【１】ハプニング、またそれも経験☆フランス：パリ５日間（ヨーロッパ周遊６ヵ国）

2014/08/20 - 2014/08/24

2014年夏。

自分にとって大きな転機が訪れました。20年間お世話になった会社を退職です。

再就職するまでに、何かに挑戦してみたいと思って決めたのがヨーロッパひとり旅。
約一ヶ月、ベルギーのリエージュと言う街にアパートを借り、隣国を巡りました。

まずはその【フランス：パリ編】です。

エリア パリ(フランス)

日本を発って19時間。

リエージュ ギマン駅 現代・近代建築

リエージュはベルギーの首都ブリュッセルの東、電車で約１時間のところにあります。

こちらにアパートを借りて拠点とし、お隣の国々へ。

まずはフランス：パリ(^-^)
ブリュッセル南駅から高速列車タリスに乗ります。

ブリュッセル南駅 駅

列車の時刻まで、駅周辺を散策してみました。すると、こじんまりとしたステキな教会。

ブリュッセル南駅 駅

ギリギリの行動があまり好きではないので早めに駅まで戻ります。

パリ北駅まで１時間半。

途中国境をまたぐ事になりますが、シェンゲン協定国のためパスポートコントロールなし。

ブリュッセル南駅 駅

あっと言う間にフランスです。途中の車窓もザ・ヨーロッパ的でステキ。

パリ北駅 駅

さっそくレストラン食に挑戦。それがフランス語オンリーのメニュー表で・・・

早々ウェイターさんにおススメを伺いしました。

コチラすっぱいパンの上にレバーのパテが塗られたワンプレート。
う~~ん・・・異国の味 ^^;

食後、地下鉄に少し乗ってモンパルナスタワー56階からの夜景。
すると急にエッフェル塔がキラキラと光り出す！

トゥール モンパルナス (モンパルナスタワー) 建造物

シャンパンフラッシュと言うそうです。観ることができて嬉しかった~(^_^)

2日目は地下鉄とRER-C線（地域急行鉄道網）に乗り、ベルサイユ宮殿を目指します。

このまま乗っていれば15分で最寄り駅のはず。でも、あれ～？オカシイな、、、？

まるで【特急】のようにどんどん駅を通過していきます。

30分が過ぎたころ異変を確信。列車は明らかにパリ郊外へ。手持ちの地図から完全に外れてしまいました。

しかも、いつの間にかポケットwi-fiも使えなくなっている。

車窓が野原 (@_@;)

・・・一体、この列車はドコを目指しているのだろうか・・・

考え始めたらすごく怖くなって手先が冷たくなって来ました。

意を決し、
たどたどしい英語で親切そうなおばあちゃんに聞いてみると、

「ごめんなさいね、あたしゃ英語ができないの。」

そんな風なジェスチャーをしました。
他の方にもお聞きしましたが、口をそろえて英語ができないとおっしゃいます。

逆にフランス語できなくて申し訳ないです。。。

見渡せば、
車両の中はコックリコックリしていそうな、おじいちゃん&おばあちゃんばかり。
若者...若者はいないのか・・・(；ω；)

やっと停まった駅で、恐る恐る下車しましたが、降り立ったのは私を含む３人だけです。

１人は駅の外に出ようとしていたので、あわてて引き留めました。

でもまたもや、ご年配の方。
イヤな予感がしましたが「英語はできんのじゃ~~」のジェスチャー。

残るは大きなバックパックを背負った若者。やっと英語が通じました！
けれども・・・

「僕はイギリスから来た観光客。」
「僕も今迷っているから、キミに教えてもらいたいくらいだよ lol 」

あ~~ダメか・゜゜(ノД`)

と右往左往しながら途方に暮れていると。。。

捨てる神いれば、拾う神あり。

列車に乗るために駅に入ってきたアジア系の女神が「どうしたの？」と声をかけて下さったのです！！！

女神はベルサイユ宮殿までの行き方を、
丁寧に「ok?」「ok?」と聞き返しながら、さらにメモまで書いて下さいました。

そして別れ際、

「フランスに来てくれてありがとう！いい出会いだったわ。ステキな旅をしてね！」

私は・・・
日本で外国人に道を聞かれたら、最後にこう言えるでしょうか。

心細さでいっぱいでしたが、
見知らぬ土地、人の優しさに触れて嬉しすぎます(;_;)

15分で行けるベルサイユ宮殿が、なんと3時間もかかりました。
これもまた大きな経験です。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

あやうくブドウ畑に行くところでしたが、ようやくベルサイユ宮殿に到着です。

夏のバカンスシーズンと重なり入場まで長蛇の列。

同年冬場にも訪れましたが、その時も１時間待ったので、「ベルサイユ宮殿はいつでも並ぶ」という事が分かりました。

大人気スポットですものね、いずれにしても覚悟が必要です。

ヴェルサイユ リヴ ゴーシュ駅 駅

今日は主要観光スポットを巡ります。

エッフェル塔 建造物

う~~~ん。
曇っていると、どよーーーんとしてるエッフェル塔。

ずっとエッフェル塔は木製だと思っていましたが、ちゃんと鉄骨でした。

その土地に足を運ぶ甲斐あり。

午後になりこの青空！

横から見るとどうなっているのかしら？と言う疑問がわき、回ってみるとスリムな凱旋門でした^_^

凱旋門 建造物

では真ん中は？

第一次世界大戦の無名戦士の墓がありました。
少し分かりづらいですが、中央の銅色の丸いところで炎が燃え続けています。

無名戦士の墓 史跡・遺跡

凱旋門のてっぺんまで行ってみましょう。
長い長いらせん階段を１歩１歩上がっていきますと・・・！

登りつめた先にはご褒美が(*^_^*)

凱旋門を中心に12本の通りが、美しくまっすぐと伸びていました。
ほんと素晴らしい。体力があるうちにまたこの景色を観てみたいと思えるほどです。

シャンゼリゼ大通りを突き進むと、両脇にブランドの本店が軒を連ねます。

シャンゼリゼ通り 散歩・街歩き

この通りのレストランは、敷居が高いように思えましたが思い出づくりに入店！

敷居だけではなくお値段までもがびっくりプライス。
ステーキのプレートが6,000円くらいしました。土地代ですかね。。。

でも、お肉がふわふわでとっても美味しかった^_^

モノプリ (シャンゼリゼ店) スーパー・コンビニ

８月のパリ。
気温は25度くらい。湿度はあまり感じられず、木陰に入るとひんやりとしました。

でも歩くとやっぱり汗だく。ミネラルウォーターがかかせません。

グラン パレ 現代・近代建築

このあたりから観光スポットの現地確認と言った感じで、どんどん先に進みます。

プティ パレ (パリ市立美術館) 博物館・美術館・ギャラリー

自分の好きな場所で、好きなだけ過ごせる一人旅。

少し疲れたので、ぼ~~~っと眺めるセーヌ川の流れ。キラキラとしてまばゆい。

つづく。

アレクサンドル3世橋 現代・近代建築

この旅行記へのコメント （3）

• olive kenjiさん 2022/07/28 15:17:02

  15分で行くところに3時間か・・・

  usakoさん　初めまして　私の旅行記にいいね有難うございました。
  
  どういう人かと少し旅行記を読まさせて頂きました。
  面白いですね～　なすこと、そして発想も大好きです。
  ベルサイユ宮殿まで15分の所、3時間もかかって貴女は何処へ行ってらっしゃったんでしょうか。東か南か西か、それさえ分かりませんよね～　笑っちゃいました。
  私は思うのですが、ヨーロッパの電車システムと乗ってる人間自体もよく分からない。
  以前、英国で飛び乗った列車に、行先が合っているかと乗客に尋ねたら、自分もこの電車の行先が分からないだと。俺をおちょくっているのかと頭にも来ました。
  もうどうしようもない英国列車の旅でした。
  
  エッフェル塔が木造で出来ていると思っていたUSAKOさん。私はこんな人初めて知りました。だから大好き～　法隆寺の五重の塔は木造でいいのよ。
  
  オランダのハッシシの話も面白かったな。
  鼻がいいUSAKOさんらしいですが、あれほど草の臭いに似た例えをここまで列記した文章に絶句しました。USAKOさんはひょっとして麻薬Gメンか。
  
  もっともっと面白旅行記を読みたいのですが、今日はここまで。
  これからも、よろしくお願いしますね。

  usakoさん からの返信 2022/07/29 13:30:32

  RE: 15分で行くところに3時間か・・・

  olive kenjiさん
  
  初めまして^^
  コメントご丁寧にどうも有難うございます。
  
  こちらこそ、私のつたない旅行記をお楽しみ（？）下さいまして光栄です！
  
  kenjiさんがコメントをお寄せ下さったので、久しぶりに読み返してみました。
  
  なんだか…ハチャメチャな旅ですね笑
  息継ぎもままならないような日程・行動でした。
  
  kenjiさん、英国にて列車に飛び乗ったとは勇気・度胸がおありですね。
  旅慣れていらっしゃるとお察ししました。
  
  私は...念入りに下調べをし指差し確認もして乗ったのにこの有様です。
  
  この時ユーロを沢山両替し手元にあるので、またもう一度くらいあの時のような長旅をしてみたいです。
  
  今後とも宜しくお願いいたします^_^☆彡
  
  usako

  usakoさん からの返信 2022/07/29 13:30:32

  RE: 15分で行くところに3時間か・・・

  olive kenjiさん
  
  初めまして^^
  コメントご丁寧にどうも有難うございます。
  
  こちらこそ、私のつたない旅行記をお楽しみ（？）下さいまして光栄です！
  
  kenjiさんがコメントをお寄せ下さったので、久しぶりに読み返してみました。
  
  なんだか…ハチャメチャな旅ですね笑
  息継ぎもままならないような日程・行動でした。
  
  kenjiさん、英国にて列車に飛び乗ったとは勇気・度胸がおありですね。
  旅慣れていらっしゃるとお察ししました。
  
  私は...念入りに下調べをし指差し確認もして乗ったのにこの有様です。
  
  この時ユーロを沢山両替し手元にあるので、またもう一度くらいあの時のような長旅をしてみたいです。
  
  今後とも宜しくお願いいたします^_^☆彡
  
  usako