ウィーン６泊８日　ゆっくり滞在のはずが...慌ただしく 2/7

2017/05/02 - 2017/05/09

5/3(水)　曇りのち雨

本格的に観光スタートです。
今日は
・シェーンブルン宮殿
・オペラ座ツアー
・デューラーの野うさぎ
最低、この上記３つだけは死守したい。
あとの予定はどうでもいいw

以下はGoogleカレンダーに登録しておいた当初の予定。
（★マークはVienna Pass利用の目印です）

07:30 朝食＠OBERLAA-Dommayer
08:30 ★シェーンブルン宮殿見学＋グロリエッテカフェでまったり
10:00 ★馬車博物館
10:30 ★オットーヴァーグナーヒーツィング
11:00 オペラ座でガイドツアーチケット購入
11:30 買い出し＆ランチ
13:00 ★モーツァルトハウス
13:30 Frauenhuberでお茶
14:30 オペラ座見学
16:00 ★ヴェルベデーレ宮殿（上宮）
18:00 ★ヴェルベデーレ宮殿（下宮）
19:00 ★アルベルティーナ美術館
21:00 周辺夜景撮影
22:00 パルメンハウスで夜食

エリア ウィーン(オーストリア)

5:30に起床。
寝グセがひどいのでシャワー浴びて、ニュース見て6:30までダラダラ過ごす。
お腹が空いていないので予定を変更して直接シェーンブルン宮殿へ向かうことに。

「グロリエッテに楽に行くルート」を思い出したので
アパートの本棚に置いてあったガイドブックを参考に「AnachB」でルート検索。

U1:Stephanspl.→Karlsplatz
U4:Karlsplatz→Meiding Hauptstr.
A63:Meidling Hauptstr.→Stranitzkygasse

A63のバスに乗ると降車停まで結構な勾配の坂を登りました。
宮殿からグロリエッテまで相当上り坂であることが容易にわかります。

上記「AnachB」と一緒によく利用したアプリ「öffi netzpläne」

見たい都市の交通網情報を一旦ダウンロードして、
Launcherを選択してショートカット作成しておけば
オフラインでも確認できるので便利です。

バス停：Stranitzkygasseで降りてストリート沿いに歩くと門が見えてきました！

この門をくぐると．．．

シェーンブルン宮殿と庭園群 城・宮殿

森が広がり、小鳥のさえずりが聞こえてきます。

さらに奥へ進むと．．．

グロリエッテに到着です。

ジョギング、ウォーキング、筋トレしている人など色々いました。

グロリエッテ カフェ

グロリエッテからの眺めです。

シェーンブルン宮殿と庭園群 城・宮殿

グロリエッテからちょっと下ったところにあるベンチからの眺めです。

となりのベンチではネーちゃんが腹筋トレーニング。

シェーンブルン宮殿と庭園群 城・宮殿

ベンチでしばしの間たそがれます。

8時近くになったので宮殿へ向かいます。
（どうも４月から8:00オープンになったらしいです）

途中では職員さんが歩道の整備をしておりました。朝からご苦労さまです。

シェーンブルン宮殿と庭園群 城・宮殿

下から見たグロリエッテも美しいです。

グロリエッテ カフェ

宮殿へ行く途中にお会いし、一緒にお散歩してくれた鴨。

この他にもいろいろな動物とお目にかかれます。

ただ今回リスとは遭遇できず残念。

ネプチューンの泉

噴水が動くのはたしかは10:00からだったかな？

ネプチューンの泉 建造物

ネプチューンの泉と背後にそびえるグロリエッテ。

ネプチューンの泉 建造物

宮殿に近づいてきました。

シェーンブルン宮殿と庭園群 城・宮殿

どうも植替えの時期だったらしく花が１つもなく淋しいです（涙）

まぁこれはこれで貴重な光景を見れたので良しとしましょう。

右側を向くとこんな道が広がっています。

左側を向くとこんな感じ。

このあと、近くをウォーキングしていたお年寄りの女性が
私の顔を見るなり「オハヨウゴザイマス」と。
すかさず「グーテンモルゲン」と返します。
お互い笑顔になり朝から気持ちいいです。

うろこ雲が広がっています。案の定、お天気は下り坂f^^;

藤の花でしょうか？

正門方面に向う途中です。

陽の光に映えたテレジアンイエローが美しいです。

正門方面からパチリ。

中国人の団体客がたくさんいました。

正門左手にあるチケット売り場へ行き
ウィーンパス見せて、チケットを受け取りました。

８時１８分から入場可能とのこと。

チケット売り場の出口が赤丸です。
そこから矢印のある方面に行くと宮殿の入り口になります。

時間になりましたら、こちらでバーコードかざして入場し、
オーディオガイドはその先で受け取れます。

内部は撮影禁止のため入り口へ向う写真で終わりです。

自分の前後に団体客があわせて６つあり、みんなグランドツアーだったため
後半はめちゃくちゃ混雑していました。

マリア・テレジアには興味があったので彼女関連の部屋は印象に残っています。
ロココ式の内装や家具も実際に拝見できたのは良かったです。

9:40に出ましたが続々と観光客が正門前に。
これでもマシなほうでしたね。やっぱり早めに来て正解でした。

宮殿をあとにし、馬車博物館へ

馬車博物館 博物館・美術館・ギャラリー

フラッシュなしなら撮影OKです。

当時の衣装でしょうか？

いろいろな馬車があります。

乗り心地はどんな感じか想像しながら見学しました。

馬車を堪能したあとは、ちょっと小腹が空いたので
朝食を予定していたドムマイアーへ向かいました。

ヒーツィング(Hietzing)門へ向かうとバスが３～４台続々と止まりました。

バスから可愛い子供たちが登場です♪

みんなきちんと整列しています！

中韓の人々は見習ってほしいですね～。

今回の旅でも並ばない、割り込み、ポイ捨てなど色々と迷惑な生き物でした。

ドムマイアーに行く途中、T-MobileでSIMカードを購入。

これでメール、ネットはもちろん、電話も問題なく通じ、快適になりました。

ドムマイアーで一服します。

気温が低めだったので外の席は閑散で、中は結構な人がいました。

ドムマイアー カフェ

メランジェ :3.9ユーロ
Topfen Frucht Torte:4.1ユーロ
合計8.0ユーロ（チップ込みで10ユーロのお支払い）

サプリメントを飲もうとしたとき、お水を継ぎ足してくれたのでちょっと多めに。
（今思うと9ユーロで良かったかもw）

チーズケーキのような滑らかな舌触りでさっぱりした味で美味しかったです。

ドムマイアー カフェ

カフェのあとは運動も兼ねて
オットーヴァーグナーヒーツィングへ向かうもお休み。
（日曜のみオープンだったかなぁ）

踵を返して駅に戻り
U4：Hietzing→Karlsplatz経由でオペラ座へ向かいます。

車中でメダイヨン館とマジョリカハウスが見られる駅があったのを思い出し
１つ前のKettenbruckengasseで下車します。

階段を登り左手にすぐあらわれるメダイヨン館です。

左：マジョリカハウス　
右：メダイヨン館
いい撮影場所が見つからないw

マジョリカハウス 現代・近代建築

すぐ近くではマーケットがありました。

また駅に戻りKarlsplatzで下車しオペラ座へツアーチケット購入に向かいます。

「直前だと混む」とのクチコミを見たので
事前にチケット購入しようと訪れたましたが開いてませんでした。

近くにいたモーツァルト姿のチケット売りが丁寧に
「14:30にならないと買えないよ」と親切に教えてくれました。

まぁチケット売り場の場所を把握できたので良しとします。
雨もポツポツと降ってきました。

ちなみに現在、日本語ツアー日程はHPに掲載されていないので
知りたい場合は直接問い合わせれば教えてくれますよ。

以下、出発の１ヶ月前にオペラ座のオフィスに問い合わせた内容です。
適当な英語だけどなんとか通じたみたい。
（次の日には返信がありスケジュール立てやすくなりました）

----------------------------------------
件名：Japanese guided tours schedule of next Month
本文：
This is an inquiry about Japanese guided tours schedule.
I will stay Vienna next May(3/5-8/5).
Please let me know the schedule of next Month if you can find out.
----------------------------------------

以下は返事。
========================================
japanese tours are held at the foloowing dates:
3., 4., 5., 6. and 8. May: 3pm
There are no tours on 7 May.

If you are interested
just come to the entrance Operngasse / Ringstrasse 20 minutes before.
Tickets can be bought upon arrival.
========================================

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

アパートに戻る途中、メルクール（MERKUR）で買い出し。
行ったついでにアンカー時計をパチリ。

最新ガイドブックでメルクールは相変わらずカード不可になっているけど
VISAは問題なく使えますよ。去年も使えたし。

このあとランチをし、モーツァルトハウス行ってオペラ座へ。
フラウエンフーバーは混んでいたのでパスしました。

アンカー時計 建造物

14:30になったのでオペラ座へ。雨が強くなってきました。

チケット購入後、写真のように各言語の立て札があり、ここで待ちます。
それにしても、日本人30～40人ぐらいはいたんじゃないかなぁ？
こんなにいるとは思いませんでした。雨だったせいもあると思いますが。

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

チケットは7.5ユーロ。カードでお支払い。

この外国人のお姉様がガイドしてくれることに。

最初、観客席に行ったのですが
他国のツアーがたくさんいたので、機転を利かせて観客席の解説は最後にしてくれました。

結構スルスルっと流れて移動するため
正直内容あんまり覚えていないんですよね（涙）

予算の半分は税金投入だとかおっしゃっていたな。

スポンサーはトヨタのレクサスとのこと。

舞踏会（バル）のときは客席を全部取っ払って
フラット（舞台と同じ高さ）にするんだとか。

バルが終わったら通常の公演があるため
それまでに会場のセッティングを元に戻さないといけない。
そのため400人ぐらいの裏方さんが動いているんだとか。

小澤征爾さんのアイデアで
あるものが今でも受け継がれているんだとかおっしゃっていたが、
何だったか覚えていない（涙）

想像していたより豪華じゃなく、いい意味で期待を裏切られました（笑）

どちらかというとシンプルで上品な美しさが伝わってきます。

当日はたしか「マクベス夫人」だったと思う。
次の日5/4は「フィガロの結婚」。
その次の日5/5はチケットを取れなかった「トスカ」。

オペラそっちのけでロイヤルボックス席に座る有名人を楽しむ人もいるとか。
いろいろな楽しみ方があっていいと思う。

立ち見席は根気さえあれば意外と取れるようなことをおっしゃっていましたf^^;

根気も体力も衰えてきた私には無理だわ～。

前の座席の背に付いている字幕ディスプレイ。

字幕はドイツ語と英語のみ。

ディスプレイの角度を自由に変えられるはいいですね。

ここで約40分間のツアーは終了。

このガイドツアーはリピートしてもいいかなと思いました。

オペラ座のあとは71番トラムでベルヴェデーレ宮殿へ向かいます。

昨年も見ましたが、天井のフレスコ画が綺麗です。

騙し絵的になっているので見ていて楽しいです。

ベルヴェデーレ宮殿 城・宮殿

クリムトの接吻。

本物は撮影禁止のためこれは撮影用のレプリカです。

ミュージアムショップでお目当てのヴァルトミュラーの図録を購入し、
下宮へ向かいます。

下宮から見た上宮です。

雨が土砂降りになってきました。

下宮も美しいです。

中に入りましたがこれと見るものもなく10分ぐらいで退散。
私には時間の無駄でしたf^^;

アルベルティーナへ向かいます。
が反対方向のトラムに乗り、結局地下鉄で向かうことに。

アルベルティーナへ着きました。

去年の二の舞は踏みたくないので
念のため受付でスマホで写真見せながら
「今日はデューラーの野うさぎ鑑賞できる？」と尋ねました。

OKの返事をもらったので入場します。

事前チェックしていたとおり「エゴン・シーレ展」が開催されていました。
時代ごとに描写が変わっていく様を見ることができたので楽しめました。
ただ先程ベルヴェデーレでクリムトを見たせいなのか、
彼の作品はグロテスクすぎて途中から気持ち悪くなってしまいましたw

水曜日は21時までオープンのため、仕事帰りのビジネスマンが結構来ていました。

アルベルティーナ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

フランシス・ベーコンだったかな？

「野うさぎ」探したのですが全然見当たらず焦りました。
チケットもぎりのお兄さんに聞いたら親切に教えてくれました。

たしかに去年、封鎖されていた部屋に見覚えがあります。
ずんずん進んでいくと、やっとご対面。
お～１年間長かったよー。もう、これだけで満足です。

雨は相変わらず強く、全然お腹も空いていないので今日の観光はこれにて終了。
このあとは何も食べずゆっくりバスタブにつかり早々と就寝しました。