2011 イタリア,フランス10日間　17．フリータイムのパリ散策！「アメリ」を求めてモンマルトルまで

2011/07/21 - 2011/07/30

３ヵ月間パリをリサーチしたら、行ってみたい場所が沢山！
街歩きは時間との闘い…未だ半分しかクリアしてないのに既に14時半を過ぎている。
欲張りすぎは重々承知、ランチ抜きの強行手段！


【イタリア,フランス10日間の旅日程】
(2011年7月現在；１ユーロ＝110円)

7月21日；関西空港から出国し、イタリアのヴェネツィアに到着。
　 22日；ヴェネツィア観光、午後からフィレンツェ移動。
　 23日；フィレンツェ観光、午後からピサ広場を観光しローマへ向かう。
　 24日；バチカンとローマを観光、午後からフリータイム。
　 25日；朝からフランスへ飛び、モンサンミッシェルへ向かう。
　 26日；モンサンミッシェル観光、午後からパリ移動。
　 27日；パリ観光、午後はヴェルサイユ。
　 28日；一日中フリータイム。
　 29日；帰国の途に就く
　 30日；関西空港到着後、福岡空港乗継し自宅到着。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 近畿日本ツーリスト

【7／28】
タクシーを拾い、マドレーヌ広場へお願いする。
オーシャンジュ橋を通過。

14:50、パリ８区の【マドレーヌ寺院】
リサーチした時に、どうしても見たいと思った像が此処にある。

マドレーヌ寺院 寺院・教会

タクシーから降りたマドレーヌ広場は、教会の裏側だったので正面に廻る。

高さ30mのコリント式の柱が52本並ぶネオ・クラシック様式建築。
建物の高さ、柱の大きさに圧倒される。

真正面には【ブルボン宮殿】の国民議会議事堂が…。

【マドレーヌ寺院】は、聖女マドレーヌ（マグダラのマリア）を守護聖人とするカトリック教会。

観光客は少ないけど、ショパンの葬儀も行われた有名な教会。

ステンドグラスで光を採り入れるゴシック様式に比べ、この教会はギリシャ神殿を模したネオ・クラシック様式で、側面に窓がなく自然光は天井の丸天窓からのみ。

ノートルダム寺院やサントシャペル教会の、煌めくステンドグラスも素晴らしいけど、マドレーヌ寺院はまたひと味違う素晴らしさ！

静かで厳かな内部の重厚感…。

リュード作の『キリストの洗礼』

アリスティッド・カヴァイエ・コルによって建造されたパイプオルガン。

天井から差し込む光が、薄暗い教会内を神秘的に照らしている。
そして…薄明りの中に浮かび上がるマリア像…。

いよいよ感動の対面！

素晴らしい~！

天井には、ナポレオンが描かれたキリスト画。

主祭壇は、マロチェッティ作『聖マグダラのマリアの歓喜』。

素晴らしい~！

身震いするほど素晴らしい。
この繊細な像は、一見の価値あり！

人が少ないので、暫く椅子に座り眺めていた。
心が癒される~。

さて、外に出ると…
正面上のレリーフは、『最後の審判』アンリ・ルメール作。
階段には花々が飾られている。

たしかメトロの駅があるはず…

15:20、キョロキョロしてたら、スィーツ店が目に留まった。
おやつに本場のマカロンを食べてみようか…という流れで、チョコレート・フランボワーズを購入。
１個1.6ユーロ（176円）

フォション (本店) 専門店

帰国後に調べたら、此の店は「フォション」のパリ本店だった。

チョコレート・フランボワーズのマカロンは、甘酸っぱくて美味しい！
ちょっと摘み食いした後、「マドレーヌ駅」から、メトロ12番線で「アベス駅」まで行く。

15:45、「アベス駅」到着。

アベス駅 駅

地上に出るのにエレベーターは混んでいたので、らせん階段で行こうと決めた。
…が、これがなかなか地上に辿り着けない。
丘の上なので納得。
エッフェル塔より疲れた。

模索しながら坂道を進んだところで、下ってくる老夫婦に出会った。
サクレクール寺院を尋ねると、此の上だと言われた。
小雨が降り出すなか、カルヴェール通りの階段を上る。

絵画を買いたかったけど、気に入った絵が無くて、しかも100ユーロ以上と高い。
許可のない偽画家もいるらしいので止めた。

テルトル広場 広場・公園

モン・スニ通り

16:10、ついにそびえる鐘楼が見えてきた。
辺りにはカフェが建ち並び、観光客で賑わっている。
通り雨が先を急がせる。

シュヴァリエ・ド・ラ・バール通り

カルディナル・ギベール通り

パリ18区【サクレクール寺院】
「聖なる心臓（聖心）」の意味。

サクレクール寺院 寺院・教会

左側「聖ルイ９世王」と、右側「ジャンヌ・ダルク」の騎馬像。

ジャンヌ・ダルクの騎馬像。

いつの間にか雨はやみ、白亜の美しい教会が青空に映える。
中に入りたかったけど、凄い行列で仕方なく断念。

モンマルトルを周遊する「プチ・トレイン」

テラスから望むパリの街並み。

映画「アメリ」に出てくるモンマルトル界隈を、今まさに３次元的に把握しようとしている。

教会の後方から来たので、帰りは正面に広がる広場へ下りる。

モンマルトルに多いと聞いていた、ミサンガ売り。
高額を要求されるとか…無視！

此処にも、カルーセル。

広場まで降りてきた。

16:45、道路が何本も並行してるので、現在地を確認すべく近くのポリスに尋ねてみたら、とても親切に教えてくれた。
いつの間にかMさんが撮影（笑）

ルイーズ ミシェル広場 広場・公園

アベス通りを進むと…。

坂道の上には「ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット」レストランの風車が見える。
この辺りから下るはず…。

17:10、途中の魚屋の男性に尋ねて、【カフェ・デ・ドゥ・ムーラン】ついに到着！

カフェ デ ドゥー ムーラン カフェ

此処は主人の強い希望だったので、何としても探してあげたかった。

映画「アメリ」で舞台となったカフェ。

まさか此処を訪れる日が来ようとは…。

メニュー表紙もアメリ！
オーダーは、もちろん「クレーム・ブリュレ」とアイスカフェ。

お店のナイスガイ！

写真を撮ってくれた。

念願の「クレーム・ブリュレ」

スプーンで表面のカラメルを割る…ってシーンがあって…。

トイレのディスプレイ。

もちろん「アメリ」

30分程休憩して店を後にした。

後はこの坂を下って…。

5分程歩くと…

メトロ「ブランシュ駅」にぶつかる。

駅前に、フレンチカンカンで有名な老舗キャバレー【ムーラン・ルージュ】が派手に現れる。

ムーラン ルージュ ナイトライフ

パリ18区

「ブランシュ駅」からメトロ２番線で「シャルル・ド・ゴール・エトワール駅」まで…。

18:15、メトロ駅の階段を上がると、目の前に現れた【エトワール凱旋門】

凱旋門 建造物

パリ８区、シャルル・ド・ゴール・エトワール広場の中心に建つ凱旋門。

上まで上る時間は無いので、とにかく写真を撮りまくり…。

美しいレリーフ。

繊細な作業だわ~！

ナポレオンが向いてる方向が、シャンゼリゼ大通り。

【シャンゼリゼ大通り】は世界でも有数の、美しい通り。

歩道も広いし…

車道も広い！

幅100m、長さ２Kmの大きな並木道。

ブランド品は要らないけど、ナチュラル・コスメの『イヴ・ロシェ』でお土産にリップクリームやエコバッグを購入。

歩行者用の青信号で、半分しか横断できない広さのシャンゼリゼ大通り。
１日中歩き回ってもうヘトヘト。
観光の〆を飾る為に、次の場所へタクシーで向かう。

行き先は…アルマ橋のたもと『バトー・ムーシュ』の乗船場。
最後はゆっくりと、セーヌ川クルーズ！
ちょうど19:00のクルージングに間に合った。
大人１人；11ユーロ

バトー ムーシュ 船系

19:00、いざ出航！