には刑務所として使われていたらしい。

ポルポトといえば日本人には残虐で恐ろしい独裁者として知られていますが運転手さん曰くカンボジア人的にはそんなに悪い人というイメージがないらしい。

国内の人を大量に虐殺したのはポルポトじゃなくてベトナム人なんだって。本当？

まだまだ修復が続いているよう。

次はバンテアイ・スレイ。

この辺からアジア系団体観光客の数がグッと増えます。

第一東塔門。

なんで上の部分しか写っていないかというと中国人団体客が絶え間なく記念写真を撮り続けているから。

もう本当嫌！

人が写ってますが全体図はこんな感じ。

廻廊を歩きます。

韓国の王宮みたいに王様以外真ん中歩いちゃいけない気がして、私たちは側道を歩きます。

やっぱりレリーフのみ（笑）。

第二東塔門全体図

環濠

第三周壁の東塔門

経蔵

中央祠堂

第二西塔門側から見た全体図

ビジターセンターにあった神棚。

これはちゃんと高いところにあるけど、お店とかは床に神棚があるので、ダンナなんか思いっきり蹴躓いて神さますっ飛ばしてました。

だから帰りにバチが当たったのかな。

水牛親子。

左側にいるのはただの牛に見えますが一応水牛の赤ちゃんです。
最初手前にいたのに私が近づくとお母さんのほうに逃げていきました。図体デカくてもまだまだ子供だなあ。

車で1時間ほどかけて郊外のベン・メリアに来ました。

ここはアンコール遺跡群パス対象外で別途5ドル取られます。

何かの足

ほとんど崩れてる

朽ちるのを待ってる説あり

人がいないところを撮ってますがガイド付き団体客だらけで、たまにガイドさんが話している内容を盗み聞きしながら進みます。

さすがに日本人観光客におもむろにくっつくのは気がひけるので、主に耳をそばだてるのは韓国人観光客のガイドさんの話。

しかしカンボジア人の韓国語は訛りがひどくて私のヒアリング力だと無理なので韓国人ガイドさんの話しをよく聞いてました。

蛇

この階段を歩くコースが暑いし人だらけで前に進まないし1番シンドかった。

ここに来るなら観光客が少ない朝一番がおススメ。

ベン・メリアを出てロリュオス遺跡群に向かいます。

途中で葬儀の列に遭遇。

昔は日本もこうやってパレードして死人を送っていたんだよと運転手さんに説明。

ロレイに到着。

思いっきり工事中で何も見れません。

中に学校がありました。

裏から見ても何も見えません。

ここの唯一の思い出はこのニャンコ。

とっても人なつこくてニャーって言って寄って来て、抱き上げて抱っこするとゴロゴロ言って甘えてきて可愛かったです。

祠堂の左側にある小さな塔

同じ敷地内に普通の今使われている寺がありました。

日本人的には遺跡よりこっちの方が親しみ湧いて面白い。

天井絵

極彩色で綺麗です。

旅の平和と子供達の幸せを願って寄付もしてきました。

これが敷地内図

バコンに来ました。

881年に建立されたアンコール王朝最後のピラミッド型寺院。

879年にインドラヴァルマン1世が建てました。

門

小さなアンコールワットみたいで登るのもそんなにシンドくなかったような。

中央祠堂の中

基壇の周辺に建つ8基の祠堂の一つ

西楼門（？）

祠堂

本日最後の観光地プリア・コーに来ました。

879年にインドラヴァルマン1世が祖先を祀るために建てました。

側にいた韓国人ガイドさんの話によると真ん中がお父さん、右側がお爺さん、それ以外がその他家族だったような。

お父さんの廟

狛犬ならぬ狛牛

裏から見た図

拡大図

像の間で猫がじゃれ合い中

街に戻って昼ごはんです。

今日はウチのホテルの真ん前にあるクロマー・ヤマトゲストハウスのレストランへ。

メニューはこんな感じ。

室内はこんな感じ。

ここからゲストハウスの玄関に通じているようです。

生姜焼き定食と豚肉ロックラック。

それにしてもカンボジアのレストランって何でこうも出てくるのが遅いの？

絶対生ビール2杯めになっちゃうよ。

その後近所を散策。

街中のあちこちにあるコーヒースタンドで飲み物を買ってみることに。

メニューはこんな感じ。

カフェラテを頼みました。

めっちゃ大きくて、この後マッサージに行ったんだけど半分残して冷蔵庫にしまってからマッサージから戻って飲み干しました。

ホテルのマッサージメニュー。

街中と1ドルくらいしか変わらないのでわざわざ外に行かなくてもべっとが綺麗なここで十分です。

この日はクメール伝統マッサージ90分を、後日60分のリフレクソロジーを受けたけどどっちも至福の時。

この値段でこのクオリティは世界一の太鼓判を押しましょう！

晩御飯はシェリムアップのあちこちにある韓国料理屋さんへ。

テバックというお店。

焼肉セット1人6.5ドルを頼みます。

おかずはこんな感じ。

ちゃんとテンジャンチゲも出ます。

外国のわりにはまあまあです（って日本は外国じゃないんかい？）。

焼肉とはいわゆるサムギョプサルのこと。

排煙設備がないせいか、外の網で一括して焼いて切って出てきます。

見た目はイマイチだけど味は普通のサムギョプサルです。

チャミスルは一本4ドルと他のアルコールに比べると高め。

お店を取り仕切っているアジュンマは気の利く方で私に向かって「韓国の方じゃありませんよね」とか話しかけてくださいました（この質問は後日韓国系スーパーでも聞かれ、その時はオマケに「じゃあキョッポ（在日韓国朝鮮人のこと）ですか？と久々に聞かれました）。

これはネギのジョン。

これはシェリムアップで食べた物の中で1番まずかった。

ジョン特有のカリカリ感が無くて薄いお好み焼きのよう。