
2017/05/02 - 2017/05/09
24位(同エリア105件中)
ulosさん
【※閲覧注意】
今回は若干刺激の強い画像がありますのでご注意ください。
5/7(日) くもり時々雨
毎月第1日曜日は特定の美術館や博物館、音楽家の家などが無料公開されています。
そのため当初は以下の2つを計画し、
1. ウィーン軍事史博物館→音楽家の家(シューベルト、ハイドン、シュトラウス)
2. ウィーン軍事史博物館→クロスターノイブルク修道院
当日の気分&体調で決めるつもりでした。
しかしGW突入の4/29に紀伊國屋書店で
「観光コースでないウィーン」を立ち読みし
急遽、マウトハウゼン強制収容所を訪問することに変更。
前回のチェコ旅行のとき、
ナチス関連(テレジーンやリディツェ)の訪問計画も立てましたが
結局足を運ばすそのまま帰国。
旅行を振り返ると「負の遺産を無意識に避けている」自分に気付きました。
人生80年とすれば今年はちょうど折り返し地点。
多分このままだと、死ぬまでに訪れたい場所「アウシュビッツ強制収容所」
も行かず人生終えるのが見えてしまい、
「行かないで後悔するのは嫌だな~」と思い、訪問するに至りました。
そんなことで今日の目的は
・マウトハウゼン強制収容所
・ウィーン軍事史博物館(時間があれば)
以下はGoogleカレンダーに登録しておいた当初の予定。
06:30 ウィーン中央駅→リンツ
09:00 マウトハウゼン強制収容所見学
14:00 リンツ→ウィーン西駅
16:00 ウィーン軍事史博物館
17:00 あとはフリー
チョット余談ですが...
ホントの最初に立てていた予定は
(旅行記1の「毎日オペラ、バレエ、コンサート」熱のときの予定です)
・11:00~アンドラーシュ・シフのコンサート
・15:00~佐渡裕指揮トーンキュンストラー管弦楽団定期演奏会
・19:00~アンデアウィーン劇場でオペラ
と音楽三昧。
佐渡裕氏嫌いだけど樫本大進氏の音は生で聴いてみたかったから
たしか予定に入れたはず。以上余談でしたf^^;
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
寝る前にチェックした電車の時刻。
ウィーン中央駅→リンツは昨日も乗ったRJで移動します。 -
「リンツからはマウトハウゼン駅まで行きそこからタクシーがよい」
とガイドブックに書いてありましたが、
「バスで行った方がよい」
という口コミも見たのでバスの時刻表をチェック。
もう結論言っちゃいますが、
『タクシーで行くのが断然オススメ!!!』
あの急勾配の坂を20~30分歩くのは足腰に悪いです。
収容所まで平らな道なんて全くないですから。 -
中央駅へ向かう地下鉄の時刻表もチェックします。
地下鉄から特急への乗り換えは10分見ておいたほうが良さげなので
遅くとも6:00発が良さげ。
1:30過ぎていたのに気付き、このあと就寝。
時刻チェックが一通り終わったので5時まで寝ます。 -
5時に目が覚めて、残り物のハムとチーズでサンドイッチを作ります。
-
これまた残り物の生ハムとフルーツで軽めの朝食。
-
なんとか6:08発の地下鉄に乗れて、中央駅へ到着。
-
ミュンヘン行きは8番線みたいです。
ウィーン中央駅 駅
-
6:30定刻通り発車しました。
保存しておいた帰りの時刻表(マウトハウゼン→リンツ)をチェックします。 -
電車も再チェック。
14:01発のWestBahnにうまく乗り継ぎできたらいいな~。 -
ついでにウィーンに帰ってきたらウィーン軍事史博物館を見る予定なので
西駅からの時刻もチェック。 -
朝食を頬張りながら
どんよりした曇り空を眺めたり、日記を書きながら過ごします。
あと3分でリンツに到着します。 -
07:46定刻通りリンツへ到着。
バス乗り場へ向かいます。
バスターミナルの文字を発見。 -
マウトハウゼン行きはC5番。
ちなみに駅出て右へ少し歩きます。
移動には最低5分ぐらいはかかると見ておいたほが良いと思います。 -
バスがやってきました。
乗客はこのご婦人含め5~6人。 -
バスの運ちゃんはドイツ語のみ。英語は通じなかった。
往復チケット買う予定だったので
「LINZ←→LINZER STRASSE-WASSERWERK」の付箋を見せたら
気を利かせてくれて1日券にしてくれました。
もともと片道4.3ユーロだったから全然お得でもなんでもないですけど
帰りのバスで買う手間が省けました。 -
LINZER STRASSEまでは約1時間かかります。
バスの案内掲示板もあるので間違わないと思いますが、
バスの運ちゃんは親切な人で、停留所に着いた時ここだよと教えてくれました。 -
停留所で撮影した動画を切り出して、パノラマ合成してみました。
帰りのバス停が反対側(左)にあるのがわかります。 -
念のため帰りのバスの時刻をチェックします。
-
マウトハウゼン周辺の地図はMAPS.MEでダウンロードしておらず
強制収容所の場所も登録し忘れていたので
google先生に道順を尋ねます。
2通り出ています。 -
最初、「右に曲がれ」だと思い戸惑いました。
どうみてもドライバー用の標識っぽいですね。
道が左右に分かれているし。 -
マウトハウゼンへの標識はそのまま真っ直ぐとなっています。
Google先生に従い、私は右に曲がり、ベルナシェク通り経由で向かうことにしました。 -
もういきなりの急勾配です。
ま、別の道でも同じぐらいの勾配がありましたが。。。
ちなみに私が行ったルートでは
強制収容所まで平坦な道は皆無です。ひたすら登り坂です。 -
のどかな風景に出会えます。
正直、すぐ近くに収容所があり残酷なことがあったとは今でも信じられません。 -
Googleマップにも載っている「Moststube Frellerhof」です。
もうすぐです。 -
9:05にやっと着きました。
約20分かかりました。普段運動しているけど、さすがにキツかったです。
タクシーで来ることをお勧めします。
大型バスとワゴン車がひっきりなしく来るので
結構ツアーで来る人が多いんだな~と最初思いました。
でもそれにしては人が多すぎる。
警察官、消防士も多数いるし、中に入るとカメラマンがいたので
ちょっと様子が違うことに気づきました。マウトハウゼン強制収容所 博物館・美術館・ギャラリー
-
敷地内へ入ってみると、式典の準備が行われていました。
帰国してちょっと調べるとNHKに情報(現在はもうない)がありました。
「ナチス大量虐殺の犠牲者を追悼 欧州最大規模の式典」と。 -
インフォメーションの位置がわかりづらく迷いました。
ただ、この式典のためなのか、インフォメーションは開いていましたが
誰もいないという始末。
ポーランドから来たご夫婦も迷っていたらしく
「ここがインフォメーションですよね~?誰もいなくて困っちゃうねf^^;」と
言葉を交わし苦笑い。
オーディオガイド借りたかったんだけどね。
と書いている今でもインフォメーションの場所が合っていたかどうか定かじゃないです。 -
式典のために、普段は解放されている敷地がことごとく制限かけられて
警察官もばっちし配備されていて厳戒態勢でした。
資料館とバラック2棟ぐらいしか見学できませんでした。
式典が終わる13時からは見学できるとのことでしたが
さすがにそこまで待てません。
早めに切り上げようと帰りの時刻早速をチェックです。 -
バスの時刻は11:12なので、見学できる限界は10:50ぐらいまでかなぁ。
約100分しか見学できないけど、しょうがない。 -
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バラックの様子。
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処刑の様子
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花崗(かこう)岩。
「死の階段」もたしか制限かけられていて見学できなかった(涙) -
この収容所でも使われていたチクロンB。
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ガス室内部。チクロンBを見た後だけに、より生々しく感じました。
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時間になったのでバス停に戻ります。
予習を怠ったため1割も理解できなかったのが本音です。
英語の説明も全てあるわけじゃないし、あってもドイツ語より明らかに短いし。
読めなかったのが悔しいです。
これは帰りのバス停で軍事史博物館へ向かうトラムの時刻をチェック。 -
12:01ウィーン西駅は7番線みたいです。
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日曜日でしたがリンツ駅のタバコ屋は2つともオープンしていました。
チケットはタバコ屋で購入しました。
車内で買うよりお得です。
ちなみにウィーン中央駅のタバコ屋もオープンしていました。 -
RJと変わらず乗り心地良いです。
コーヒーも頼めるのがいいですね。
途中、車掌さんが検札に来て目と目が合ったのですが、
見事にスルーされました(笑) -
西駅からトラムに乗り、最寄駅のQuartier Belvedereへ。
公園を突っ切って、ウィーン軍事史博物館に到着しました。
第1日曜日なので無料です。
撮影はたしか2.0ユーロだったと思います。
許可のシールをもらい、見学開始です。
結構、見どころあると思います。
ミュージアムショップ(あったか?)に寄ることも忘れるほど疲れていたため
1階の世界大戦のコーナーは頭が回らずただ眺めているだけという悲しい結果に。
興味をひくものばかりだったのですが...
KHM(美術史美術館)同様、また訪問したい場所です。ウィーン軍事歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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このキャラクターに一目惚れ。
グッズあるのかなぁ? -
マリア・テレジア軍事勲章。
こうやって生で拝見するとゾクゾクします。 -
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サラエボ事件時の軍服
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襲われた車両
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一旦アパートに戻り30分だけ仮眠し、夕方からまた観光です。
まずはフンデルトのゴミ焼却炉を見て(なぜか写真撮らなかった...)
アウガルテン庭園まで散歩します。アウガルテン公園 広場・公園
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ナチス時代の高射砲台。
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ここの公園も気持ちがいいです。
若者がサッカーをしていました。 -
次はヴォティーフ教会へ。
中は見学できませんでしたが、2本の白い尖塔が印象的でした。ヴォティーフ教会 寺院・教会
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教会近くの信号機(赤)
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教会近くの信号機(青)
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近寄ってみると...
ゴシック建築特徴の1つでもある「フライングバットレス」ですね。
今回、肉眼で確認することができ満足です。
さっき仮眠したのに、疲れがピークで
このあとはゆっくりお風呂に入り、早々の21時に就寝しました。
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