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トーハク(東京国立博物館)の野趣豊かな庭園。<br />今年出掛けたのは、秋の庭園開放期間がもうすぐ終わる頃でした。<br />すでに散ってしまったものも多少ありましたが、かなりきれいなモミジとイチョウに出会うことが出来ました。<br /><br />2017年の秋の庭園開放は2017年10月24日(火)~12月3日(日) 10:00~16:00<br /><br />春の桜の季節と秋の紅葉の季節に一般の博物館入場者向けに博物館入場料のみで開放されます。<br /><br />入口は2ヵ所<br />(1) 本館を正面に見て右側、レストランゆりの木側の入口<br />(2) 本館を正面に見て左側、平成館との間の入口<br /><br />追記(2025.10.18記)<br />トーハクの庭園はリニューアルを経て2021年4月1日から年間を通して開放されることになりました。園路を新しく舗装したことで、歩きやすくなり車椅子にも対応しています。更に樹木を整えたことで庭園内が明るくなったそうです。<br />

トーハク秋の庭園開放 その2

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2017/11/29 - 2017/11/29

613位(同エリア4530件中)

紅映

紅映さん

トーハク(東京国立博物館)の野趣豊かな庭園。
今年出掛けたのは、秋の庭園開放期間がもうすぐ終わる頃でした。
すでに散ってしまったものも多少ありましたが、かなりきれいなモミジとイチョウに出会うことが出来ました。

2017年の秋の庭園開放は2017年10月24日(火)~12月3日(日) 10:00~16:00

春の桜の季節と秋の紅葉の季節に一般の博物館入場者向けに博物館入場料のみで開放されます。

入口は2ヵ所
(1) 本館を正面に見て右側、レストランゆりの木側の入口
(2) 本館を正面に見て左側、平成館との間の入口

追記(2025.10.18記)
トーハクの庭園はリニューアルを経て2021年4月1日から年間を通して開放されることになりました。園路を新しく舗装したことで、歩きやすくなり車椅子にも対応しています。更に樹木を整えたことで庭園内が明るくなったそうです。

  • <上野公園 噴水広場><br /><br />東京国立博物館の真正面に位置している上野恩賜公園の「竹の台広場」です。噴水広場とも呼ばれます。<br />この日は暖かくなるという予報でしたので出掛けて行くと、公園内にはすでに大勢人が出ていました。<br />やはり、この暖かさに誘われてきたのでしょうか、噴水の周りで憩う人たちの姿も和んで見えました。<br /><br />

    <上野公園 噴水広場>

    東京国立博物館の真正面に位置している上野恩賜公園の「竹の台広場」です。噴水広場とも呼ばれます。
    この日は暖かくなるという予報でしたので出掛けて行くと、公園内にはすでに大勢人が出ていました。
    やはり、この暖かさに誘われてきたのでしょうか、噴水の周りで憩う人たちの姿も和んで見えました。

  • <表慶館>1<br /><br />正門を入ってすぐ左手にある表慶館。<br />重要文化財に指定されている建物です。<br />展示環境整備のため催し物開催時以外は休館しているそうです。<br /><br />

    <表慶館>1

    正門を入ってすぐ左手にある表慶館。
    重要文化財に指定されている建物です。
    展示環境整備のため催し物開催時以外は休館しているそうです。

    東京国立博物館 美術館・博物館

  • <表慶館>2<br /><br />本館の前からの写真です。<br />日が当たっていたので、手前の紅葉した木と表慶館の屋根とのコントラストがとてもきれいでした。<br /><br />

    <表慶館>2

    本館の前からの写真です。
    日が当たっていたので、手前の紅葉した木と表慶館の屋根とのコントラストがとてもきれいでした。

  • <春草蘆>1<br /><br />大きなモミジが見事に紅葉していました。<br />

    <春草蘆>1

    大きなモミジが見事に紅葉していました。

  • <春草蘆>2 しゅんそうろ<br /><br />江戸時代に摂津淀川改修工事の際に建てた休憩所だとか。<br />その後幾多の変遷を経て昭和34年に現在の位置に移されたのだそうです。<br /><br />

    <春草蘆>2 しゅんそうろ

    江戸時代に摂津淀川改修工事の際に建てた休憩所だとか。
    その後幾多の変遷を経て昭和34年に現在の位置に移されたのだそうです。

  • <本館とモミジ><br /><br />本館横から庭園に入って、春草蘆を過ぎてから、ふと振り返ると陽に当たったモミジがとてもきれいでした。<br /><br />

    <本館とモミジ>

    本館横から庭園に入って、春草蘆を過ぎてから、ふと振り返ると陽に当たったモミジがとてもきれいでした。

  • <花八つ手><br /><br />庭園奥の、木々のうっそうとした道沿いには八つ手がずらりと植えられており、冬近い時期ともなると真っ白い花を咲かせます。<br /><br />「うっそうと木々生ふ庭の花八つ手」 紅映<br />

    <花八つ手>

    庭園奥の、木々のうっそうとした道沿いには八つ手がずらりと植えられており、冬近い時期ともなると真っ白い花を咲かせます。

    「うっそうと木々生ふ庭の花八つ手」 紅映

  • <応挙館(おうきょかん)裏手のモミジとイチョウ>1<br /><br />尾張国(現在の愛知県大治町)の天台宗明眼院の書院として建てられたものです。<br />室内に描かれている墨画は、円山応挙の揮亳と伝えられています。<br /><br />イチョウの黄色とモミジの赤を常緑の植木が引き立たせていました。<br /><br />

    <応挙館(おうきょかん)裏手のモミジとイチョウ>1

    尾張国(現在の愛知県大治町)の天台宗明眼院の書院として建てられたものです。
    室内に描かれている墨画は、円山応挙の揮亳と伝えられています。

    イチョウの黄色とモミジの赤を常緑の植木が引き立たせていました。

  • <応挙館(おうきょかん)裏手のモミジとイチョウ>2<br /><br />縦位置に撮影してみると常緑の木の枝が黒いシルエットになって、これまたイチョウやモミジを際立たせていました。<br />

    <応挙館(おうきょかん)裏手のモミジとイチョウ>2

    縦位置に撮影してみると常緑の木の枝が黒いシルエットになって、これまたイチョウやモミジを際立たせていました。

  • <街灯とイチョウの黄葉><br /><br />街灯が可愛らしいので撮ってみました。<br /><br />

    <街灯とイチョウの黄葉>

    街灯が可愛らしいので撮ってみました。

  • <応挙館><br /><br />表側の石灯篭越しに見た応挙館です。<br /><br />ここでは、しばしばお茶会が催されます。<br />

    <応挙館>

    表側の石灯篭越しに見た応挙館です。

    ここでは、しばしばお茶会が催されます。

  • 色変えぬ松と真っ赤なモミジ、その向こうに池を望みます。<br /><br />この光景に、外国の方が歓声をあげていました。<br />

    色変えぬ松と真っ赤なモミジ、その向こうに池を望みます。

    この光景に、外国の方が歓声をあげていました。

  • <転合庵と本館の間にある池><br /><br />「池の面映す紅葉と冬の空」   紅映<br /><br />

    <転合庵と本館の間にある池>

    「池の面映す紅葉と冬の空」   紅映

  • <真っ赤なモミジ><br /><br />池にせり出して、真っ赤に紅葉したモミジ<br />

    <真っ赤なモミジ>

    池にせり出して、真っ赤に紅葉したモミジ

  • <たなびく雲のようなモミジ><br /><br />常緑樹を背景に、たなびくように枝を広げたモミジがオレンジ色に紅葉していました。<br />

    <たなびく雲のようなモミジ>

    常緑樹を背景に、たなびくように枝を広げたモミジがオレンジ色に紅葉していました。

  • <色とりどりのモミジ><br /><br />光りと風のなせる業でしょうか。<br />隣り合うモミジがいろいろな色をして、きれいな模様のようです。<br />

    <色とりどりのモミジ>

    光りと風のなせる業でしょうか。
    隣り合うモミジがいろいろな色をして、きれいな模様のようです。

  • <ガラス張りの建物に移った黄葉・紅葉><br /><br />本館と平成館をつなぐ建物のガラスに庭園の黄葉や紅葉が映って、とてもきれいです。<br /><br />「玻璃に映ゆ冬のモミジの絵のごとく」   紅映<br /><br />

    <ガラス張りの建物に移った黄葉・紅葉>

    本館と平成館をつなぐ建物のガラスに庭園の黄葉や紅葉が映って、とてもきれいです。

    「玻璃に映ゆ冬のモミジの絵のごとく」   紅映

  • 奥が平成館の壁。<br /><br />このガラス張りの建物は通路の途中の休憩所のようです。<br />

    奥が平成館の壁。

    このガラス張りの建物は通路の途中の休憩所のようです。

  • 庭園を出て平成館へ。<br /><br />常設の考古展示室を拝見。<br />なかなか見事な埴輪がたくさん展示してあります。<br />

    庭園を出て平成館へ。

    常設の考古展示室を拝見。
    なかなか見事な埴輪がたくさん展示してあります。

    東京国立博物館 美術館・博物館

  • <盛装女子><br /><br />考古展示室正面に置かれている大きな埴輪です。<br /><br />

    <盛装女子>

    考古展示室正面に置かれている大きな埴輪です。

  • <盛装女子>の説明<br /><br />珍しい全身像でツーピースを着ているのも、珍しいのだそうです。<br /><br />身分の高い人物で、儀式用の服装と考えられます。<br />

    <盛装女子>の説明

    珍しい全身像でツーピースを着ているのも、珍しいのだそうです。

    身分の高い人物で、儀式用の服装と考えられます。

  • <子を背負う女子> 古墳時代6世紀<br />  <br />栃木県真岡市 鶏塚古墳から出土した、これまた珍しい埴輪です。<br />こんな大昔でも、やはり赤ちゃんをおんぶしていたのですね!!<br /><br />「子を背負ふ埴輪ほのぼの小春の日」    紅映<br /><br /><br />

    <子を背負う女子> 古墳時代6世紀
      
    栃木県真岡市 鶏塚古墳から出土した、これまた珍しい埴輪です。
    こんな大昔でも、やはり赤ちゃんをおんぶしていたのですね!!

    「子を背負ふ埴輪ほのぼの小春の日」    紅映


  • 本館の常設展示を少しだけ拝見しました。<br />なかなか全部は見切れませんが、折に触れて少しずつ拝見します。<br />

    本館の常設展示を少しだけ拝見しました。
    なかなか全部は見切れませんが、折に触れて少しずつ拝見します。

  • <大イチョウ><br /><br />表慶館横の黄金色に色づいた大イチョウに陽が当たって輝くばかり・・・<br />地面に散り敷いた落葉も光っています。<br /><br /><br />今年も暖かな日和に誘われて訪ねた「庭園開放」。<br />合わせて常設展も拝見しながら、ゆったりと初冬の午後を過ごしてきました。<br /><br />いつもご覧くださいましてありがとうございます。<br />

    <大イチョウ>

    表慶館横の黄金色に色づいた大イチョウに陽が当たって輝くばかり・・・
    地面に散り敷いた落葉も光っています。


    今年も暖かな日和に誘われて訪ねた「庭園開放」。
    合わせて常設展も拝見しながら、ゆったりと初冬の午後を過ごしてきました。

    いつもご覧くださいましてありがとうございます。

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