弘南鉄道・大鰐線は土手町通りの中土手町の土淵川沿いにひっそりと佇む「中央弘前駅」が始発に成ってます。
この中央弘前駅...
続きを読む周辺は歓楽街の鍛冶町が近いと言うこともあり、ノスタルジック感溢れる雰囲気を今に残した懐かしい気分になれるところで、弘南線とは趣が随分と違いますね~。
駅舎は昭和27年に開業し、土淵川沿いの狭い地にへばり付くように出来た単式ホーム1面1線の地上駅で、駅構内もかなり年季が入ったレトロ感でいっぱいです。
大鰐線は中央弘前から大鰐までのわずか13.9Kmに14駅も在って中央弘前・大鰐駅以外は全て無人駅で30分掛けて走ります。
車両基地が在る津軽大沢駅、林檎畑が映える松木平駅・鯖石駅、通学に対応した弘高下・弘前学院大前・聖愛中高前・義塾高校前、各駅など弘南線同様に地域密着に徹してますね~、しかし、時刻表は朝夕の通勤・通学以外は1時間に1本とかなり不便なようす。
普通運賃においても中央弘前/大鰐間¥430と割高で、やはりお得な切符を上手く活用しない限りはJR線には歯が立たないです(JR線は弘前/大鰐温泉¥240で11分です)。
しかし、車窓の素晴らしさはJR線なんか足元にも及ばないほどローカル色が強くて旅情を醸し出します!、
特に松木平~鯖石間は景観が津軽らしい雰囲気がよく表れていると思いますね!~、また、石川~義塾高校前間のJR線を跨ぐ石川陸橋は好きですね!、絵に成りますよ。
でも、以前から大鰐線は人口減少による輸送実績の低下、それに伴う収入減少などで赤字が続き廃止に向けた方向を示しているようですが、沿線の自治体や経済団体に利用者などで存続戦略協議会で話し合いが持たれているようです。本当に地方の現実は厳しいですね!…。
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投稿日:2019/08/11