2017/01/23 - 2017/01/30
579位(同エリア3872件中)
ニッキさん
サンタ・クローチェ教会を出て、メディチ家礼拝堂、ピッティ宮殿内のパラティーナ美術館に行きます。
パラティーナ美術館は写真撮影が出来るようになったので、とても楽しみです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
花の聖母教会をクーポラ側から見るのは初めてかな?
やっぱりわくわくしちゃいます。
ルネッサンスの繁栄を支えた人々に感謝! -
初めて裏を通りました。
見上げたら、まぁ汚い!
真っ黒になっている箇所がたくさんあります。
観光客が多く目にする表側はやはり掃除しているのかしら。 -
今回はあんちゃんが行きたかったメディチ家礼拝堂を訪れます。
17世紀に建造されたバロック様式の礼拝堂です。
フィレンツェ市民が反感をもたないように、外見は質素に造っているそうです。 -
入ってすぐの1階の部屋はメディチ家のお宝(聖遺物)を展示しています。
-
2階に上がりメディチ家君主の霊廟へ。
キャー、凄い! -
外観からは想像もつかないほど、色大理石を用いた大変豪華な造りになっています。
-
フェルディナンド1世像です。
-
メディチ家の紋章が刻まれた石棺。
-
この礼拝堂ではミケランジェロの作品を見ることができます。
中央の聖母子はメディチ家に寵愛されたミケランジェロの作品です。
両側は聖人で、他の方の作品です。 -
ジュリアーノ・デ・メディチの肖像と墓
未完といえばレオナルド・ダ・ヴィンチのイメージがありますが、ミケランジェロも結構あるそうですよ。
向かって右の作品は顔が未完成です。 -
ロレンツォ・デ・メディチの肖像と墓。
-
シビタス・コストーナ(トスカーナ州)
このライオンはコストーナ市民の象徴なのでしょうか? -
礼拝堂全体が色大理石で装飾されていて、とっても綺麗です。
-
お昼を食べに中央市場に行ってきました。
市場は365日営業しているそうです。 -
1階が食料品を売っているお店になり、2階が数年前から大型の食堂になりました。
ランプレドット(牛の胃袋)のパニーノで有名なお店は1階の奥にありますが、あいにく数日前から冬休みを取っているそうです。残念! -
2階のピザ屋さん。
結構混んでいましたが、一番頼み易そう。 -
定番のマルガリータ。美味しそう!
これは間違いない!
白ワイン片手に「いただきまーす。」
ホントにウマウマでございます。 -
今回は花の聖母子教会をゆっくり眺める時間が取れなかったな。
今度、またね。 -
シニョリーア広場に建つヴェッキオ宮殿。
現在も市庁舎で使われています。
ヴァザーリが改装した豪華な5百人広間の壁には、レオナルド・ダ・ヴィンチの壁画(失敗作)とミケランジェロの未完成壁画が隠されているそうです。 -
「ダヴィデ像」 ミケランジェロ作(レプリカ)
このレプリカはヴェッキオ宮殿前で見る事ができます。
本物のダヴィデ像はアカデミア美術館にあります。 -
「サビニの女達の奪略」 ジャンボローニャ作
シニョリーア広場の開廊ではいくつかの彫刻を見る事ができます。 -
「メドゥーサの首をもつぺルセウス」 チェッリーニ作
絶対君主コジモ1世が発注したとされているペルセウス像は、メディチ家に反抗する者への警告のメッセージが込められています。 -
ピッティ宮殿に行く為に橋を渡ります。
ポンテ・ヴェッキオから見たウフィッツィ美術館方面。
なにげない風景ですが、天気が良いと輝いてみえます。 -
ピッティ宮殿
フィレンツェの大富豪ルカ・ピッティが建築した宮殿だそうです。
主が亡くなったその後もピッティ家が所有していましたが、1550年に廃墟同然だった宮殿と庭園をコジモ1世が購入して、別荘形式の宮殿に大改装しました。 -
この宮殿の中にパラティーナ美術館があります。
-
宮殿だったので、天井画も見ごたえがあります。
-
「聖母子と聖アンナの生涯の物語」 フィリッポ・リッピ作
マリア様のモデルはリッピと駆け落ちした修道女です。
背後にはマリア様の母アンナのマリア出産のエピソードが描かれています。 -
「眠るクピド」 カラヴァッジョ作
カラヴァッジョといえばローマのイメージが強く、フィレンツェに残されている数少ない作品の一つです。 -
「フェリペ4世騎馬像」 ベラスケス作
ベラスケスは24歳でスペイン国王フェリペ4世付きの画家に抜擢されました。
イタリア留学の機会を与えられ、遠近法や色彩表現を勉強してきたそうです。 -
「小椅子の聖母」 ラファエロ作
ラファエロの作品の中でも一番愛されている作品ではないでしょうか。
大工房を構え、多くの注文に応える為に弟子に下絵を描かせていると噂されていましたが、この作品は全てをラファエロが描いた作品です。 -
「大公の聖母」 ラファエロ作
西洋絵画で聖母子を立たせて描くのは革新的だったそうですよ。 -
「天蓋の聖母」 ラファエロ作
ラファエロが教皇に呼ばれローマへと旅立った時、未完成のまま残された作品です。 -
「アニョーロ・ドーニの肖像」 ラファエロ作
ウフィッツィ美術館に収蔵されているミケランジェロの作品「ドーニの聖家族」の依頼者であります。 -
「マッダレーナ・ドーニの肖像」 ラファエロ作
ラファエロが描いた唯一の夫婦肖像画です。
夫婦は美術品の収集家でした。 -
「婦人の肖像」 ラファエロ作
上品で優雅な婦人のモデルは、生涯愛したラ・フォルナリーナと言われています。 -
「キリスト哀悼」 ペルジーノ作
ヴェロッキオの工房で修業したペルジーノの作風は、弟子であるラファエロにも多大な影響を与えたと言われています。 -
「聖母子」 ムリーリョ作
17世紀にスペインのセビーリャで活躍した画家で、聖母子を多く描いています。
とても柔らかい温かい画風で、私の好きな画家の一人です。 -
「戦争の恐怖」 ルーベンス作
神聖ローマ帝国を舞台に起きた三十年戦争の最中に描かれた、ルーベンス晩年の大作です。 -
「悔悛するマグダラのマリア」 ティツィアーノ作
ヴェネツィア派の巨匠40歳頃の作品です。 -
パラティーナ美術館を過ぎると王家の居室を見る事ができます。
「玉座の間」 -
「ストルネッロの合唱」 シルヴェストロ・レーガ作
近代美術館も見てきましたが、この絵が一番印象的です。
とっても綺麗です。 -
窓からボーボリ庭園が良く見えます。
広大なイタリア式庭園の散策は、また別料金になります。 -
ピッティ宮殿前のジェラートのお店で買ったピスタチオ。
高くてマズイ! -
サンタ・トリニタ橋からポンテ・ヴェッキオを望みます。
橋に回廊を造ってしまう発想に脱帽。 -
サンタ・トリニタ教会にちょっと寄ってみましょう。
フェラガモ本店前に建っている、13世紀に建てられたゴシック様式の教会です。 -
「受胎告知」 ロレンツォ作
-
「羊飼いの礼拝」 ギルランダイオ作
-
祭壇画はギルランダイオの「牧者の礼拝」です。
50セントを入れると照明に照らされて絵がよく見えます。 -
中央主祭壇右のサッセッティ礼拝堂もギルランダイオのフレスコ画です。
「聖フランチェスコ伝」 -
夕方、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅の上空にいきなり黒い軍団が・・。
どうやらムクドリの大群のようです。 -
ムクドリは山をねぐらにしていましたが、市街地の方が天敵に襲われることなく安全だと認識し、市街地を大群で飛び回るようになったと言われています。
-
特にローマの被害は深刻のようです。
毎年冬になると、300万羽ものムクドリが北の方からやってくるそうですよ。
またローマでお目にかかるかしら?
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ニッキさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
52