2017/10/28 - 2017/10/28
244位(同エリア4561件中)
+mo2さん
先週から(2017.10.21~)国立科学博物館で「古代アンデス文明展」、国立西洋美術館では「北斎とジャポニスム―HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」、(2017.10.24~)東京都美術館で「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」と注目の展覧会が次々と始まったので上野に行ってきました。8時間ほどかけて見て回ったのは以下の通りです。
1.国立科学博物館「古代アンデス文明展」
2.東京都美術館「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」
3.上野の森美術館「怖い絵展」
4.国立西洋美術館「北斎とジャポニスム―HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」
5.東京国立博物館「興福寺中金堂再建記念特別展 運慶」
まずは「古代アンデス文明展」から先土器時代後期~チャビン文化、モチェ文化、ナスカ文化時代の出土品です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線
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上野に着いたのは8時半過ぎ、多分一番混雑するだろうと予想した国立科学博物館「古代アンデス文明展」から行くことにしました。国立科学博物館ではTBSアンデス・プロジェクトとして1994年の「黄金の都シカン発掘展」から2012年「インカ帝国展‐マチュピチュ『発見』100年」まで5回の展覧会が開催されていますが、いずれも物凄い混雑でしたので・・・
国立科学博物館 美術館・博物館
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9時開館と同時に入場したのですが拍子抜けするほど人がいません。広い会場ゆっくりと見ることができました。写真は入場するとまず迎えてくれる「土製のリャマ像」です。ワリ文化(紀元650年頃~1000年頃)時代のもので、ペルー文化省・国立考古学人類学歴史学博物館所蔵です。
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今年3月、4月と2回見に行った「大英自然史博物館展」もそうでしたが、今回も一部展示を除き写真撮影OKでした。「パイハンの槍先型尖頭器」パイハン文化(紀元前1万1000~前7800年)ラルコ博物館所蔵。人類がアラスカから南米アンデスまで到達したのは1万5000年以上前といわれています。
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「未焼成の小型男性人像(レプリカ)」先土器時代後期(紀元前3000~前1500年)カラル遺跡 ペルー文化省・カラル考古学地区コレクション
先土器時代後期(紀元前3000~前1500年)にはペルー北部~中央海岸沿いに大規模な共同祭祀センターが多数出現してきます。 -
「線刻装飾のある骨製の笛2本(レプリカ)」先土器時代後期(紀元前3000~前1500年)カラル遺跡 ペルー文化省・カラル考古学地区コレクション
動物の文様が刻まれた笛です。 -
「交差した手(レプリカ)」コトシュ・ミト期(紀元前2500~前1800年)コトシュ遺跡 ペルー文化省・国立考古学人類学歴史学博物館所蔵
1960年代の東京大学の調査でアンデスでは先土器時代から神殿が存在したことが判明しました。北高地のコトシュ遺跡の交差した手の神殿の壁面を飾るレリーフ。 -
「テーヨのオベリスク(レプリカ)」チャビン文化 形成期後期(紀元前900~前500年)チャビン・デ・ワンタル遺跡 ペルー文化省・国立考古学人類学歴史学博物館所蔵
チャビン文化はプレインカ時代の最も重要な文化のひとつ で、チャビン文化の最も有名な考古遺跡チャビン・デ・ワンタルは世界遺産となっています。 -
「テノンヘッド」チャビン文化 形成期後期(紀元前900~前500年)チャビン・デ・ワンタル遺跡 ペルー文化省・国立チャビン博物館
チャビン・デ・ワンタル神殿の壁面を飾っていた装飾 -
「サル人間の図像が彫られた石板」チャビン文化 形成期後期(紀元前900~前500年)チャビン・デ・ワンタル遺跡 ペルー文化省・国立チャビン博物館
チャビン・デ・ワンタル遺跡のファルコニダスの回廊に隣接する広場から発見されたもの。 -
「鳥に似た生物が彫られた石板」チャビン文化 形成期後期(紀元前900~前500年)チャビン・デ・ワンタル遺跡 ペルー文化省・国立チャビン博物館
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「ストロンブスの貝殻で作られたトランペット」チャビン文化 形成期後期(紀元前900~前500年)チャビン・デ・ワンタル遺跡 ペルー文化省・国立チャビン博物館
チャビン・デ・ワンタル遺跡のカラコラスの地下通路から20個の貝殻トランペット(ほら貝)が発見されています。 -
「幾何学文様のある石製すり鉢」チャビン文化 形成期後期(紀元前900~前500年)チャビン・デ・ワンタル遺跡 ペルー文化省・国立チャビン博物館
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「動物象形石製すり鉢・すり棒」形成期後期(紀元前900~前500年)パコパンパ遺跡 ラルコ博物館
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「自身の首を切る人物の象形鐙型土器」クビスニケ文化 形成期中期(紀元前1200~前800年)ペルー文化省・国立チャビン博物館
頭がおかしな向きになっていますが・・・ -
横からみるとその理由がわかります。生贄の儀礼の様子でしょうか。
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(左)「ネズミ型象形鐙型土器」クビスニケ文化 形成期後期(紀元前800~前500年)リマ美術館
(右)「刺青またはフェイスペイントをした小像」クビスニケ文化 形成期中期(紀元前1200~前800年)リマ美術館
中南米文化独特の不気味で可愛い造形。 -
「蛇・ネコ科動物土器」クビスニケ文化 形成期中期(紀元前1200~前800年)ラルコ博物館
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「十四人面金冠(レプリカ)」形成期後期(紀元前800~前500年)クントゥル・ワシ遺跡 クントゥル・ワシ美術館
クントゥル・ワシ遺跡の墳墓から発見された南北アメリカ大陸最古の黄金製品。 -
「金製双子・ジャガー鼻飾り(レプリカ)」形成期後期(紀元前800~前500年)クントゥル・ワシ遺跡 クントゥル・ワシ美術館
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(左)「座った男性をかたどった2色鐙型注口土器」サリナール文化 (紀元前300~後100年)ラルコ美術館 チャビンとモチェの移行期のサリナール文化の土器
(右)「ガイナソの双胴壺」ガイナソ文化 (紀元前200~後1000年)ラルコ美術館 ガイナソはモチェより早く始まり後まで続いた文化 -
上の土器を横から見たもの。
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「儀式用ケープをまとった人間型超自然の像が付いた土器の壺」後期モチェ文化(紀元前500~600年頃)ペルー文化省・国立考古学人類学歴史学博物館所蔵
ペルー北部沿岸で栄えたモチェ文化の素晴らしい土器。 -
「ネコ科動物の毛皮を模した儀式用ケープ」後期モチェ文化(紀元前500~600年頃)ペルー文化省・モチェ神殿群博物館所蔵
モチェの月の神殿内部で発見されたもの。 -
「アシカをかたどった鐙型単注口土器」モチェ文化 ラルコ美術館
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「リャマの背に乗る男をかたどった土器」モチェ文化 ラルコ美術館
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「ウミガメをかたどった鐙型注口土器」モチェ文化 ラルコ美術館
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「成人男性のリアルな顔が付いた大型壺」モチェ文化 ラルコ美術館
これはかなり写実的に描かれています。 -
「チチャ造りをする男女を表した鐙型注口土器」モチェ文化 ペルー文化省・国立ブリューニング考古学博物館所蔵
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「同じ人物の人生の3つの時期の顔を表現した肖像土器」モチェ文化 ラルコ美術館
右頬下にある傷が共通している為、同じ人物の人生の3つの時期の顔を表現したものとわかります。 -
「金地に象嵌された人面形の装飾品」モチェ文化 ペルー文化省・国立博物館所蔵
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「銅にメッキをし線刻模様を描いたガラガラ」モチェ文化 ペルー文化省・モチェ神殿群博物館
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(左)「戦士の座像が付いた鐙型注口土器」モチェ文化 ラルコ美術館
(右)「裸の捕虜をかたどった鐙型注口土器」モチェ文化 ラルコ美術館
マヤ、アステカ、インカ文明で行われた生贄儀式がモチェでも行われていたことがわかります。 -
「2柱の主神が描かれた鐙型注口土器」モチェ文化 ラルコ美術館
こちらにも生贄の儀式が描かれています。 -
「トウモロコシの穂軸の姿をした神を描いた土器」モチェ文化 ラルコ美術館
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「モチェの神の肖像土器」モチェ文化 ラルコ美術館
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「船上の海の神をかたどった土器」モチェ文化 ラルコ美術館
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(左)「裸の男性の背中にネコ科動物がおぶさった鐙型注口土器」モチェ文化 ラルコ美術館
(右)「人間型のシカの座像をかたどった鐙型注口土器」モチェ文化 ラルコ美術館 -
「死んだ男性と生きている女性の性行為を描写した鐙型注口土器」モチェ文化 ラルコ美術館
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「シカを背負う死者をかたどった鐙型注口土器」モチェ文化 ラルコ美術館
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「象嵌のマスク」前期モチェ文化 ペルー文化省・国立博物館所蔵
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「擬人化したネコ科動物(レプリカ)」モチェ文化(古シパン王墓)
「戦士の像付き黄金の耳飾り(レプリカ)」モチェ文化(古シパン王墓) -
「刺繍マント」バラカス・ネクロポリス期(紀元前300~後200年)ペルー文化省・国立考古学人類学歴史学博物館所蔵
高位者のミイラを包んだマント -
「4つの首が描かれた土製内弯鉢」ナスカ文化 ペルー文化省・イカ地方博物館
アニメチックなイラストですね。
ナスカ文化はモチェと同時期にペルー南部海岸で栄えた文化でナスカの地上絵で知られています。 -
(左)「植物を身につけた人間型神話的存在が描かれたヒョウタン容器」
(右)「クモが描かれた土器」ナスカ文化 ペルー文化省・イカ地方博物館 -
「2匹の魚が描かれた土製の皿」ナスカ文化 ペルー文化省・イカ地方博物館
現代にも通じるポップなイラスト。 -
「縄をかけられたラクダ科動物が描かれた土製の皿」ナスカ文化 デイダクティコ・アントニーニ博物館
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「髪の毛とポンディルスの貝殻製ネックレス」ナスカ文化 デイダクティコ・アントニーニ博物館
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(左)「持ち手紐の付いた織物バッグ」ナスカ文化 ペルー文化省・イカ地方博物館
(右)「房の付いた織物バッグ」ナスカ文化 ペルー文化省・イカ地方博物館 -
「幾何学文様の織物ベルト」ナスカ文化 デイダクティコ・アントニーニ博物館
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「帽子と胸飾りを身に着けた人物の木像」ナスカ文化 デイダクティコ・アントニーニ博物館
何やら不気味な木の像 -
「人間型神話的存在が描かれた双注口壺」ナスカ文化 デイダクティコ・アントニーニ博物館
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(左)「幾何学文様と2つの顔がある背の高い土器」ナスカ文化 デイダクティコ・アントニーニ博物館
(右)「人間型神話的存在が描かれた双注口壺」ナスカ文化 デイダクティコ・アントニーニ博物館 -
「8つの顔で装飾された砂時計型土器」ナスカ文化 ペルー文化省・イカ地方博物館
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