2017/04/17 - 2017/04/20
1552位(同エリア2598件中)
SHU2さん
今回で40回目に近づいている台湾の旅も最終日になりました。1日目は、高雄で左営蓮池潭、駁二藝術特区、高雄85ビル、六合国際観光夜市をまわりました。2日目は、興隆居、旗津半島、竹田駅と池上一郎博士文庫を見学後台南番の市内観光でした
3日目は、台南の文化観光地として近年開発が進んでいる安平の観光や定番観光地(延平郡王祠、赤嵌楼、神農老街)、マイナ-の大南門、西門浅草青春新天地の周辺、新光三越を見学し、普悠瑪号に乗って台中へ。台中ではお薦めの忠孝夜市で食事をし、大魯閣新時代購物中心で買い物後、バスで桃園国際空港へ。24:05発のタイガ-航空で、朝4:00に帰国。
あいかわらず、ハ-ドなぶらり旅でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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台湾3日目です。
7:40、ホテルの横のセブンイレブンでおにぎりと飲み物を買い、直ぐ目の前のバス停(北站)から 2路バスで約30分をかけて「安平」へ。
88路バスが「安平」へ行くには1番いいらしいですが始発が9:00以降で1時間に1~2本のため乗車できません。朝から安平に行く人は前もって時間を調べておいた方が良いですよ。なお台南の友人の話では、台南駅から安平までならタクシ-は200元前後のようです。エコノミ-クラスとしては、コストパフォーマンスが非常に高いホテルです by SHU2さんティエ ダオ ホテル ホテル
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途中に日本統治時代に建てられた、台湾で唯一の国立文学館の「国立台湾文学館」などがありました。台南の有名所を色々通るのでバスは楽しいですよ。
国立台湾文学館 博物館・美術館・ギャラリー
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8:22に「安平古堡」バス停に到着。安平古堡へは少し先の四つ角を右に行くと直ぐに安平古堡の出口があります。正面入口についたときは8:28で、開園時間(8:30)より早く着きました。それなのに奥には、なぜか数名の観光客らしいおばちゃんがいました?
安平古堡 史跡・遺跡
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安平の代表的な観光地の「安平古堡」です。1623年にオランダ人が安平に簡素なレンガの城を築いた後、1624年にゼーランジャ城(台湾城)を新たに建設しました。当時はこの城は、オランダ人による台湾全島の統治と対外貿易の総拠点でした。
1662年、鄭成功はオランダ人を駆逐しましたが清王朝へ編入後は、政治の中心は台南市内(赤?斬地区)へと移り、、城壁が傾き崩れても修復されませんでした。そして、日本統治時代は、オランダ時代の建築物は一旦すべて破壊されました。
その後「安平古堡」と改名し、現在の安平古堡古蹟記念館や、展望台が観光用に建てられました。オランダ時代の遺跡は、半円堡の残がいと、城壁だったレンガ壁が残るのみです。安平古堡 史跡・遺跡
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階段を上がった一番上には「安平古堡文物陳列館」があり、これは1930年に日本によって税関宿舎として作られたものを改築したものです。展示室には、ゼーランジャ城の模型や、沿革年表などが展示されています。
また隣には、記念品販売コーナーがあり、安平古堡の模型や安平古堡に関係する各種グッズが販売されていました。安平古堡 史跡・遺跡
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赤い屋根のタワー型展望台は高さは約 7mで、安平古堡のランドマークです。周辺には高い建物がないので展望台からは、360度台南市(安平の街)を見渡すことができます。
安平古堡 史跡・遺跡
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古堡の入口の前方左側に10m程のレンガの壁があります。そのレンガ(三合土レンガ)は、はもち米、砂糖水、牡蠣殻灰などから作られているそうです。
ゼーランジャ城の様子は、この城壁を中心に古壁史跡公園として現在整備中です。安平古堡 史跡・遺跡
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安平古堡の外城には、数多くの砲台が備えてありました。なんとなくマカオのモンテの砦に似ていますね。
ただこの大砲は元々はここにあったものでなく、観賞用みたいです。安平古堡 史跡・遺跡
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安平古堡の入口の左前には1979年に開館した「熱蘭遮城博物館」があります。館内には清代の豪華な衣服をはじめ、民具や家具、装飾品、王城の物語と城の模型などが展示されていました。中は涼しかったので休憩には最高でした。
熱蘭遮城博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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安平古堡から約1分で、17世紀に建てられた、海の守護神である媽祖を祀る絢爛豪華な媽祖廟(安平開台天后宮)があります。
なお、媽祖は航海・漁業の守護神として中国の沿海部を中心に信仰を集めている女神です。安平開台天后宮 寺院・教会
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台湾各地に建てられている媽祖廟で最も歴史が古く、鄭成功が大陸から持ち込んだ媽祖像を祀っています。
お供え物は天后宮内や広場のテントにも沢山置かれていていました。安平開台天后宮 寺院・教会
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平日にもかかわらず多くの地元の人々がお参りをしていました。台湾の人は信仰心が厚いですね。
お参りしているそばでは地元のテレビ局が撮影をしていました。何の行事を撮影しているかはわかりませんでしたが、とりあえず写真を撮りました。安平開台天后宮 寺院・教会
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9:10、天后宮から約 2分のところにある「周氏肉粽」へ。朝食を食べたかったのですが開いている店が少なく、6:00から営業しているここにしました。
1872年に開店している台南の「再発号」よりは新しいですが、ここも50年以上も営業をしているようです。 -
肉粽は 1個40元で、味が濃くてモチモチしていて、一般的にはちまきは甘いのが多いのですがこのお店は甘味は少なかったです。そこそこ美味しかったです。
なお肉粽は、味の染み込んだ椎茸や甘い栗、塩漬けの卵黄、豚肉の赤身などを少し長粒のもち米で包み込んで茹でたものです。お店により具材や具材の煮込みと、付けるタレにより味は違います。
日本の粽と違うので、台湾に来たら肉粽も一度食べてみてください、美味しいですよ。 -
1~2分で台南運河(安平港)です。遊歩道なども整備されており、なかなか雰囲気はいいのですがあまり水際は見ないように。
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9:30、安平路に戻り、有名な「周氏蝦捲」を発見。ここが「総店」と思いましたが、「総店」はここより1.2km離れていました。
ここ「老店」は、安平観光の中心地にあるため便利ですが、席数が少なく、週末になると確実に席が空いてないそうです。周氏蝦捲 (老店) 地元の料理
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ガイドブックに書いてあった周氏蝦捲は「総店」で、営業時間は10:00~22:00でしたが、「老店」の営業時間は 8:30~19:30でした。
店内はファストフード店のようなカウンターで、朝早い時間ではテイクアウトの客が多かったです。周氏蝦捲 (老店) 地元の料理
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揚げたては皮がサックサクで、どこを噛んでもプリプリ感の蝦が感じられます。以前はここで捕れた火燒蝦(アカエビ)を使用していましたが、現在はタイ産を使用しているそうです。付け合わせは甘酢生姜で、1皿60元(5元値上げ)でした。
周氏蝦捲 (老店) 地元の料理
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「周氏蝦捲」の向には、安平名物の一つであるエビせんべいの専門店(銘峰鮮蝦餅)があります。エビせんべい以外にもイカスミや黒胡椒味等もあり、お土産にいいですよ。
銘峰鮮蝦餅 専門店
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安平路から平生路(写真)に移動。この2つの道路に囲まれたところ(写真左側)が安平老街になり、風情ある老街でぶらぶら歩きにいいでしょう。さらにその先で安平古堡に近いところが延平老街になります。
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ただ昔ながらの台湾の風情を楽しみたいのなら、周氏蝦捲(老店)の裏側の付近の方が楽しめました。同じ港町の台湾中部の鹿港と雰囲気が似ていて、沖縄にも似ていました。
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数分の移動で、また周氏肉粽付近の交差点へ。その交差点には、約20年程前にカキの巻き揚げ(蚵捲)を台南で初めて売り出した「陳家蚵捲」があります。
陳家蚵捲 シーフード
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店内はファストフード店と同じで、まず注文と会計をして、番号が呼ばれたら(電光掲示板で表示)、料理を取りに行きます。1階はそんなに広くはありませんが2階にも席はあります。なお注文は、注文票に数を記入する方法なので簡単ですが、全て中国語で書いてあるため料理の中国語がわからないと大変です。
陳家蚵捲 シーフード
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写真右が、片栗粉の衣でさくっと揚げてある「エビ捲き(蝦捲)」で、ここも美味しかったのですが周氏蝦捲で食べているのでやはり感動は少なかったです。安平ではエビがよく採れたため、味は別として多くの店で食べることができます。一方左側が「牡蠣巻き(蚵捲)」で、とれたてで新鮮な牡蠣のためか、小ぶりですがその分歯ごたえがよくぷりぷりして美味しかったです。料金はそれぞれ 55元でした。
名前からわかるようにここは牡蠣の専門店なので、腹に余裕のある方は他にも?斧?旙仔(焼きカキ)や?旙仔煎(カキ入りオムレツ)も味わってきてください。陳家蚵捲 シーフード
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食べ終わり店を出たら、店の隣では大勢の人が小ぶりの牡蠣をむいていて、ここは産地に近いと実感しました。
調べてみると、台湾中南部の彰化、雲林、嘉義、台南にかけての西海岸沿いは、「牡蠣ロード」と呼ばれ、嘉義県東石、彰化県王功、雲林県台西は台湾の牡蠣の三大名産地のようです。また、安平も牡蠣の養殖場に近く、日本と比べれば小ぶりですが牡蠣がたくさんとれるようです。
日本の大ぶりのジューシーな牡蠣にはかないませんが、日本に比べれば格段に安いので小ぶりのジューシーな牡蠣でもいいのなら大満足ですよ。陳家蚵捲 シーフード
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歩いて数分の延平老街は、「開台第一街(台湾で最初の街)」と言われており、歴史的痕跡を見ることができます。名物は、外見はパンのようで割ってみると空洞の「?栖餅」やフルーツの蜜漬け(蜜餞)らしいのですが、現在10:20でお店はやっと開店し始めたところでした。
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台湾の蜜餞屋の元祖の「永泰興蜜餞」は見つけたのですが「本日休店」と赤い紙が貼ってありました。今日は休みでないので、時間が早かったのかのかな。
台南人のお薦めは、?・絲芒果と水蜜桃乾と甘甜梅のようです。林永泰興蜜餞行 専門店
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安平樹屋・徳記洋行、億載金城なども観光しても、安平の観光時間は4時間程度でいいと思います。ただ今回は、11:30までにホテルに戻りチェックアウトするため観光は終了し、最後に約50年の歴史を誇る豆花の老舗「同記安平豆花・2店」へ(本店ではありません)。
お店は、内用區(イートイン)と外帯區(テイクアウト)で、注文&会計場所が分かれています。同記安平豆花 (安平2店) スイーツ
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厳選された有機大豆で作られた豆花は、きめ細やかで香り豊かで、とろけるような食感です。メニューは、豆花・雪花冰(牛乳と練乳を混ぜた氷)・粉圓冰(タピオカ氷)の3種があります。
豆花は、白豆花・竹炭黒豆花・ミルク入り豆花の3種類から選び、それぞれトッピングを1種類を選びます。同記安平豆花 (安平2店) スイーツ
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トッピングは、
・白豆花(30元)は、原味(オリジナル)、紅豆、緑豆、珍珠(タピオカ)、檸檬
・竹炭黒豆花(30元)は、原味、紅豆、緑豆、珍珠、檸檬
・ミルク入り豆花(35元)は、原味、紅豆、緑豆、珍珠
で夏期は、レモンテイストの豆花もありますが、醤油入りはありません。
日本語は通じませんが、日本語表記もあり、指さし注文で大丈夫です。
台北で豆花は色々食べましたが、ここの豆花は最高でした。同記安平豆花 (安平2店) スイーツ
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同記安平豆花付近のバス停からバスで台南駅に戻ろうとしたのですが、あと10分でバスが来るという掲示を25分以上待っている人がいたためバスはあてにならないと判断。タクシ-で帰ろうとしたところ、2路線のバスが来たので2路線は止まらない停留所でしたが手をあげてバスを止め台南駅まで戻ってきました。
11:30にホテルに戻り、荷物をあずけチェックアウト。エコノミ-クラスとしては、コストパフォーマンスが非常に高いホテルです by SHU2さんティエ ダオ ホテル ホテル
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台南市内観光の2日目です。まずは昨日時間切れで閉まって見れなかった「延平郡王祠」へ。
延平郡王祠は、台湾の民族的英雄「鄭成功」を祀った廟です。
その鄭成功は、福建省出身の父と日本人の母との間に生れ、オランダに占拠されていた台湾を開放した英雄です。
安平でも鄭成功に関するものはいろいろ見ましたが、鄭成功は台湾では英雄なのですね。延平郡王祠 寺院・教会
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この廟の主・鄭成功は、1662年に亡くなりましたが、彼を慕う人々によってここは創建されました。
なお鄭成功を題材にした近松の浄瑠璃に「国姓爺合戦」があります。また、台南の成功大学や成功路など成功が付く名前は、鄭成功の名前が由来と思われます。延平郡王祠 寺院・教会
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延平郡王祠から数分で大南門へ。
1736年に完成した大南門は、城門が特徴的で、外敵の侵入を防ぐため外門と内門の二重構造のうえ、外門と内門はわざと一直線に配置しない構造でした。その大南門は、日本統治時代に城門や城壁の多くは無くなり、現在の大南門(門と城壁の一部と大砲)は、1977年に復元されたものです。大南門 史跡・遺跡
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大南門から約 5分で新光三越百貨台南新天地へ。
新光集団(台湾)と三越の提携・共同出資により設立されたデパ-トで、2017年現在、台湾全土において13店舗,22館を展開している台湾を代表する百貨店チェーンです。
品揃えの充実度は台南でトップクラスで、高級ブランドを含め、ファッションフロア・化粧品が中心となっています。それ以外にも大型のスーパー、フードコート、室内遊園地等も併設されていて、日本人が休息できる最高の場所です。新光三越 (台南西門) 百貨店・デパート
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地下には大きなフードコートがあり、露店や食堂で食べるのはハードルが高いという方にはピッタリで、店内は綺麗で、台南料理はもちろん、一風堂やしゃぶしゃぶ屋さんもあります。その他日系であれば、ユニクロ、無印良品、東急ハンズ等とCOCO壱番屋、丸亀製麺、Mr.ドーナツなど馴染み深いお店がいっぱいありました。まるでここは日本です。
新光三越 (台南西門) 百貨店・デパート
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台北では比較的見かけたガチャガチャも台南でも見かけるようになりました。模造品かと思いましたが、日本製で台湾仕様になっていて、料金も60元、100元などとなっていました。そのうちに世界中でガチャガチャが見れるかな。台湾ではガチャガチャでなく名前は幸運小子(LUCKY BOY)でした。
新光三越 (台南西門) 百貨店・デパート
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三越から約8分で、西門市場に到着。西門市場は、日本統治時代からあり別名は大菜市(大市場)と呼ばれ、台湾南部最大の卸市場として賑わっていました。15年前に初めて来たときはそれなりに活気があり、唐墨など海産物をお土産にいっぱい買った記憶があります。最近は老朽化が目立ち、廃虚に近い存在になっていました。寂しいですね。
西門市場 市場
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しかし西門市場のはずれの一画に、2007年10月「浅草青春新天地」が建てられました。できた頃はお店も少なく直ぐになくなるのではと心配しましたがそれなりに頑張っています。現在は、日本や韓国の雑貨、服飾品のお店が並び、週末はフリーマーケットで賑わっているようです。なお、青春という名前が付いているので、台南の若者が頑張っているようです。日本人も日本の地名(浅草)がついているので応援しましょう。
日本統治時代は、台湾のあちらこちらに日本の地名をつけていたようで、今でも台湾には板橋、岡山、新橋、池上などなじみの名前がいっぱいあります。西門浅草青春新天地 散歩・街歩き
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さらに「浅草青春新天地」の隣の路地裏には、リノベカフェなどがあると思えば昔ながらの食堂があるという状態で、古さと新しさで台湾の若者が集まっています。写真からわかるように薄暗い建物の中なので西門市場のはずれの一画と思います。
お薦めは福栄小吃店の意麺(細麺)です。意麺とは、卵と強力粉から作った細平手打ちのちぢれ麺を、一度揚げてからゆでて戻したものです(カップ麺ですね)。麺はそれ以外にも、油麺(太めの麺)と米粉(ビーフン)があり、スープ無しの場合は「乾麺」で、スープ入りは「湯麺」になります。ワンタン(?葷飩)を入れることもできます。
スイ-ツでは、台湾のパイナップルが味わえる「凰商號」ですね。福榮小吃店 地元の料理
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浅草青春新天地から約5分で、神農老街へ。途中に海安路装置芸術街があり、その下には地下街があるのですが、工事は途中で中断しています。
老街は台湾各地にありますが、ここは商店街がなく住居用地区になっているので落ち着いた雰囲気になっています。また路地は石畳が復活されレトロの感じが味わえます。 -
狭く落ち着いた路地の突き当たりに派手な大きな廟の薬王廟が目立ちます。
ここ老街は300m程の短い通りですが、夕方になると地域の人が家の前に燈籠を置いてくれるため、ライトアップの時間になると普通の通りが大変貌をします。下町風情を楽しめる昼間もいいですが、夜のライトアップも楽しんで下さいとのこと(台南の友人の談)。雰囲気は最高のようです。薬王廟 寺院・教会
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神農老街から直ぐの所に水仙宮市場を見つけました。ここは長楽市場と永楽市場が隣接しているので、地元ではまとめて「水仙宮市場」と呼んでいるそうです。内部は迷路のようになっているので迷子にならないように。
市場に入って直ぐの所に小さな宮がありましたが気にしないで通り過ぎたところ、それが水仙宮の神様でした。前もってリサ-チして行かないと間違いなく通り過ぎます。まさか市場のなかの小さな宮が!!。
観光客向けではない現地の人のための市場です。何も演出されていない、真の台湾を体感することができます。
ほとんどの店が午前中で終了しますので、行くのなら午前中に。水仙宮市場 市場
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水仙宮市場から約5分の赤嵌楼(紅毛城)は、1653年にオランダ軍により建てられた城塞で政庁でした。しかし、1661年に鄭成功が攻略した後は承天府と改称され政治の中枢になりました。
入口から入ると、赤い色の海神廟に緑色の庭園、青い空に道のレンガ色が映えて、一番キレイに見える場所になります。でも以前の正門は西側にある小さな門なので、自分で確かめてみて下さい。赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡
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1862年に地震で全壊し、入口から正面に見える海神廟(写真に右)とその隣の文昌閣が建てられましたが、日本の統治下では解体修復工事が行われました。台湾の波乱の歴史を生き抜いてきた証のような建物です。
でもさすがに4回目となると感動も薄いですね。赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡
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廟の基礎を上り、赤嵌楼(海神廟)の木製の階段で2階に上ります。この階段は狭くて急で、踏み板が磨り減っているので注意して下さい。
2階に上がればさわやかな風が当たり、眼下には緑色の庭園、目線を少しあげると街が開けて素敵な景色を見ることができます。この場所は何回来てもいいですね。
そろそろ台中に移動する時間です。赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡
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16:38、台南観光を終え台南駅に到着。改札口やホ-ム、そして切符などは日本と同じなので、まるで日本にいるみたいです。
台南駅 駅
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私が乗る列車の前に区間車が来ましたが、車両の横には高雄観光大使を務めている高雄熊のHero が描かれていました。人形にするとくまモンそっくりになりますが描くと違いますね。台湾熊の証である白いVが入っていますが、花模様のパンツが見えませんね。
台南駅 駅
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前日、台中行きの自強号(普悠瑪号)が運良く予約できましたが、普悠瑪号は日本車輌製自動振り子列車で、早くて乗り心地がいいので切符は取りにくいです。台湾に来る前に、日本でネット予約したところ完売でした。
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車内は結構広く、新幹線のひかりのような感じで足元が広いので、これを乗ると高速バスにするか悩みます。ただバスより料金は約1.6倍高いんです。
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17:25台鉄台中駅に予定通り到着。約4ヶ月ぶりですが、駅前には塀ができていていよいよ旧台中駅周辺の再開発が始まるのかな。
とりあえず荷物を、國光客運台中駅バスタ-ミナルのコインロッカ-に預け、少しの時間ですが台中散策です。台鉄台中駅 駅
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旧台中駅からは駅裏になる、復興路三段沿いにある「台中肉員」です。サツマイモ粉で作ったもちもちとした皮と、新鮮な豚肉の餡に秘伝の白タレと醤油ダレは最高です。ただ今回は素通りです。
台中肉員 地元の料理
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旧台中駅(裏口)から約8分で台中市第三市場に到着。日本の約25年前の市場の雰囲気で、肉、野菜、果物、菓子類などのお店が並んでいます。台湾でもなくなりつつある昔ながらの市場です。
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奥に入れば洋服、鞄、下着などのお店が並んでいます。東南アジアでない、日本の昔の市場そのものです。
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ただ違うのが、隋の時代からつづく歴史ある美容法のひとつの挽面(ワァンメン)を、何カ所かでやっていました。
最初に顔に白いクリームのようなものを塗り、糸を巧みに動かし、産毛を取っていきます。少し痛いようですが、つるつるの肌を手に入れることができますよ。やりたかった(ウソ)。 -
旧台中駅(裏口)から約12分で「忠孝夜市」に到着。ここはガイドブックにもほとんど載ってない、食べもの専門のはずれがない屋台の夜市です。
台南の友人は、忠孝潤餅大王(台湾風春巻き)、阿義紅茶冰、蔡家豆花、徐大姉炸香香(鹹酥?胯)、排骨大王、夜夜見來蛋包飯(オムライス)がお薦めのようです忠孝夜市 市場
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しかし1番のお薦めは、夜市のほぼ真ん中で忠孝路と合作街との交差点にある「正老牌麺線糊(煮込みそうめん)」です。
具は?衫魚嘴(イカのくちばし)、?旙仔(カキ)、肉庚(肉)の3種類で、薬味は九層塔という台湾でよく使われるバジルのようなものです。 -
メニュ-と料金は、具が1種類の場合は、?旙仔麺線、肉庚麺線、?衫魚嘴麺線となり各55元です。具が2種類となると?衫魚嘴?旙仔麺線などとなり各65元で、具が3種類となると?衫魚嘴肉庚?旙仔麺線となり75元になります。
注文は店内入口の屋台(写真の真ん中)で注文し、代金を払い好きな場所に座ると1~2分で持ってきてくれます。 -
当然具は、?衫魚嘴(イカのくちばし)、?旙仔(カキ)、肉庚(肉)の3種類入りを注文。
この麺線は、いままで食べた中でトップクラスの美味しさで、価格を考慮すれば間違いなく台湾一の麺線店と思います。75元なのに具はすごいですよ。
なお薬味の九層塔(ジョウツェンタァ)も美味しかったです。
ここは臭豆腐(50元)も美味しいと有名なので、臭豆腐の好きな方にも間違いなくお薦めです。私はどうしてもあの臭いだけは……。店内は広いので臭豆腐の臭いはしないと思いますが、隣で食べられた場合は責任はとれません。 -
友人の話の通り、阿義紅茶冰(紅茶がメインの飲料店)の前には20名以上の行列でした。バスの時間が近づいてきており、次に太魯閣モール(新時代購物中心)の春水堂で珍珠奶茶(タピオカミルクティー)を飲む予定にしていたので、泣く泣く今回はパスしました。
お店は、台中第五市場にもお店がありますが、近々台中第二市場に続き台中第五市場も人気が出てきそうな気がします。忠孝夜市 市場
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阿義紅茶冰の向側には10元寿司の屋台もあり、そこそこ人気で、見かけ上はまともな寿司でした。
17年前に台北に回転寿司ができた時に寿司を食べて以来、台湾で寿司は食べていないので、次回にでも台湾の寿司に挑戦しますか。忠孝夜市 市場
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約12分で「新時代購物中心」に到着しましたが、名前が変わって「太魯閣新時代」となっていました。でも名前が変わっても中身は同じでした。
地下は、大型ス-パ-とフ-ドコ-ト
1階は、ファ-ストフ-ド店など
2階と3階は、衣料品関係と薬・美容関係
4階と5階は、映画館。
6階は、子供関係中心の店
7階は、スポ-ツ用品関係
8階は、家具関係
9階は、スポ-ツジム、免税関係
10階は、ボ-リング場にレストラン
11階は、レストラン です。新時代購物中心 ショッピングセンター
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とりあえず、地下1階と2階のカルフ-ル(大型ス-パ-)へ。ここは24時間営業なので、お土産向きな名産品やバラマキお土産を買うのに重宝しています。内容的には台北のカルフ-ルとほぼ同程度です。
家楽福 (徳安店) スーパー・コンビニ
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地下1階の大きなフ-ドコ-トには、台湾料理、日本料理、回転すし、カレ-、ド-ナツ店などがあります。そのため台湾料理に飽きた人、日本料理を食べたい人、1人で屋台・レストランで食事ができない人には、高くなく不味くないのでお薦めです。
新時代購物中心 ショッピングセンター
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2階には春水堂(タピオカミルクティ-の元祖店の支店)があるのですが、ついお土産を買うのに時間がかかり、今回は、お店と注文方法を見るだけでした。
注文は、入口と各テーブルにメニュー(日本語有り)と注文票があるので、それに記入し、レジで会計をしてテーブルで待つだけです。
濃厚なミルクティーとむちむちのタピオカで、最後にタピオカが底に残りますが、頑張って全て吸いあげて下さい、残すと帰れませんよ。
東京、神奈川、埼玉、兵庫、福岡に支店があることをはじめて知りました。春水堂 (新時代店) カフェ
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19:28、國光客運台中駅バスタ-ミナルに到着。コインロッカ-でコインを持ってなくて大騒ぎ。30元(10元x3)のところ50元(おつり無し)で無事に荷物は取り出せましたが、50元が無かったら大変でした。やはり海外では油断大敵ですね。
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バスタ-ミナルは新しくなったばかりなので綺麗です。
タ-ミナル内にはヤマザキパン(写真左奥)やその横にはファミリ-マ-ト、反対側にはモスバ-バ-と、日本のバスタ-ミナルかと思います。 -
それ以外にも、まいどおおきに食堂(台中站前食堂)や、ドリンクスタンド(鮮茶道)など日本食系のお店が出店しており、さらに5月からは美食街「三猿廣場」の一部店舗もオープンし、お好み焼き店やトンカツ店、お土産店もできたそうです。
台中駅周辺は、一人で食事ができるレストランが少なかったので便利になりますね。 -
桃園国際空港は、22:00以降は営業しているレストラン(食堂)は非常に少なく、23:00以降はほとんど営業はしていません。唯一コンビニが地下で営業しているだけです。そのため、ここで食料を調達し、19:50発の空港行きバスに乗車。3列シ-トバスの1人用を予約していたので、さらに楽でした。
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途中、各地から高速バスで来た人が乗り継ぐ朝馬バスターミナルに立ち寄り、桃園国際空港へ。台中駅から約2時間10分、朝馬駅から約1時間40分で空港第1タ-ミナルに到着。いつもほぼ予定通りです。
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タイガ-航空は7番カウンタ-で少し混んでいましたが10分程でチェックイン。台湾でも機内持ち込み手荷物の重量はかなり厳しくチェックしますが、台湾でも担いでいるバックはノ-チェックでした。
休憩後、出発の1時間15分前にチェックインカウンタ-を通りましたが客はいませんでした。台湾桃園国際空港 (TPE) 空港
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チェックイン後から出国手続きまでは、地下1階のフ-ドコ-トで休憩と夜食です。なおここは23:00~翌日の5:00頃まではフ-ドコ-トは営業してないため、ゆっくり休めます(室温も丁度いいです)。もちろん充電できる所もあります。
台湾桃園国際空港 (TPE) 空港
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朗報です。昨年末までは一部を除きコインだけしか利用できなかった飲み物の自動販売機が、悠遊カード(EASYCARD)で飲み物を買うことができるようになり、わざわざコインを残しておく必要がなくなりました。ただしまだ紙幣では買えません。
台湾桃園国際空港 (TPE) 空港
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タイガ-航空は、出発ゲ-トが1番はずれで、入国審査所からゲ-トまでは15分程かかり、機内に入れるのも他の航空会社より早い(出発の25~30分前)ので、少し早めにゲ-ト前に着いていて下さい。他の航空会社の感覚で行くとゲ-ト前に乗客がいないであせりますよ。
深夜発にもかかわらず乗車率は高かったです。 -
24:05、予定通り出発し予定より10分早く到着(4:00)。入国審査も全く待たず、4:15には愛車マッハ号の前にいました。
電車・モノレ-ルの方は、早く着いてもモノレ-ルの始発が5:00頃で京急は5:20頃なので、早く着いてもあまり関係ありませんね。
日本はいいな~と思いながら、数日後はどこか海外に行ってみたくなる、訳のわからないGiGiです。羽田空港 第3旅客ターミナル 空港
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