2017/10/08 - 2017/10/10
20位(同エリア105件中)
ケロケロマニアさん
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本旅行記は、いよいよ延々と続けてまいりましたトドックスタンプラリー北海道179市町村制覇の旅の本編における最終回となります。
思えば、札沼線廃止に向けてのJR側の住民説明会が開催された2017年1月。寂しい気持ちを携えながら、会場に向かう途上でふと立ち寄った滝川の図書館にて、このスタンプラリーが開催されていることを知り、正確には2016年11月から始まっていたのですが、丁度、2017年は、個人的にも色々な意味での節目と思っていた年でしたので、もう一つの21年ぶりのロシア訪問との二つの軸で、この年の旅は続けようと思い至った経緯がありました。
正直、前旅行記の最後、紋別でレンタカーを返却後は、もう脱力感に苛まれていて、後は和寒に戻る旅程を残すのみでしたが、特に目立った観光をする訳でもなく、二つの町で廃線後に残された”車両宿泊施設”で1泊ずつして、この旅路をずっと振り返っていました。
そんな訳で、個人的なこの旅の終焉に対しての思いが溢れてしまい、最後の旅行記に関しては、内面的・主観的な部分の表現が強くなり、客観的な媒体としての旅行記としては、全く見応えのない内容となってしまいますことを、予めお詫び申し上げます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
紋別空港は、オホーツク紋別空港と呼ばれている。
このスペルを見ると、思わずOXOTCKの間違いではないか、と思ってしまう、一ロシアマニア…。2017年現在、定期便運航は1日1往復のみとなっています by ケロケロマニアさん紋別空港 (オホーツク紋別空港) 空港
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間もなく、東京からのNH便がやって来る…。
三年前は機上の人として、この便でここまでやって来たのだけれど…。
本日は、搭乗とは全く関係のない空港訪問である…。 -
現在のMBE、定期便としては新千歳(丘珠)便もなくなってしまい、空路では東京としか繋がっていない…。個人所有(?)と思しき小型機が、寂しげに駐機していた…。
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そして、NH機がやって来た…。
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ようこそ、北海道。
北の大地に様々な思いを抱いてやって来たであろう、搭乗者達のことに思いを馳せる…。 -
やって来たのは、B737-800。
最近の地方空港のNH機は、この機種(か、より短い-700や前世代の-500)ばっかりで面白くない…。 -
こういうのを眺めるのは、”着陸の儀”(単に眺めるだけ)と呼ぶべきなのか?
特許をお持ち(?)のOさんなら、どうするだろうと、ふと考えていた…。
ここも”空の港”なので、船マニアのOさんに対する無茶ぶり、どうかご容赦頂きたい…。 -
最後のタキシング体制に入り…。
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すとぉ~ぷ。
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レジは(JA)81AN。
主翼でも確認できるが、前輪の格納庫扉でも見られるよね! -
こういう所作が地方空港らしいよね!
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無事、設置完了!
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こうして、お客さんの降機が始まったので、着陸の儀(単に眺めるだけ)は終了。
他に用事はないので、さっさと出発することにしよう。 -
紋別空港から紋別市街地までは、無料バスが運行されている。
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アザラシちゃん、可愛いっ!
カエルさんには負けるけど…。
定型フォーマットにて失礼…。 -
中標津と同様、最寄りに鉄道駅がないMBE。
無料バスでも運行しないと、お客さんが来てくれないのだろうか…。
ンな訳はないけど、貧乏トラベラーには嬉しい空港である。 -
別に搭乗者限定、という訳でもないので、今回はフライトを利用していないにも拘らず、この無料バスのお世話になる。
でも、やはり気恥ずかしさがあるので、如何にも今飛行機で到着した、的な体で、わざとらしく運賃を尋ねて、「えっ、無料なの!」って、偽善の笑顔を浮かべる駄目旅人一人。
その前には、これからの紋別旅の予定を楽し気に語る女子グループの姿。うーん、楽しそう…。 -
現在の紋別の交通の要衝はこちら。
紋別バスターミナルである。 -
すぐ向かいには氷紋の駅と呼ばれる施設がある。
ここが文字通りの旧紋別駅だ。
胡散臭い復刻版の駅名標と青いホーローが、逆に侘しさを醸し出していた…。館内の大漁旗にも要注目! by ケロケロマニアさんオホーツク氷紋の駅 お土産屋・直売所・特産品
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平成の初期まで、国鉄の分割民営化後も少しだけ生き永らえた名寄本線。
それだけに、廃線の歴史としてはまだ新しさが感じられるが、それからももう四半世紀以上が経過しているのである…。 -
現在の北海道、”動くSL”自体が消え去ろうとしている時代でもある。
そういえば、4トラさんにお世話になり始めた初期の頃に、SL夕張応援号の旅のことを記したことを思い出した。
そして間もなく、その夕張支線自体も鉄道史に幕を下ろそうとしているのである…。 -
その傍でこんなのも発見。
どうやら作曲の方が一時期紋別の金山があったことでも知られる鴻之舞に、一時期居住されていたことが縁で設置されているようだ。
生憎、曲のことをよく知らなかったので、某動画サイトにて動画検索してみると、ザ・ピーナッツが歌うバージョンを発見できた。
全然関係ないことだが、私が常日頃、勝手に日本の女性三大ボーカリストと思っているのがザ・ピーナッツ(は二人組だけど…)、NOKKO(REBECCA)、坂井泉水(ZARD)なので、彼女達が歌うこの曲の美しさには正直ハマってしまった。
関係ないついでに、2017年はREBECCAの28年ぶり全国ツアーが開催された年でもあり、坂井泉水10周忌の年でもあり、Pampkins Unitedとしてかつてのメンバー達が集結した、ジャーマンメタルバンドのHelloweenが世界ツアーを開催している(これは2018年まで続く予定)年でもあり、とにかく、レベッカ・ザード・ハロウィンばかり聴いていた年であったように思う…。
何れにせよ、この「銀色の道」という曲、ダークダックスなどもお歌いのようなので、ご存じない方も是非ご拝聴あれ…。 -
そんな、氷紋の駅内にあるスーパーにて、昼食を購入。
お昼時間帯なので、例のシール(?)が貼られておらず、定価で購入するなんて、なんて贅沢な昼下がりだろう…。
名寄本線のことを思いながら、現在の交通起点である紋別バスターミナル内でひっそりと頂いた…。 -
そして、こちらのバスに乗り、次なる目的地を目指そう。
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途中の車窓。
オホーツク海側の景観。
遠方に見えるのは沙留の市街地かな? -
オホーツク、といえば、全国的には漁業のイメージが強いと思うが、道内的には酪農の盛んな地域としても有名。
逆にいえば、気候が冷涼過ぎる分、畑作(稲作)農業には向かない土地が多いことの裏付けなのでもあろうが…。 -
前日にも車で立ち寄っている旧興部駅前(道の駅おこっぺ)に到着。
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そして、道の駅で簡単な書類を記入してチェックイン。
なんと、ここは無料で泊まれる”宿”なのだ。列車宿とレンタサイクルも無料で利用できます by ケロケロマニアさん道の駅 おこっぺ 道の駅
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ホステル、出会いの宿。
昭和の風情である。
どんな旅人達と一夜を共にすることになるのか、今から楽しみだ! -
内部の様子。
早い時間にチェックインしたので、一番乗り~!
こういう時は、どこをチョイスするかで、性格が出るかもね。
小心者(?)の私は、奥の一番端の一角を陣取った。 -
せっかくの興部滞在。
まだ明るい時間帯だし、ちょっと街巡りを楽しもう。
今年始まったばかり、という、道の駅おこっぺのレンタサイクル。
何と、立派な電動アシスト自転車が無料で借りられた。
(将来的には有料化の見込みのようで、最後にアンケートを記入した。)
電動アシストなので、恒例(?)の命名は、ケロケロケーロ興部グリーン号(現在の所、黒と緑の二台のみなので、カエル色(??)の方をお借りした)とさせて頂く。 -
こちらの地図を参照しながら、町内サイクリングに出発!
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時刻は15時過ぎ。
10月8日の興部、とは思えないほどの暖かさ。
でも、この時期に暖かい、ということは、天候が崩れる前触れでもあるので、この先が心配…。 -
サイクルメーター化と思ったら、電動アシストらしく、バッテリー残量の表記と、アシストONOFFの切り替えボタンだった。
日頃から、電動アシスト自転車は邪道、と思っている立場なので、有料なら殆ど乗ることはないのだが、やはり無料の魔力には敵わない。
せっかくなので、この機会に電動アシストを存分に堪能しておこう! -
興部といえば、やっぱりここだよね!
濃厚な味がたまらないけど、柔らかいので、暑い時期だとすぐ溶けてしまう。
冬だと寒くて食べる気にはならないので、10月がベストシーズンかもね。ここのアイスは絶品だと思います! by ケロケロマニアさんおこっぺアイス直売店 グルメ・レストラン
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ケロケロケーロ興部グリーン号。
やっぱり、なんだかんだ言って快適だよ。
電動機能のオンオフも可能なので、バッテリーを節約して走ることも可能。
でも、興部市街地を走るだけなら、アップダウンもそんなにないし、正直、普通のチャリで十分かな?
まあ、話の種としては良かったけど…。 -
最初にやって来たのは興部漁港。
やっぱり海が見たかったので…。 -
釣りをされている方が結構いらした。
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そして、お馴染みの道路工事ケロケロ(?)ちゃんと、ケロケロケーロ興部グリーン号ちゃんとの2ショット。
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興部町内には、一部、廃線跡も走行するサイクリングロードが整備されている。
ルートが一周できるようになっていたので、取り敢えず完走してみよう。 -
なかなか快適な舗装路と思っていたら…。
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突然ダートになった…。
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パークゴルフ場の脇をかすめて…。
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この辺りから旧鉄路跡のようだ…。
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秋、深まりつつ…。
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今夜のお宿の全貌はこんな感じ。
”宿泊車両”は左側。 -
停車場、という呼称が良いね!
愛称は???
カナダの姉妹都市なのかな??? -
興部といえば、こちらも有名!
米田御殿 名所・史跡
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という訳で、鉄路跡部分のサイクリングロードを駆け抜けて…。
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サイクリングロードとしての出発地に戻って来た。
これで一周が完了したことになる。
目標を達成したので、後は返却に戻るだけだ。 -
お宿からコンビニは少し距離があるので、カエル道すがら、夜宴用の食材を買っておこう。
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タヌキコンビニもあった。
雄武の店舗に次ぐ、日本で北から2番目にあるタヌキコンビニか? -
そして返却場所の道の駅へ。
走行距離も短かったし、アシスト作動も常時していた訳でもなかったので、バッテリーは10%しか消費しなかったようだ。 -
という訳で…。
さらばじゃ、ケロケロケーロ興部グリーン号!
これが今回のスタンプラリー旅程における最後のレンタサイクルとなった。 -
まだ明るい時間帯だが、既に旅のフィナーレに向けての沈思が始まっていた。
新たな旅人がやって来るまで、車内で一人の時間を満喫しよう。 -
列車宿、とは言っても、内部に洗濯機まで用意されていた。
どうやら、旅人の便宜を図って、設置が決まったらしい。
無料の宿で、どれだけ親切やねん。涙が出てくるわ…。
でも自分は、それ程洗濯物も溜まっていないし、つカワズに終わった。 -
本当はここのすぐ近くにある銭湯に行きたかったのだけど…。
何とこの日は日曜日。定休日とのこと。
日曜日に休みなんて、なんてやる気がない…。
そんな観光客向けでない風情が、逆に好感持てるけど…。 -
こういう列車宿は、寝袋などは持参が原則だと思うが、ここは毛布や敷布団まで用意されていた。
数は少ないので、先着順だが、私は一番乗りだったので、この日は持参の寝袋を使用せずに、ありがたくこちらの毛布と敷布を一枚ずつ使用させて頂いた。 -
こんな”宿ノート”まで設置されていた。
その横には、宿泊申請書の袋も…。
どうやら、到着が遅くなった場合で、受付時間が間に合わなかったりしたら、事後申請でも良いらしい。こういう自由な雰囲気も良いよね。
でも、マナーが悪いと、こういう制度もなくなってしまうかもしれない。後の旅人の皆様も、くれぐれも”無断宿泊”はなさらぬよう…。 -
隣の車両は、SALOON~語らいの舎と呼ばれている。
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車内はこんな感じ。
日中時間帯は、こっちでお話ししたり、読書したりしながら過ごすのも楽しそう! -
上述したお風呂、列車宿のすぐ近くなので、少し見に行ってみた。
次回は是非、内部にも潜入(?)したいと思う。 -
戻ってくると…。
おや?旅人が一人到着したらしいぞ。 -
JNR仕様の扇風機に見守られながら、しばし寝そべってボーっと過ごす。
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消灯時間は結構早め。
あまりどんちゃん騒ぎしても近所迷惑だしね。
連泊も3日間まで、と制限されている。
後で聞いた話では、以前、ここが無料であることを良いことに、約1カ月泊まり込んで、宿舎代わりにして仕事していた人がいたらしい。それでこんな掲示が…。
無料だから、って、我が物顔に使用するのはやっぱりダメでしょ…。 -
本日は既に夜宴モードに入ってしまった。
一人クラシックと豚串を頂きながら、新たに到着した旅人が戻って来るのを待つ。 -
コンセントまで用意されているぞ。
充電も自由にして良いそうな。
何て太っ腹なんだ、興部町! -
3日間にわたる車の運転で、普段、長距離を滅多に運転しない自分にとっては、結構疲れてしまい、ビールのほろ酔いも加わって、一旦寝てしまうことにした。
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すっかり暗くなった頃、旅人が戻って来た物音で起床。
やって来たのは、静岡から来たという60代のおじさんだった。
数年前に静岡の山に籠って働いていた時代もあって、この方も登山が好きな方だったので、〇〇小屋の○○さん、の話とか、かなりローカルなネタで盛り上がってしまった。
しかもこの方、何と、上述のノートを設置した方とのこと。
ここが大のお気に入りで定期的に訪れているらしい。
確かにリピートしたくなるよな。この列車宿。
こちらは、179市町村のスタンプラリーの話などもしながら、いよいよ残すは2か所となりました、的な話もしたと思うが、少し酔っぱらっていたので、はっきりとは覚えていない…。 -
その後、道の駅の受付にいらした方が、夜間にもう一人若者がやって来る、的なメッセージを残して去って行かれた。
そして本当に19時を過ぎた頃に、20代の若者がやって来た。
なんでも、大阪から船で苫小牧までやって来て、ママチャリで道内を一周しているそうな。
こんな時期に、そんな無謀なことをするとは、と、多くの大人は訝しがるだろうが、私は逆に、今時こんな若者もまだいたのか、と、逆に凄く安堵してしまった。
若い頃にしかできない旅がある。
そして、体力的には10~20代以上の旅は二度と出来ないと思うので、特に若い方には思い切り若さ溢れる旅を楽しんで欲しいと思う。
結局、この夜は3人の滞在となったが、世代的にも60代・40代、20代とバランスが取れていて、どこかに偏ることなく、それぞれの時代の価値観をお互いぶつけあいながらの会話を楽しむことが出来たと思う。
そして、あっという間に21時になり、消灯時間となったので、ルールを遵守して静かに眠りに就いた。 -
そして翌朝。
生憎の雨模様だった。
自転車旅の若者は、ちょっとテンション下がっている。
同世代の頃の自分も同じような境遇だと、きっと同じように落ち込んでいたと思うので、余計なことは言わずに、エールだけを送らせて頂いた。 -
若者が乗っていた自転車。
すげー、こんな格好で北海道一周だって~。
うーん、素晴らしい!
この日は、更に北を目指して、自分が昨日訪れた枝幸辺りまでを目標に進むらしかった。
私が助言できたのはただ一つ、
豪雨に見舞われて困った時、やる気がなくなった時は、バス停で寝ろ!
そして、お世話になったバス停では、きちんと掃除をして出発しろ!
ということだけだった…。 -
興部のマンホール。
蟹が描かれていた。 -
この日の朝の気温。
10月としては、暖かかった。
雨降りだった、というのも影響しているだろう。 -
という訳で、雨の中を出発する若者を見送る。
ファイト~。 -
その気になれば、すぐにでも和寒にカエルことが出来る距離。
この日の出発はゆっくりだ。
もう一人のおっさんも時間は有り余っている様子。
取り敢えず、もう一度道の駅内の名寄本線・興浜南線関連の展示を眺めた。 -
興浜南線最後の記念スタンプ。
こちらは、名寄本線より数年早く、国鉄時代に廃止されてしまった…。 -
硬券自体、最近では見かけることは少なくなった…。
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道の駅内が何だか賑やかだなと思ったら、この日は祝日ということで、こんな駅伝大会が開催されていた。
スポーツの秋、でもある。 -
ランナー達の様子を、朝のチャリ旅若者のお見送りと同じ気分でしばし見守っていた。
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で、快適な列車宿の一夜を満喫した後、10時過ぎになって漸く名寄行きのバスに乗り込む。
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途中、昨日車で訪れたばかりの西興部市街地を車窓から見送りながら…。
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旧名寄本線沿いをバスで走り続ける。
旧上興部駅前を通過。
次官的には余裕があるので、下車しようか迷ったが、やはり今はスタンプラリー旅程の最終ステージ、ということもあり、取り敢えず早く178番目のスタンプを獲りたかったので、名残惜しげに駅舎をバス内から見送った。上興部鉄道資料館 名所・史跡
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西興部村と下川町の町村境は小さな峠(天北峠)となっている。
旧国名でいえば、天塩国と北見国との境界、ということになる。
現在の行政単位的には、上川総合振興局とオホーツク総合振興局との境界、となる。
いよいよ、下川町、つまり上川管内に戻って来た。 -
下川市街地のバスターミナルで下車。
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すぐ隣にあるのがこちらの施設「コモレビ」だ。
何と、2016年にオープンしたばかりの新しい施設で、森の町下川らしく、木の香が館内に充満していた。 -
館内の様子。
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そして、この施設内で下川町のスタンプをゲット(178)。
いよいよ、あと一町を残すだけとなった! -
最後に残されたのは、そう、和寒町である。
五十音順でも、現行の北海道内市町村の最後に来るのが和寒。(画像右下の小さな空白が和寒町のスタンプ場所)
最後を飾るのに相応しいではないか!
その思いから、居住地のスタンプを最後まで残していたのだ。 -
「コモレビ」内ではWifiが対応していた。
しばしお茶でも飲みながら、4トラの執筆活動でも進めよう。 -
下川町のマンホール。
現在の町のランドマークとなっている万里の長城と、冬季の風物詩でもあるアイスキャンドルが描かれている。 -
「コモレビ」前の通り。
銀杏並木が完全に色づいていた。 -
そして、こっちは文字通りの紅葉。
その赤にマッチするかのような!!! -
この旅の最後から2番目はこの町と決めていた。
何故なら、この子がいらっしゃるから!
最後の一夜を、苦難の旅を色々と思い出しながら耽って過ごすことにしていたのだ。
因みにここは予約制。
なので、事前予約が必要となる。
貸切が基本なので、興部の列車宿とは対照的に、他の旅行者と語らいながらの一夜、という訳にはいかないようだ。
それだけに、静かに車両を貸し切って過ごしたい、という方にはこちらがおススメである。
ただ、私見としては、やはり鉄道というのは多くの方とシェアしてこそ、だと思うので、”興部スタイル”の方が好きではあるが、旅の最後の瞑想に耽る、という意味では、今回の旅の最後を飾るに相応しいと思っていたのだ…。
因みに料金に関しては、ここも興部と同じく、無料で利用できる。
始発のバスに乗車すれば、興部からも下川からも、名寄から朝の宗谷本線稚内行きに接続可能なので、実は、宗谷本線の旅で最北を目指される方は、旭川空港から入り、前日に旭川で高い宿代を払って宿泊し、翌朝の始発に乗車するより、紋別空港イン、紋別→興部→(下川)→名寄と移動して、同じ始発に名寄から乗車する方が、旅としても楽しいし、お財布的にも安上がりとなる。
ただ、紋別空港へのフライトが現状では羽田からしか飛んでいないので、紋別までのフライトチケットをどのように安く手配できるかが難しいかもしれないが…。無料で泊まれる素晴らしい列車宿です by ケロケロマニアさん気動車 宿・ホテル
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旭川行きのサボが入っていた。
アルファベットのスペルがASAHIGAWAとなっているのが、また良いよね!
(今でも年配の方には、あさひがわ、と呼ばれる方が結構いらっしゃる…。有名な洞爺湖も、本来は”どうやこ”、大雪だって”だいせつ”なのである…。) -
この日は祝日、ということで、通常の受付場所が閉まっているとのことだったが、事前に電話予約しておくと、鍵を開けておくから、勝手に入って使って(利用申請書だけは書いといてね)!って言われた。
この辺の牧歌的な対応も北海道らしくて素敵!
同じ北海道でも、もっと観光地なら、そうはいかないだろうけど…。 -
流しまで付いていた。ちゃんと水も出る。
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”胸がときめく本線”…。
今はときめくどころか、胸を締め付けられる思いである…。 -
名寄本線は、少しだけJR時代を知っていた路線でもある。
しかし、自分には乗車経験がない…。
もう少し早く生まれていれば…。
もう少し早く北海道に来られていたら…。 -
二両編成のもう一両はこちら。
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ただ、こちらに関しては施錠されていた。
予約が二組ある場合は、こちらも開放するのかもしれない…。 -
極寒冷地仕様のキハ22。
改めて、北海道らしい美しい車両だと思う。 -
興部では、車内のトイレがそのまま使用できたが、下川の場合は、離れに別棟で設置されている公衆トイレを使用することになる。
深夜はちょっと面倒臭いかもね…。 -
この日は時間ありまくり。
まずはこちらのお店へ。
ある意味、下川の有名店だよね~。”世界一のナポリタン”が有名なお店です by ケロケロマニアさんコーヒーのアポロ グルメ・レストラン
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あのジャンプのレジェンド、葛西紀明選手が、”世界一美味しいナポリタン”と褒め称えているのがこのお店のナポリタンである。
勿論、お店にも、ソチ五輪で銀(個人)・銅(団体)を獲った時の記念サインも誇らしげに飾られていた。
尚、今はもう一人有名な選手がいる。それが女子ジャンプの伊藤有希選手。
一昔前までは、より有名な上川町の高梨沙羅選手との力差が大きかったように思うが、最近は表彰台に立つことも増えていて、日本女子ジャンプ界第二のエースとして君臨している。そのうち、高梨も抜かれるかも???でもお互い切磋琢磨して頑張って欲しいものだ。そして勿論、レジェンドにも! -
ここは本来は”コーヒー”がメインの喫茶店、であるので、コーヒーの焙煎・抽出にも拘りがあるので、是非合わせてご賞味頂きたい。
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まあ、やはり私はナポリタンをオーダーするが…。
”世界一”かどうかは解らないが、確かに美味しいナポリタンである。
お値段も680円とリーズナブル。
ただここは、いつ行っても混雑している印象がある。それだけ地元の方に愛されているお店といえるのだが、一人でゆっくりと過ごしたい、という方にはちょっと向かないお店かも(ずっと居続けると、次々にお客さんが入っているので、長居がし辛い…)。 -
そして、下川のスイーツ店として有名なのがこちら。
漢字では矢内と表記する。
勿論、ここでも町のヒーロー(ヒロイン)関連の写真やポスター等が、店内の至る処で誇らしげに掲げられていた。下川銘菓や手作りパンが美味しいです by ケロケロマニアさんやない菓子舗 グルメ・レストラン
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という訳で、「アポロ」で遅めの昼食、そして「やない」で、”最後の晩餐”用のお菓子類を少々購入した後、気動車へと戻る。
まだ時刻は15時過ぎだが、ここから既に瞑想タイムに入ることになった。 -
列車ご利用のお願い。
これは重要。よく読んでおこう!
一人列車を貸し切り、悠々と過ごしていると、早い時間帯だけあって、まだ列車を見に来る方が時々いらして、中で寝ている自分を見て、「人が寝てる~」って、言われるのがちょっと恥ずかしい…(;^ω^)。 -
この日は、夜間も執筆活動をして過ごそうと思っていたので、それに備えて酒は控えた。
最後の晩餐の夜宴、と呼ぶにはあまりにも貧弱な食糧事情でもある。
でも、やはり執筆活動時はストイックに過ごしたい、というのが自分のポリシーなので…。 -
前夜の興部もそうだったが、こうしてカーペット敷きの列車内に寝そべっていると、「ミッドナイト」や「はまなす」のカーペット車両のことを思い出さずにはいられない。
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2~3時間おきに、寝たり、写真の整理をしたり、を繰り返しながら、今回の旅の執筆活動を続ける。
ただ、列車内はWifi非対応な上、モバイルルーターも持参していない旅なので、執筆分は某文書ソフトに保存しながら、ということになるが…。 -
そしてまた寝る。
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そしてもう一度起きて、執筆。
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そしてまた寝る。
こんな感じで、気動車で過ごす一人独占の至福の一夜は更けていった。 -
そして朝がやって来た。
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10月10日の下川の朝。
流石に朝は冷え込みが強い。
そういえば、前夜の22時頃、気動車の管理人の方が様子を見にやっていらした。
勿論、おかしなことは何もしていないので、フレンドリーな会話のみで問題はなし。
ハロゲンヒーターも自由に使って、と言われたが、北海道の寒さに慣れている自分には不要、と、この時は豪語していたのだが、結局朝の寒さには耐えられず、電気代を無駄に消費するのは申し訳ない、と思いながら、2時間ほど使わせて頂いた。 -
まだ早朝なので、少し散歩をしてみよう。
完全に片づけてしまったら、もう出発した、と思われてしまうのを恐れて、敢えて毛布やPCなどはそのままで出かける。 -
下川町の役場。
以前、軽トラ使用の旅行記で、この町のことを取り上げさせて頂いたことがあるが、和寒からも近くて、それでいて気動車他、見所が盛り沢山なので、個人的には今後も定期的に訪れることになるだろう。 -
ここでもこんなお祝いメッセージが。
上記では、葛西選手と伊藤選手のことしか記さなかったが、伊東大貴選手にもまだまだ頑張って欲しいものだ。 -
7時20分時点での気温はこんな感じ。
今は雪景色を見ながらこれを書いているので、結構暖かいじゃん、と思ってしまうが、この朝の体感温度としては、もっと寒く感じていたように思う。 -
今までは気づかなかったが、こんな跡地を示す木碑も発見。
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今回は行かないが、やはり下川といえば、万里長城と五味温泉だろう。
是非、多くの方に足を運んでいただきたいと思う。 -
その道沿いもすっかりと紅葉していて、後は白い季節の到来を待つばかり、といった風情であった。
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昨夜は怪しげな総菜と矢内さんのお菓子数点のみで済ませていたので、朝から結構腹が減っていた。
勿論、下川にもあるセコマで朝食を調達して気動車に戻ろう。 -
朝からカレーを頂きながら、気動車内での最後の写真整理に励む。
空腹から思わず買ってしまった朝カレー。流石に四十路の胃袋にはちょっと堪える…。 -
そして、いよいよ出発の準備。
10時台のバスに乗る予定だったので、気動車には9時過ぎまで居座らさせて頂いた。バスターミナルからはすぐの立地で、利便性も申し分ない宿である。
一宿の恩義を胸に、懇切丁寧に掃除機をかけさせて頂いた。 -
そして、すっかりと綺麗にした上で出発。
-
さようなら、気動車。
まあ、ここは和寒からは近いので、また折を見て、泊りに来たいと思う。 -
そして、下川のバスターミナルへ。
-
ここの内部にも、ちょっとした鉄道関連の展示コーナーがある。
-
名寄本線の廃止は平成元年のこと。
間もなくその年号自体も、終わりを告げようとしている。
十年一昔、というけれど、30年もあっという間に過ぎ去ったのだ。
そして、名寄本線の歴史も、すっかりと忘れ去られたのだ…。 -
かつては、下川駅にもこんなに沢山の駅員さんが…。
-
結構大きな駅だったんだ、と、乗車経験のない者から見ても、改めて驚かされる。
-
雄武の道の駅でも見かけた、急行「紋別」号の写真。
勿論、この町も経由していたのだ…。 -
昨日、バスで越えた天北峠付近を走るSL。
北海道内では、観光列車としても、”走る”SLを見ること自体が難しくなった時代となってしまった。 -
硬券時代ならでは、だよね~。
今では、IC化の波まで押し寄せ、切符そのものがそのうちなくなってしまう時代なのかもしれない…。 -
線路を歩く子供達。
伊代ちゃんや優ちゃんが見たら、どう思うだろう?(またこのネタか…。)
世界的に見て、線路を歩いて大問題になる国は、どの位あるのだろう、とふと思った…。 -
平成元年、まだこんな風景が見られたとは…。
今更ながら、驚かされる…。
しかし、名寄本線にとって、これが”最後の冬”となったのだ…。 -
記念切符の展示。
廃線の度に感じる違和感の一つとして、”廃止記念”として発売される記念切符がある。
なんか、廃止を喜んでいるように感じてしまう言い回し、何とかならないものか、と、いつも首を傾げてしまう…。 -
名寄本線のオレンジカード。これも貴重だよね~。
今では、オレンジカード自体が、過去の遺物となってしまった(まあ、残額は今でもまだつカエルけど…。)。 -
現役当時の名寄本線の時刻表ページ(右側)。
奇しくも、左側には池北線と標津線も掲載されている。
その全てが、今はもう現存しない…。
(正確には、池北線の後継、ふるさと銀河線の更なる後継であるりくべつ鉄道が、観光鉄道としてちょっとだけ現役だが…。) -
名寄本線の懐かしの写真群に挟まれるかのように掲示されている宗谷本線の応援ポスター。
なんか、とても示唆的な光景である…。
下川と名寄とは、距離的には割と近いし、その名寄までも鉄道がない町になってしまわないよう、私も一宗谷本線沿線住民として、出来るだけ鉄道を利用したライフスタイルを続けていきたい、と思っている…。 -
下川といえば、アイスキャンドル。
平成元年にこんな光景が見られたとは…。
もしかして、今回宿泊した気動車と同じ車両? -
今の下川、といえば、やはりジャンプの町として有名。
奇しくも、上川管内には上川と下川という、二つのジャンプ王国(王町?)が存在している。
このノルディックの大会のポスターに、和寒町出身の加藤大平選手も載っていた。出身は和寒だが、彼は下川の高校に通っていた縁がある。
でも、この書き方だと、加藤選手も下川町出身みたいに思われるよね~。
和寒町民が見たら、どう思うのだろう??? -
最後に、名寄本線の沿革を刻んだ、鉄道記念碑を眺めつつ…。
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名寄行きのバスに乗車。
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そして、あっという間に名寄に到着。
この旅が間もなく終焉を迎えようとしていた…。名寄駅 駅
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最後はJRで、とも思ったが、折悪く、接続の旭川行きまでかなり待たされるスケジュール。
それでもJRに拘って、待ち時間をよろーなのWifi利用で、4トラの執筆作業をしていたのだが…。クロスバイクやロードバイクのレンタルも開始になりました by ケロケロマニアさん駅前交流プラザ よろーな 名所・史跡
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丁度、旭川行きのバスがやって来る、というアナウンスを耳にして、急に早く、和寒に戻りたくなってしまった。
という訳で、この旅においては、寧ろ、鉄道よりもよりお世話になる機会が多かったバスで戻ることにした。 -
名寄→旭川のバス車内。
北海道内では、まだ恵まれた状況にある(市同志を結ぶ路線という意味で)路線だと思うが、それですら、昼間はこんな状況。
大体にして、鉄道とバスとの選択肢がある名寄~旭川沿線の住民はかなり恵まれていると思う。しかし、身の回りの和寒町民を見ていても、車の話をする人ばかりなのである。
何か、とっても寂しい…。 -
バスに乗って、並行する鉄路を見ていると、この旅で身についてしまった習慣からか、何だか廃線跡を眺めているような錯覚に陥ってしまう…。
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勿論、ここはまだ現役の鉄路。
これからも一沿線住民として、絶対に応援していく!
それが、道内に沢山存在する”鉄道の墓場”達へのレクイエムなのだ…。 -
バスはいよいよ和寒町域へ…。
ああ、間もなく北海道179市町村スタンプラリーの旅が終わってしまう…。 -
名寄からの運賃は850円。
JRよりもちょっと高いが、バスカードで実質一割引きになるので、鉄道で回数券を使わない場合は、バスの方が安い計算となる。
JRの普通回数券。3か月という期間設定がちょっと短過ぎると思う…。 -
そして、和寒に到着。
奥の右方に見えるのが和寒駅の跨線橋。
そして、左手に見えるのが、和寒町のスタンプ設置場所、「ひだまり」だ。和寒駅 駅
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沢山のハロウィンカボチャに見守られながら、いよいよゴールの瞬間がやって来た。
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既に178市町村のスタンプが押された台紙を取り出し…。
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そして、最後にこちらの和寒町スタンプを…。
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押印完了(179)。
こうして、個人的には2017年1月から続けてきた、トドックスタンプラリー179市町村巡りの旅が終焉を迎えた…。 -
10月といえばハロウィン。
ハロウィンといえば、カボチャ。
そういう意味からも、10月の和寒町がゴールで良かったと思う。 -
和寒町の二大農作物は南瓜とキャベツ。
中でも、雪中に埋めた状態で甘みを熟成させるキャベツは、”越冬キャベツ”として、和寒町のブランドとなっている。
因みに、同じようなキャベツでも、”越冬キャベツ”という呼称が使用できるのは、和寒町の特定の部会に所属している農家さんが生産しているキャベツだけである。
逆に言えば、越冬キャベツ、として正規に売られている商品は、100%和寒町産のキャベツとなる。和寒町のキャベツをお召し上がりになりたい方は、是非、越冬キャベツでご検索あれ! -
和寒町民となってから8年が経過するが、実は「ひだまり」の中に入るのは初めてのことであった。
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何故か、北海道フランチャイズ移転後の最初の日ハム監督である、ヒルマン監督のサインも飾られていた。
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和寒町にはこんな施設もある。
是非、全国の方にも滞在型のスタイルでの和寒訪問をお勧めしたい。 -
旅の最後は秋の青空に恵まれた。
間もなく、我が町も白い季節を迎えるのだ…。 -
その前に、束の間の”秋時間”を堪能しておこう…。
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最後に、自宅とはちょっとだけ逆方向だが、和寒町のSLを眺めて…。
和寒町郷土資料館 名所・史跡
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郵便局前にて、ファンキーなデザインのハロウィンカボチャを眺めながら、自宅に到着した…。
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そして、前々から随所でご紹介させて頂いている北海道白地図のスタンプラリー訪問履歴を完成させた。
1~6月:黒斜線、7月:赤斜線、8月:緑斜線、9月:青斜線、10月:黄斜線にて、訪問した市町村の軌跡を色分け。(青の一部が青ボールペンが急に書けなくなったため、青マジックになっているが、他意はない…。)
そして、和寒町だけ、黄色で塗りつぶしてみた(小さくて見辛いけど…。)
やはり、改めて和寒町の町の形は、道内で一番ロシア国土の形に似ていると思う。 -
2017年10月10日に北海道内全市町村巡りスタンプラリーの旅を終え、数日間の”トドックロス”を経て、一旦名古屋に飛んだ。
この秋に父が手術をしたので、そのお見舞いのため…。 -
1週間程名古屋に滞在した後、北海道に戻った。
2017年はRebeccaが28年ぶりの全国ツアーを行った年でもあった。
カエルりのANA機内にて、ラズベリードリームを聴いているうちに、無性に色々な曲が聴きたくなり、思わず中古のベストアルバムを購入してしまった。
そして、このお店には書店も併設されていたので、こちらの本も購入。
スタンプラリーの旅を振りカエルながら、JR北海道の行く末を案じながら、夜明かし先のネットカフェでは、エンドレスでこのレベッカCDを聴いていた。 -
新千歳に戻って来た次の日は、道央一日散歩切符利用。
本当は札沼線に乗ろうか迷ったが、スケジュールの都合上、それを断念し、滝川・富良野乗り継ぎで美瑛まで、ここが道央一日散歩切符利用可能範囲の北端となる。
美瑛のスタンプ設置場所は、駅からすぐ近くの場所だったので、既にスタンプラリー期間終了後であったが、様子を見に出かけた。
すると、スタンプがまだ設置されたまま。
この辺りが北海道らしい、のんびりとした雰囲気だ…。
ここからは、道北バスを乗り継いで、和寒まで戻った。 -
10月23日夜~24日朝にかけて、和寒町で今シーズンの初冠雪。
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そして11月。
ここ数年の恒例となっている、和寒町保養センターの日本の名湯巡りスタンプラリーが始まった。
これが始まると、いよいよ冬だなあと感じる一和寒町民である。和寒町保養センター 名所・史跡
-
10月23日に和寒に戻ってからは、延々とカボチャを磨き続ける毎日が続いている。
これを記しているのは12月7日のことだが、結局11月は一度も和寒を出ることなく(旭川や士別にすら行くこともなく…)過ごした。
というか、10月23日以降、現在に至るまで、ずっと和寒町域を出ていない。
ひたすら、職場と自宅との往復(と、ちょっとの買い物)だけの日々。
いつも、フラフラしている自分にとっては、こんなこと人生を通じても珍しい…。 -
それもこれも、今も尚、”トドックロス”を引き摺っているから、なのかもしれない。
残りのカボチャも大分少なくなってきた。
いよいよ2017年も大詰めだな…。 -
自宅の屋根の雪庇。
12月にこの状態になってしまうのは珍しい…。
今冬は厳しい冬となりそうだ…。
思えば、2017年は、海外はロシアと韓国しか訪れなかった。
しかし、私の思いは、やはり2017年はレーニンのロシア革命から丁度100年の節目の年であったのでどうしても行きたかったロシアに行くことが出来たし、その同じ年に、ロシアと地理的にも近く、今後ますますの関係改善が望まれる北海道の全市町村を巡る旅が出来た、という意味で、自分としては、非常に充実した一年になったと思う。
10月23日以降は、完全にインドアな日々を過ごしているが、カボチャ磨きが終わった夜には、80年代のレベッカ全盛期のライブ動画や、ジャーマンメタルバンドハロウィンが2017年から続けている、過去メンバーとのコラボユニット、Pumpkins Unitedとしての世界ツアーのライブ動画などをひたすら観て過ごしている。
それと共に、2017年は、若くして亡くなられた3人の歌姫、岡田有希子・本田美奈子・坂井泉水の生誕50周年の年でもあり、彼女達の在りし日の映像や歌声などに涙を流す毎日…。
今年、全国ツアーで充実した姿を見せてくれた54歳のNOKKOを見る度、半世紀を生きることが出来なかった彼女達のことを思い出すのである。
そして、勿論、2017年は国鉄の分割民営化から30年の節目の年でもあった。改めて、道内各所の鉄道の墓場達のことを思い出しながら、現役の鉄道達にエールを送ろうと思っていた矢先、札沼線に関するニュースが飛び込んできた…。
思えば、スタンプラリーの旅を始めたのも、札沼線の今後に関する住民説明会に参加するために、新十津川に向かった日からであった。その札沼線が、間もなくバス転換に向けた議論を始めようとしているのだ…。
勿論、私に偉そうなことを申し上げる権利は一切ない。しかしそれでも尚、道内の鉄道の墓場を沢山見てきた者として、新十津川町・浦臼町・月形町(・当別町)の沿線4町に対して申し上げたい。
あなた方の町は、鉄道が現存しているから輝いているのです。それを失ってしまえば、町は今以上に衰退していくことでしょう。そのことに失ってから気付いてももう遅いのです。
54億もの赤字を出しながら、補助金目当てでのうのうと営業している北海道新幹線のことを思えば、年間4億程度の維持費なんて、全然大したことない。むしろ、その程度のことを大袈裟に地元にPRして、廃線に追い込もうとしているJRに負けてはいけない。いや、もし負けたとしても、ふるさと銀河線の時の陸別町のように、最後まで戦って欲しい。そして、その陸別町は、今も尚、”りくべつ鉄道”を町の努力で運営しているのだ。寧ろ、今後考えるべきは、どうせ車しか乗らない大多数派の道民を相手にせず、観光客の取り込みを大前提に、”りくべつ鉄道”型の観光鉄道運営の選択肢を模索することではないだろうか。そういう意味では、手を組むべきはJRではなく、陸別町だと個人的には思っている…。
最後は強引になってしまいましたが、この179枚目の画像&コメントを以て、本旅行記、および一連のトドックスタンプラリー旅程に関する旅の旅行記を終了させて頂きたいと思います。最後までご閲覧下さった方、本当に有難うございました。
この旅に関しては、全てのデータを整理して、最後に総集編という形で締め括りたいと思っています。もしお時間がございましたら、そちらにもお付き合い頂けましたら嬉しく思います。
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この旅行記へのコメント (8)
-
- かずちゃんママさん 2017/12/17 16:44:38
- 祝!達成\(^o^)/
- ケロさん こんにちは~
達成、おめでとう!
早くコメントしようと思いつつ、パソコンに座る時間があまりなくて、遅くなりました。
無事、達成したのを見届けることができて、うれしいです。
私ももっと若かったらとか、男だったらとか、北海道に住んでいたら・・とか、いろいろ考えながら、見せていただきました。
この中で、無理ではないのは、住む!ということでしょうか。いつか、短期間でもいいから、実現させたいと思っています。
銀色の道・・歌えます! とおお~い♪ とおおぉ~い♪ なんてね。
私のイメージの中では、ダークダックスです。
(年がばれる)
列車での宿泊、無料バスに無料自転車、いろいろ詳しく教えていただきありがとうございます。
どれも興味深く、ちゃんとメモりました。
電動自転車といえば、以前一人で支笏湖畔を走ったこと、思い出しました。
初夏のさわやかな風を受けながら、ルンルン気分でこいで・・すごく楽しかったです。
北海道のソフトクリーム、こちらのよりすごく柔らかい気がします。
乳脂肪分が多いせいなのかしら・・?と思っています。
旭川が、本来は「あさひがわ」と呼ぶということも知らなかったし、下川に万里の長城って、何? 後で調べます。。。(-_-;)
下川町のこと、全然知らなかった。。
「アポロ」や「やよい」もメモ、メモ。。
上川町は、層雲峡やアイスパビリオンとか行ったので覚えてますが・・。
ごめん。情けなことに、和寒のこと、ワカンと読むのだと思っていました。
「わっさむ」だったんだ。。北海道の地名は、面白いけど、むずかしいです。
「塩狩峠」がある街なのね。
旭川の三浦記念館に行ったことがあるのですが、そちらにもあるのですね。
いつか、訪問してみたいと思いました。
10月23日、私は母とツアーで富良野にいて、麓郷展望台で雪の中、テンションアップで雪の上を歩きました。(母はバスの中)
そのあと、小樽に宿泊しましたが、翌日、小樽と札幌ですばらしい紅葉を見ることができました。
秋の北海道は、初めてだったのですごく新鮮でした。
先日、北海道のカボチャ1個、買いましたが、とってもおいしかったです。
ひょっとして、ケロさんが磨いたものかも?なんて思ったりして・・。
(中の種を取ったので、来年まいてみようと・・)
越冬キャベツというのは、まだ、見たことがないので、こちらには、出回ってないのかもね。
総集編も楽しみにしています。
では、また~
お正月は北海道へ~かずママより
- ケロケロマニアさん からの返信 2017/12/18 07:23:30
- RE: 祝!達成?(^o^)/
- かずママさん、こんにちは。
メッセージ&お祝いのお言葉、誠に有難うございます。
色々と苦労がありましたが、何とか179市町村制覇を果たすことが出来ました。
若い頃にやり残した、と思うことはどなたにもあることでしょうね。
自分が若い頃には気づかず、年取ってからは時すでに遅し、
これは”歴史は繰り返す”の典型なのかもしれません。
確かに、北海道に”住む”というのは、ここで既に高齢でお住まいの方が沢山いらっしゃることからも判別できるように、年齢に関係なく、ご本人のやる気次第で、いつでも叶う”夢”だと思いますので、かずママさんも是非チャレンジして下さいね。特に、冬の北海道に住めるようになると、色々な意味で、対応力が大きくなって、人生における行動の幅も広げられるようになるかと思います。
銀色の道、ご存じだったんですね。
私は初めて拝聴しましたが、旅心を擽られる、なかなかの名曲だなと思いました。
(そもそも、いつ作られた曲かも知らないので、年はバレませんよ、ご安心を( ´∀` )!)
興部の列車宿、現状ではまだ無料だったレンタサイクルも含めて、とてもお勧めですよ。ここのソフトクリーム、本当に柔らかくて、一度食べたら病みつきになりますが、旅行記でも触れさせて頂いた通り、夏はすぐにトロトロになって大変です(-_-;)。
あさひがわ、のことや、下川の万里長城等、道外の方はきっとあまりご存じないかと思いますが、逆に知っていれば、北海道通としてのかずママさんの魅力もUPする(?)も思いますので、是非身の回りの方にもお話してみて下さいね。
上川は今でも鉄道が現存している町、層雲峡という、全国的にも有名な観光地もあり、比較的、道外の観光客も多く立ち寄っている町です。それと対照的なのが下川かもしれませんね。”上”と”下”とで随分と違うものです…。地理的には下川が上(北)で、上川が下(南)、というのもややこしい〜。
和寒=わかん、問題は、もう町民的には慣れているのでお気になさらず…(;^ω^)。
かつて、4トラさんで和寒神社を施設登録した時も、当初はフリガナに”ワカンジンジャ”と記されていたんですよ。わかんで変換しても和寒は出てこないので、皆さん不思議に思われるようです( ´∀` )。
旭川の三浦綾子記念館は「氷点」の舞台の一つである外国樹種見本林の近くにありますよね。私も何度か足を運んだことがありますが、実際に主人公が自殺を図った場所、という設定で、小説を読んでから訪れるとまた味がありますよね。同じように、「塩狩峠」も、是非、作品を読んでから(読みながら?)ご訪問されると良いです。特にこちらは実話がモデルになっていて、実際の殉職者である長野政雄氏の顕彰慰霊碑も塩狩駅傍に建てられていますので、お立ち寄りの際は是非ご覧になってみて下さいね。
そういえば、かずママさんが富良野にいらしていたその日に、和寒では初冠雪でしたので、雪が少ない四国からいらしたかずママさん達を、お天道様が歓迎(虐待?)していたのかもしれませんね。10月下旬はタイミングが良ければ、雪景色と紅葉とが同時に楽しめたりもしますので、この時期が好きという北海道のリピーターの方も多いですね。北海道民的にも、この時期の雪は可愛げがあって、案外好きだったりします。(それから1カ月もすると、もううんざりしてくる季節が4カ月以上も続くのですが…。)
北海道のカボチャも召し上がって下さったようで、生産者の立場で携わっている身にとりましては嬉しい限りです。ピカピカに輝いていたのなら、それは私が磨いた南瓜だと思います( ´∀` )。10月下旬〜12月上旬に和寒にいらっしゃることがあれば、是非お声がけ下さいね。近くの農家さんに”南瓜磨きツアー”に案内させて頂きますので(単に労働力が欲しいだけか…(;^ω^)。)。
カボチャと違って、キャベツは柔らかい分傷みやすいので、なかなか四国までは届かないかもしれませんね。是非、通販とかで直接お取り寄せしてみて下さいね。(ただ、”越冬キャベツ”はブランド化してますので、お値段はちょっと高めかも…。)
データ量が膨大で、いつ総集編が執筆完了できるか分かりませんが、またお付き合い頂けましたら嬉しく思います。
それでは、また!
お正月の北海道、楽しんで下さいね! byケロ
> ケロさん こんにちは?
>
> 達成、おめでとう!
> 早くコメントしようと思いつつ、パソコンに座る時間があまりなくて、遅くなりました。
> 無事、達成したのを見届けることができて、うれしいです。
>
> 私ももっと若かったらとか、男だったらとか、北海道に住んでいたら・・とか、いろいろ考えながら、見せていただきました。
> この中で、無理ではないのは、住む!ということでしょうか。いつか、短期間でもいいから、実現させたいと思っています。
>
> 銀色の道・・歌えます! とおお?い♪ とおおぉ?い♪ なんてね。
> 私のイメージの中では、ダークダックスです。
> (年がばれる)
>
> 列車での宿泊、無料バスに無料自転車、いろいろ詳しく教えていただきありがとうございます。
> どれも興味深く、ちゃんとメモりました。
> 電動自転車といえば、以前一人で支笏湖畔を走ったこと、思い出しました。
> 初夏のさわやかな風を受けながら、ルンルン気分でこいで・・すごく楽しかったです。
>
> 北海道のソフトクリーム、こちらのよりすごく柔らかい気がします。
> 乳脂肪分が多いせいなのかしら・・?と思っています。
>
> 旭川が、本来は「あさひがわ」と呼ぶということも知らなかったし、下川に万里の長城って、何? 後で調べます。。。(-_-;)
> 下川町のこと、全然知らなかった。。
> 「アポロ」や「やよい」もメモ、メモ。。
> 上川町は、層雲峡やアイスパビリオンとか行ったので覚えてますが・・。
>
> ごめん。情けなことに、和寒のこと、ワカンと読むのだと思っていました。
> 「わっさむ」だったんだ。。北海道の地名は、面白いけど、むずかしいです。
> 「塩狩峠」がある街なのね。
> 旭川の三浦記念館に行ったことがあるのですが、そちらにもあるのですね。
> いつか、訪問してみたいと思いました。
>
> 10月23日、私は母とツアーで富良野にいて、麓郷展望台で雪の中、テンションアップで雪の上を歩きました。(母はバスの中)
> そのあと、小樽に宿泊しましたが、翌日、小樽と札幌ですばらしい紅葉を見ることができました。
> 秋の北海道は、初めてだったのですごく新鮮でした。
>
> 先日、北海道のカボチャ1個、買いましたが、とってもおいしかったです。
> ひょっとして、ケロさんが磨いたものかも?なんて思ったりして・・。
> (中の種を取ったので、来年まいてみようと・・)
> 越冬キャベツというのは、まだ、見たことがないので、こちらには、出回ってないのかもね。
> 総集編も楽しみにしています。
>
> では、また~
>
> お正月は北海道へ~かずママより
>
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- ateruiさん 2017/12/09 00:49:45
- 車輛の宿泊は魅力ですね!!
- 私もそちら方面に出かける時は利用したいと思います
何か所かあるわけですね!
シェアするところと一組でけのところとか 予約ありなしとか
勉強になりました! aterui
- ケロケロマニアさん からの返信 2017/12/11 18:20:28
- RE: 車輛の宿泊は魅力ですね!!
- ateruiさん、こんばんは。
是非是非、特に10月は空いていることが多くてお勧めですよ(ちょっと寒いかもしれないけど…。)。
残念ながら、下川も興部も、冬季は休業となりますので、大体5〜10月を目途にいらして下さいね。
下川の気動車は、二両あるのでもしかすると二組泊まれるのかもしれません。詳細は、下川のバスターミナル等で確かめてみて下さいね。
byケロケロマニア
> 私もそちら方面に出かける時は利用したいと思います
> 何か所かあるわけですね!
> シェアするところと一組でけのところとか 予約ありなしとか
> 勉強になりました! aterui
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- mzwさん 2017/12/08 13:15:49
- お疲れ様でした♪
- トドックスタンプラリー=北海道179市町村制覇の旅、楽しく、感慨深く、旅のスタイルを考えさせられ、食生活のあり方(野菜食べているのかな?といつも思ったり)、JRの方向性を含め、完走されるまでず~と気になっていました。おめでとうございます‼
- ケロケロマニアさん からの返信 2017/12/08 23:02:45
- RE: お疲れ様でした♪
- mzwさん、こんばんは!
いつも拙稿へのご訪問・ご投票、誠に有難うございます。
この度のお祝いメッセージも本当に有難うございます。私自身もこのスタンプラリー旅を通じて、多くの北海道の魅力や問題点などを再発見することが出来て、誠に有意義な旅路でした。
観光で北海道にいらっしゃる方は多いのですが、同じような所ばかり賑わっている感じがして、もっと北海道の他の所にも足を運んで欲しい、という思いを常日頃から抱いており、出来るだけ道内のマイナーな地域をメインの内容とした旅行記を記していこうと思って、これまで色々執筆して参りましたが、まさか、食生活のことまで気にされていたとは、お恥ずかしい限りでございます…(-_-;)。確かに、野菜不足な日々かもしれませんね。最近は仕事上では、毎日カボチャと戯れている、というのに…。
今後も地元民として、北海道の魅力を旅行記やクチコミを通じて、自分なりに伝えていければと思っておりますので、またお付き合い頂けましたら嬉しく思います。
byケロケロマニア
> トドックスタンプラリー=北海道179市町村制覇の旅、楽しく、感慨深く、旅のスタイルを考えさせられ、食生活のあり方(野菜食べているのかな?といつも思ったり)、JRの方向性を含め、完走されるまでず?と気になっていました。おめでとうございます‼
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- オーヤシクタンさん 2017/12/08 06:56:25
- 〔祝〕トドックスタンプラリーキャラバンfor179 完結。
- ケロケロマニア様、おはようございます。
オーヤシクタンでございます。
トドックスマイルキャラバンfor179 北海道179市町村訪問制覇、おめでとうございます。
最後の179個目は、地元和寒でフィナーレを迎えたのですね。
北海道知事から表彰ものです。
こうして見ると、北海道は広いですね。
道民であるケロケロマニア様でも、179全ての市町村を巡るのに苦労されましたね。
行ったのはいいけど、閉まっていたりしてスタンプが押せない!
これは、悔しいです。
それと、かつて鉄路が網羅されていた北海道‥
廃線となり、メモリアル施設が多い事多い事。
やはり、街から鉄道が姿を消すと言うのはさみしいものです。
三陸鉄道は震災で大きな被害を受けました。
赤字も続いていて、廃線が危ぶまれました。
しかし、鉄道がなくなると街は更に衰退してしまうのを知っていた社長様は復旧に翻弄され、今は見事に全線復旧しています。
さらに、なかなか復旧させないJRに代って、未だに不通の山田線を引き継ぐ事になりました。
鉄道を消してバスで‥
残念ながらバスでは鉄道にかなわないのです。
今、日高本線と根室本線が不通になったままです。
本線と名がついていても復旧しようとしないJR北海道‥
特に、根室本線は不通になる直前に最長鈍行列車で落合駅を訪れています。
何もない駅でしたが、列車が走っているだけでも何かが違います。
列車が来ない今、さびたレールがさみしさを倍増させていました。
今回のケロケロマニア様の旅でも代行バスが幾度か登場しましたね。
観光バスして使われる立派なバスが代行バスとして運行されていました。
あの鉄路が復旧するのはいつなのか‥
はあぁぁ‥ ためいきが出ちゃいますね。
さて、新幹線ですが、東京から札幌まで乗る人ってあまりいないと思います。
東京からなら、飛行機になるでしょうね。
運賃競争では飛行機の方が勝っているような感じがします。
あの列車ホテルはいいですね。
車内がフェリーの2等船室を彷彿させます。
宿泊代が無料というのも太っ腹ですね。
夏はライダーで賑わいそうです。
私も泊まってみたくなりました。
離陸の儀と着陸の儀‥
今回のアジア旅では、儀式と名をうちませんでしたが、飛行機内から離陸と着陸の風景を掲載しています。
列車やバスも発車の儀・到着の儀をやったらきりがなくなりそうですね(笑)。
ところで、この旅行記、画像数が179ですが、179市町村制覇にちなんでいるのでしょうか?
地元だけど、長い長い旅、大変お疲れ様でした。
オーヤシクタン。
- ケロケロマニアさん からの返信 2017/12/08 22:53:56
- RE: 〔祝〕トドックスタンプラリーキャラバンfor179 完結。
- オーヤシクタンさん、こんばんは。
いつもご訪問有難うございます。
この度は、お祝いの言葉を誠に有難うございました。
やはり最後は、和寒で、”終わり良ければ、全て良し”ということにしよう、と、旅の途中からずっと思っておりました。
流石に広い北海道、自分自身、今回の旅で初めて訪問した町村も幾つかありました。
でも、212市町村時代の区分けから考えると、未訪問の区域もあって、ちょっと胡散臭い”完全制覇”と言える部分もあるのかな…(-_-;)。
そうなんですよね、旅の初期においては、結構”営業時間や休館日の壁”で押し損ねた施設がありました。それが近い場所なら良いんですが、遠い場所なら取り返しがつかなくなりますので、その後は徹底的に営業時間や休館日を調べてから訪問する習慣が身についていました。
今回の旅においては、やはり”廃線跡”の多さに改めて心を痛めることが多かったですね。
まだ、幸福駅のような場所は、その後も観光地として繁栄しているので恵まれている方だと思いますが、殆どはマニアしか目もくれないような、悲壮感だけが取り残されている感じで、現役の路線には、こうなってしまわないように、と、改めて願わずにはいられません。
3・11以降、三鉄のことは常に気にかけておりました。あれだけの被害では、ちょっと立ち直るのは無理かな、という思いは、良い意味で裏切られました。本当に頑張っていると思います。そういう社長さんの熱い思いが裏にあったのですね。山田線も引き継がれるとは、小さな地方の鉄道会社が頑張っているのに、一体JRは何をやっているのか、って気持ちになってしまいますね。JR北海道は切り捨てることばかり考えていて、発展的な議論が全くなされていないことを常々寂しく思っています。札沼線なんて、立地が抜群で大都市にも近いので、アイデア一つで、幾らでも活かすことが出来る路線だと思うんですけどね…。
バスは鉄道には敵わない、本当にその通りだと思います。大体にして、地元の足としてはバス転換で交通手段としての利便性は全く問題ないのでしょうが、まず鉄道があるとないとでは、観光客にとっての魅力が全然違うように思います。ただでさえ広い北海道、鉄道がない町なんて腐るほどありますので、逆に鉄道があることで、観光客を”大量輸送”することも可能なのに、そんなことにアイデアを割く余裕のない現状のJR北海道、いまだにあの国鉄末期と同様の、”輸送密度”を通じてしか話が出来ない硬直性に、この会社に長年巣食ってしまった病理を感じます。
日高本線も根室本線も、”災害”を言い訳に、ずっとそのまま放置、ですよね。
直す金がないから、復旧させたいなら地元も金を出せ、という脅迫で、地元も身動きが取れない状況が続いています。こうして、廃線に向けてフェードアウトを狙っているのでしょうが…。そのくせ、北海道新幹線へのやる気、あれは一体何なんでしょう。初年度からブルゾンちえみもびっくりの、54億もの赤字を計上している、というのに、まだ札幌延伸という非現実なプランを描いています。経営が安定している会社でも、これだけ無謀なことはしないでしょうに…。
代行バスとして運行されている東鹿越〜新得や、鵡川〜様似に関して、今回の旅路においても、最早廃線してしまったかのような、草が蔓延るホーム、というのを沢山目の当たりにしてきましたが、バス会社としては、”代行バス事業”という安定した収入が得られる部分もありますので、案外この状況を喜んでいるようですね。オーヤシクタンさんは、バスの運転手さんの側のお気持ちが良くお分かりの方でしょうから、バス会社の経営的側面からは、複雑なお気持ちを感じていらっしゃるかもしれませんね。
まだ国内線の航空運賃が高い時代でしたら、新幹線という交通手段にも、多少の運賃的メリットはあったのかもしれませんが、LCC全盛のこの時代にあって、お値段的にも高く、所要時間もかかる交通手段では、勝ち目はありませんよね。そういう意味では、新幹線推しの国策自体が時代遅れなのでしょうし、それに今も尚ぶら下がろうとしているJR北海道の馬鹿さ加減には呆れて物が言えません…。北海道に、”逆・田中角栄”みたいな政治家が現れて、新幹線延伸を止めてくれると良いんですが…。
興部と下川の”列車ホテル”に今回は連泊させて頂きましたが、北海道内にはこういう所が結構沢山ありますね。(前旅行記で紹介させて頂いた、旧湧網線の計呂地駅跡や大分前の旅行記で記させて頂いた旧富内線の振内駅跡、それ以外にも、今回は訪問できませんでしたが津別町の旧相生線北見相生駅跡等。)旧名寄本線沿いのこの二つの町の”列車ホテル”に関しては、何れも無料ですし、両者が対照的な雰囲気で楽しめますので、文豪(?)のオーヤシクタンさんには、執筆活動に没頭されたい時は下川、旅人同士の交流を楽しみたい時には興部、と使い分けて滞在して頂きたいと思っています。
飛行機の場合は、なかなか大きな空港だとこの”儀式”を間近で眺めることは難しいでしょうから、定期化するのは難しいかもしれませんね。発着の少ない地方空港ならではのイベントかもしれません( ´∀` )。列車やバス、そこまで幅を広げてしまったら、本来の船の儀式の価値が半減してしてしまいそうで怖いです(笑)。
画像の数、気づいて頂けましたか!まさに仰る通りで、最後ちょっと足りなかったので、無理やりこの長旅を終えた後の最近の動向に関する画像を数枚加えて、この数にさせて頂きました(;^ω^)。
末筆ながら、この長旅に関する旅行記に、最後までお付き合い下さいまして、本当に有難うございました。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。そして、オーヤシクタンさんの新作も楽しみにお待ち申し上げております。
byケロケロマニア
> ケロケロマニア様、おはようございます。
> オーヤシクタンでございます。
>
> トドックスマイルキャラバンfor179 北海道179市町村訪問制覇、おめでとうございます。
> 最後の179個目は、地元和寒でフィナーレを迎えたのですね。
> 北海道知事から表彰ものです。
> こうして見ると、北海道は広いですね。
> 道民であるケロケロマニア様でも、179全ての市町村を巡るのに苦労されましたね。
> 行ったのはいいけど、閉まっていたりしてスタンプが押せない!
> これは、悔しいです。
> それと、かつて鉄路が網羅されていた北海道‥
> 廃線となり、メモリアル施設が多い事多い事。
> やはり、街から鉄道が姿を消すと言うのはさみしいものです。
> 三陸鉄道は震災で大きな被害を受けました。
> 赤字も続いていて、廃線が危ぶまれました。
> しかし、鉄道がなくなると街は更に衰退してしまう2のを知っていた社長様は復旧に翻弄され、今は見事に全線復旧しています。
> さらに、なかなか復旧させないJRに代って、未だに不通の山田線を引き継ぐ事になりました。
> 鉄道を消してバスで‥
> 残念ながらバスでは鉄道にかなわないのです。
> 今、日高本線と根室本線が不通になったままです。
> 本線と名がついていても復旧しようとしないJR北海道‥
> 特に、根室本線は不通になる直前に最長鈍行列車で落合駅を訪れています。
> 何もない駅でしたが、列車が走っているだけでも何かが違います。
> 列車が来ない今、さびたレールがさみしさを倍増させていました。
> 今回のケロケロマニア様の旅でも代行バスが幾度か登場しましたね。
> 観光バスして使われる立派なバスが代行バスとして運行されていました。
> あの鉄路が復旧するのはいつなのか‥
> はあぁぁ‥ ためいきが出ちゃいますね。
> さて、新幹線ですが、東京から札幌まで乗る人ってあまりいないと思います。
> 東京からなら、飛行機になるでしょうね。
> 運賃競争では飛行機の方が勝っているような感じがします。
>
> あの列車ホテルはいいですね。
> 車内がフェリーの2等船室を彷彿させます。
> 宿泊代が無料というのも太っ腹ですね。
> 夏はライダーで賑わいそうです。
> 私も泊まってみたくなりました。
>
> 離陸の儀と着陸の儀‥
> 今回のアジア旅では、儀式と名をうちませんでしたが、飛行機内から離陸と着陸の風景を掲載しています。
> 列車やバスも発車の儀・到着の儀をやったらきりがなくなりそうですね(笑)。
>
> ところで、この旅行記、画像数が179ですが、179市町村制覇にちなんでいるのでしょうか?
>
> 地元だけど、長い長い旅、大変お疲れ様でした。
>
> オーヤシクタン。
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