2018芸術の都パリひとり旅７日間vol.2（オルセー美術館でたどる西洋美術史②）

2017/12/30 - 2017/12/30

2017～18年の年末年始，15年ぶりにパリに行ってきました！　芸術に焦点をあてて，パリの美術館や大聖堂などをめぐります。

【２日目】午後はオルセー美術館を訪れます。19世紀後半に展開される印象派を中心とした西洋美術史の流れを追ってみました。

大塚国際美術館で西洋絵画史についてまとめた旅行記シリーズはこちら～♪
https://4travel.jp/travelogue/10901178
https://4travel.jp/travelogue/10901851
https://4travel.jp/travelogue/10901966

エリア パリ(フランス)

さて次は．．．

オルセー美術館にやってきました！

オルセー美術館 博物館・美術館・ギャラリー

もともと駅だった建物が．．．

美術館へと生まれ変わって．．．

約30年。

どんな美術館なのでしょうか。

中に入ると．．．

ガラスの壁面に輝く．．．

壮麗な大時計。

古きよきパリの面影を残すこの駅から．．．

美の世界へと．．．

旅立つことにしましょう。

19世紀の幕開けは．．．

新古典主義とロマン主義の時代。

しかし世紀の半ばを過ぎると．．．

新しい芸術の流れが生まれます。

クールベに代表される．．．

「写実主義」です。

堂々たる大きなキャンバスに．．．

同じ時代を生きる人々を．．．

生き生きと描きました。

無名の民衆たちが主人公となって．．．

絵画を彩ります。

大画面に描くのは歴史画である．．．

．．．という当時の常識を．．．

大きく覆しました。

そしてさらにこの頃．．．

絵画の世界に．．．

大きな展開が起こります。

「印象派」の誕生です。

マネが発表した．．．

大胆で斬新な様式は．．．

当時の画壇に．．．

大きなセンセーションを巻き起こしました。

マネの革新性は後に評価され．．．

「近代絵画の父」として．．．

絵画の世界に新時代を築きます。

そしてそのころ．．．

自然の光をとらえ．．．

目に映った ”印象” を．．．

そのままキャンバスに．．．

表現しようとした画家が登場しました。

モネや．．．

ルノワールが表現した．．．

光が満ちあふれる．．．

鮮やかな世界。

ここに「印象派」の描法は確立し．．．

セザンヌなどに代表される．．．

「ポスト印象派」も生み出しました。

．．．と同時に．．．

目に見える世界ではなく．．．

目に見えない．．．

神秘的な世界を表現しようとする．．．

「象徴主義」の流れも生まれました。

その中の一人．．．

モローが描く．．．

神話の悲劇を目にしたとき．．．

しばらく立ち去ることができませんでした。

さて，ここまで．．．

西洋美術の流れを．．．

古代からたどってきましたが．．．

時代は20世紀へと入ろうとしています。

少しここで立ち止まり．．．

19世紀と20世紀のはざまの世界を．．．

もう少し見てみることにしましょう。

そろそろ．．．

2017年最後の日が暮れます。

続きは明日．．．

別の美術館に行ってみることにしましょう。

～つづく～

この旅行記へのコメント （5）

• はなまま さん 2018/01/17 08:41:12

  花の都パリ～

  notchさんこんにちは。
  いつもご訪問ありがとうございます。
  
  いつの時代もパリは素敵ですね。
  はなままは20代の頃に一度旅しました。
  ツアーコースにはルーブルしか入っておらず、どうしてもオルセーに行きたくて、閉館間際に駆け込んだのをおぼえています。
  あのドーム型の駅舎に貴重な絵画がおおらかに展示されているのがとても新鮮でした。
  
  あとは日本にはまだなかったクレープ(ざらめだけのシンプルなの)やガレットなんかも美味しかったなぁ。
  私の上司は年末年始にパリに5泊して、パン屋巡りをしていたそうです。プンプンo(｀^´*)
  
  何でもない街角の風景や普段の食べ物もパリの魅力ですよね。
  
  はなまま(*^^*)
  
  

  notchさん からの返信 2018/01/18 22:06:06

  メッセージありがとうございます

  はなままさん，こんにちは。
  
  ご覧いただきありがとうございます。パリに行かれたことがあるのですね。ぜひまた行かれる機会があれば，オルセー美術館をじっくりめぐられてみてくださいね。わたしは数時間でしたが，それでも足りず，今度行く機会があれば，１日かけてじっくりまわってみたいなあと思っています。
  
  上司さんもパリにいらっしゃっていたのですね。わたしも年末年始５泊だったので，どこかでお会いしているかもしれませんね(笑)
  
  続編もまだまだ続きます。よろしければまたお越しください。
  
  notch

• trat baldさん 2018/01/16 06:37:59

  芸術って知識無しに見ると価値が半減しそう。

  パリの年間を通じた気候は絵画のように絵の具を使った美術品にどんな影響が有るのか？強烈な人工の光(フラッシュ)を制限するくらいだから乾燥してやや寒い気候なのかしら、日本なら完璧な空調の中で遠巻きで見るだけだろうに、、、、

• ラクパグさん 2018/01/15 19:54:32

  notchさん　オルセー美術館　惹きつけられました～

  　オルセー美術館　　notch ワールドで　駅舎が
  
  　見事に　魅力あふれる　美術館になっていて
  
  　魅了されます。
  
  　やはり　見るべきでした～　（後悔です）
  　ベルサイユ宮殿　午前中　午後　オルセー美術館
  　1日で　２館！！内容　素晴らしいですね！！
  　10月　行くべきかなと　話されていたのは　計画
  　されていたのでしょうか？
  　迫力が　伝わってきます。
  　実物の　迫力が　伝わってきて　感動です。
  　ありがとうございました。
  　今年もよろしくお願いします～　　ラクパグ
  　　

  notchさん からの返信 2018/01/15 22:06:33

  メッセージありがとうございます

  ラクパグさん，こんにちは。
  
  神戸のリマスターアート展の旅行記もあらためて読ませていただきました。オルセーで見た絵画がよみがえってくるようでした。ありがとうございます。
  
  そういえばこのときにわたしは「パリへ行かねば」と言っていましたね(笑)　実はこの時点では，パリ行きはまだ計画の前でした。その後，いろいろ条件が合って，年末年始のパリ行きを実現させることができました。
  
  オルセー美術館も行けてよかったです。ぜひいつか実際に訪問されてみてくださいね。わたしは１日でルーブルとオルセーをまわりましたが，実はぜんぜん時間が足りず，もし今度行くことがあれば，それぞれ１日かけてじっくりまわりたいなあと思ったくらいです。
  
  旅行記ですが，このあとの続編にも，モネやルノワールなど印象派の絵画が続々と出てきますので，ぜひまたお越しください。
  
  notch