久々の九州・空き時間を使ってお出かけ【その４】　特急かもめで博多へ・おまけ付き

2017/07/03 - 2017/07/03

所用で福岡にやってきた空き時間を利用して、ちょっと周辺の乗り鉄に出かけております。

長崎までやってきました。
長崎まで来るのは18年ぶり。あれもこれもと考えたいところですが、そろそろタイムリミットで博多に戻らなければなりません。

そこで、「白いかもめ」に乗ることにしました。
そもそも、長崎から博多まで、まっすぐ特急に乗る機会などありませんでしたから、特急かもめにまともに乗るのは初めてです。
長崎本線を全線乗るのも記憶にないほど久しぶり。途中景色のいいところもあり、なかなか楽しめました。

そしてその夜…　うまいものを食べることができました。

エリア 博多(福岡)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

【その３】からのつづき

長崎駅までやってきた。
せっかくここまで来たのだからいろいろやりたいことはあるのだが…
そろそろ博多に戻らなければならない。

長崎駅 (長崎県) 駅

長崎駅のコンコース。
正面が改札口で、その向こうに頭端式のホームがある。
いい感じですね。

改札口からホーム方向を見る。

特急かもめ、博多行き。
この「白いかもめ」の編成（885系）と、つばめ型の編成（787系）が、半々くらいの割合で使われている。
この885系の方は振り子式なので、所要時間がやや短い。

特急 リレーかもめ 乗り物

改札口の方向を振り返る。

特急かもめに乗るめったにない機会。
せっかく乗るのだからと、グリーン車にしてみた。

同じグリーン車でも東海道新幹線などは高くて腰が引けてしまうが、ＪＲ九州在来線の長崎－博多間などは実質1000円ちょっと余計に払えば乗れるので、そんなに奮発感はない。

ＡＮＡの「スーパーシート」に対するＪＡＬの「クラスＪ」みたいな感覚かな。

グリーン車の車内。

ＪＲ九州の車両は、水戸岡さんという工業デザイナーのデザインで、どれも個性的である。

革製のシート。床はフローリング。
グリーン車だけでなく、普通車も革製シート＆フローリングだったりする。

２人掛け席。
テーブルの配置が独特である。

デッキのところにある編成表。
グリーン車は一番長崎寄りにある１号車。

こちら２号車のデッキ。
ギャラリーみたいですね。

山笠。博多ですねえ。

長崎駅を出発。
この列車のグリーン車は定員１５人に対して、乗客１２人。
以降、新鳥栖で１人降りた以外は博多まで乗降はなかった。

長崎－諫早間は電化された新線を行く。
ほとんどトンネルばかり。たまに外を走る。

JR長崎本線 乗り物

さっき、旧線を50分近くかけて走った諫早－長崎間を、この電車は新線経由で18分で走り、工事中の諫早駅に着く。

諫早駅 駅

諫早駅を出発。

長里－小長井間。
有明海が見えてきた。

長里－小長井間。

海辺にある小長井駅を通過。

小長井駅 駅

小長井－肥前大浦間。

肥前大浦駅通過。

肥前大浦駅 駅

肥前大浦－多良間。

肥前大浦－多良間。

肥前大浦－多良間。
今は干潮のようですね。

肥前大浦－多良間。
入り江をショートカットする国道。

肥前大浦－多良間。

多良駅付近。
重厚な町並み。

肥前七浦－肥前浜間。
このあたりまで来ると海から離れる。

諫早の次の停車駅となる肥前鹿島駅。

肥前鹿島駅 駅

その次の停車駅が、佐世保線との合流駅である肥前山口駅。

江北駅 駅

もう、完全に田園風景。

佐賀の市街地に入る。

佐賀駅に到着。
普通車はかなり混雑してきて、指定席である２号車・３号車も空いている席は自由席として使ってよいとの車内放送があった。
グリーン車はそんな喧噪をよそに、まったりした雰囲気。

佐賀駅 駅

新鳥栖駅。九州新幹線との接続駅。
グリーン車からも１人降りた。

新鳥栖駅 駅

その先、鹿児島線と合流。

鳥栖駅の構内のすぐ横にある、Ｊリーグ・サガン鳥栖の本拠地であるベストアメニティスタジアム。

鳥栖駅に到着。長崎本線はここまで。
ここからは鹿児島本線を走る。

鳥栖駅 駅

二日市駅を通過。
鹿児島線内はもっと飛ばすかと思ったが、意外とスピード抑え気味で走っている。

福岡近郊の町っぽくなってくる。

博多駅の手前。
新幹線の高架線と並行。

終点、博多駅に到着。

で、これからが今回福岡に来た本来の用事。
何事もなかったかのように（笑）、先方との待ち合わせ場所に向かう。

博多駅 駅

－中略－

１日目の用事が終わりました。
さすが九州、まだ明るい。
現在、夜の７時過ぎ。何か食べに行こう。

博多駅、博多口の地下にある博多一番街。

ここで博多ラーメンでも食べようとウロウロしていたら、長蛇の列ができるているお店が。
何のお店だ？

「鉄板焼　天神ホルモン」というお店だった。
福岡周辺にいくつか店舗があるらしい。

鉄板焼天神ホルモン 博多駅店 グルメ・レストラン

博多に来たならホルモンったい！　か。
ホルモン食べてみたいなあ。じゃあ列に並ぼう。

結局、列には３０分くらい並んでいた。
その間に、メニューが配られた。

店の入口にも「一番人気」と書かれていた「元祖　ホルモン定食」。
初心者だし、まずはこれを食べてみるか。

この店は、カウンター席のみ。
ホルモン焼きを乗せるのは、お皿ではなく、アルミホイルである。
へーっ。

目の前の鉄板でホルモンを焼いている。
誰のかな。

あっ　自分のだった。

これがホルモン焼き定食。

タレが２種類あって、それをつけて食べる。
ホルモン独特の食感。これはうまいなあ。

このお店、気に入りました。
ごちそうさまでした。

さて明日はお仕事２日目、頑張りましょう。

－おわり－

鉄板焼天神ホルモン 博多駅店 グルメ・レストラン

この旅行記へのコメント （6）

• Akrさん 2017/08/22 21:15:03

  前から気になっていたグリーン車の椅子だ！

  Tagucyanさま
  
  こんばんは。Akrでございます。
  
  仕事中での限られた時間での行動。ひしひしと伝わって来ました。どうしても「乗り」に時間を多く割いてしまい、本当はもっとゆっくり街歩きとかしたいのにって気持ち、私も良くあります。
  
  JR九州は車両も個性的ですね。新幹線の800系もですがデッキに足を踏み入れた瞬間からわくわくしてしまいます。それにしても前から気になっていたのですが、このグリーン車のシート、掛け心地は如何ですか？グリーン料金余計に払っているのだから快適なシートが求められますが見た感じが「ニトリで売ってる椅子」(笑)っぽくて落ち着かなさそうに見えるのですが、どうだったでしょうか？
  
  ホルモン美味しそう。
  宮城にもB級ですが、気仙沼ホルモンがあります。
  ビールが進みますね。
  
  それでは！
  
  　-Akr-

  Tagucyanさん からの返信 2017/08/23 23:46:20

  書斎のような革製の椅子

  
  Ａｋｒさま
  
  今回の行程、ひとつでも狂うと先方との待ち合わせ時間に間に合わない可能性があり、今思えばかなりリスクの高い行動でした。そのときは何とも思わなかったですが（笑）
  
  ＪＲ九州の車両は、おっしゃるとおり個性的ですね。一番衝撃的だったのは初代の「ソニック」かなあ。座席のあのデザインや配色。そこまで遊んでいいのか、と思ったものです。
  800系新幹線にしても、よく見ると車体のラインが直線ではなく波打っていて、新幹線ですら遊んでるなあ、と思いました。
  
  885系グリーン車の革製シートですが、いわゆる書斎の椅子のようなイメージです。
  でも、我が家には書斎がなく、こういう椅子もないので、その表現であっているかはよくわかりません（笑）
  いずれにしても「座り慣れていない」ので落ち着かなかったです。
  身の丈に合った車両に乗れ、ということですね。
  
  気仙沼ホルモン。すいません、数年前気仙沼に行ったときには、海鮮類しか頭にありませんでした。まだまだ修行が足りません（爆）
  
  ---
  Tagucyan

• とのっちさん 2017/08/22 21:14:56

  すばらしい１日の旅程です！

  Tagucyanさま
  
  こんばんは。九州の“鐡レポ”、ホームなのに全然知らない土地のようでした。
  
  １日で福岡〜大牟田〜島原〜長崎〜福岡と、特に観光路線でもない普段着の九州の鉄道を紹介していただきありがとうございます。このルートよく組んだな〜と頭が下がります。中央東線と違って輸送力が桁違いに必要ない九州ですが、長崎ゆきはちゃんと３０分に１本程度走っています。関東の方々からすると、個性的な電車ばかりで飽きないかと思います。
  
  福岡といえばもつ鍋、焼いたホルモンも絶品だったかと思います。食べ物の写真は無条件に“飯テロ”です。私以外の鉄道系旅行記を書かれる方、食事にも抜かりない！地元びいきで申し訳ないのですが、やはり九州の食材はおいしいです。
  
  またごゆっくりいらして下さい。
  
  とのっち

  Tagucyanさん からの返信 2017/08/23 23:41:18

  よくこんなに押し込めたな、と

  
  とのっちさま
  
  福岡から島原行って、長崎行って、そのあと福岡に戻って仕事して、ホルモン焼き食べて、よくまあそれだけのことを１日の中に押し込めたなあ、と思います。
  さすがにこの後は出かける元気もなくホテルに直行しましたが…
  
  島原や長崎、観光地として有名ですけど、そこにもたくさん住民の方がいるわけで、そういう人たちが利用する地域の鉄道に乗ると、その地域の雰囲気というのが伝わってきます。
  私が乗り鉄にのめり込んだのも、こういうのに「はまった」ところが大きいです。
  
  長崎から博多への特急電車、１時間に２本走ってますね。私の地元の中央東線と同じ。しかも私が乗った電車は、佐賀あたりでかなり混雑してきました。佐賀〜博多間は高速バスもバシバシ走っていて、それだけ需要がある区間ということなんでしょうかね。
  
  博多で食べたホルモン焼きはうまかったですね。もつ鍋のような鍋ものは１人だとさびしいですが、こういうものだと１人でも気楽に食べられます。
  いままで博多と言えば「バカのひとつ覚え」のようにとんこつラーメンばかり食べていましたが、レパートリーが増えました。なんで今まで気づかなかったかなあ。
  
  ---
  Tagucyan
  

• BTSさん 2017/08/22 10:26:46

  白いかもめ

  
  Tagucyanさまへ
  
  こんにちは〜
  
  九州の旅は終盤のようですね。
  
  〆は長崎駅から「白いかもめ（885系）」のグリーン車で博多へ移動ですね。
  
  885系はヨーロピアンスタイルで私の好きな車両です。
  
  グリーン車は床張りで革張りのシートで豪華さがあります。（社長室のようです）
  
  ただ、皮張りのシートなので衣類によっては、シートから滑り落ちそうな感じがします。
  
  一部の乗客から不評で普通車はモケットに変更してある車両もあるそうです。
  
  グリーン料金は、JR東日本に比べ1200円ほど安いですよね。
  
  しかも、普通車指定席（通常期）の特急料金より510円割引かれるので実質のグリーン
  
  料金は1060円と言ったところでしょうか。
  
  天神ホルモンの「ホルモン焼き定食」は、美味しそうですね。
  
  広島のお好み焼き村のように客の目の前で焼いてくれるので出来上がるまでは
  
  目で調理の過程を見て、鼻で臭いを嗅いで、耳で焼く音を聞いて楽しめますね〜
  
  そして最後は舌・胃で味や食感を楽しめますね。（見ていたらお腹が空きました）
  
  ご馳走さまでした。（笑）
  
  BTS

  Tagucyanさん からの返信 2017/08/23 23:39:26

  純粋に（笑）乗ったのは初めてでした

  
  ＢＴＳさま
  
  885系電車ですが、６年前に佐賀から博多まで１回乗ったことがあります。
  あのときは夕食後、天神バスセンターから西鉄高速バスで佐賀に行き、佐賀から885系のかもめでとんぼ返りして夜遅く博多に戻るという、みなさんよくやる「乗れるときに乗っとけ」パターンでした（笑）。
  ということで、純粋に移動のために乗ったのは初めてです。
  
  革張りシート、北海道のスーパー宗谷でも乗ったことがありますが、個人的にはちょっと落ち着かなかったですねえ^^;　普段座り慣れてないだけに。
  
  グリーン料金も、ＪＲ九州＜ＪＲ東日本＜その他　という感じで、九州が一番安いですね。大名商売の東海道新幹線のグリーン車なんか高くて乗れるかい、という感じですが、九州の特急のならたまにはいいかな、なんて考えてしまいます。
  
  博多、もつ鍋、までは知識がありましたが、よく考えたらモツとホルモンってほとんど同じなんですね。それを考えずに、ただうまそうだからその店に入ってしまいました。
  カウンター席しかない店だったので、結構並びましたが、並び甲斐はあったかな、というお店でした。
  目の前の鉄板で焼かれているのを見ながら、これは何だろう、誰のかな、なんて考えるのは楽しいですよね〜
  
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  Tagucyan