2011 イタリア,フランス10日間　３．ルネサンスの都、フィレンツェ

2011/07/21 - 2011/07/30

ヴェネツィアから観光バスで移動し、その日(22日)の夕方、ミケランジェロ広場でフィレンツェ旧市街を眺望。
翌23日、フィレンツェとピサの斜塔観光。
ドゥオーモの巨大さや繊細さに感動し、ピサの斜塔が何処にどんな状況で建っているのか、初めて知った。


【イタリア,フランス10日間の旅日程】
(2011年7月現在；１ユーロ＝110円)

7月21日；関西空港から出国し、イタリアのヴェネツィアに到着。
　 22日；ヴェネツィア観光、午後からフィレンツェ移動。
　 23日；フィレンツェ観光、午後からピサ広場を観光しローマへ向かう。
　 24日；バチカンとローマを観光、午後からフリータイム。
　 25日；朝からフランスへ飛び、モンサンミッシェルへ向かう。
　 26日；モンサンミッシェル観光、午後からパリ移動。
　 27日；パリ観光、午後はヴェルサイユ。
　 28日；一日中フリータイム。
　 29日；帰国の途に就く
　 30日；関西空港到着後、福岡空港乗継し自宅到着。

エリア フィレンツェ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 近畿日本ツーリスト

【7／22】
ヴェネツィアからはバスで移動する。
途中のドライブインで休憩とショッピング。
ドライバーの労働条件が保護されていて、２時間(だったかな？)毎に30分の休憩が義務付けられているのだとか…。

リベルタ橋 建造物

イタリアの高速道路。
添乗員さんの説明では、車両を追い越したら、必ず走行車線に戻らないといけないのだそう。
追越し車線を爆走するのは禁止らしい。

18:00頃、フィレンツェ到着
【ミケランジェロ広場】
車は長く駐車が出来ないそうで、急いで見るようにと念を押される。
駐車違反が厳しいらしい。

ミケランジェロ広場から望むフィレンツェ旧市街。
雑誌でよく見る構図！

ミケランジェロ広場 広場・公園

ミケランジェロ広場にあるダビデ像のレプリカ。

【ポンテ・ヴェッキオ】

【ヴェッキオ宮殿】

【サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂】

あとから調べたら【フィレンツェ国立中央図書館】

【サンタ・クローチェ教会】

世界遺産；【フィレンツェ歴史地区】
「天井のない美術館」と呼ばれ、ルネサンスの芸術に彩られた街。
メディチ家の加護の元、ダ・ヴィンチやミケランジェロ、ラファエロなど数々の巨匠を排出した。

時々は自分達も入れて撮らないと、其処に居たという立証がない(笑)
なので、急いで記念写真を撮ってもらい、バスへ乗り込む。

19:00、
ホテルにチェックインする前に、
【デルタフローレンスホテル】のリストランテで夕食を摂る。
此処のビステッカが美味しいらしい。

ホテル デルタ フィレンツェ ホテル

キノコのフィットチーネ

ビステッカとフライドポテト

ボトルワインをオーダーし、主人と乾杯。
美味しい！

ドルチェ

20:30、【ノルド・フローレンスホテル】チェックイン
20時過ぎてるのに未だ明るい。

ベストウェスタン プラス CHC フローレンス ホテル

狭いけど、眠るだけだし、これで充分でしょう。

バスタブ付き！

明日のモーニングコールは、6:00。

【7／23】
７:00、朝食。

朝食のパンは、甘い菓子パン仕様で美味しい。
コーヒーもヨーグルトもあり満足。

今朝は、８時前に出発。
朝が早いのか、閑散としている。

旧市街地へのバスの乗り入れは禁止の為、アルノ川沿いで下車して歩く。
「ゼッカ・ヴェッキア通り」

今日も良い天気！

ゼッカ塔のあるピアーヴェ広場辺り。

ゼッカの塔 モニュメント・記念碑

8:00、「トリポリ通り」から旧市街地へ入る。

縦列駐車…どうやって出るんだろう？
不思議で仕方ない。

「カシーネ通り」から「サン・ジュゼッペ通り 」へ進む。

ヨーロッパ初心者13人が、ひよこの様に添乗員さんの後をついて行く。

８:30頃、
先ずは、フィレンツェ最古の広場【サンタ・クローチェ広場】
朝早いので誰もいない。

白くて大きな教会は、【サンタ・クローチェ教会】
ミケランジェロやガリレオの埋葬場所。

教会の横に立つ、ダンテ像

有名人が多く眠る為、この教会は「イタリアの栄光のパンテオン」と言われるらしい。

教会の装飾に目を惹かれる。

ファサードが美しい。

内部が見たかったけど予定にはないし、しかも未だ閉まってる。

此処で…ツアーに付きものの、ショッピングタイム。
２軒の皮革製品店でサクサクとお土産探し。
小さな財布を数点購入したらイニシャルを入れてくれて、昼食時に届けてくれるシステム。
旅の良い記念になった。

次は、シニョリーア広場へ向かう。
「ボルゴ・デイ・グレーチ通り」からの…

「レオーニ通り」
皆がついてきてるか、後方を気にしながら先導する添乗員さんは、大変な任務だと痛感する。
何せ欧州初心者のひよっ子達ですから…(笑)

「ニンナ通り」を抜けると、目の前に大きな建物が見えてきた。

こんな所にも繊細な彫刻がある！

９:15頃。

【シニョリーア広場】の【ロッジア・ディ・ランツィ】

ランツィの回廊 (ロッジア ディ ランツィ) 博物館・美術館・ギャラリー

【ヴェッキオ宮殿】

シニョリーア広場 広場・公園

先ずは【ウフィッツイ美術館】を見学。

ウフィツィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

美術館の中は撮影禁止。
唯一撮っていい場所は、この窓から見える外の景色だけ…って事で、ポンテ・ヴェッキオ。
現在(2018年)は撮影OKなのかな？

此処って、これ以外に撮りようがない…。

ひと通り廻った最後に売店があるので、絵ハガキと切手を(郵便局も在るので)、日本へのエアメール用だと説明して数枚購入。（１通が1.6ユーロらしい）
主人は、日本語使用のウフィッツィ美術館の作品図鑑…これがまた重い。

美術館の入場料；11ユーロ，手数料；４ユーロ　かな？

美術館から出たら、広場を撮る時間が少しあったので、相変わらずの「撮影暴走モード」

【シニョリーア広場】

広場にある『ネプチューンの噴水』

広場にある『コジモ１世の騎馬像』

【ロッジア・ディ・ランツィ】は、彫刻の屋外展示場。
その巨大さには目を見張る。

素晴らしい彫刻が並んでいる。

『サビニの女たちの略奪』ジャンボローニャ作

『ペルセウス』ベンヴェヌート・チェッリーニ作

【ヴェッキオ宮殿】前には『ダビデ像』のレプリカ、ミケランジェロ作

同じくヴェッキオ宮殿前『ヘラクレスとカークス像』

こういう装飾、大好き！

短い時間であちこち撮りまくり…

「カルツァイウオリ通り」をドゥオーモまで徒歩移動。

あれは何？

途中には、こんな美しい建造物が点在し、いにしえの街並みを存分に味わえる。
【オルサンミケーレ教会】

オルサンミケーレ教会 寺院・教会

【オルサンミケーレ教会】の壁に施された彫刻にも感動。

どこを撮っても画になるので、歩きながらもキョロキョロが止まらない。
何一つとして見落としたくない！

ふと横を見ると、レプッブリカ (共和国)広場の門が！
此処が、フィレンツェ発祥の地。

レプッブリカ広場 (フィレンツェ) 広場・公園

11:10頃、
通りを歩いてると、何度か見え隠れしていた【サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂】に辿り着く。

「うわぁ、凄い！！」のひと言
【サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂】と【ジョットの鐘楼】

ドゥオーモ (フィレンツェ) 寺院・教会

写真に納まりきれない巨大さ！

ファサードの美しさに、開いた口が…

モザイク画も美しい。

ファサードの彫刻が、信じられないくらい精巧で美しい。

ずっと上を見上げて感動中…口が自然と開いてくる。

もっと離れて全体を撮りたいけど、何せ並んで入場待ちなのと、ツアーなので集団から離れたらヴェネツィアの時みたいに迷惑をかける事になるかもしれない。
広場には人が溢れてて、迷子になるのは間違いないから、ここは大人しく自粛！

人がどんどん増殖中…。

白を基調に、緑とピンクの大理石を組み合わせた配色が緻密で感動的。

大聖堂のドアの大きさも半端ない。

前方の黄色い建物に注目すると…。

壁にはメディチ家の紋章…丸薬らしい。

ドゥオーモの前に建つ【サン・ジョヴァンニ洗礼堂】
ちなみに…右手前に写ってる「ドラえもん」と日本の国旗が、私たちのツアーの目印(笑)
「これを見失わないで付いてきてね！」

東側の扉『天国への門』ロレンツォ・ギベルティ作

『天国への門』

『イエスの洗礼』アンドレーア・サンソヴィーノ作

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂に、やっと入場。

内部は、広々として簡素。

1296年から140年以上を費やして建設された、世界で４番目に大きな聖堂。

入り口にある24時間時計の文字盤装飾は、パオロ・ウッチェロ作

24時間時計

クーポラ内のフレスコ画『最後の審判』ジョルジョ・ヴァザーリとフェデリコ・ツッカリ作

『最後の審判』

こんなに大きな建物は人生で初めて！

【ジョットの鐘楼】

登ったら素晴らしい光景が望めるのは写真で予習済みだけど、ツアーの予定にはないので、そのままスルー。

いやいや、ドゥオーモが見れただけで大満足！

「プロコンソロ通り」を進み昼食に向かう。

塔の見える建物は【バルジェッロ国立博物館】

バルジェッロ国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

【サン・フィレンツェ教会】と、サン・フィレンツェ広場

Complesso di San Firenze 寺院・教会

【サン・フィレンツェ教会】

「ネーリ通り」

12:00、
「ネーリ通り」のリストランテで昼食。
【Tavernetta della Signoria】という店。

シーフードリゾット

魚料理と温野菜（撮り忘れ）

ドルチェ

さて、食事を終えたら「ネーリ通り」を右折して「ベンチ通り」を進む。

今回、旅行記を作成するにあたり、写真を基にフィレンツェの足跡をストリート・ビューを駆使して辿ってみた。
そのおかげで、当時の様子がハッキリ見えてきた。

グラツィエ橋の前に出る。

あとはアルノ川沿いを、バスの停車場所まで歩く。

途中の【フィレンツェ国立中央図書館】

フィレンツェ国立中央図書館 博物館・美術館・ギャラリー

昨日の【ミケランジェロ広場】が丘の上に見える。

朝、降ろした場所に来ていた。
今度は遅刻してないね！

さぁ！トスカーナ地方のひまわり畑を眺めながら、いざピサへ！
…と思いきや、ガソリンを入れる為にスタンドへ…？
日本だったら、乗客を乗せる前にやる事だよねぇ。
午前中の暇な時間は何してたのかな？