2017/04/17 - 2017/04/20
99位(同エリア198件中)
SHU2さん
いつものように少し休みが続くとじっとしてることができなくてつい旅に出てしまいます。今回で台湾はそろそろ40回目に近づいていますが、高雄は3回・台南4回目でまだ行ってない所があるので、それらを中心にぶらり旅をしてきました。1日目は、高雄で左営蓮池潭、駁二藝術特区、高雄85ビル、六合国際観光夜市をまわりました。
2日目は、早起きをして行列ができる朝食店(興隆居)へ。朝食後はフェリ-に乗って旗津半島(旗後砲台・灯台など)を観光し、ホテルに戻り竹田駅へ。旧竹田駅と池上一郎博士文庫を見学後、台南に移動。台南では定番の市内観光とB級グルメの食べ歩きでした。
3日目は、台南の安平や市内観光後、夕方台中へ。そして夜にバスで空港に行き、4日目の朝に、帰国。
あいかわらず、ハ-ドなぶらり旅でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2日目、5:30に起きてホテルから約 5分の所にある高雄で超有名店の「興隆居」 へ。台北の「阜杭豆漿」と同じ様な朝食店で、営業時間は 3:00~11:00です。
さすがにこの時間は並んでいるのが数人で、本来なら「湯包」は左の列に、「焼餅」は右の列に並ぶのですが、特に気にしないで買うことができました。興隆居 地元の料理
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小さな肉まんのような湯包(17元)は、大きな蒸篭の中いっぱいにはいっており、その蒸篭が 12段以上もあるのです。そのうえさらに湯包を作っているところです。
興隆居 地元の料理
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人気の湯包 2個と、クレ-プと薄いパイの中間のような生地に葱入り卵焼きを包んだ「焼餅+葱蛋」(30元)と豆漿(豆乳)を注文。
湯包1個だけは直ぐに食べましたが、豚肉やキャベツの入った肉汁たっぷの湯包は最高でした。これが約60円なので、価格的には台湾一の湯包でしょう。興隆居 地元の料理
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湯包以外にも、焼餅+火腿蛋(ハム入り卵焼き)等の焼餅、豚角煮や甘辛な葉野菜を挟んだ蒸しパン、三明治(サンドイッチ)などいろいろありました。
興隆居 地元の料理
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店内は広いですが、5:50ではさすがに1/3程度しか客はいませんでしたが、テイクアウトの客は行列ができはじめていました。7:00~8:30が最も混んで数十名も並ぶここがあるので、その時間ははずした方がいいようです。
興隆居 地元の料理
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6:30、ホテルの朝食の前に気になっていた地下1階のコインランドリ-へ。
洗濯機と乾燥機が各 2台で、料金が 30元。洗剤は無料でした。長期滞在者・旅行者などは助かりますね。インズホテル ホテル
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朝食は 2階のバ-ラウンジを利用しています。朝食の雰囲気ではありませんが、モダンでなかなか素敵な場所なので女性にはいいのでは。
インズホテル ホテル
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料理はビュッフェスタイルで、料理の味・数は一般的でしたが、サラダが比較的充実していました。このホテルは女性を中心に考えているようです。
トマトは台湾ではフル-ツに分類されているので、スイカなどの果物と一緒に並んでいました。ではトマトジュ-スは果汁かな?インズホテル ホテル
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湯包を1個食べているので、今日は小食です?
お粥は色々な具があり、美味しくいただきました。
チェックアウトは12:00なので、それまでは旗津半島の観光です。インズホテル ホテル
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7:15、台湾名物のバイク軍団です。MRTやLRTができたためか、以前よりはバイクの数はかなり減ってました。
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ホテルから約20分、MRT西子灣駅から約4分で鼓山輪渡站(鼓山ターミナル)に到着。写真正面はバイクの出入り口で、右側に乗客用の入口があります。
料金は値上げして40元でしたが、悠遊カードが使え、少し割引になるようです。鼓山輪渡站 (鼓山フェリーターミナル) 船系
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フェリーは結構小さいです。1階には、バイクに乗った乗客がたくさんいて、2階が客室になります。2階では乗客はエアコン付きのソファ-でくつろぐか、前後のデッキで 景色を眺めることができます。
なおカ-フェリ-でなくバイクフェリ-ですね。鼓山輪渡站 (鼓山フェリーターミナル) 船系
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天気はそこそこでしたが、海から高雄市街や高雄のシンボル「高雄85ビル」の様子を見ることができました。
フェリ-は10分に1本程度で、乗船時間は5分程なので、直ぐに旗津輪渡站に到着。旗津輪渡站 (旗津フェリーターミナル) 船系
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これが、旗津側のフェリーターミナル「旗津輪渡駅」でレンガ造りの外壁が特徴的です。フェリ-から降りると目の前には旗津名物の輪タク(三輪車)がいっぱいあるはずでしたが、平日の8時前のせいか輪タクは2台だけでした。
本来ならすぐ前の、にぎやかな廟前路を通って旗後天后宮方面に行くのですが、市場という文字が見えたので1本横の大關路(駅を背に左側)へ。旗津輪渡站 (旗津フェリーターミナル) 船系
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2分ほどで旗津公有市場を発見。
市場の内部は台北の東門市場の雰囲気で、肉、魚、野菜などがいっぱいあり、地元の人が朝早くから買い物をしていました。 -
市場の周りには野菜や果物の屋台がいっぱいで海鮮料理店もあったので、ここが
「旗后観光市場」と勘違いしました。方向的にはあっていたようですが、旗后観光市場へはここから徒歩約10分で、旗津海岸公園前にあるようです。後で調べましたが、なかなかおもしろそうなので、お薦めで、次回は必ず行きます。 -
徒歩1~2分で廟前路に戻り旗後天后宮へ。
道教の守護神「媽祖」が奉納されているこの廟は、高雄市最初の媽祖廟として1979年に国により古蹟に指定され、色鮮やかに彩られた建物はパワースポットとして地元住民の信仰の対象となっていました。旗津天后宮 寺院・教会
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8:05、旗後天后宮から、砲台・橙塔(灯台)方面の案内板に従うこと数分で2つの分岐点に到着。上でつながっているらしいのでどちら側からでもよかったのですが、旗後灯台は参観時間がわからなかったので左側(砲台側)から旗后山を登りました。
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少し急な坂道を約3分上ると眼下に旗津海水浴場が見えてきます。後でわかったのですが写真左上の林の先に、白い建物が見えますがそれが旗后観光市場でした。
気温は29℃ですが、平日の8:00頃では海水浴場には誰もいませんね。旗後砲台 史跡・遺跡
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さらに1分程上ると旗后砲台が見えてきます。
旗后砲台は、清朝末期(1876年)にイギリス人の建築家の設計で作られ、史跡として管理されています。なんとなく沖縄の城の雰囲気と似ています。旗後砲台 史跡・遺跡
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旗后山の山頂の砲台は、高雄港を守るのが役目でした。軍事基地には赤レンガ建築が数多く残り、これらはすべて伝統的な中華風スタイルで、門の開口部の上には「振震天南」という大きな四文字が掲げられており、壁の上には「囍」という字を表すようにレンガが築かれています。
旗後砲台 史跡・遺跡
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ここは見晴らしがよく、高雄沿岸防衛の重要な拠点であったことが想像されました。
高雄市内や旗津半島の家々がよく見えます。旗後砲台 史跡・遺跡
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旗后砲台には中国式の大砲6基が整備されましたが、現在砲台は撤去されてありません。
市内と反対側の海の景色も素晴らしく、ここからの夕陽や夜の星空は、ロマンチックでしょうね。旗後砲台 史跡・遺跡
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数分で、旗後灯台の裏口に到着(8:35)。心配が大当たりで、開館は9:00~でした。でもなんとかすき間から灯台の一部は見ることができました。
灯台の出口前の小さな広場からは、旗津半島方面の景色はよく見えます。高雄旗後灯台 建造物
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灯台の正面入口に移動。門が開いており、花壇の整備や壁の塗装をしている人がいたので少しだけ入ってもいいかとお願いしたら、日本人ならと許してもらえました。日本人でよかった(笑)。
高雄旗後灯台 建造物
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灯台からの視界は大変良好で、高雄港全体が見渡せるのを確認して戻ってきました。次回は営業時間中に来て、ゆっくりと見学します。
なお高雄の象徴となっている純白の旗後灯台は、1883年に建てられた正方形のレンガ造りの灯台が、日本統治時代の1918年に現在の形の八角形のドーム付きの形になりました。下は白く、屋根は黒い建物で周囲にベランダが設けられています。灯台の高さは 15.2mなので遠くからでも目立ち、台湾海峡と高雄市街をあますことなく見わたせます。高雄旗後灯台 建造物
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灯台の少し下からでも高雄港がよく見え、タンカーなどの大型船がかなり航行していました。正面奥には重厚なレンガ作りの打狗英国領事館文化園区も見えます。
高雄旗後灯台 建造物
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旗津は三方を海に囲まれているため、海産料理を扱う店舗が立ち並び、旗津渡輪站(フェリー乗場)附近や海水浴場前には海鮮レストランや出店でにぎわっています。また山の上からは景色が素晴らしく、5月頃なら海水浴もできると思います。
旗津峡 自然・景勝地
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高雄市街から旗津半島の航路は、高雄港の中を進むため、たまに大型船舶が通るときはしばらくストップすることもあります。その時は滅多にない事なのでラッキ-と思って下さい。
島になった旗津に渡るには、南端にある車が通る地下トンネルを使う方法もありますが、やはりフェリ-の方が楽しいのでは。ただ休日は大変混むようです。旗津峡 自然・景勝地
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フェリ-を降り、MRT西子灣駅までの屋台街を少しブラブラしたのですが、とんでもなく大きい黒いゼリ-を発見。少し大きめなバケツで作っているんですね。よく考えれば当たり前のような気はしますが、実際に見るとすごいですね。
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9:16、MRT西子灣駅で悠遊カードをチャ-ジしようとしましたが駅ではチャ-ジはできませんでした。高雄では公共機関など台北と同じように使用できますが、チャ-ジはコンビニのセブンイレブンのみしかチャ-ジはできないようなので注意して下さい。まあ、10分も歩けばセブンイレブンは見つかりますが。
西子湾駅 駅
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10:40、一旦ホテルに戻り、シャワ-を浴びてチェックアウト。最寄りの駅(市議会)より3分ほど多く歩きますが、昼間の六合国際観光夜市を見たくて美麗島駅まで歩きました。昼間はただの普通の道路でした。
六合夜市 市場
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高雄の中心地は2008年1月以来で、その時はMRTはまだ工事中であったのでMRTは今回が初めてです。昔は高雄駅から六合国際観光夜市まで歩いたものですが、MRTができて便利になっていました。
また、4500枚のステンドグラスで構成された光のドームがある美麗島駅は「世界でもっとも美しい地下鉄駅ランキング」で2位のようです。1位は、 シャン・デ・マルス駅(カナダ・モントリオール)でした。
台湾の地下鉄は綺麗ですが、乗り換えが大変です(距離がある)。美麗島駅 駅
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11:05、MRT高雄車駅から台鉄高雄駅へ。11:30発の区間列車に乗り竹田駅に向かいます。竹田駅は区間列車しか止まらないため、約1時間に1本の割合です。
高雄駅 駅
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ホ-ムは全く日本と同じ感じで、便当店まであります。数年後には新幹線も高雄駅まで来るようで、そうなるとますます便利になりますね。
高雄駅 駅
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車内も綺麗で、雰囲気も日本と同じです。
高雄と屏東の県境にある大きな鉄橋を渡ろうとした時に、右側に平行して古い路線があり、そこを歩いて渡る人を見かけました。鉄橋は途中でとぎれており、古い線路はそのまま残されています。日本に帰って調べたら、下淡水渓鉄橋(高屏旧鉄橋)で日本人が作った橋で、かくれた観光スポットになっているようです。
また台中には100年以上前に作られたレンガ製のアーチ橋「龍騰断橋」などが残っており、まだまだ魅力ある場所がありました。 -
約50分で、目的地の竹田駅に到着。現在は高架橋駅になりましたが、駅下には日本時代からわずかに残る木造駅舎(旧竹田駅)が綺麗に残されていました。
竹田駅は日本統治時代の1919年に開業した台湾鉄道の駅で、木造の駅舎はその歴史あるたたずまいから、古跡としても認定され、現在は有名な観光地になっています。竹田駅園 広場・公園
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裏側(プラットホム側)にも日本の雰囲気があり、木造駅舎の中は昔のままでした。輸出用農産物の運搬に重要な役割を果たしていた駅は、旧竹田驛をそのまま残し。「竹田駅園」として公園となりました。
公園内の駅舎等は、美しくよく手入れもされており、携わる人々の想いが伝わってきました。竹田駅園 広場・公園
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今回は残念ながら駅舎内は、池上一郎博士文庫を除き4/8~4/22は休館でした。でも一応窓から内部は見ることはできました。
旧竹田駅は、駅の左側はショップになっており、休館でなければ土産なども買うことができます。竹田駅園 広場・公園
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竹田駅園内には旧宿を利用したような「駅之園」(カフェ・レストラン)があり、休館でなければ食事などはできます。
さらに公園内には、井戸があったり、風呂小屋も保存されていました。
竹田駅は廃駅の危機がありましたが、近隣の住民たちの署名運動のおかげで、政府も大切さがわかり、公園としての再建にこぎつけたようです。竹田駅園 広場・公園
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旧竹田駅から数十m離れた所には「池上一郎博士文庫」があります。開館は8:30-11:30、14:00-16:30 で現在は12:40のため閉まっていました。
池上一郎博士文庫 史跡・遺跡
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駅前を少し散歩しましたが、のんびりした田舎町でした。旧竹田駅を見学に来る人は少ないと思っていましたが、平日にもかかわらず1時間に10名程見学に来ていました。
4月なのに30℃を超えているので、駅前の古い建物をリノベ-ションした素敵なカフェ(大和)でゆっくり休憩。 -
駅周辺でク-ラ-が効いて休める所はここだけかな。コ-ヒ-が100元と台湾では少し高いような気がしましたが、店員さんは親切で、コ-ヒ-も美味しかったです。
昼食は公園のベンチで、興隆居で買った「湯包」と「焼餅+葱蛋」を食べましたが、美味しかったのですがやはりできたてと比べると今一つでした。 -
14:00ですが「池上一郎博士文庫」は閉まったままです。14:38発の電車に乗って台南に行かなければならないのであせりました。
「池上一郎博士文庫」は、かつて倉庫だった場所を、日本統治時代の軍医池上一郎氏を記念して図書室に改造されています。ここはまたの名を「アジア最南端の日本語図書館」とも言われ、地元の人々にも親しまれています。池上一郎博士文庫 史跡・遺跡
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池上博士は東京都出身で、昭和18年軍医として竹田に赴任。医療物資が不足しているにも関わらず、軍関係者だけでなく現地の住民もわけ隔てなく治療をする姿に、人々は信頼を寄せ、慕われていたようです。池上一郎氏は、終戦後には台湾からの留学生を支援したり、日本語の書籍を寄贈され、それをもとに図書館が設立されました。
池上一郎博士文庫 史跡・遺跡
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アジア最南端の日本語書籍の図書館は、現在は、日本語学習者や戦前の日本統治時代に日本語教育を受けた「日本語世代」が集う場となっています。
池上一郎博士文庫 史跡・遺跡
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台湾好きには是非知ってほしいですね。八田興一さん、杉浦茂峰さん、森川清治郎さんなどは、台湾で慕われている日本人で知られていますが、ここ竹田でも慕われている日本人がいたことを。
池上一郎博士文庫 史跡・遺跡
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池上文庫は14:20に開きました。
日本語が堪能のお姉様から文庫の話を聞いた後、私が理事長の劉さんとは、15年前に台北での友人の結婚式でお会いしたと言ったら直ぐに劉さんに電話をして下さいました。残念ながら今回は時間が無く、電話だけになりましたが、次回はゆっく時間をとって色々お話を聞きたいと思っています。
海外で、日本を愛して下さる人がいることは本当にうれしいですね。池上一郎博士文庫 史跡・遺跡
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14:38、台南に向けて出発。日本と同じで、列車はほぼ定刻です。
高雄到着は15:20で、高雄を15:22発で台南は16:29です。 -
高雄で自強号(特急+38元)に乗り換えれば(15:38発で)16:14着となり15分早く着くのですが、ゆっくり座れているのでそのまま区間車で台南へ。
日本の電車と全く同じ感じで、違うのはスマホでゲ-ムをしている人が少ないことだけです。 -
予定通り台南に到着。台北、台中、高雄と街は大きく変わりつつありますが、台南だけは駅を初めあまり変わってはいませんでした。台湾の京都は開発は難しいのかな。
台南駅 駅
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今日の宿泊は台南駅前の Tei Dao Hotelです。駅からロ-タリ-をはさんで反対側で、赤い看板のホテルなので直ぐにわかりました。
駅を背に右回りが早くて便利です。ティェ ダオ ホテル (鐵道大飯店) ホテル
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フロントは、対応は少し雑ですが明るく可愛く親切でした。日本語は宿泊に関することが少しわかる程度で、ほとんど通じません。宿泊料は、1泊約2400円(朝食無し)でかなり安かったです。
ただ翌日のチェックアウト後の荷物のことですが、荷物は問題なく預かってもらえましたが預かり券などは無かったので若干不安でした。まあフロントの中に保管していたので大丈夫でしたが。ティェ ダオ ホテル (鐵道大飯店) ホテル
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1階がフロントとロビ-になります。レストランがないので、ロビ-の横にあるコンビニでお弁当やパンを買って朝食が食べれます。またATMもロビーの端にあり、チェックイン時にもらえるカフェ券が使えるカフェスタンドもコンビニの横にあり便利でした。
ティェ ダオ ホテル (鐵道大飯店) ホテル
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宿泊は、たぶん2階と3階と14階になります。私は14階の窓がある部屋で、昔はスイ-トル-ムらしき部屋でした。
部屋は、30年以上前の4星程度のホテルの感じでかなり古いですが、一応綺麗になっていました。
備品は一般的なものは全部そろっていましたが、冷蔵庫の扉がはずれそうでした。
昔の台湾のホテルは、外国人用の部屋は無修正の○○○が見れましたが、ここは昔の台湾のホテルのままでした。ティェ ダオ ホテル (鐵道大飯店) ホテル
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さらに、浴室がすごく広くて、サウナ(使用不可)と広いバスタブもありました。こんな広い浴室で何をするのですかね。
14階の、アーチ状の廊下奥の部屋はいいですよ?ティェ ダオ ホテル (鐵道大飯店) ホテル
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部屋からは台南駅がよく見えます。
各社のバスタ-ミナルは、台南駅から2~3分で、写真の左側になります。ホテルからも1~2分です。
ホテルの前からは、市内各所に行くバス停があるので交通の便に関しては最高です。ティェ ダオ ホテル (鐵道大飯店) ホテル
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宿泊者が毎日もらえる金券です。ホテルのすぐ横にあるコンビニ(セブンイレブン)で使用できる金券(60元2枚)と、コンビニの横にあるカフェスタンドで使用できる金券(30元2枚)です。一人で泊まっても、二人分がもらえました。一人で宿泊すると180元(約700円)の割引の計算になり、一泊約1700円で泊まることになります(安い)。
ティェ ダオ ホテル (鐵道大飯店) ホテル
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台南観光のスタ-トは台南駅から約4分で、4年半前は若者でいっぱいであった屋台街(村)からです。さすがに平日の午後5時では人は少なかったですが、休日は目の前に新光三越があるせいか人は多いようです。なおここは、ちょっとした軽食には最適です。そう言えば、台南にはなかったユニクロも新光三越内に出店していました。
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さらに道を2分程歩くと「合成帆布行」が見えてきました。日本人や東南アジア人に人気のお店で、店内にある布バッグを皆さんチェックしていました。基本は卸のようですが、オリジナルバックも販売しています。日本語も通じるので買い物はしやすいですが、GiGiはあまり興味はありません。
合成帆布行 専門店
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また3分程歩くと、1665年に創建された台湾最古の「孔子廟」があります。緑におおわれた孔子廟の前は、約15の建造物があり、市民の憩いの場になっていました。
孔子廟 (台南) 寺院・教会
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孔子廟への入り口の門では、「全臺首學」と書かれた額が飾られていて、台湾における学問の発祥の地であることを示しています。
また学生たちが勉強をした「明倫堂」の正面には、儒教にある倫理と、学業に励んで徳を学ぶ大切さが書かれています。
さらに左右の壁には、忠(忠誠)、孝(孝行)、節(節操)、義(義理)と書かれていて、我々日本人も学ばなければならないことですね。
年寄りを大切にしましょう?孔子廟 (台南) 寺院・教会
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17:55、孔子廟から約4分の「友誠蝦仁肉圓」で1回目の夕食です。あまりガイドブックなどには載っていませんが昔からの名店です。
友誠蝦仁肉圓 地元の料理
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お店は肉圓がメインで、魚のつみれスープ(魚丸湯)や椎茸と豚肉のス-プ(香?愀肉?)等がお薦めです。肉園は 3個で50元で他も同じ様な価格で安くて美味しいのですが、メニュ-の種類は少なく日本語は通じませんでした。ただ店員の皆さんは親切で優しかったです。
友誠蝦仁肉圓 地元の料理
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ここの肉圓は、お米とサツマイモの粉を混ぜた生地に、貴重な火燒蝦などの具材をいれて油で揚げないで蒸籠で蒸すだけなのでサッパリしています。
プリプリのエビに、ニンニクが隠し味のタレにからめて食べます。
プリプリつるんの皮とプリプリの美味しいエビがいいですね。
友誠蝦仁肉圓 地元の料理
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また約 4分で「莉莉水果店」へ。
莉莉水果店は1947年の創業の老舗で、もともとは果物店でしたが、その新鮮な果物を使って、フルーツデザートの店をオープンしました。莉莉水果店 スイーツ
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通路がお店になっており、フル-ツかき氷を食べている横を人が通っていきます。さすが台湾ですね。
莉莉水果店 スイーツ
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台南の友人が美味しいマンゴ-を持ってきてくれたので、マンゴ-以外のものを注文してくれました。たぶん人気の「蜜豆かき氷(蜜豆冰)60元」と思います。それ以外に人気なのは、総合水果(小)50元とマンゴー(芒果/夏季限定)のようでした。
100種類以上のメニュ-があるため、メニュ-にお薦めの☆印(熱門商品)が書いてあり、日本語のメニューもあったようです。でも台湾人と一緒であったので日本語のメニュ-は持ってきてくれませんでした。莉莉水果店 スイーツ
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前回来た時は廃墟状態であった旧林デパ-ト(昭和 8年開業)は、2014年に再オ-プンしましたが、店内には昔の面影を見ることができるそうです(私は昔は知りません)。台南ではあまり高い建物はないので、屋上からの景色はなかなかいいそうです。
林百貨店 建造物
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台南に来たら必ず行く「度小月」へ。相変わらず行列ができていましたが、ここは回転が速いため 7分で入ることができました。
度小月擔仔麵 (台南老店) 地元の料理
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店前からは「担仔麺」を作っているところが見ることができ楽しく時間をつぶせます。ただショックだったのが、大大大好きな鹹蜆仔(しじみの醤油漬け)がメニュ-にありませんでした。しかたなく「担仔麺」と「野生烏魚子」を食べましたが、あまりのショックで写真を撮ることができませんでした。
度小月擔仔麵 (台南老店) 地元の料理
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参考までに、台北の度小月(忠孝店)の担仔麺と鹹蜆仔の写真です。それ以外に青菜炒め、冷筍(タケノコサラダ:夏季限定)も最高です。
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度小月の隣には「永盛帆布行」があり、中国と東南アイアの観光客でいっぱいでした。友人の話では中国人がしつこく値切っていたようです。
ここは「合成帆布行」から比べると、バッグのデザインパターンは多くはないようですが、料金が明確で比較的安く、丁寧な仕上げで丈夫な商品のようです。気に入ったものがあればお得かな。永盛帆布行 専門店
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祀典武廟は 17世紀半ばの創建で、台湾でもっとも古く、昔のままの形で保存されている古廟です。ここで祭られている関羽は、三国志の英雄で武将として有名ですが、理財に長け、簿記法を発明したことから「商業の神様」として信仰を集めています。なお、大門にある敷居はひときわ高くなっていますが、昔は女性の参拝を禁止していたため、女性が入りにくいように設計されていたそうです。
祀典武廟 寺院・教会
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祀典武廟の特長のひとつは、京都の町屋のように間口が狭く細長い敷地に建っていることです。三川門から入り、奥行き約55mに、順に拝殿、主殿、後殿が並んでいて、後殿まで行くと、左手に別の建物があります。そこには観音廳、太歳殿、月老殿などが建っており、完全なる迷路です。
日本の統治時代に道路を広げるため移築を計画しましたが、地元の反対で残ったとの話もあります。祀典武廟 寺院・教会
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月老殿には月下老人がいるそうですが、その月下老人は台湾で有名な恋愛の神様で、女性には大人気のようです。また隣にある大天后宮にも月下老人はいるようなので、台南に来たら皆さんここに参拝に来てください。
ここには神様がいっぱいるのでどれが月下老人がわからなかったので、私はあちらこちらの神様を、一生懸命拝んできました。もっと若い時に来たかったですね。(写真は月下老人ではありません)祀典武廟 寺院・教会
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本当は花園夜市に行きたかったのですが、木・土・日曜のみ開催される夜市なので今日(火曜)はやっていません。しかたなく「赤嵌楼」付近のカフェでひと休み。
ホテルに戻り、ホテルから数分のところにある台南のバスタ-ミナルで、翌日の台中駅から桃園国際空港行きのバスチッケットを購入。台南のバスタ-ミナルでは24時間チッケットの予約ができ、台中は始発駅になるため座席指定も可能でした。
赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡
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21:50、次にまた数分で台鉄台南駅に移動し、翌日の台南から台中への台鉄(自強号:普悠瑪号)を予約。普悠瑪号は日本車輌製自動振り子列車で、早くて乗り心地がいいので切符は取りにくいです。今回は、日本から予約をしようしたら満席でしたが、幸運にも駅で切符は買うことができました。
「高雄・台南・台中ぶらい旅.3.台南・台中 編」へ台南駅 駅
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この旅行記へのコメント (1)
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- wakupaku2さん 2017/06/07 17:49:52
- 高雄って奥が深いですね・・
- こんにちは。
私は台湾行が迫り、しっかり旅行記読んでいます。詳細な説明がとてもよくわかります。いつもながら、一日でいっぱい回られてますね。私も頑張ります。
第2芸術特区、よさそうですね・・バナナも食べたい・・
微熱山丘って、青山で買えるから台湾ではスルーしてましたが、お値段考えると、超お得ですね。空港で買えたらいいな、と思います。
興隆居、朝早く行って、ホテルには朝食がついてたんですね!!
教えて頂いた台中は現地ツアーでなく、自分で行ける所だけと、太陽餅店巡りにしようと思います。
あ、パリは危険ではありませんが、くすんだ感じでした。2月と5月で実感です。
スペインがよっぽど綺麗でおしゃれで面白いかったです。
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