2011 イタリア,フランス10日間　14．フリータイムのパリ散策！行き当たりばったりの午前編

2011/07/21 - 2011/07/30

３ヵ月間パリをリサーチしたら、行ってみたい場所が沢山！
でも、１日のフリータイムでどれくらい廻れるのか、やってみないと分からない。
どきどき、わくわく、行き当たりばったりのパリ観光。


【イタリア,フランス10日間の旅日程】
(2011年7月現在；１ユーロ＝110円)

7月21日；関西空港から出国し、イタリアのヴェネツィアに到着。
　 22日；ヴェネツィア観光、午後からフィレンツェ移動。
　 23日；フィレンツェ観光、午後からピサ広場を観光しローマへ向かう。
　 24日；バチカンとローマを観光、午後からフリータイム。
　 25日；朝からフランスへ飛び、モンサンミッシェルへ向かう。
　 26日；モンサンミッシェル観光、午後からパリ移動。
　 27日；パリ観光、午後はヴェルサイユ。
　 28日；一日中フリータイム。
　 29日；帰国の途に就く
　 30日；関西空港到着後、福岡空港乗継し自宅到着。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 近畿日本ツーリスト

【7／28】
ホテルを出たのは８時。
出発は、メトロ８番線の「シャラントン・エコール駅」。
約40分かけて「コンコルド駅」まで行く。
窓口でカルネ（10枚綴りのチケット）を購入。
値段は…１回券が1.7ユーロなので、13ユーロ位だったかな？

8:50、「コンコルド駅」に到着。
かなり出遅れた感（焦）

今日は、単独参加のＭさんと私達夫婦の３人で廻る。

彼方にエトワール凱旋門…ここがシャンゼリゼ大通りの方向。

2011年といえば、まだガラパゴス携帯なので、GPSもGoogleマップも無い。
地図は頭の中と、家でプリントアウトして繋げて作った手製の地図のみ！

【コンコルド広場】を歩く。

コンコルド広場 広場・公園

ヴェルサイユ宮殿からパリに連行されたマリー・アントワネットが、ギロチンにかけられた場所にいる。

セーヌ川沿いまで来た。

あの豪華な橋を渡るのも目的のひとつ。

そして、その次はあそこ！
効率よく廻ることを考慮した。

【アレクサンドル三世橋】
この橋はフランス共和国の大統領サディ・カルノーとロシア皇帝アレクサンドル3世の間に結ばれた友好の証として、ニコライ2世により1900年のパリ万国博覧会にあわせて建設、パリ市に寄贈された。

アレクサンドル3世橋 現代・近代建築

極めて美しい彫刻がふんだんに装飾されていて、間近で見れて幸せ。

高さ17mの４隅の柱の上には、「芸術」「農業」「闘争」「戦争」を意味する女神とペガサス像が立つ。

とてつもなく巨大なモニュメント。

直ぐ近くには【グラン・パレ】が見える。

【グラン・パレ】

橋は鋼鉄製、幅40m、長さ107mで3つの関節を持つ単一アーチ橋。
中央に橋脚を建てることなくセーヌ川を一跨ぎしていて、両端には石造りのトンネルがある。

欄干の街灯も、何もかも巨大で美しい橋。

アールヌーボーの街灯の美しさ。

【アンヴァリッド】
ナポレオン１世の棺が安置されている。
今回は、残念ながら時間的に無理かな…。

アンヴァリッド 建造物

エッフェル塔まで歩く。
目の前に見えているのに、なかなか辿り着けない。
とにかく目指して闇雲に進むのみ！

パリ７区、やっと足元に到着。

「エッフェルブラウン」と呼ばれているブロンズ色、この何とも言えない柔らかな色合いが好きだなぁ。

「鉄のレース」の異名を持つエッフェル塔。

歩くこと約１時間…既にエレベーター乗り場は長蛇の列。

長々と待つか？
それとも、時間がかかっても階段で上るか？
悩みどころ…。

思案の結果、唯一空いてた階段の乗降口から入場。
地上から第２展望台まで階段を上ると、4.7ユーロ。
エレベーターは？

9:50、さぁ出発！

エッフェル塔 建造物

エッフェル塔、高さ300m。

第1展望台、57.6m。

アンヴァリッド方面。

シャンドマルス公園と、彼方のモンパルナス・タワー。

また階段を上る。

第2展望台、115.7m。

アレクサンドル三世橋とコンコルド広場。
かなり歩いてきたなぁ。
遠っ!!

セーヌ川クルーズの「バトームーシュ」乗り場。

シャイヨー宮とトロカデロ広場。
彼方には、ラ・デファンス地区の高層ビル群。

モンマルトルの丘方面。

モンマルトルの丘にたつ「サクレクール寺院」

アンヴァリッド。

パリの「アパルトマン」というイメージの建物が目につく。

15区方面。

セーヌ川に架かるビル・アケム橋、ルエル橋、グルネル橋等。
自由の女神もある。

第3展望台、276.1m。
第２展望台から第３展望台へのエレベーターは、5.2ユーロ。
購入して暫くは並んだけど、なかなか列が掃けない。
時間も足りないし、結局諦めて上らなかった。

未使用のチケット、下りのエレベーター用に使って良いかな…。

…って事で、エレベーターで下りてきたけど、チケットのチェックはなかった。

出口。

真下から撮影。

階段は疲れたけど、充実感は満足！

ギョッ！！！

観光名所に、ファマス（アサルトライフル）を装備した兵士。
先日の、オスロ連続テロ事件の影響をうけて警戒にあたっているのだろうか？
日本ではありえない緊張感！
怖かった~。

人気のエッフェル塔は、延々と人が増殖している。

11:15、カルーセル近くのタクシー乗り場。
１時間半もエッフェル塔に時間を費やしたので、此処からタクシーを利用する。

【ブルボン宮殿】前を通過。
フランスの国民議会議事堂は、マドレーヌ寺院と似ている。

ブルボン宮 建造物

パリ７区「ル・ボン・マルシェ」界隈でタクシーを下車。

「ル・ボン・マルシェ」は、パリを代表する世界初の百貨店。
ちょっと覗いて、トイレ休憩。

ル ボン マルシェ 百貨店・デパート

11:30、「ル・ボン・マルシェ」の近く、入り口が分かりづらいけど、ウロウロして見つけた小さな門をくぐり、振り返ると…

カタリナ・ラブレのもとに現れた聖母マリアの像。

【奇跡のメダイ教会】
世界中から人々が訪れる場所だそう。
此処は、是非とも訪れたいと決めていた。

壁にはレリーフがぎっしり…。

パリでコレラが流行した時、マリア様のお告げで作ったメダイを人々に配ったところ、コレラが激減したとされ、その後、メダルを手にした人に奇跡が起こる、幸福が訪れると広まったのだそう。

礼拝堂の中へ入る。

入って直ぐの壁には…

ジャンヌ・ダルクの像。

反対側の壁には…

聖ミカエル像

白と水色を基調とした礼拝堂は、明るくて優しさに溢れている。

奇跡のメダイ教会 寺院・教会

お祈りの邪魔にならないように、後方で暫く佇んでいた。

マリア像の後方にある２つのハートは心臓を意味する。

いばらで覆われた左側の心臓はイエス、剣で貫かれた右側の心臓はマリアのものだそう。
メダイにも刻まれている。

祭壇左手、この教会に欠かせない協力者「聖ルイズ・ド・マリアック」と思われる棺。

メダイを作るように聖母からお告げを受けた「聖カタリナ・ラブレの不朽体」は祭壇の右手に安置されている。
このマリア像の下。

帰りは別棟にある売店で、メダイを数種類購入。
大切な人たちに、お守りのメダイをお裾分けしなきゃ！
ツアーでお世話になってる添乗員さんにも！

購入したメダイとカード。

教会を出て再びタクシーをひろう。
車窓から、途中の【サンミッシェル広場】

サンミッシェル広場 広場・公園

向かったのは、シテ島にある【ノートルダム寺院】
時間は、既に正午を過ぎてる…。

ノートルダム大聖堂 寺院・教会