十勝の旅２日目は、然別湖でカヌー・ツアーに参加しました。<br />Ｂ＆Ｂでおいしい朝食をいただいたあと、さっそく車で出発。でも、然別湖へ向かうその前に、Ｂ＆Ｂのお隣りにある十勝牧場に立ち寄りました。<br /><br />【旅程】<br />□８月16日　羽田⇒帯広<br />　　　　　　レンタカー・ピックアップ<br />　　　　　（午前）紫竹ガーデン　（午後）十勝ヒルズ<br />　　　　　　音更町（Easy Living Terrace B&B）泊<br />■８月17日　十勝牧場の白樺並木＆十勝牧場展望台<br />　　　　　　然別湖カヌー・ツアー<br />　　　　　　音更町（Easy Living Terrace B&B）泊<br />□８月18日　大森カントリーガーデン<br />　　　　　　十勝川温泉（三余庵）泊<br />□８月19日　十勝千年の森＆セグウェイ・ツアー<br />　　　　　　レンタカー返却<br />　　　　　　帯広⇒羽田

［十勝をぐるり］花と自然と畑の恵みを楽しむ旅（４）～ドラマのロケ地〈十勝牧場の白樺並木〉と、然別湖でカヌー体験

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2017/08/17 - 2017/08/17

108位(同エリア307件中)

エリア

糠平湖・然別湖周辺(北海道)

同行者: カップル・夫婦

交通手段: レンタカー

旅行の手配内容: 個別手配

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十勝牧場入口の看板。Ｂ＆Ｂのお隣といっても敷地が広大なので、車で10分くらいかかりました（さすが北海道～）。

牧場敷地内にある丘に展望台があり、そこへ通じる道は一般の人も通行できるようになっています。

十勝牧場白樺並木名所・史跡
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牧場入口から続く白樺並木。

実は、これが見たくて立ち寄ったのです。

十勝牧場白樺並木名所・史跡
どこまでも続く並木道～。

そう、ここはＮＨＫ連続テレビ小説「マッサン」のロケで使われた場所。
マッサンとエリーが手をつないで走ったのがここです。
ドラマではスコットランドの設定だったけれど。

あのシーンはよかったなぁ。
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せっかくなので、展望台まで行ってみました。

これがまた、思っていたよりずっと遠く、入口から３ｋｍくらいはありました。どんだけ広いんだ～。

見晴らし台に上がると、ぐるっと360度見渡せます。

家畜改良センター十勝牧場展望台名所・史跡
展望台の周囲は馬が放牧されていました。

こんなに広い牧草地なのに、なぜか馬たちは柵の近くにかたまっている。
奥の馬、リラックスしすぎでは？
こんな姿で寝ている馬を見たのは初めてだ。

無造作に寝ているからか、たてがみにフンをつけている馬もいました(^^;)
親子？

お母さん馬（？）、とっても恰幅がいい。
なぜか横一列に並んでる馬たち。
右端の２頭、カメラ目線。

お馬さんたちにさよならして、然別湖へ向かいます。
牧場の敷地内を車で走っている途中、鷺のつがい（？）に出会いました。

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牧場から１時間弱で然別湖に到着！

青い静かな湖。
うーむ、でも曇ってる……。視界はいいけど。

とにかくまずは腹ごしらえ。
然別湖ネイチャーセンターの建物２階にある〈Cafe mubanchi〉でランチすることにします。

カフェは湖に面していて、眺めがとってもいい♪

★〈Cafe mubanchi〉
http://www.nature-center.jp/mubanchi/index.html

然別湖ネイチャーセンター名所・史跡
このカフェの名前「mubanchi」ってどういう意味かなと思ったら、お店の住所が「無番地」だった。これって、番地なしって意味？　実際、住所に番地がないです。
夫はビーフシチュー（ベーグル付き）を注文。

スキレットでサーブされるので、熱々です。
わたしはスキレットのピザを注文。

新じゃが、ソーセージ、トマト、ピーマンなどが入っていて、チーズもたっぷり。
熱々、ホクホクで、おいしかったです。
カヌーの予約は１３時で、まだ時間があったので、ランチのあと湖畔を少しお散歩。
ＮＨＫの朝ドラ「マッサン」で、マッサンがエリーにプロポーズするシーンは、この然別湖の湖畔で撮影されたそうです。
湖畔に張り出したテラス。いい感じ～♪
まさに然別湖の特等席！
倒れそうで倒れない、根性のある木。

さて、そろそろカヌーの予約時間になるので、集合場所「然別湖畔温泉」の観光トイレ前へ。

然別湖ではカヌーツアーを実施している会社が複数ありますが、少人数制で、時間の長いツアーがある《ボレアルフォレスト》さんに申込みをしました。

★ガイドカンパニー《ボレアルフォレスト》
http://www.boreal-forest.jp/canoe/index.html
集合場所でカヌーガイドのＡさん（オーナーさん）と落ち合いました。
とても感じのいい方です。
この日の参加者はわたしたち２人だけとのことで、プライベートツアーみたいになりました。

カヌーツアーには数種類あり、今回わたしたちが参加するのは「森のカヌー」。カヌーと森歩きの両方が楽しめる２時間半のツアーです。

ウエアー（ウインドブレーカー上下）も長靴もすべて用意していただけるので、手ぶらで参加できます。
カヌーに乗る前に、まず注意事項や漕ぎ方などのレクチャーを受け、その後カヌーに乗りこみました。１漕に夫とわたしが乗り、もう１漕にガイドのＡさんが乗って伴走してくれます。

いざ出発！

★「森のカヌー」
http://www.boreal-forest.jp/canoe/shikaribetsu-forest.html

最初は思う方向に進みませんでしたが、だんだんコツをつかみ、まっすぐ前に進むようになりました。

楽しい！
２人乗りの場合、前の人はパドルを漕ぐエンジン役で、後ろの人はエンジン役＋舵取り役となるそうです。なので、男女で乗るときは、後ろは男性がいいらしい。

漕ぐ手を休めて、ちょっと休憩。
湖は綺麗な青緑色。波はほとんどなく、とても静かです。
湖の南岸に着きました。霧でけむっている向こうから漕いで来ました。
けっこう漕いできたんだな。
ここで一旦カヌーを下りて、森の中をウォーキングします。
えっ？　ここ、ヒグマが出るんだ～。

でも、ガイドのＡさんと一緒だから大丈夫。
Ａさんの案内で森に分け入っていきます。

単独だったら迷子になってしまいそうなほど、うっそうとした深い森。
歩きながら、Ａさんが途中にある植物の説明をしてくださいます。

横一列に穴が開いた葉。これは虫の仕業。巻かれた葉が開く前に虫が葉を食べたため、葉が開くとそれが穴となってこのように残るのだそう。
右と左で植生が違うと教えてくださいました。
右側の地面の下は永久凍土だそうで、苔がびっしり生えていますが、左側には苔はありません。
ガイドさんと一緒じゃなかったら、植生の違いにも気づかなかっただろうな。
風穴

然別湖は日本有数の風穴地帯だそう。

穴に手をかざすと、冷たい風が吹き出ているのがわかりました。
さまざまな種類の苔が。

然別湖周辺は、2014年に日本蘚苔類学会の「日本の貴重なコケの森」に道内で初めて認定されたそうです。

この付近はナキウサギの生息地だそうで、歩いているときに鳴き声がしました。
ナキウサギは警戒心が強く、めったに見ることはできないそう。

しばらく目を凝らして待ちましたが、残念ながらその姿を見ることはできませんでした。
赤い実をつけたこれは、ゴゼンタチバナだったかな。
鞘を触ると種がはじけ飛んだ。
森の中を30分ほど歩いてから湖に戻りました。

再びカヌーに乗って出発します。
岸にぶつかってにっちもさっちもいかなくなりました……の図。

カヌーの中央にある青い袋は、Ａさんが用意してくださった貴重品入れ。防水になっていて、もし水中に落ちてもしばらくの間は水の浸入を防げるそう。
湖の水はこんなに澄んでいます。
浅瀬でカヌーを停め、ここでティータイム。

Ａさんがレモンティーとパウンドケーキを持参してくださっていました。
ケーキは奥様の手作りだそうです。

湖上でいただく紅茶とケーキは格別♪　至福のひとときでした。
カヌーツアーも終盤。向こに見える白い建物があるところがゴールです。

こうして２時間半のカヌーツアーは終了。めちゃくちゃ楽しかった～。
また機会があれば、そのときはぜひロングクルーズに参加したい！

Ａさん、ありがとうございました！
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帰りがけ、ちょっと時間が早めでしたが、途中にあったレストランで夕食を食べました。

実は、行こうとしていたお店が定休日で閉まっていたので、途中で見つけた《カントリーパパ》というレストランに入りました。

窓際の席は眺めがよく、白樺と緑の芝生が見渡せます。

★レストラン《カントリーパパ》
http://www.countrypapa.com/c/restaurant/

レストランカントリーパパグルメ・レストラン
たまたま入ったレストランですが、ここがなかなかおいしかった。
店内は素朴な雰囲気で、地元の人と思われるお客さんが次々にやってきていました。地元の方々に愛されているお店のようです。

夫はカツ玉（だったかな）を注文。
おいしかったようです。