2017/01/23 - 2017/01/30
810位(同エリア6973件中)
ニッキさん
ボルゲーゼ美術館は「行きはヨイヨイ帰りは怖い」で、鑑賞後市内へ戻るバス停が無いんです。ピンチアーナ門辺りまで歩いていけばバスはあるようです。
私達は迷って地元の人に聞きながら、ぜんぜん違う場所からバスに乗りバルベリーニ宮(国立古典絵画館)に着きました。
今回の旅のテーマ「美術館の写真撮影」も成功。
カラヴァッジョも堪能して満足、満足。
帰国の途につきます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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バルベリーニ宮(国立古典絵画館)はバロック時代の代表的な建築です。
ここも写真撮影が出来るようになりました。
7ユーロですがローマパスで半額になります。 -
「フォルナリーナ」 ラファエロ作
ラファエロの恋人といわれている女性で、腕輪には(ウルビーノのラファエロ)と記されています。 -
「ヘンリー8世の肖像」 ホルバイン作
跡継ぎ問題で6名の女性を妃に迎え(次々離婚)ローマ教皇と対立し、イギリス宗教改革を断行、イギリス国教会を創始しました。
絶対王政の悪名高いヘンリー8世です。 -
「牧者礼拝」 エル・グレコ作
一目でわかるエル・グレコの作品です。 -
「キリストの洗礼」 エル・グレコ作
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「ホロフェルネスの首を切るユディト」 カラヴァッジョ作
この主題はたくさんの画家によって描かれていますね。
ユディトは困惑の顔。ホロフェルネスに見つめられて、夢に出てきそう。 -
「ナルキッソス」 カラヴァッジョ作
水に映る自分の姿に恋焦がれて死んだギリシャ神話の美少年を題材に描いた作品です。 -
「ベアトリーチェ・チェンチ」 グイド・レーニ作
ベアトリーチェは度重なる性的虐待と凄まじいまでの暴力を尽くした実の父親を殺したという罪で斬首刑になりました。彼女を助けた継母と兄も斬首刑。
ローマのサンタンジェロ城前で公開処刑されました。
白いターバンは、髪で斧が滑らないように処刑前に巻いたものだそうです。
殺人の動機を知ったローマ市民が裁判所の決定に抗議しましたが、チェンチ家の財産没収を目論むローマ教皇クレメンス8世は、家族全員の死刑を取り消すことはありませんでした。
憂いを帯びた美少女の瞳はグッとくるものがあります。
とても印象的な絵でした。 -
建築家であり画家でもあったピエトロ・ダ・コルトーナが大広間に描いた天井画
「神の摂理の勝利」
以前は部屋の真ん中に大きなソファーが置いてあって、寝転がってしばし天井を眺めていましたが、ソファーは撤去されていました。残念! -
運命の女神と勝利者に捧げられる花冠。
教皇ウルバヌス8世はイタリアバロックの一流芸術家を集め、私邸バルベリーニ宮殿を飾りました。
ピエトロ・ダ・コルトーナの建築と絵画は、フランスのヴェルサイユ宮殿の内装にも影響を与えたそうです。 -
ジェズ教会もローマでは外せない教会ですが、一般人の開場時間は16:00~19:00です。
訪れたい方は、時間を合わせて計画を立てて下さいね。 -
「キリストの御名の勝利」 バチッチャ作
身廊天井のフレスコ画です。
これも遠近法を駆使して描かれています。 -
素晴らしい天井画には鏡が置いてありますね。
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創設当時は質素な教会でしたが、バロック時代に絵画や彫刻などで飾られ、ローマでも有名な豪華な造りになっています。
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特にイエズス会の創設者である聖イニャツィオ・ディ・ロヨラの礼拝堂はとっても豪華で目を惹きます。
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質素な外観のサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会
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とても広い教会で、尚且つ美術品がいっぱい。
入り口のボードがみどころを案内してくれます。 -
主祭壇まで続く天井はみごとに美しく、薄暗い中にも青が際立っています。
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「受胎告知」 ロマーノ作
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金箔が剥げてきていますね。
修復できればいいのでしょうが・・・。 -
カラファの礼拝堂は、枢機卿カラファが聖トマスに捧げた礼拝堂で、天井部分も見事なフレスコ画で埋め尽くされています。
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「聖トマス・アクィナスの勝利」 フィリッピーノ・リッピ作
上部が聖母の被昇天。下部が受胎告知を描いています。 -
主祭壇の天井も印象的な青と金で彩られています。
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「聖母子」 ゴッツォリ作
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「あがないの主イエス・キリスト」 ミケランジェロ作
ミケランジェロの作品が、柵も無く間近で見れるところが凄いですね。 -
サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会
ここはカラヴァッジョファンが必ず訪れる聖地。
デル・モンテ枢機卿の計らいで実現したローマでの初めての仕事は、カラヴァッジョ三部作「聖マタイ」伝。 -
「聖マタイの召し出し」
カラヴァッジョの名を世に知らしめた作品です。
光と影を操るカラヴァッジョらしい素晴らしい作品です。 -
「聖マタイの殉教」
この作品も明暗の対比が強いですね。
キリストの伝道師マタイが処刑される劇的場面です。 -
「聖マタイと天使」
天使からの霊感を受けて、福音書を執筆中のマタイ。
前二作の成功に続き描かれた祭壇中央の作品です。 -
サンタゴスティーノ教会の外観は初期ルネッサンス様式です。
カラヴァッジョファンは絶対に外さない教会です。 -
ミネルヴァ教会よりもやや暗めの青を用いた天井です。
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「巡礼の聖母」 カラヴァッジョ作
25年ごとの聖年にローマに巡礼にやってくる貧しい巡礼者の前に現れる聖母子。 -
カラヴァッジョらしい明暗と劇的シーンが印象的な素晴らしい作品です。
ぜひ、見に来てもらいたい。綺麗ですよ。 -
「予言者イザヤ」 ラファエロ作
ミケランジェロに影響を受けた作品です。 -
夕刻ナヴォーナ広場に着きました。
市民憩いの広場でいつも賑わっています。
ライトアップされてとてもキレイです。 -
ナヴォーナ広場のシンボル「四大河の噴水」はローマのカリスマ彫刻家ベルニーニの代表作です。
トレヴィの泉同様、必ず訪れたい噴水ですね。 -
夕食はアーモイタリアさんおすすめのリストランテ・テーマ (Ristorante TEMA)
ムール貝の白ワイン蒸しです。
「ブリュッセルの「シェ・レオン」の方が美味しいね。」と言ったら、「専門店と一緒にするな。」とあんちゃん。
普通の味です。 -
「手長海老のクリームリゾット」
これはアーモイタリアさんの一押しのリゾットです。
一口目は ガツン!ときます。美味しい!
でも私は半分食べた辺りで飽きちゃいました。
味が濃かったからでしょう。だんだん重くなりました。
でも、あんちゃんは「一皿いける」と言ってました。
美味しい事に間違いはない。 -
「カルボナーラ」
これは胡椒が辛くて数口でダメでした。
もともと生クリームを使った日本風のカルボナーラを食べた事はないのですが、日本で食べる本場のカルボナーラは、日本人の味覚に合わせて胡椒の量を加減しているのでしょうね。
ローマのレストラン「アンチカボヘム」ではペロッと食べられたのに・・。 -
「アーモイタリアの紹介」とお店の人に告げると、食後リモンチェッロ、グラッパが一杯サービスされました。
-
ティラミスは大きかった。シェアして召し上がれ。
味はごくごく普通でした。
全体に期待外れかな。味が濃すぎて私には合わなかったです。
私なら・・やっぱり「アンチカボヘム」に行きます。
アンチカボヘムの方が安いし。 -
「三度目の正直」とは良く言ったもので、今回はミラノで最後の晩餐を観て、憧れのラヴェンナにも行けて、快晴のヴェネツィアに心躍る最高の旅でした。
HISの食事アレンジも美味しかったしね。
イタリアは何度行ってもいいなぁ。 -
飛行機が揺れて食事が入っていたケースが飛び出しました。
普通こんなの座席に飛んでくるか?
もう、信じられない! -
月曜日は「Youは何しに日本へ」の成田ロケがあるよ。
とは妹から聞いてはいたのですが半信半疑。
あら、本当にYouを物色中でした。
うまくいくといいね。 -
帰りの電車で気が付きました。
何度も海外には行っているのですが、こんな事初めてです。
益々アリタリア航空に嫌悪感です。良いこと一つもなかった!
アリタリア航空だけは絶対に使わない!
もう二度とイヤ!
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