初南仏でかわいい村めぐり+パリ・ブリュッセル・香港　(6)　パリ

2017/04/27 - 2017/05/06

ゴールデンウィークに有休をくっつけて8泊10日、初めて南仏へ行ってみました。5/1のメーデーはフランスは美術館もお店もいろいろお休みかも、ということでベルギーのブリュッセルに滞在+ キャセイの香港乗り継ぎ便だったので、帰りに香港も一瞬ぶらついてきました。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

5/3(水)
今日は1日パリ観光です。ゆっくり起きて11時頃にホテルを出発。まずは地下鉄のPONT MARIE駅からマレ地区のほうへ行ってみます。今日は小雨がぱらつくあいにくの天気。

地下鉄の出口を出て歩き始めてすぐ、ショーウィンドウ越しに何やらお菓子を作っているのが見えたので入ってみました。

オー メルヴェイユ ドゥ フレッド (パッシー 16e) 専門店

うわ～何だろコレ？お店のお姉さんに聞いてみるとメレンゲにチョコレートをまぶしたもの、とのことだったのでとりあえず1個買ってみました（1.6ユーロ）。

さて、まずはお昼ご飯。ネットのブログでおいしいと紹介されていたLes Philosophesというお店へ。日本人シェフがいるのだそうです。

カフェ レ フィロゾフ カフェ

前菜とメインのランチコースをオーダー。まずは前菜。本日のスープをチョイスしたらブロッコリーのスープでした。おいし～。ヨーロッパは汁っ気のない料理が多いので、スープを飲むとホッとします。

メインは白身のお魚。たぶんタラです。トマトベースのソースで煮込んだ野菜ももりもり載っていて、これもおいしかった。

おいしいお料理にはやっぱりおいしいお酒でしょ！ということで昼からワインもいっちゃいました。
締めて52ユーロ。

レストランのお向かいにはかわいらしい靴屋さんがありました。M MOUSTACHEというお店。どれもちょっとひねりの効いたかわいらしいデザインなのに、しっかりとした作りで履きやすい。しかもちゃんとした革を使っているのにどれも15000円前後とリーズナブル。ということで1足購入。パリに来たらまた訪れたいお店です。

ムスタシュ 専門店

続いて、パリに来たらやっぱり1度はのぞくレペットへ。日本人店員さんもいていろいろ説明してもらえます。

ずらりと並んだトーシューズ。私たちが見ている間もお母さん＆娘さんペアが何組も来て、常連さんらしく店員さんと話した後チュチュやらシューズやらを買って帰っていきました。

続いてこれまたパリに来たら毎回行ってしまうセレクトショップのメルシーへ。結局いつも収穫なしで何も買わないで出てくるんですけどねｗ　ちなみにテロの影響か、入り口で荷物チェックがありました。

メルシー 専門店

荷物を置きに一回ホテルに戻ります。
最初に買ったメレンゲのお菓子を食べてみましたが、これが超～～おいしかった!!　中のメレンゲはフワフワしていてとろけるようで、まわりのチョコもすごくなめらかでおいしくて、とにかく今まで味わったことのないような感動的な食感の、衝撃的なおいしさのお菓子でした。1個を二人で半分こして、一口だけで一瞬で食べ終わっちゃったので、もっと買ってくれば良かったと二人して後悔。。こちらのお菓子屋さんも次パリに来たらまた絶対行こうと思います。

お次はホテルからすぐのギャラリーラファイエットへ。名物の丸天井、初めて見ました。うつくし～。化粧品売り場の上にあります。

ギャラリー ラファイエット百貨店 (パリ オスマン本店) 百貨店・デパート

バルコニーも豪華で繊細な装飾。劇場みたいです。ステキや～
ここでもバッグなどお買い物してしまいました。ホテルでもらった地図にギャラリーラファイエットの10％オフカードが付いていて使えたので安くなりました。ラッキー

お次はルーブル美術館へ。今日は水曜日なので22時前まで開館してます。お目当てはフェルメール展だったのですが、チケットを買ったあとに、どこでやってるのかスタッフさんに聞いてみたら、フェルメール展を観るにはネットの事前予約か当日配られる整理券が必要で、今日の整理券はもう配布終了とのこと。。ということでフェルメール展は明日の朝再チャレンジすることにして、初ルーブルの同行者のために有名ドコロをまわります（チケット 15ユーロ）。まずはサモトラケのニケ。

ルーヴル美術館 博物館・美術館・ギャラリー

モナリザ。相変わらず展示室はものすごい人です。
ちなみにモナリザ付近はスリのメッカとのこと。昔、ツアーで来た時に、添乗員さんが「スリも皆さんと同じようにちゃんと入場料払って入って来てますから」と言っていたのが印象的でした。15ユーロの入場料も取り戻せるくらい稼げるってことですね。

ミロのビーナス。

フランソワ・ジェラールの「クピドンとプシュケ」。この絵、好きなのです。今回も見れて良かった。
ちなみにルーブル美術館のパンフレットって日本語版もあるんですけど、どの絵がどこにあるか全く書いてないので、全然使えません。。なので、いつもガイドブックを頼りに回りますが、展示場所が変わってしまうともうお手上げです。。今回も変なところにプサンの作品がまとまって展示されてたりしました。

有名ドコロはだいたい回れたので、最後にエジプトゾーンへ。

いろんなものがドカンドカンと置かれているので見ごたえあります。

イケメンです。

そろそろ閉館時間。エジプトゾーンから「EXIT」の表示を辿っていったら、今まで一度も来たことのない地下遺跡ゾーンみたいなところに出ちゃいました。

出口を出てピラミッドの下のお土産屋さんをのぞこうと思ったら、もう入店不可でした。ショーウィンドウにはカラフルなミロのヴィーナスがたくさん。これも売ってるのかな？

地上に出てきました。ライトアップがキレイ。

22時になり、遠くに見えるエッフェル塔ではシャンパンフラッシュが始まりました。だいぶ昔に登ったっきり、最近ではあの辺りには近寄りもしませんが、やっぱりエッフェル塔を見ると「パリに来たな～」という感動がわきますね。

さて、夜ご飯はどうしよっか。もう時間が遅いけど、この近所で何かないかな～？とガイドブックを見ていたら、「さぬき家」という文字を発見。寒かったし、そろそろ出汁のきいた食べ物を欲していたので満場一致でこのお店に決定。ラストオーダー過ぎちゃうかもと急ぎ足で歩いていると、さぬき家に到着する前に「ひぐま」という営業中＆お客さんいっぱいのラーメン店を発見したので、即予定変更。

ラーメン ひぐま アジア料理

焼きそば＆餃子セットと、みそラーメン＆半チャーハンセットをオーダー。どっちもちゃんと日本の味でした。胃に沁みるわ～
ルーブルのすぐ近くというザ・観光地にあるにも関わらず、ビール大瓶2本頼んでも計31ユーロととってもリーズナブルでした。ちなみにこのお店はチェーン店みたいで、後日ホテルの近くでも見かけました。

ということで22時過ぎにガッツリとラーメンを食べて今日は終了。

5/4(木)
パリ観光は今日が最終日。さあ、今日こそフェルメール展を観るぞー！ ということでまずはルーブル美術館へ。

開館前の8時半頃から並んで、無事フェルメール展の10時半の整理券をゲット。
10時半ちょい前にフェルメール展の入り口に向かうと通してもらえましたが、そこからさらに30分くらい並びました。

展示室内は撮影禁止。30数点しかないフェルメール作品のうち、12点が集められました。とはいえ、もともとルーブルが持っているのが2点あるので、他の美術館から来ているのは10点。しかも結局よく貸し出してくれる作品ばかりが来ているのか、日本でも見たことのあった作品がほとんどでした～。でもワシントン美術館の所蔵作品は初めて見たので見れてよかったです。

さてお次はモンマルトルの丘へ。地下鉄駅の階段がアートです。

まずはバケットコンクールで1位になったというお店でバケットを購入。

ル グレニール ア パン (アベス通り店) パン屋

続いて「マツコの知らない世界」で紹介されていたというチョコレート屋さんへ。私は番組は見てないのですが、番組を見た同行者のたっての希望で訪れました。着いた時に日本人の先客がいて、「日本のTVショーで紹介されてたのはどれ？」と注文しているところでした。恐るべしマツコ効果…。

ジル マルシャル スイーツ

こちらのキャラメリゼしたピーカンナッツ入りのチョコがおいしいのだとか。お土産に1枚購入（確か8.5ユーロくらい）。

ケーキもおいしそう～～。

ということでケーキとカフェオレも買って、近所の公園でさっそくいただきました。メレンゲの載ったレモンのタルトとモンブラン。そしてバケットのお店で買ったエクレアも。全部おいしかった！

公園の泉のところではお散歩中のワンコに水を飲ませているおじさんがいました。結構デカいワンコだから重そう＆腰痛めそう…。でもほほえましい。

時刻は14時過ぎ。このままだとランチのラストオーダー終わっちゃうかも、ということでさっき甘いものを食べたばかりですが公園のすぐ近くのお店へ。

前菜とメインの2品コースをオーダー。まずは前菜。チーズと野菜、と言われたのですが、チーズはブッラータチーズでした。いえーい！この旅の間にニースで食べて以来、大好物になったのでウレシイ。

そしてチキンのローストと大量のグリンピース。お肉もお豆もちょうどいい塩加減でした。

さて、坂を登ってサクレクール寺院を目指します。途中からお土産屋さんが増え始めました。

絵描きさんがいっぱいの広場に到着。

あちこちで似顔絵描いてます。

こんな風に流し(？)の絵描きさんもいて、カフェで描いてたり、歩いてる途中で声かけてきたりします。

サクレクール寺院に到着。内部もとっても立派。祭壇の天井のフレスコ画がスゴイ。振袖を着た日本人女性も描かれてます。

サクレクール寺院 寺院・教会

サクレクール寺院の前の坂を下ります。途中振り返りながら何度も寺院の写真を撮っちゃいました。お、晴れてきたぞ～

一番下まで下りてきました。大きなメリーゴーランドがあります。ちなみにここらへんにはミサンガを売りつけてくる集団がいるので要注意です。前に来た時はぐいっと腕をつかまれて無理やりはめられそうになりました。ということで大柄な男性もいる欧米人の団体さんにくっついてやりすごしました。

モンマルトルの丘を背にして左側のほうに行くと布屋さんがたくさんあります。

何フロアもある大きなビルにいろんな布が売られています。見てるだけで楽しい～。

リバティプリントもたくさんあって、いろいろ買い込んでいる日本人のお客さんもいました。

そろそろ18時。お土産を買いにギャラリーラファイエットへ行き、バターなどを買い込んでからいったんホテルへ。ちなみにエシレバターはモノプリにも売っていて、モノプリのほうが全然安かったです。。 ギャラリーラファイエットでは250ｇで4.5ユーロくらいでしたが、モノプリでは2.5ユーロくらいでした…。しまった～泣　
ただ、モノプリだと種類は少ないですけどね。

フランス最後の夜ご飯を食べにガイドブックに載っていたお店へ。Medi Terra Neaという回転フレンチのお店です。

メディ テラ ネ その他の料理

冷菜がレーンに乗って回っています。温菜はオーダー式です。

ブッラータチーズの前菜を見つけたのでオーダー（5.5ユーロ）。野菜たっぷりのラタトゥイユにたっぷりのチーズがのってます。ウマイ!

メインはラザニア（13.5ユーロ）と、ビーフをチャパタで巻いたもの（14.9ユーロ）。どちらも普通においしかったです。

ブラブラと歩きながらホテルへ戻る途中で、アイス屋さんがあったので寄ってみました。

ダブルで4.5ユーロ。何味にしたか忘れちゃいましたが普通においしかったです。

パリ観光もこれでおしまい。
明日は香港経由で帰国です。