2017/06/30 - 2017/06/30
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きままな旅人さん
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用事で札幌から東京に行くことになり、「大人の休日クラブパス」を利用してJRで往復することにしました。「大人の休日クラブパス」は5日間有効なので、日程を調整し青森県内を旅行することにしました。
*写真は最勝院の五重塔
〔行程〕
1日目:札幌→新青森、津軽半島一周し五所川原へ(泊)
2日目:主に弘前市内観光(泊)
3日目:弘前→新青森→東京
2日目は、五所川原から弘前へ向います。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテル・パークイン五所川原の朝食バイキング。品数豊富でしたが、おかずは和食用の方が多く、洋食用はやや少なかった。
パークイン五所川原 エルムシティ 宿・ホテル
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朝は洋食派なので、こんな内容です。
ホテルをチェックアウト後、先ず五所川原駅へ向います。 -
先ず向かったのはJR五所川原駅。ここへ行けば何か情報があるだろう、と期待して… 正面がJR五所川原駅です。
ホテルから駅まで車で5分程でしたが、五所川原の町は意外に大きかった! 五所川原は「市」だったのです。五所川原駅 駅
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JR五所川原駅に併設して、観光案内所がありました。ここで市内や近郊の情報を仕入れます。
五所川原観光案内所 名所・史跡
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JR五所川原駅の隣りに津軽鉄道の五所川原駅があり、覗いてみます。
津軽五所川原駅 駅
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中に入ってみると、ポスターなどで賑やかな中にも、あちこちにレトロ感があふれていました。左側が出札窓口(切符を買う所)です。
記念入場券やキーホルダーなどのほか、使用済の硬券も売っていました。 -
列車はほぼ1時間に1本。ローカル線にしては頑張っていますね。
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観光案内所でもらった地図に載っていた、大善院。
パンフによると本尊は不動明王で、津軽藩の祈願寺であり津軽弘法大師霊場(23ケ所)の14番目札所、津軽八十八ケ所霊場の87番目だそうです。
4トラスポットはありません。 -
境内に観世音菩薩像がありました。
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境内には、西国三十三ケ所の観音像が建てられていました。
境内は広くなくこじんまりしていましたが、なかなか味のあるお寺でした。 -
大善院の近くにあった永福神社。なんとなく寄ってみることに。
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説明によると、元々地域の招魂堂だったが、後に戦後菅原道真公を祀ったそうです。
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五所川原から弘前へ向う途中、観光案内所で頂いたパンフに載っていた蓮正院へ立寄り。
蓮正院は津軽弘法大師二十三ケ所の14番目の札所、また津軽七福神霊場に指定され弁財天があるそうですが、4トラスポットはありません。 -
本尊・不動明王が安置されている、蓮正院の本堂。
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その本堂の天井に雲龍図が。ただパンフにも記載されていないので、あまり有名ではないようです。
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昼前に弘前に着き、ホテル(ルートイン弘前駅前)に荷物を預けレンタカーを返却、午後は弘前市内観光を予定しています。
ホテルルートイン 弘前駅前 宿・ホテル
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弘前駅構内にある観光案内所。ここで自転車を借りて(1日500円)市内観光へ出発。
弘前市観光案内所 名所・史跡
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先ず向かったのは、新寺町の入口にある最勝院。威厳ある造りの仁王門から境内に入ります。
最勝院 寺・神社・教会
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境内に入るとすぐ左側に、立派で美しい五重塔(重文)がありました。説明によると、重文指定の五重塔は日本最北のものだそうですが、柵の中に入れません。
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風格ある最勝院の本堂。本尊・大日如来が安置されています。
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五所川原でもらったパンフに「津軽弘法大師二十三ケ所霊場の第一番」と記載ありましたが、その他にも多くの霊場の札所になっていました。
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境内にある、輪廻塔。
「南無阿弥陀仏」と唱えながら石柱の中央にはめ込まれた輪廻車を回すと、極楽往生できるといわれているそうなので、あやかりました。 -
聖徳太子を祀っている、聖徳太子堂がありました。
この他境内には、三十三観音、護摩堂、如意輪観音堂、五智如来堂、文殊堂、薬師堂など、多くの伽藍や像がありました。 -
お参りを終え、ご朱印を頂きました。
多くの伽藍や像があり、個人的に気に入ったお寺でした。 -
すぐ隣りに八坂神社がありました。神仏分離で設置された神社ですが、元々この地にあった大円寺から分離した神社で、その後大円寺が移転した跡地に最勝院が移ってきた、とのことです。まあ、神仏分離によることには変わりありませんが。
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八坂神社のご祭神は、須佐之男命や菅原道真公などを祀っています。
この後、新寺町寺院街へ向います。 -
新寺町寺院街へ向う途中、道路脇に木々に囲まれて「十一面観世音」と記した、袋宮寺(たいぐうじ)がありました。
袋宮寺 寺・神社・教会
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山門を入ると、正面に本堂。この中に「十一面観世音菩薩」が安置されていました。
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表通りに面して千本鳥居が連なっていました。これは素通りする訳にもいかず、立寄ることに。
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稲荷神社の拝殿。
続いて、新寺町寺院街へ向います。
新寺町は1649年の大火により弘前藩主が寺院街(門前町)として計画しましたが、全部で22寺もありますので主なお寺のみ記録します。 -
円明寺は1606年に青森市から移転、大火により焼失し再建しました。
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本尊の阿弥陀如来が安置されている、円明寺の本堂。ご本尊様にお参りしました。
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本行寺の山門(赤門)。
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本尊の大曼荼羅像(日蓮聖人作)が安置されている、本行寺の本堂。ここでもご本尊様にお参りしました。
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本尊の阿弥陀如来が安置されてる、法源寺の本堂。ご本尊様にお参りしました。
新寺町寺院街を後に、禅林街へ向います。 -
禅林街入口の黒門。禅林街は全て曹洞宗のお寺で33の寺院があり、うちこの黒門から参道の両側に21の寺院が並んでいます。
先ず一番奥の長勝寺へ行き、帰りに両側の気になるお寺をピックアップしながら戻ります。 -
禅林街の全体図。一番奥(現在地の場所)に長勝寺があり、ここから見学開始です。
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重厚な長勝寺の「三門」。説明によると、黒門から3つ目の門という意味です。
長勝寺 寺・神社・教会
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長勝寺境内の説明板。三門、銅鐘、本堂、庫裏、御影堂が重要文化財に指定されています。
この後、ガイドツアー(300円)を利用し、境内を説明して頂きました。 -
長勝寺の銅鐘(鐘楼)。鎌倉時代の作で、嘉元(かげん)4年(1306年)に造られたことから「嘉元の鐘」と呼ばれているそうです。
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本尊・釈迦如来が安置されている、長勝寺の本堂。ガイドツアー参加者は本堂へ入りご本尊様にお参りできます。
昔は本堂の南側(写真の左側)に小さな入口があったが閉鎖したため、外からの入口がない本堂となったとのことです。本堂へは奥の庫裏から入ります。 -
庫裏の向いにある「蒼竜窟」には、三尊仏厨子と五百羅漢が安置されています。
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蒼竜窟に安置されている、三尊仏厨子と五百羅漢。撮影OKと確認しています。
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境内奥に、津軽家の霊屋(たまや)が5棟並んでいます。(いずれも重文)
一番右が、環月臺(かんげつだい)初代藩主正室霊屋。 -
右から2番目、碧巌臺(へきがんだい)二代藩主信枚霊屋。
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右から3番目、明鏡臺(めいきょうだい)二代藩主正室霊屋。
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右から4番目、白雲臺(はくうんだい)三代藩主信義霊屋。
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右から5番目、凌雲臺(りょううんだい)六代藩主信著霊屋。
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お参りを終え、帰りにご朱印を頂きました。
長勝寺は津軽家の菩提寺として、歴史的に価値ある伽藍や寺宝が多く、気に入ったお寺でした。この後、長勝寺から禅林街を黒門へ戻りますが、寺院が多いので気になったお寺のみ記録します。 -
泉光院の本堂。本尊は如意輪観音です。
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泉光院の境内にある、輪廻塔。
最勝院にもありましたが、「南無阿弥陀仏」と唱えながら石柱の中央にはめ込まれた輪廻車を回すと、極楽往生できるといわれているそうなので、ここでもあやかりました。 -
禅林街にある「蘭庭院」が管理する、六角堂〔別名・栄螺堂(さざえどう)〕。
名称は六角堂ですが、八角形でした。入口はカギがかかっていました。 -
六角堂の説明板。
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黒門が長勝寺の山門に対し、赤門は宗徳寺の山門と言われています。禅林街33寺のうち12寺が赤門から入ります。
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赤門を入ってすぐの所にある、藤先寺。入口からきれいな庭だったので、なんとなく入ってみました。本尊は釈迦牟尼仏です。
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藤先寺の境内には、紫陽花が見頃でした。
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一番奥にある宗徳寺。歴史を感じる山門と境内に緑が多く、風情があるお寺でしたが、4トラスポットはありません。
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山門から本堂へ続く参道も木々に囲まれていました。禅林街の他の寺と比べて境内は広く、歴史と風情が感じられるお寺でした。
他にも多くのお寺がありましたが、暑さもあり多くは通りから見た感じでパスしました。次に弘前城へ向います。 -
弘前城へ向う途中にスタバがありました。かなり暑い日で少し空腹もあり、ここで休憩を兼ねておやつタイム。
スターバックスコーヒー 弘前公園前店 グルメ・レストラン
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スタバの店内。暑い日でしたが店内は意外に空いていました。
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アイスコーヒーとおやつで一服し、充電します。
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スタバから堀の淵を歩いていくと、公園入口(追手門)が見えました。
弘前公園 (弘前城) 公園・植物園
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追手門から弘前公園へ入ります。立派な門ですね。
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朱色に塗られた「杉の大橋」を渡ると、二の丸に入ります。
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杉の大橋を渡ると二の丸南門(重文)へ。ここも立派な門ですが、お城の多くは天守に至るまで堀や門で固められています。
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南門を過ぎて二の丸に入ると、弘前城天守(重文)が見えてきます。お城の生垣や周辺一帯は大規模工事中でした。
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公園内には、美しい庭園が配置されていて、池には鯉が泳いでいました。
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弘前公園後に、追手門の目の前にある弘前市観光館へ。館内へ入ると案内カウンターがあります。
弘前市立観光館 名所・史跡
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日本語パンフはもちろんありましたが、外国人用のパンフも豊富に揃っていました。外国人観光客が多いのでしょう。
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観光館の裏にある、旧市立図書館。洋風建築で、中は無料で見学できます。
旧弘前市立図書館 名所・史跡
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観光館の隣にある、山車展示館。八幡宮祭礼の山車と津軽剛情張大太鼓を展示していました。入館無料です。
山車展示館 美術館・博物館
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館内には、大太鼓と山車が展示されていました。
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旧東奥義塾外人教師館。洋風建築で、東奥義塾の外人宣教師のための建物。
1階は喫茶 カフェ・アンジュ(salon de Cafe Ange)となっていました。旧東奥義塾外人教師館 美術館・博物館
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駅へ戻る途中、弘南鉄道・中央弘前駅に立寄ります。
前の津軽鉄道と同様、ローカル鉄道に興味があります。朝夕は30分毎、日中は1時間毎の運転でした。中央弘前駅 駅
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ちょうど電車が入ってきましたが、どこかで見覚えある... と思ったら、旧東急7000系でした。昔よく乗った思い出があります。ここで頑張っていたのですね。
弘南鉄道 大鰐線 乗り物
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富田の清水。昭和初期頃まで製紙用水、以降は生活用水として利用されていたそうです。
富田の清水 名所・史跡
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「富田の清水」の内部。
説明によると、一・二番目が飲料水、三番目が米・青物洗いと洗顔用、四番目が紙漉きと漬物洗い、五・六番目が洗濯と足洗いと、きまりがあったそうです。 -
一番目の水をペットボトルに入れて飲みましたが、冷たくてまろやかな水でした。
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「名水百選認定書」、環境庁(当時)のお墨付きです。
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富田の清水の近くに、もう一つ「御膳水」があります。
御膳水 名所・史跡
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「御膳水」の説明板。明治天皇が東北巡幸の際に、この清水がお茶や料理の用水として使用されたことから「御膳水」と命名された。また1986年に青森県から「私たちの名水」に選定された、とあります。
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しかし中に入ると、水は流れておらず苔が生えていて「飲料不可」の表示が。時代と共に水が出なくなったようです。
弘前の市内観光は終了、自転車を17時までに返却しなければならないので、急いで駅へ向います。 -
今日の宿泊は、ホテル・ルートイン弘前駅前。ロータリーを挟んで弘前駅の向いにあります。
ホテルルートイン 弘前駅前 宿・ホテル
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シングルルーム。狭いながらも機能的でした。
このホテルには最上階に大浴場があり、旅の疲れが取れました。 -
部屋から見た弘前駅。
明日は3日目、青森の旅の最終日です。
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旅行記グループ 津軽半島一周の旅 2017
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