スイス・アルプスの峠めぐり2017　秋のクラウゼンパス

2017/10/11 - 2017/10/11

秋の黄葉を求め、クラウゼン峠を東から西に向かってドライブしています。
途中、道すがらちょっと気になった町、ネトシュタルとシュピリンゲンの二か所に立ち寄っています。

エリア その他の観光地(スイス)

• 旅行の満足度: 3.5

今回は秋の黄葉を期待して、クラウゼン峠を東から西に進めていこうと思います

峠に向かって17号線を走り始めたところ、道沿いにちょっと気になる教会を見かけたので、急遽車をストップ
ネトシュタル/Netstalという町でした

気になった教会がこちら、ドライケーニヒスキルヒェ/Dreikönigskirche
ローマン・カトリックの教会です

ドライケーニヒは東方の三博士のことです

正面の扉にバルタザール・メルヒオール・カスパールの名が

この教会、石を積み上げたようなグレーのちょっと荒々しい外観が遠くからでも目立っていたんですよね～
中に入ると、高い窓から差し込む光がとってもキレイ！

すっきりしたデザインの祭壇

華やかな壁画や天井画などはないんですが、ところどころ描かれている聖人やキリストの絵が素敵なんです

まぁでも何といっても圧巻なのがこのステンドグラスの窓でしょう

四角い色ガラスが組み合わさっただけで、絵があるわけではないですが・・・
しばらくぼうっと見とれてましたよ

この11枚の窓はフロイラー・ヘフティ家により寄付されたそうです

教会付属の小さな礼拝堂のステンドグラスもとってもキレイ(*'ω'*)

青い光が印象的だった先ほどとは打って変わって、ここは赤い光が差し込んでいました

ちなみに同じ町にはプロテスタント教会もありました

さて、また出発です

この辺りはまだまだ青々とした木が多いですね

グラールスまできました

グラールスを過ぎて、だんだん山が近くなってきたかな

ホントはもっと黄色く色づいた木が多いんですけど、走りながら撮っているんでうまくカメラに収まりませんｗ

日差しも強くて反射しちゃって、ちょっと白っぽくなっちゃうというのもあり

ブラウンヴァルトに近づいたあたりだったか

リンタールを過ぎて、いよいよつづら折りの山道に入りました

標高がぐんぐん上がっていきます

この辺までが黄葉が多かったですね

林を抜けるとウルナーボーデンの谷に出ます

だんだん針葉樹と葉が落ちた木々が増えてきて・・・

ウルナーボーデンの谷に出ると、針葉樹も少なくなってきました

もう一月早かったら、この辺りは放牧された牛でいっぱいだったでしょうねぇ
↓ちなみに牛だらけの時はこんな感じ
https://4travel.jp/travelogue/10931672

ちなみにメッチャ眩しいです

この道をまっすぐ進めば峠なんですが・・・

今回はこの村、シュピリンゲン/Spiringenに寄り道です

小さい村なんですが奥にケーブルカーがあるらしくって、ここを通るハイキングコースも設定されてました

うちの近所にある消火栓にはこんなカワイイの無いなぁ・・・

外壁にびっしり薪が積み上げられてました

村から見るウルナーボーデンの谷

ドライブ中、遠くからも見えていた教会、Kapelle St. Erhard

教会の向かって右側にはスーパーが入ってました

教会の隣には小さな墓地が

では入ります

これは意外と豪華な感じですね

さて、ではまた出発～

遠くからカウベルの音が聞こえていました

峠にのぼるジグザグ道の途中、ウルナーボーデンの谷もだんだん遠くになります

雪が見えます

そしてクラウゼン峠に到着です

峠のキオスク兼カフェ

ちょこっと雪が・・・新雪かな？

峠には小さいですが教会もあります

ではアルトドルフに向け降りていきます

峠をちょっとすぎたところにあるレストランのテラスに大勢の人が見えました
スイスの秋はあんまり天気が良くない日が多いので、この日のような晴天の時はやはり皆こぞって外に出てくるんですよね

ちょっと荒涼としていた風景が、道を下るにつれ木々がまた増えていきます

だいぶ降りたところなんで、この辺りは牧草も青々としてますね

また黄葉が出てきました

秋のクラウゼン峠はいかがだったでしょうか？