大連市内ぶーらぶら(路面電車と地下鉄の旅)

2017/09/15 - 2017/09/17

日本と馴染みの深い街、大連。
何度も訪れる大連ですが建物や市街地の再開発も進められています。
地下鉄や軽軌の整備もそれに合わせて進んでいますので、個人で旅行するのがとても便利な街です。
初日は初めて旅順口を見て、二日目の大連散策のお話です。
出来るだけ今まで行った事のある所の再訪は避けて行った事のない場所を選んでぶらぶらの散策です。

エリア 大連(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝の路面電車。
始発の電車に乗ります。
大連の路面電車は初乗り一元で路線バスと同じです。
後で出ますが、大連駅から先は更に一元支払います。
因みに地下鉄は同じ距離で二元から三元と若干割高になります。
興工街(地下鉄では西安路が最寄り駅)から大連駅前間では路面電車の方が便利が良くて安いのではないかと思います。
その先に行く場合は概ね、地下鉄に軍配が上がりそうです。
因みにこの通り、興工街からは中距離バスが出ていまして、開発区や金州へ五元程度で行く事が出来ます。
料金的には格安ですね。
今度は試してみたいと思います。

興工街駅 駅

こちらの電車は戦前の日本統治時代の物になります、良くていれされて大事に使っていますね。
何時も思いますが、この点はとても感心します。

観光地図。
結構、駅や停留所に掲示されていて、とても便利ですね。

車内の様子。
意外とマナーがイイんですよ。そうではない人が何処に行ってもいますが、中国の都市交通は比較的マナーがイイんでないかと思います。

丁度、通勤が落ち着いた時間帯で車も疎らになっています。

興工街から乗って大連駅の手前。
この辺は古い住宅地、職人街みたいな所のだったのですが、封鎖されています。

私の住んでいる戸部も古い職人街ですが、既にある程度綺麗になっています。
そうなるのかと思いますが、少し残るとイイですね。

電車は昔のままで痛んだ所を修理して交換して上手に運行している様ですね。

周りの高層ビルに対して古くて汚くて昔の名残がある街並み。
再開発されても少しは名残がある街並みにして貰えると有難いですね。
結構、この感じが良いんですから…。

大連駅前。
ここまでが一元、この先に行く人は更に一元払います。
一つ前の停留所で乗ると損した感じがしますね。
私は始発から乗っているので問題有りませんが、…。

そのまま、今日は市街地の東の端まで向かう事にしました。
その市内東方向へ向かう途中、終点の手前で電車が運行を終えます？
えっ！
これは初めての人には訳がわからないと思います。
ビックリして周りの人に声をかける次第でした。

どうやら、ここで乗換えて終点に向かう様です。
後で気がついたのですが、ここから先は僅かな距離ですが、既に路面電車に乗って来た人か、ここから乗る人か隔たり無く乗車出来たので、無料なのかも知れません。

ナイスなのは、丁度トイレが有ります。
これは助かりますね。
しかし、ここの停留所はホームが有りません。悪い言い方をすると路上にポイって降ろされます。

一駅で今度こそ終点です。
この電車で折り返し運転している様でした。

こんな感じで休憩しています。
周りの感じが素敵ですね。

奥の待避線へ移動しました。
少し休憩して戻る様ですね。
終着駅という雰囲気があっていい感じ。

ここだけは駅、って感じがしますね。
立派？なホームですね。

海之韵公園駅
路面電車はバス停と同じ停留所標示になっています。
最初の頃はよく勘違いしていました。
バスは◯◯路の番号が付いて、それと路面電車は一緒ですから、

今まで良く読んでいませんでしたが、この電車、201路の免費(無料)についての貼紙でした。

路面電車の終着駅は小高い所に有りますが、そこから坂を降りると新興住宅地と言いますか、マンション街になりました。

銀杏が落ちへいました。
秋らしいですね。

一生懸命に販売会を行っている様ですね。
既にある程度持ち家が増えている大連ではマンション販売も難しくなっているんでしょうね。

素敵なマンションなんですが…。
どうやら空室が多いみたいですね。
入口には販売員がいます。
これが日本と違ってテキトーな感じのお兄ちゃんがいるんです。
これじゃ、余程でないと売れませんね。
また、売れないから給料も安いのでテキトーなお兄ちゃんしか、働いていないのかもしれません。

漸く公園の入口に来ました。

毎年冬場は山火事のリスクが上がるんですね。
つまり、雨が少ないんですね。
やはりこの時期は暑くも無く寒くも無く、観光には最適ですね。

この日は暖かくて半袖でOKでした。

怪坡茶館。
海沿いのカーブにある喫茶店ですね。
この名前の由来はここの坂が不思議な坂だらかなんです。
ここの怪坡茶館を背にして坂を進むと下っている様に見えますが、実は登っているんです。
観光用の電気自動車が来ると必ず止まって実験するので見ていると楽しいですよ。

こんな感じで海が望めます。

茶館の近くのベンチで休憩していると猫ちゃんがやって来ました。
大連では猫と縁が有りますね。

ジーーーーーット
見ています。
御免ね、餌を持って来るの忘れました。

先ほどの茶館の脇に来ました。
チョット展望台風になっていて、なかなか良い景色です。

先程紹介の怪坡(不思議な坂)で御座います。

この坂、下り坂に見えるかと思います。
実際に立つと間違いなく下り坂に見えます。

隣の岩に坂の名前が刻まれています。
天気の良い日にはいい場所ですよ。

今度は坂のカーブを背にして茶館の方を見ています。
？
フラットか、下って見えますね。
やっぱり、カーブの勾配と背後の山の感じから目の錯覚を起こすんですね。

脇にはベンチがあって、休憩する事も出来ます。ベンチには子供が銅像と遊んでいました。

坂を下って、入口に戻る途中。
綺麗に海が望めます。

帰りに気付きましたが、ここの観光用の電気自動車が意外に安いんですよ。
10元、20元で、坂の上まで行ってくれます。
時間のない人や、歩きが苦手な人には丁度良いですね。

公園の管理棟。
何と車が突っ込んだ様です。
壁が大破して、ほぼそのまんま。大らかですね。
ここはまだ外国人の観光客は来ない様です。
それどころか中国人の団体観光も殆ど来ない様でした。

気持ち良く公園を歩いた後は海辺でしばし休憩。

投げ釣りをしている人が沢山います。
釣れている人は居ないのですが、天気も良くて風も微風で快適ですね。

航空展示場。
だだっ広い施設ですが、外からはポンコツ(失礼)しか、見えません。これで結構な入場料を取るので、誰も来ないようです。

だだっ広い施設ですが、人影も有りません。
(物好きなおじさんとおばさん各一名を除く)

チョット失礼して中を覗いて見ましたが…。
何もないように見えます。
その後、グーグルで見て見ましたが、やっぱり大した物はなさそうです。
これから整備されるのかも知れませんが、ロクな物が無い状況で結構な入場料を取るのは如何でしょうか？

場所を記憶する為に通りの名前をパシャ。
中国の通りはこの標識があって便利ですね。

お腹も空いてきたので、名残惜しいのですが、そろそろ移動します。
本当に綺麗な青空！

海之韵駅。

始発は5時55分と普通かと思います。
面白いのは終電から一時間後に駅を閉める事です。
珍しいですね。

始発はガラガラ。
全く人影も有りません。
ここには皆車で遊びに来ているようですね。

大連駅前の方へ向かいます。

友好広場駅に戻りました。

駅に向かったのはお茶の買い出しです。

お腹も空いてきたので、先ずは腹拵えですが

前は美味しかったお店があったのですが、

確かここでは？
と入りましたが、大失敗!!
絶対に来ないでしょう。

これがラーメンですが、チョット不味い。かなり不味い。
ヤバイ、大連で唯一の失敗でした。
行くなら先に撮った黒い看板の新疆人のお店でした。

大連駅前へ戻ります。
因みに大連駅の南側がメインに見えますが、実は裏側の駅北が美味しい物の沢山あるエリアです。
是非、歩いて見て下さい。

ってな訳で、市場散策

相変わらず、奥様の後ろ姿は迫力が御座います。
買い物の鉄人ですね。

実際は小柄な方なんですが、メチャメチャ威圧感が御座います。

今回の大連の旅で唯一の迫力シーン。
ダダーん、ダダーん、

ダダだだだ、ダダーん、
ダダーん、ダダーん、た、ダダーん、た、ターン

って、音楽が頭を過るんです。

開放！
結構な圧力の中で浅利の干物を購入致しまして、外に出ました。

因みに大連駅前の南北を結ぶ通路です。
南側からみると、駅を正面に見て左側にあります。

その大連駅前の左側に来ました。

路面電車のホームへ向かいます。

大連駅と手前の路線バスのバス停。
当たり前の話しですが、沢山のバスが来ます

大連駅 駅

電車が来ました。
そういえば、チョット先に派手なピンクのミニのご婦人がいますね。
いま、気が付きました。
駄目ですね。若い頃なら、見た瞬間に気付いて居たと思います。

路面電車に乗込みました。
ここからは世界の車窓からですね。
幸運にも一番前を確保出来ました。

発車。

交通量も多いし、歩行者もいるので大変ですね。
しかし、大胆にレバーを操作します、正にプロですね。

対抗するバスが来ました。

この通り、左折(中国の通りは右側通行)する車が遮ります。

間も無く到着します、お陰で無事に戻って来ました。
有難う御座います。
次は食べ物と買い物編です。