２００７年　台湾南部の旅　７　三地門への道

2007/11/19 - 2007/11/23

　４日目、１１月２２日木曜日。
　今日は屏東県にある三地門というところに行きます。
　ここには原住民文化園区というテーマパークがあり、原住民族の文化に触れることができるんだそうです。
　その後、同じく三地門地区にあるパイワン族の集落で伝統工芸品のトンボ玉のアクセサリーを買う予定です。

　写真は文化園区ゲート。

エリア 屏東(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　ホテルからバス停に行く途中で行列の出来ているお店を発見。そこで油條サンド（パイ状のパンに揚げパンが挟んであるという炭水化物だけのサンドイッチ）を買って、電車の中で食べました。

　ご覧のような車両なので車内食は無理だと思っていましたが、現地の通勤客が普通に朝食を持ち込んで食べていました。もちろんまだ混雑する前のガラガラの車内だからできることですが。

　先頭車両に行ってみたら運転席が見えました。ご覧の通りドアが開いていますので中に入ろうと思えば入れます。（もちろん入りませんでしたよ。）ところどころがユルいですね、台鉄。

　７：２５分高雄発、７：５１屏東に到着しました。

　昨日は美濃に行くために乗った屏東客運。今日は三地門行きに乗りました。車両はこんなかんじ。

　今回屏東客運に3回乗りましたが、そのうち２回検札がありました。バスで検札があったのは屏東客運だけだった記憶。途中の大きなバス停で車掌さんのような人が乗り込んできて切符をチェックするんです。運転手さんを信用してないのでしょうか？
　今時はＩＣカードが多いのでバスで検札に出会うこともないんでしょうね。

　８時のバスに乗って、約４０分で三地門内埔農工というバス停に到着。終点の「三地門」で下車予定だったのですが、なぜかここで降ろされてしまいました。

　写真はバス停の名前になっている内埔農工学校。三地門郷水門村というところにあります。

　三地門にはいくつかバス停があります。これは「水門村」と書いてあるバス停なのですが、農工前で私が降車したあと、そのバスはここで向きを変えて屏東に向かって戻って行きました。路線図では終点が「三地門」となっていますが実際はこの水門村が終点だと思われます。
　それにしてもなぜここではなく農工前で降ろされたのか？経由による違いなのか運転手さんの独断なのかわかりませんが、同じ路線でも降車場所はその時々変わるみたいですね。やっぱり地方のバスは謎が多い！

　町の場合降車場の近くにはだいたいセブンイレブンがあるので路頭に迷うことはないのですが、さすがにここはコンビニどころか人っ子ひとりいない路上。右も左もわからなかったので、バスの運転手さんに「文化園区はどっちですか」と聞いてから降りました。

　運転手さんに言われた方向に歩いて行くとすぐこんな看板を発見。
　これに従って歩いて行けばいいんだな。

　分岐点ごとに案内板があるので道に迷うことはなさそう。
　水門村にも手工芸品を売っている雑貨店などがありますが、朝なのでまだ開いていませんでした。

　帰りのバスはこの集落を通り抜ける経由路線でしたが、このあたりで乗り降りする客がけっこういました。割と大きな集落のようです。

　水門村のペット君たち。
　右の豚さんはペットじゃないかもしれませんが…。犬がケージに入れられているのはなぜでしょう。お座敷犬なのかな。

　バス停から文化園区へはずっと上り坂。距離もけっこうあります。
　タイトル写真の門あたりでようやく半分くらい。そこからも車の通る広い道を１キロ以上は歩かなければいけません。

　道のはじっこをとぼとぼ歩いていたら、原付に乗った２０歳くらいのきれいなお姉さんに「後ろに乗って」と声をかけられました。こんなことは初めてなので戸惑いましたが、こんなところで誘拐されることもないだろうとありがたく乗せていただきました。
　昨日もバン條店の娘さんのバイクに乗せてもらったし、これからはヘルメット持参で旅行しないといけないかな（笑。

　お姉さんの原付で文化園区のチケット売り場に到着です。
　まだ朝の９時前。開園はしていますが他にお客は見当たりません。