秋の北海道 10日間 気ままな女子旅 美幌峠で車中泊 （3）～氷点下で迎えた日の出～ 【屈斜路湖周辺の野天風呂めぐり】

2017/10/04 - 2017/10/04

気ままな二人旅♪
車中泊でむかえた2日目の朝は 午前5時起床☆

念願の雲海とは出会えなかったけど
綺麗な朝日が昇ってくれたの

それにしても美幌峠は おそろしく寒かった～～～

車の窓も凍れて真っ白
前がまったく見えないほど冷えた朝でした

な！なんとシーズン初の氷点下 （美幌峠において）

御来光のあとは
屈斜路湖周辺の 【野天風呂めぐり】

エリア 屈斜路(北海道)

標高500mちょいの所にある 美幌峠の「道の駅」 駐車場で車中泊☆

美幌峠展望台 名所・史跡

展望台までは ゆる～い階段を5分ほど上ります

朝焼けが始まりました！ それにしても寒い…ブルブルッ

この時はまだ知らなかったんだけど、気温はマイナスだったそうで

夜明け前の「屈斜路湖」 日本一のカルデラ地形です

AM5:27 日の出

朝日に照らされた屈斜路湖はとっても綺麗で、、、

寒さと引き換えに 美しい光景を見せてくれました
ほんと！ 早起きは三文の徳だね～

今日の予定は 屈斜路湖周辺の 【無料の野天風呂めぐり】

無料＋野天風呂＝混浴

野天なんだもん、混浴って部分は…しかたない
あとは運に任せるだけね

野天風呂を利用するのに 車の中で着替えられるのは
ワゴン車の最大のメリット♪ ありがたや～

5月訪問時は傘が唯一の目隠しだったからね(^^;;

一湯目 【和琴の湯】

とりあえず脱衣所はあった！
特に男女で分かれているのではなく、使いたい方を使用って感じ

和琴温泉 温泉

目の前の屈斜路湖を眺めながら、湖の中に入ってる気分♪
（上が湖、手前が温泉ね）

和琴温泉 温泉

近くのお土産屋さんのおじさんとおばさんが、毎朝 お掃除してくれているそうでとっても綺麗でした

私たちは日の出を見たあと、速攻でやって来たのです
平日の朝一なら、誰も利用していないだろうと…

だけど先客がいらっしゃったσ(^_^;)

でも浸かりながらお話していると
どうやら毎朝お掃除してくださっているおじさんとおばさんだと判明

この日もお掃除の後のひと風呂だそうで
こういう方々のおかげで私たちは気持ちよく利用できるんですよね…
感謝！感謝！

この温泉を守ってくれているおじさんが、帰られる時
「これ飲みなさい～～」って、オロナミンC と カフェラテを持って来てくれました

おじさん 優しいなぁ
一湯目から素敵な出会いで、心も体もホッコリ温まったのです

こちらの野天風呂は手前（小屋側）が熱く、湖に近い奥がが低めでした。

いちばん湖に近い先端が 写真の右下部分です
本当に湖と同じ

さて次のお風呂は 和琴の湯から、屈斜路湖に沿って歩いていきます

ちょっとした森の中に入り 温泉だけど冒険感も…ワクワク♪

2湯目 【和琴共同浴場】 屋根付きの共同風呂ですね

中に入ってビックリ！ 更衣室も男女一緒。 お風呂も男女一緒なの(^^;;

ここで混浴は ちょっと厳しいわ(｡-_-｡)

もちろん入りましたよ！ 誰もいなかったので…ホッ

浴槽は見るからに古いです
さすがにこの桶とイスは使う勇気がない(~_~;)

そして浴槽の下は 何故か泥？
更衣室にあった説明書きには、この泥の下から自噴してると書かれてはいましたが

泥に足を踏み入れて上がると 浴室の床まで泥だらけに(*_*)

ここも地元ボランティアの方々の善意で清掃管理されていて
タダで使わせてもらってるのに、不満なんて決して口に出してはいけないんだけどね

再訪はないなぁ （ボソッ） ごめんなさい

さぁ！ まだまだ行くよ～～☆

本来ならここで引き返して次の湯場に行く予定だったんだけどね
この先に秘湯がある！って
一湯目で出会ったおじさんに教えてもらったので左の道を上がっていきます

（右下が2湯目の共同浴場）

一湯目での会話

おじさん 「崖をロープ掴んで降りて行くので危ないか」
おばさん 「おねえさん達若いから大丈夫さ」

わたし達 「いやぁ(^^;;若くはないですよ」

ロープを伝って湖へ降りていきます

3湯目 【和琴奥の湯】

ワォ～！ まさに湖と一体になった屈斜路湖の中にある温泉だぁ～♪

シッポ 「Mちゃん！ もっとしっかり浸かってぇ～ 」
Mちゃん「いやいや、これが限界なのよぉ～」

そうです！ 浅くて超ぬるいのです(~_~;)

お話によるとね
以前は毎日ここに来て穴を掘り、温泉を守ってる方がいたそうです

だけどその方がいなくなってからは、入る場所が消えてしまったとのこと

石ころをどければ、熱い温泉がすぐに湧き出て来ました
なので足湯ぐらいは簡単に体験できそうですが…
全身浸かるとなると、スコップいるわ

わたし達は入る気満々で服を脱いでしまったので
もうね、ぬるくて浅くても 勢いで入浴よ（笑）

今のところ3湯体験して実感
改めて1湯目のおじさんとおばさんはすごいなぁ！
毎朝お掃除してくださっているなんて
いったいココを利用される人のどれだけの方が知っているのでしょう

守ってくれる人がいる事に感謝です

守ってくれている人がいる、その方達の存在に
もっと感謝しなければと、つくづく思いました

シーズンオフになった和琴半島はとても静かで、ゆったりとした時間を過ごせ
おかげで混浴にもならず、二人だけで楽しんじゃいました

夏場はきっと賑わうであろうこの駐車場に 二軒のお土産屋さんが並んでいます

うーん(ｰ ｰ;)どっちのお店だろう？
さっきのおじさん、おばさんのお店は…

ジュースをくれたおじさんに もう一度お礼も言いたいし
おばさんが言ってた名物のダンゴも食べたいし

「いもだんご」は、道の駅とかでもよく見かけるけど
そちらで売られているような作り置きじゃなく、注文してから揚げてくれるの

静かな駐車場に わんさか集まって来た！ そしてあっという間にいっぱいになった

あら！ 自衛隊の方もお好きなのね～♪いもだんご

で、いちばん若いお兄ちゃんにある質問を投げかけた ←あかん？事ないよね(^^;;

でもね、ビックリした事にシッポのしょうもない質問に答えてくれたのは
すぐ近くにいた上司の方だったのです

後ろで腕組みされてる方達が上司のようで、若い自衛隊員達がいもだんごを購入

その上司の方と少しお話しさせていただいた内容なんですが
全部は書いちゃいけないのかな？ よくわかんないけど…

一つだけ披露、いいお話なのでぜひ聞いてください！

休憩でこちら立ち寄ったらしくて
公共のトイレを借り、その為に駐車場までお借りする訳だから
若い隊員達に少しでも貢献するように
お礼の意味も込めて、いもダンゴを食べたい者は買っていいと！

片方のお店に偏らないように、両店に分かれて購入

シッポ達がのんびりベンチに座って食べていたら、カウントダウンが始まった
あと、5分…あと3分。。。と
どうやら出発の時間を知らせているようで

見ていて私たちも ヒヤヒヤ焦ったよ
注文したみんなに、果たして行き渡り 間に合うのかな？と

なんせ作り置きじゃなく、熱々をあげてるのだから
おじさん1人で対応だったんだけど、中からすぐにおばさんも出て来て
2人でなんとかさばけたみたいで、ホッとした

いもダンゴ持ったまま、ラストの自衛隊員は自分の車両まで全速力

間に合ってよかったね～（自衛隊の若い方！そして、おじさん！おばさん！）

和琴半島から車で走る事20分 4湯目 【池の湯】へ

ここ池の湯は、先ほど自衛隊の方と出会う前にカヌーの方との出会いがあり
マニアックに野天風呂めぐりをしているのなら
池の湯もなかなか勇気のいる野天だという情報をゲット

池の湯温泉 温泉

ここにはちゃんと男女別の脱衣所があったよ (*´∇｀*)

そして ひろぉ～～～い池かと思えるようなココが 混浴露天風呂
で、目の前は屈斜路湖～♪

しかも人っこひとり いないし いんでないかぁ～い

が、しかーし 急激な藻の発生により 入浴禁止？！

残念、でも仕方ない。。。

5湯目 【コタンの湯】

ちゃんと男女別の脱衣所がある

真ん中に大きな石があるので半混浴状態。なので入りやすいね

左が女性、右が男性の湯船。

石というより岩かな？
かなり大きい岩で仕切られているので混浴難易度は低いと思います

コタン温泉 温泉

驚くほど屈斜路湖と一体化した野天風呂は ロケーションも最高！

ただね…(-_-) この野天環境が観光スポットとしても人気のようで
入浴ではなく見学目的で来る観光客多し

本日の野天風呂めぐり
「シーズンオフ & 平日 & 午前中」 って事が幸いしたのか…
行く先々で私達だけの貸切入浴 （混浴にならず のびのび ホッ♪）

なのでお互いの入浴シーンなんぞも撮りあいっこ （スマホやiPadで）

なんだけどね。。。ラストのコタンの湯は違ったの
途中でC国のグループがやってきた （男2 女2）

彼らは私たちが入ってるにも関わらず、写真を撮り始めた
しかも男性が女性エリアまで立ち入って撮るの

なんて非常識なんだ
辞めて！って抗議したくても 真っ裸で入浴してるので振り向けない
透明で澄んだお湯なので、上から見られたら透け透けなの

なので背中を向け体育座りで小さくなる状態

でもね、大きな声で騒ぐ彼らの声を聞きつけ
すぐに1人の男性が現れ、一括！

どこの国？
ダメでしょ！ 入ってる方がいるのに写真撮ったら！
書いてるでしょ！ こっちは女性エリア！ 男が入ったらダメ、出なさい！
入浴しないのなら、立ち去るように強く言われました

あとでわかったのですが、その方はこの温泉を守られているボランティアの方
コタンの湯を愛する有志の方々によって作られた手作りの温泉 （無料）のリーダー

日本語がわかる人が1人いたようで、仲間に伝えたみたい…
それならばと言わんばかりに、女性2人が素早く服を脱いだかと思うと
遠慮もなく しぶきを上げ飛び込んだ
そして、お連れの男性陣が、彼女達を撮影

たまらず 撤収 (-_-;)

充分に堪能したあとだったので 心残りはないけど
道路沿いにあるということもあって
見に立ち寄る外国の方も多く ルール無視で覗き込むなど
ちょっと残念だったな。。。あずましくないです！

ちなみに彼女たちは水着でした

とは言うものの、絶景露天風呂を堪能できて満足♪
私たちの「野天風呂めぐり」は これにて完了

さらなる目的地へと 北上しま～す

この旅行記へのコメント （2）

• きーちゃんさん 2017/11/10 16:49:31

  改めて…スゴいわ(笑)

  シッポさん、こんばんは
  　　　　　だか、こんにちは
  だか、わからないこの暗さ(笑)
  日が短くなりました…
  
  なんか、サバイバルだわ！
  この温泉ツアー！
  この勇気に拍手！　パチパチ！
  
  　　　　　　　きーちゃん

  豚のしっぽさん からの返信 2017/11/13 23:45:55

  RE: 改めて…スゴいわ(笑)

  サバイバルでしょ〜（笑）
  なんせ野天風呂だからね(^^;;
  
  効能を楽しむというよりは、その課程を楽しんじゃいました
  
  早朝だったから混浴はまぬがれたけど、、、
  一人だと、どこも勇気がいるな
  
  好きなことが同じ
  旅スタイルが同じ
  
  これって楽だよね(*´∇｀*)
  
  シッポ